魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

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ここまでで三日です

蓮樹が眠って四日目です


第36話

~暮羽side~

 

なのは達と別行動をとってから三日目

 

どうやら、あの後はなのはが一個、フェイトが一個、封印したらしい

 

で、ユーノの話によると、残りは六個らしい

 

「つーことはこれで最後か」

 

俺の目の前には海

 

その中にジュエルシードが六つあるのがホーミングアミュレットで確認できた

 

「……水姫、強制発動、やれるか?」

「結構ギッリギリだね。ジュエルシードが反応するように魔力を色々と調整しなきゃいけないから」

「成功確率は?」

「100%」

「やってくれ」

「ふっふっふ。了解!!」

 

水姫が水の上に立ち、魔力を流し込む

 

そして、一つのジュエルシードが渦を巻きながら浮かび上がる

 

……地上から高速で接近する魔力反応確認

 

「サンダーレイジ!」

 

彼方から来たサンダーレイジは水面に激突、それにより、残り五個も強制発動した

 

「やっぱり本職は速いね!!」

 

水姫はすぐに飛び上がり、俺の横に来る

 

「フェイトか」

「よりにもよってこの二人か!!」

「でも、やるしかない」

 

フェイトもさっきの強制発動でかなりの魔力を使ったみたいだ

 

封印もギリギリって所だろう

 

それを戦闘で使う気か?

 

「だが、その前に!!」

 

俺は後ろに来ていた水の触手を断ち切り、弾幕を展開し、後ろに下がる

 

「こいつらを何とかしないとな」

 

~なのはside~

 

「ジュエルシード六個の強制発動を確認!」

「なんですって!?」

「場所は海鳴市沿岸部です!」

 

ろ、六個!?

 

そんなに一斉に!!?

 

「現地に前回逃げ出した魔導士にその使い魔。桜庭暮羽、桜庭水姫を確認。魔導士はかなり限界のようです」

「そう……」

「リンディさん!わたしたちが出ます!!」

「駄目よ。あの子達が完全に弱りきるまで待ちなさい」

「でも!」

「そうすれば、魔導士の方が持っているジュエルシードも得ることが出来るかもしれま……」

「なのは!行くぞ!!」

 

声のした方を見ると、天我くんが転送ポートに立って手招きしてたの

 

……あ、皆天我くんに意識がいってる

 

この隙に……

 

「ユーノくん」

「もう準備は出来てるよ。なのは」

 

流石ユーノくん。もう転送用の魔法陣を用意していてくれたの

 

「……ん?なのはさん!?」

「ごめんなさい!リンディさん!!」

「転送!!」

 

お仕置きならまた後で受けるの!!

 

~暮羽side~

 

「霊符「夢想封印」!!」

「魔槍「スピア・ザ・ゲイボルグ」!!」

 

あ~!!

 

水だから幾ら撃ってもキリが無い!!!

 

「水姫!!」

「うん!!」

『恋符「ダブルスパーク」!!!』

 

ダブルスパークでも何とかジュエルシードが見える程度……

 

こうなったらユーノには申し訳無いが、あの技で一気にジュエルシードごとやるしか……

 

「ディバインバスター!!!」

 

突如、上空から桜色の砲撃が降ってきて、ジュエルシードの一つに直撃した

 

だが、火力が足りないのか、貫通までは出来なかった

 

「フェイトちゃん!!」

「なのは!?」

 

なのはがフェイトの横に降り立つ

 

「受け取って」

 

なのはがデバイスを通してフェイトに魔力を渡す

 

そんな事も出来たのか

 

「全く、君は何てことをしてくれるんだ」

「流石俺の嫁だぜ」

「何故僕も前線の戦闘に……」

 

と、その後ろにハラオウン、天我、ユーノが来た

 

ってか、ユーノは後方支援タイプだろうに

 

「じゃあ、僕たちはあれの気を引くから、二人で封印を頼む」

「了解!」

 

おい、その作戦は……

 

「って、後ろにも注意しやがれ!!」

「へ?」

 

俺が声をあらげた瞬間、後ろから触手が伸び、天我、ハラオウン、アルフが捕まった

 

「しまっ!!」

 

三人はそのまま連れ去られたかと思うと、水の檻に閉じ込められた

 

ヤバイな……

 

貴重な戦力が……

 

「きゃっ!?」

「あっ!」

 

と思ってたらなのはにフェイトまで捕まった

 

「なのは!!……って、うわっ!!?」

 

しかもユーノまで……

 

「お前ら油断しすぎだろうが!!!!」

「漫画みたい……」

 

俺は後ろから来た触手を斬り、水姫はそれを操って自分の武器(両手剣)にした

 

「ったく……水姫、三つ頼む」

「らじゃ」

 

水姫が反対側まで次元を通じてワープする

 

「はぁ……なのは、フェイト…………」

 

俺は四次元に霊力糸を伸ばす

 

「お前らこれが終わったら一から特訓だ!!!」

 

そして、四次元から俺が作った戦闘用人形、永遠(とわ)天空(そら)を取りだし、四次元にある全てのホーミングアミュレットを取り出す

 

『人形遊びなんかしてる場合か!!!』

 

何かハラオウンが念話を送ってくるが、無視だ

 

「こいつが俺の最大戦力だ。行くぞ!!」

 

永遠と天空の武装は接近戦用に槍と双剣、遠距離用に……

 

「人形奥義「ナロースパーク」!!!」

 

俺が急ピッチで作った超ミニ八卦炉だ

 

威力は魔理沙のミニ八卦炉より少し落ちているが、十分使える

 

「アミュレット、一斉掃射!!!」

 

そして、展開したアミュレットから何万もの弾幕を撃ち出す

 

流石にリミッターありだとキツいか?

 

いや、大丈夫だな

 

「突撃!!!」

 

そのまま永遠と天空と共に後ろから延々と撃たれる弾幕を当たらないようにしながら近づく

 

「ナロースパーク!!」

 

永遠と天空を回転させながらナロースパークを発射させ、ジュエルシードを露出させる

 

よし!このまま封印術を組み込んだこの技で!!

 

「神技「八方鬼縛陣」!!!」

 

圧倒的な霊力がジュエルシードを飲み込み、スペルが終わった頃には、ジュエルシードの封印は完了していた

 

同時に、水姫も封印が終わったらしい

 

「まっ、ざっとこんな物か」

「そだね。人質が居たから少しやりにくかったけども」

 

え?俺の弾幕に巻き込まれてないのかって?

 

そこら辺はちゃんとコントロールしてある

 

さて、永遠と天空を四次元に戻して、ホーミングアミュレットも戻してっと

 

「ジュエルシードかいし……」

「貰った!!」

 

回収しようとした瞬間、横からアルフが高速で飛び出し、ジュエルシードを奪われた

 

だが、

 

「ちょいと、詰めが甘いな」

 

俺の手の中には三つのジュエルシードがあった

 

「くっ……」

 

さて、あとはこれをユーノに渡し……

 

ん?次元に何かが干渉?

 

場所は……フェイトの真上?

 

しかも、魔力……

 

……まさか!!

 

「この!!!」

 

俺は天に手を伸ばし、拳を握り、それを右にそらす

 

その瞬間、上空で雷が発生し、俺に落ちてきた

 

やっぱり次元干渉型の魔法か!!!

 

「二重結界!!!」

『うわぁ!!!!』

 

それを二重結界で防ぐ

 

うおっ!!?かなり威力が高い!!?

 

「マスター……スパーク!!!」

 

自分の結界を破り、マスタースパークを放ち、雷型の魔法を全て打ち消していく

 

「……何だったんだ…………」

「い、一体何が……」

 

ん?

 

フェイト達はもう行ったようだな

 

あと、何かハラオウンの艦にも当たってたみたいだな

 

はぁ……暫くは痕跡を辿ってみるか

 

「ユーノ、パス」

「心臓に悪いよ!!」

 

と、言いながらもキャッチするユーノ

 

「君、さっきの弾幕は……」

「水姫」

「でぇい!!」

 

水姫が海から水をたんまりと持ってきてハラオウンと天我にぶつける

 

「じゃ、また今度な。なのは、ユーノ」

「今日は助かったよ」

「うん、わたしたちだけだとやられてたかも」

「じゃ、今度特訓で」

「え゛……」

「アデュー」

 

いつも通りの次元ワープで一気に帰宅する

 

「さて、奴さんの尻尾でも捕まえますか」

 

よし、頑張りますか

 

あと、永遠と天空の細かい調整もしておくか




いよいよ無印編も終盤です
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