これからもなのはのオーガモードは活躍する予定です
A.C.S代わりとか……
~暮羽side~
「で、いきなり呼び出して、さらにユーノに結界まで張ってもらって、どうしたんだ?」
「うん、ちょっと一本、稽古をつけてもらいたくて」
「僕もフェイトとプレシアさんにアリシアの裁判が一段落付いたから、見学ってところ」
「だったら事前に言えよ……」
「にゃはは」
明日は休日。またはやてに呼び出されたが、遅れるとだけ言っておいた
たしかに、休日なら、体力の回復は出来るな
「で、またディバインバスターとマスタースパークで勝負か?」
「ううん。格闘戦だよ」
「言ってるだろ?レイジングハートでの近距離戦は遠距離戦が出来ないときだけにしろって」
レイジングハートには近距離戦なんて出来ないしな
なんか、蓮樹の話だと、A.C.Sとやらがあるらしいが、それはまだ先の話だ
だから、今は遠距離戦を中心とした戦いをなのはには叩き込みたいんだが
「とにかく!行くよ!!」
『set up』
「はぁ、分かった。相手してやるよ」
こっちも近距離戦を中心にして戦ってやるか
「ディバインバスター!!」
「マスタースパーク!!」
なのはのディバインバスターに合わせてマスタースパークを撃つ
マスタースパークはディバインバスターを一気に飲み込み、なのはに襲い掛かる
「……瞬動」
『Syundou』
は?
「何時までも固定砲台って訳じゃないの!」
なのはが、いきなり瞬動を使い、俺の懐に入ってきた
バリアジャケットも、半袖のミニスカになり、肘と膝にプロテクター、レイジングハートもグローブのような物の、手の甲にあたる部分についている
それに、所々に、装甲のような物もついている
足に付いていたフライヤーフィンも、背中に移動し、天使の羽のようになっている
「ディバインバスター!!」
『divine buster cross range shift』
「チッ!」
零距離のディバインバスターを下がりながら、グレイズさせて避ける
「今!!」
それを待っていたと言わんばかりに、一気に接近してくる
「ハッ!」
「くっ!」
なのはの突きを、手をクロスさせて防御するが、威力を殺しきれず、後ろに吹き飛ぶ
ん?上の方に何個かの魔法陣?
ははぁ、なるほど
「これがわたしの必殺技!」
後ろに瞬動で移動してくる
「ライジング……」
「自分の技をまともにくらうと思ったか!!」
なのはの蹴りを、手で掴み、そのまま上へと投げ飛ばす
「オラッ!!」
そのままなのはの魔法陣を足場にして、上へ上へと飛ばしていく
「ライジングメテオ!!」
「ぐぅ!!」
そのまま終わると思うなよ!!!
「へ?」
瞬動でなのはに追い付き、そのまま手を掴み、前へと投げ飛ばす
「インフェルノ!!!」
またそれに追い付き、踵落としでなのはを地面に叩き落とす
「まっ、こんな所か」
「まだまだ!!」
ん?バインド?
「こんなもの」
「一瞬でもあれば十分!!」
破壊しようとした所で、なのはが後ろに瞬動で移動してくる
「えい!!」
「ぐっ!」
なのはの蹴りをまともに喰らう
時間をかけすぎたか
「追撃なの!!」
そのまま前に瞬動で移動してくる
なるほど、持ち前の大量の魔力を使った瞬動の連発か
よくそこまで制御出来るものだ
「これで!!」
「馬鹿みたいな突きが通ると思うな!!」
なのはの腕を掴み、そのまま関節を極め、後ろに回り込み、もう片方の手も後ろに回し、極める
「いたっ!」
なのはの両手を片手で持ち、もう片方の手を首に回し、そのまま絞める
「あぐっ!」
「このまま絞め落とす」
徐々に力を入れていく
「ぐ……ぅ…………」
『brake』
「ッ!!?」
なのはのフライヤーフィンがいきなり爆発する
それにともない、俺も後ろへと下がる
「げほっ!」
『Mr.暮羽。私とマスターは二人で一人です。私が何もしないでマスターが絞め落とされるのを見ていると?』
「すっかりレイジングハートを忘れてたぜ。あやうく落とされる所だった」
落とされるってのは無いが、レイジングハートがあんなことをしてくるとはおもわなかった
「ありがと、レイジングハート」
『それよりも、まずはMr.暮羽を倒しましょう』
「そうだね!」
「やれやれ、随分となめられた物だな」
なのはが構える
俺はあくまでも、構えない
が、その代わりに全神経を研ぎ澄ます
そして、数秒が過ぎる
『Syundou』
何処だ!!
前か!?後ろか!?
「上なの!」
『divine buster cross range shift』
「開け!十一次元!!」
なのはの零距離ディバインバスターを十一次元に吸い込ませ、なのはの真横から出す
「これなら!」
だが、ディバインバスターは、なのはの前で止まり、さらに、なのはからの魔力で巨大なスフィアになる
いや、まさか……
「収束!!?」
「これがわたしの……わたしたちの全力全開!!!」
これは避けるのは失礼だろう
ならば!!
「受けきる!!」
「スターライトブレイカー!!」
『star right braker』
「境符「四重結界-lunatic-」!!!」
俺の全力の四重結界となのはのスターライトブレイカーがぶつかりあう
そして、それは爆発し、周りに黒煙が立ち込める
「はぁ……はぁ……やった!?」
「初めに言っておく。ありがとな」
「うそ……」
『冗談ですよね?』
なのはの上に瞬動で移動する
なのはが絶望した顔でこっちを見てくる
「お前のお陰で、俺のとっておきは完成しそうだ」
俺の上には、俺の霊力と、周りに散らばる霊力を最大まで収束させた一つの巨大なスフィアがある
大きさは、スターライトブレイカーのスフィアの倍以上
「俺のラストワード、受けてみな」
「プ、プロテクション!!」
『protection』
さぁ、いままでは撃つ程度の能力でしか撃てなかったが、これが俺の未完成ながらのラストワード
「ラストワード。究極「トワイライトスパーク」」
俺の指を鳴らす音と共に、トワイライトスパークがなのはを襲う
まだコントロールが甘く、収束してる間も霊力が散らばって、最大火力で撃てない
神力を混ぜると暴発してしまいそう
そして、威力もまだまだ低い。未完成で究極とも呼べない代物
だが、なのはをプロテクションごしに気絶させるには十分すぎる威力
「悪いな。ラーニングさせてもらったぜ」
なのはが落ちていくが、下でユーノが待機しているから、ユーノになのはを任せる
「よっと」
ユーノがなのはをキャッチする
「ナイスキャッチ。ユーノ」
「あれは収束魔法?」
「まぁ、なのはのスターライトブレイカーを元にした俺の技だ。あのときのファイナルマスタースパークの何倍かの威力だ」
これで未完成だ
これをあんなに簡単に撃ってみせる魅魔様は、技術や術式……まぁ、霊力、魔力関連の事なら俺を凌駕するだろう
それくらい、トワイライトスパークの制御は難しい
「だけど、そんなものを撃ったら霊力ってやつも……」
「まだまだ余裕はある。今は霊力を魔力に変換する術式も開発中だ」
「何で?そんなの、必要ないんじゃ?」
「管理局に目をつけられたら色々と厄介だからな」
「確かにね。魔力を使わない収束魔法。管理局は喉から手が出るほど欲しいだろうね」
管理局は万年人手不足だと聞くから、陰陽術という技術は管理局の人手不足を解消出来るかもしれないからな
だが、色々と面倒なので教えない
あと、ユーノもまぁまぁ霊力を持っているのも秘密
「あんなのが使えると、僕も戦闘とか出来るんだろうな~」
「だったら教えるぞ?」
「へ?」
「いや、教えるって」
「へ?でも、前は教えないって」
「まぁ、前はまだ完全に信用出来なかったが、今は完全に信用出来るからな。ハラオウンは別だが」
「でも、時間かかりそうだし」
「管理局に教えないって条件が呑めるなら、俺の技術を全て教えるが」
「魔法で十分だよ」
「実はな?幽霊ってそこら辺にいるんだぞ?」
これ、事実
墓場は勿論、町中にも普通にいる
霊感が鋭いやつがギリギリ気付くか気付かないかってレベルだが
「そ、それで?」
「例えば、悪霊に好きな女性が憑かれたとしよう」
「う、うん」
「で、ユーノが格好よくそれを除霊したら?」
「是非教えてほしい」
「男だな。ユーノよ」
「まぁ、幽霊が見える生活とかも面白そうだしね」
楽しいぜ?
特に、真夏の日に幽霊を捕まえて家の中に滞在させれば、いつも涼しくてエアコン要らずだし
まぁ、その反面、映画などで見えないはずの物が見えたりとかするが(笑)
「じゃあ、お札とかは俺が提供しよう。アミュレットも二つ位やるよ」
「アミュレット?それに、お札って?」
「まぁ、アミュレットはお前たちで言うデバイス。お札は霊などを滅する時や、何かを封印するとき等に使える便利アイテムだ」
「そうなんだ」
「まぁ、弾幕を撃てるかは、才能による」
「やっぱり?」
「俺も、一人だけ霊力の使い方を教えてるやつがいるが、そいつは弾幕は全く駄目だ」
「じゃあ、僕は?」
「教えてからじゃないと分からんな。ほい、お札とアミュレット」
「うわっ!?」
ホーミングアミュレットは弾幕が撃てないと使えないが、お札は俺が持つなかで最強の物を千枚程
これは霊力を込めて投げるだけで弾幕に出来る
霊力限定だが
「じゃあ、簡単に説明するぞ」
「う、うん」
「まず、自分の中にある……そうだな。聖なる力を感じろ。魔力とは別の、第二の力を」
「………………」
「感じたか?それを意識しながら、それを手のひらに持ってくるんだ」
「…………」
「そして、形をイメージしろ」
「…………うわっ!?」
ユーノの手のひらに、拳程の大きさの霊力の弾が出来た
色は黄緑色
ふむ、かなり安定しているな
「で、あとは魔法と同じだろう。撃ってみろ」
「ハッ!!」
ユーノの霊力弾が木に当たる
火力はまぁまぁか
「これを一瞬で出来るようにすると、こうなる」
一瞬で霊力弾を作り出す
「で、慣れてくると、こうなる」
霊力弾を頭上でぐるんぐるんと回す
「な、なるほど……」
「で、もっと慣れるとこうなる。ナイトバード」
弾幕を木にぶつける
「こればかりは慣れだな。あと、アミュレットは霊力を流し込めば、自分の思う通りに動き、弾幕を撃ってくれる。お札は霊力を流し込んで投げれば効果を発揮する。そして、さらに慣れれば」
お札を操り、剣のようにする
「このように、剣にもなる。これも慣れるしかない」
「じゃあ、砲撃とかは?」
「込める霊力を多くし、その通りのイメージをするって事か。あと、暫く特訓したら、相手の霊力の量が分かるようになる。これも慣れるしかない」
「へぇ~」
「じゃあ、たまに見てやるから、基本的には自主錬だ」
「うん。分かったよ」
「もしかしたら、レアスキルが開花する可能性もあるぞ」
「へ?」
「じゃ、また今度な」
そのまま十一次元に入り、一気に帰宅する
さて、ユーノはどんな~程度の能力を取得するのか、楽しみだ
魔改造は鉄板です
って事で、リリカルな世界の住人が霊力を使えるようになりました
トワイライトスパークはこれから、暮羽の切り札となります。&白い魔王のトラウマ
それではまた次回