魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

42 / 107
なのはの魔改造の結果である


第38話

~なのはside~

 

「はぁ……はぁ……うぇ……」

「大丈夫かい?なのは」

「だ、大丈夫……」

 

途中でアルフさんと合流してフェイトちゃんが来る予定の場所に着いたの

 

あ、アルフさんに乗っていけばよかったかも……

 

「えっとお水お水……」

 

あ~……物凄く美味しいの

 

「……来たよ」

 

その声を聞いて、後ろを向くとバリアジャケットを羽織ったフェイトちゃんがいたの

 

「レイジングハート、セットアップ」

『All right set up』

 

わたしもバリアジャケットを羽織り、レイジングハートを片手に持ち、シューティングモードにしてフェイトちゃんに構える

 

取り合えず、今のわたしには暮羽くんとの特訓で取得した格闘戦をしたときのための切り札とレイジングハートの新モード(・・・・)、一撃必殺の砲撃がある

 

新モードはレイジングハートに無理言って間に合わせで作ってもらった物だから、改良の余地とかもあるけど、使うことになりそうなら迷わずに使う

 

何か新モードの名前を考えて、ユーノくんに提案してみたら、ユーノくんが結構引いてた気がするけど……かっこいい英単語をポンっと言っただけだから、その単語の意味が分からないの

 

ユーノくんは好きにしたら良いって言ってくれたけど

 

「行くよ、フェイトちゃん」

「うん、なのは……」

「賭けるものは……」

『お互いのジュエルシード、全て!!』

『封時結界!!』

 

ユーノくんとアルフさんが封時結界を張ってくれる

 

これで思う存分に戦える!!

 

「……はい。分かりました。なのは!!全力全開で行っちゃえ!!」

 

ユーノくんはアースラと通信していたのか、一人で返事をしたあと、応援してくれた

 

その言葉を聞くと同時にわたしの足元に魔法陣が浮かび上がる

 

フェイトちゃんも同様だ

 

そして、レイジングハートの先に魔力を溜める

 

「ディバイン……」

「サンダー……」

 

それを掛け声と共に一気に解放する!!

 

「バスター!!」

「スマッシャー!!」

 

わたしとフェイトちゃんの砲撃がぶつかり、相殺し、黒煙が立ち込める

 

それを皮切りに一気に空へと飛ぶ!

 

「ディバインシューター!!」

「フォトンランサー!」

 

フェイトちゃんも同じタイミングで飛んだらしく、シューターを撃つと同時にランサーを撃ってくる

 

わたしは、そのまま上昇をやめてフェイトちゃんに向けて突進する

 

その際、目の前のランサーは全てグレイズする

 

フェイトちゃんも同じことをしながら近づいてくる

 

『Scythe form』

「ハァ!」

「えい!!」

 

ガキン!!とレイジングハートとバルディッシュがぶつかり、火花を散らす

 

そのままつばぜり合いの状態になる

 

「この!!」

 

それを一気に振りきり、つばぜり合いの状態を解除する

 

そして、レイジングハートを振り切ったあとにすぐにレイジングハートを回転させながら持ち変えて、下から上にレイジングハートを振る

 

「くっ!!」

 

だけど、フェイトちゃんはそれをかすらせながら回転してよける

 

「チャンス!!」

 

わたしは振り切ったレイジングハートを回転させてシューティングモードにし、両手で持つ

 

「ッ!!?」

「バスター!!」

 

そのまま溜めをせずにディバインバスターを放つ

 

これなら!!

 

「甘い!!」

 

だけど、それは簡単にグレイズされる

 

うそっ!!?

 

い、一旦離れないと!!

 

「シューター!!」

 

シューターを気休め程度に撃ちながら下がる

 

「アークセイバー!」

 

だけど、シューターはバルディッシュから発射した魔力刃で真っ二つに斬られ、魔力刃がこちらに襲ってくる

 

でも、その攻撃なら!!

 

「簡単によけれる!!」

 

グレイズしながら避けたのだが、フェイトちゃんは不適に微笑む

 

何故?

 

攻撃を避けられたの……ハッ!!?

 

この攻撃!!まさか!!!

 

「セイバーブラスト!!」

「プロテクション!!」

 

やはり、ほぼ零距離で爆発した

 

それを片手で張ったプロテクションで防ぐ

 

その爆煙で周りか全く見えなくなる

 

「しまった!!」

 

急いでそこから上昇し、脱出する

 

だけど、さっきまでいた場所に、フェイトちゃんは居なかった

 

「ど、何処に!?」

「なのは、後ろにも注意しないと」

 

真後ろから声がした

 

まずっ!!

 

間に合わない!!?

 

「ハッ!!」

「きゃあ!!!」

 

そのまま背中を斜めに斬られ、魔力がガリッと削れる

 

「フォトンランサー・マルチシフト!!」

「ヤバッ!!」

 

体制をたてなおせれず吹き飛ばされながら数発はグレイズしたものの、残りの数発が全て当たる

 

そのせいでさらに魔力が削られる

 

……勝てない?

 

いや、まだ!!!

 

「バスター!!」

「その程度!!」

 

苦し紛れに撃ったバスターも簡単にグレイズされ、接近される

 

「これで!!」

 

フェイトちゃんがバルディッシュを振りかぶる

 

「プロテクション!!」

 

その一撃をプロテクションで何とか防ぐ

 

「ブレイク!!」

 

それを爆破させ、フェイトちゃんを何とか吹き飛ばす

 

「はぁ……はぁ……」

「中々強くなったね。なのは」

 

わたしは息が切れてるのに、フェイトちゃんは物凄く余裕そうな表情でこっちを見てくる

 

「そのデバイスとバルディッシュは相性が悪い。こっちはクロスレンジの技があるけど、そっちには無い」

「……もし、あるとしたら?」

「へ?」

 

これは出し惜しみなんてしてられない

 

「レイジングハート、行くよ」

『All right』

「オーガモード!セットアップ!!」

『Ogre mord set up』

「ッ!!?」

 

わたしのバリアジャケットが長袖のロングスカートから半袖のミニスカートに変化する

 

そして、フライヤーフィンは靴の部分から背中に移動し、ピンクの羽となる

 

そして、レイジングハートも指の部分に穴が空いたような手袋になり、左手の部分に赤色の宝石が嵌め込まれている

 

さらに、指と手の甲のつけねの部分には鋼色をしたプロテクターのような装飾が付けられる

 

そして、バリアジャケットを構成していた分の余った魔力はわたしの手に集まり、桜色の光を帯びる

 

これがわたしのクロスレンジ用のモード、オーガモード

 

まだ間に合わせだから、バリアジャケットも袖の部分とかをとっただけ

 

本当は追加装甲とか付けるつもりだったんだけど……

 

でも、これでフェイトちゃんともクロスレンジで互角に戦える筈!!

 

「ぶっつけ本番だけど……」

 

足元に魔法陣を展開、そこに立ち、魔力を足に溜める

 

「やるしかない!!」

『Syundou』

 

そして、魔力を爆発させて一気にフェイトちゃんに接近し、懐に入ったと思う場所でもう一回ブレーキ代わりに魔力を爆発させる

 

「なっ!!?」

「バスター!!」

『divine buster cross range shift』

 

バリアジャケット分の魔力を一気に放出し、零距離でのディバインバスターをする

 

「ぐぅ!!!」

 

まともにくらったフェイトちゃんはそのまま吹き飛んでいく

 

「次で決める!!」

『All right』

 

そして、わたしは魔力を身体中に巡らせ、暮羽くんに教わった肉体強化を限界の限界まで行う

 

これを使うと次の日はすごい筋肉痛で悶える事になるけど!!

 

「夢想……」

「ッ!!?」

 

やるしかない!!!

 

「天生!!!」

『Musoutensei』

 

魔法陣の足場を蹴り、一気に接近する

 

「まずは一撃!!」

「ぐっ!!」

 

それをフェイトちゃんはまともにくらい、吹き飛んでいく

 

「速すぎる!!」

 

そして、また魔法陣の足場を作り、蹴ってフェイトちゃんの後ろまで回り込む

 

その際に、ジグザグな形で空中に魔法陣を何個も作る

 

「二!」

「がっ!!」

 

フェイトちゃんを魔法陣の方向へと吹き飛ばす

 

そして、足元の魔法陣を蹴り、ジグザグに三、四、五、六と吹き飛ばす

 

これがわたしのクロスレンジでの必殺技!!

 

「ライジングメテオ!!!」

『Rising meteor』

「ぐぁぁ!!!」

 

このまま追撃して終わらせる!!

 

「レイジングハート!」

『Shooting mode set up』

 

レイジングハートをもう一回シューティングモードに戻し、バリアジャケットも元に戻す

 

最後にこの一撃を!!

 

「バインド!!」

「しまっ!!!」

 

だけど、フェイトちゃんにバインドをされ、動けなくなってしまった

 

あ、結構ヤバイかも……

 

「捕まえた……」

「このっ!!!」

 

ブレイクを試みるも、焦りでブレイクがうまくいかない

 

「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザ ルエル・ブラウゼル。フォトンランサー・ファランクスシフト!!」

 

何かフェイトちゃんがそれらしい詠唱をすると、フェイトちゃんの背後に沢山のフォトンランサーを撃つためのスフィアが出てくる

 

も、もしかしてあれを全部撃つつもり!!?

 

「これで終わりだよ。撃ち抜け!!ファイアー!!!」

 

~ユーノside~

 

「なのは!!」

「こりゃあ決まったね。あれはフェイトの中で一番の技だよ」

 

目測三十以上のスフィアから四秒ほど、絶え間なくランサーが撃たれる

 

さすがにあんなのくらったらいくら才能の塊のなのはでも……

 

「さて、じゃあジュエルシードを引き取る準備をしないとね」

 

……ん?

 

「いや!まだだ!!!」

 

~なのはside~

 

「バインド!!」

「なっ!!?」

 

あ~……ほんと、ギッリギリで危なかったよ……

 

「それにしても、バインドって撃ったあとは解けちゃうんだね」

「な、何で……」

 

それまでに喰らった攻撃が少なくて助かった

 

ライジングメテオに夢想天生も肉体強化して魔法陣だけ作って殴り飛ばしてるだけだからそこまで魔力の燃費も悪くないんだよね

 

弱点はたまにわたしが酔って攻撃を中断しちゃう事かな?

 

今回も結構酔ったけど、気合いでなんとか出来たし

 

「じゃあ、今度はこっちの番!!!」

 

わたしはフェイトちゃんに向けてレイジングハートを構える

 

「受けてみて!!ディバインバスターのバリエーション!!」

 

今の魔力じゃディバインバスターのフルパワーがやっとって所

 

だったら、周りからかき集めればいい!!!

 

わたしの魔力も、フェイトちゃんの魔力も!!!

 

そして出来た魔力の塊には少しだけ金色の魔力が混ざっている

 

実は、暴走手前だったりするの

 

「そ、それ、わたしの魔力じゃ……」

「これがわたしの全力全開!!!!!」

 

レイジングハートを思いっきり振りかぶり……

 

「スターライトブレイカー!!!!!!」

『Starlight Breaker』

 

一気に振り抜く!!!

 

撃ってからはフェイトちゃんは見えなかったけど、どうやらプロテクションを張ったみたいだけど、スターライトブレイカーはそれでは防ぎきれず、フェイトちゃんに直撃した

 

「はぁ……はぁ……」

『直撃です』

「うん、ありがと」

 

えっとフェイトちゃんは……

 

「あ!!墜落してる!!!」

『現在進行形ですね』

「のんきな事言ってないで早く行くよ!!」

『All right』

 

今も墜落しているフェイトちゃんに向かって飛び、ちょっと海に浸かっちゃったけど、なんとか救出した

 

ちょっとオーバーキルしちゃったかも。テヘッ

 

※ここで作者から少し解説。なのはのフルボッコで、じつはフォトンランサー・ファランクスシフトを撃つのにフェイトは精一杯でした

で、魔力がすっからかんのフェイトになのははスターライトブレイカーの全力をぶちこんだ訳なので、ちょっとどころか、やりすぎって度を越したオーバーキルとなりました

 

何かイラッとくる解説が来た気がするけど、気のせいだと信じたいの

 

作者、後で全力全開のスターライトブレイカーなの

 

えっと、陸地に着地してっと

 

「お疲れ、なのは」

「もうへとへとなの……」

「フェイトも、よく頑張ったね」

「うん……」

 

これでジュエルシードも集まったし、一件落着……かな?

 

『put out』

 

バルディッシュがジュエルシードを、排出してくれる

 

これでジュエルシードは全部揃った

 

「レイジングハート、しゅうの……」

『危ない!!』

 

いきなりユーノくんがわたしをジュエルシードから遠ざける

 

アルフさんもフェイトちゃんをジュエルシードから遠ざけている

 

へ?

 

そしたら、目の前にジュエルシードを巻き込みながら紫色の雷が落ちてきたの

 

も、もしユーノくんが遠ざけてくれなかったら直撃……

 

「って、ジュエルシードが無い!!?」

 

あ!!本当だ!!!

 

~暮羽side~

 

「さて、二人とも、おはよう」

「おはよ~」

「おはようございます」

 

さて、突撃する当日だ

 

って事で

 

「少しアースラ内の様子をハッキングして確認するぞ」

「……バレませんか?」

「俺の情報を操作する程度の能力は本来、こういうことに使うんだ。何時ものは応用だよ」

 

で、ちょちょいとハックして完了っと

 

どれどれ?

 

「うん?どうやら時の庭園に武装隊が突っ込んだようだな」

「人がゴミのようだ!!」

 

うん、水姫にラピ○タを見せたのは間違いだった

 

断言しよう

 

「って、フェイトは確保済みかい」

「あぁ、久し振りに見る教え子が確保された状態なんて……」

 

泣くな、リニス

 

俺もなのはに夢想天生とか教えたの駄目だったなと思ってるんだから

 

だって、あんな才能の塊、固定砲台にしておくなんて勿体ないだろう!!!

 

「お、何か武装隊が囲んでるな」

「プレシア……やはり……」

 

ほう、名前はプレシアというのか

 

「って、武装隊逃げて!!」

「は?何で?」

「プレシアは条件付きですが、魔導士ランクSSです!そんじょそこらの魔導士じゃ……」

 

あ、武装隊が吹き飛ばされた

 

うぉっ、あんな武装隊とは格が違う

 

「まぁ、あの程度ならなんとかなるな」

「……正気ですか?」

「あんなのよりも諏訪子や神奈子の方が万倍強い」

「……化け物ですか?その二人は」

「神様だ」

「もう驚きません」

 

ん?何か移動した?

 

それで……プレシアの先にあるのは……何だ?ガラス張りの箱?

 

いや、ポットか

 

「あ、あれは!!」

 

中に誰か入っている?

 

ち、ちょっと待て……あれは……

 

「フェイト!!?」

「フェイトが二人?」

 

……いや、あのフェイトは少し小さい?

 

「ア、アリシア……」

「アリシア?」

「し、しまった!」

 

アリシアって誰だ?

 

「リニス、話してくれ」

「……はい、分かりました。ですが、私も少しかじった程度なので参考程度ですが……」

「構わん」

「本名、アリシア・テスタロッサ。正真正銘のプレシアの子です」

「ち、ちょっと待て。正真正銘?じゃあ、フェイトは……」

「彼女はアリシアのクローンとして産まれました。死んだアリシアの代わりとして……」

 

……特殊な産まれかたってのはクローン技術により誕生したからなのか……

 

「すみません、これ以上は……」

「それだけで十分だ。あとはあっちの音を拾うか」

 

えっと、こうしてああして……ポンっとな

 

『私は貴女の事が大っ嫌いだったのよ!!』

 

……最初からクライマックスかよ…………

 

「プレシア……!」

『だからとっとと私の前から消えてそこの使い魔と自分勝手に生きてなさい!!もう私に関わらないで!!!』

 

…………もしや

 

「リニス、プレシアは不治の病とか装ってないよな?」

「え……は、はい」

 

……もしかしたら、こいつは…………

 

くくく、そうかそうか

 

ってか、アースラスタッフは馬鹿ばっかりか

 

何でこんな分かりやすい事に気が付かねぇんだよ

 

カルチャーショックの影響か?

 

「水姫、お前も……」

「もちろん。そこまで⑨じゃないよ」

「よし、じゃあ行くぞ」

「へ?」

『あの馬鹿な二児の母親さんに!!!』




流石に見てる方も分かるでしょうけど……プレシアは○○○です

それではまた次回
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。