~暮羽side~
『お陰様で裁判も無罪で済みそうよ』
「それは良かった。俺も嘘を付いた甲斐があったぜ」
「フェイトちゃんも無罪だよね?」
『勿論よ。黒幕の私が無罪だったんだもの。フェイトが有罪だったら裁判官にサンダーレイジO.D.Jをぶちこんでた所よ?』
「俺も加勢したな。より正確な場所に撃ち込めるように」
「邪魔物のスナイプは僕がやってたね」
『あら、気が合うわね。私達』
「まぁ、俺は……うん、あれだし」
「僕は管理局はそんなに好きじゃないし」
はい、俺と蓮樹はプレシアと通信している
蓮樹はまだ電動車椅子に乗ってるが
で、プレシアとフェイトはどうにか無罪になりそうだ
もし、有罪だったらトワイライトスパークをミッドチルダとやらで乱射してたところだ
威力SSSオーバー(蓮樹とプレシア、ユーノの暫定)を乱射だから、本部壊滅位は楽勝だと思うぞ?
まぁ、あれだ。人に向けて撃ってはいけない部類に入る技だ
『フェイトとアリシアがかわいくてかわいくて……三人目でも作っちゃおうかしら』
「クローン作るのは控えろよ?」
「止めろとは言わないんだね……」
「だって、プレシアは十人位作っても全員愛でそうだし」
プレシアは完全に親バカだ
バカ親でも……あ、バカではないか。科学者だし
一回ユーノが隠し撮りした写真を見たが、フェイトを抱いて頬擦りしてる写真や娘☆命と書かれたエプロンを着て料理してる姿etc……
アルフも完全にプレシアに心を許したみたいで、テスタロッサ一家は元気にしてるとの事
リニスも、プレシアに娘同様愛でられてるとか
あ、アルフもな?
まぁ、通信してる今も娘☆命と書かれたエプロンを着けてるのだが
ってか、よく見つけたな
『あと、貴方の次元を司る程度の能力のお陰で裁判が終わったらすぐにそっちへ向かえそうよ』
あと、プレシアには、俺の次元を司る程度の能力と現人神であることは言ってある
信用出来るからな。今のプレシアは
なんせ、フェイトの母親だし
「研究したいときは言ってくれ。手を貸してやるよ」
「まぁ、次元に関しては暮羽が一番詳しいだろうね」
『司る……支配するって意味だから、何でも出来るって訳でもあるし、全てを理解していると』
「ちなみに、漫画やアニメの世界にも行けるぞ?」
『へ?』
プレシアと蓮樹の声が綺麗にハモる
あれ?言ってなかったか?
「いや、つまりは二次元の世界に飛ばすってだけなんだが」
『なるほど……今のミッドの技術を応用すれば、二次元への移動も……』
「その時は……頼むよ?」
「へいへい」
こいつ、二次元に行く気満々じゃねぇか
この世界もお前からしたら二次元だろうに
『じゃあ、四次元ポケ○トとかも?』
「出来るぞ?ポケットの中を四次元と繋げるだけだ。あとは、テレポート用の十一次元とか、入ったら最後、消滅しか待っていない零次元。俺が使ってるのはこれくらいだな」
「転移の反応が無かったのは十一次元を使ったから?」
「そうだ。あと、四次元の中には俺の私物がたっぷりだ。あとは、古代の大和の神、八坂神の御柱とか、祟り神の頂点、ミシャクジ様を統べる洩矢神の鉄の輪等々、神器が大量だ。鉄の輪と御柱に至っては、天我のエクスカリバーだってポキッと折れるだろうな」
「そんなのがたっぷり?」
「まぁ、たっぷりだな」
『研究してみたいわね……隅々まで』
「いるか?」
『くれるの?』
「御柱に至っては大量にあるからな。鉄の輪は残り少ないが」
諏訪大戦の時に面白いほど降ってきたからな
鉄の輪は諏訪子の最終兵器だから、そんなに使われなかったが、二つ位ならある
当時は鉄なんて発見されてすらいなかったから、かなりの希少な金属だったが、今は普通に使われてるが
「じゃあ、裁判が終わったら渡すよ。お祝いとしてな」
『楽しみにしてるわ。もう研究者としての血が騒いでるもの』
「で、一つ頼みがあるんだが」
「へぇ、珍しい」
『何でもいいわよ?只でさえ馬鹿デカイ借りがあるのだから』
「じゃあ、簡潔に言うが、デバイスの作り方を教えてほしい」
「ひょ?」
『デバイス?貴方には要らないと思うのだけれど』
「いや、流石にこれから管理局の奴等とあった時はデバイスがあった方が楽だろうし、なにより俺専用にカスタムもしてみようと思っている」
「霊力版ってこと?」
「これが出来れば、アリシア専用のデバイスだって作れることになる」
アリシアは言っちゃ悪いが、魔力は俺よりちょっと多い位だ
だからと言って、霊力を使うとなると、管理局に目を付けられる。デバイスを使わないで弾幕を撃つんだからな
だが、デバイスがあれば、騙し通せる確率も上がる
「ホーミングアミュレットを元に、デバイスにプログラムを組み込めば、何とかなるかもしれないからな」
「なるほど。ホーミングアミュレットは弾幕を撃つための補助道具見たいなやつだからね」
『それとデバイスを合体……難しいわよ?』
「大丈夫だ。その為の能力がある」
「情報操作か。確かに、あれはデスクワークとかが本命って感じだしね」
情報操作を現実でも使えるのは、この世の物質等を情報に置き換えてるだけで、本来はパソコンの操作等に使える能力だ
つまりは、これを応用したら、デバイスが作れるかもしれないって事だ
『面白いわね。良いわ。教えようじゃない』
「ありがとよ。出来たら、アリシアのデバイスも製作しようと思う」
『あら、アリシアのも作ってくれるの?』
「アリシアのはそっちの物に限り無く近付けた物にする。あと、出来たら霊力を魔力に変換する術式を組み込んで、限り無く魔法に近い物を撃ったり出来るようにしよう」
『じゃあ、デバイスの作り方は何かに印刷か、本にしてスクライアの少年から渡すようにするわ』
「助かる」
「暮羽に関しては手遅れだと思うけど?水姫ちゃんもだけど」
「は?」
『そりゃあ、執務官の目の前でレアスキルをバンバン使ったんだもの。それなりの反動はあるわよ?』
「それに、管理局への報告も好きにしろって言ってたし」
『そうすると、歩くレアスキルかロストロギアに認定されて』
「管理局が強制的に引き入れる。反逆したら逮捕するとか言われて次元犯罪者に」
『何て事も考えられるわ?』
…………うわっ、かなりヤバイ状況?
「ってか、何で教えてくれなかったんだよ」
「僕は立つことすら出来ない」
『無理矢理にでも止めれば吐血。アリシアは死んだまま』
「あぁ、分かった。俺の自業自得だ」
『イエス』
畜生、さっきからこいつら息ピッタリだな……
蓮樹、車椅子期間を増やしてやろうか?
無償でやってやるよ
なに、痛みは一瞬だ。三歩必殺なら
「今度こそ死ぬから止めて。あのときも赤髪できょぬーの鎌持った人が緑色の髪の毛をした幼女に説教されてる光景が見えたからね?周りに赤い花と綺麗な川があって何故か手に六文銭があったからね?」
なんだ、死にかけてたのか
こまっちゃんとえーき様も見えてたのか
「そのあと、金髪の綺麗なお姉さんに強制送還させられたんだよ?目が一杯の空間にぶちこまれて」
紫、いらぬ仕事を押し付けてすまなかった
「蓮樹、そのお姉さんは千歳のBB……」
<式神「藍&橙」
ぐはっ!!?
「な、なんか飛んでき……」
「ごめんなさい!」
「ぐふっ!!?」
も、もう一発……だと?
「なんか尻尾が一杯生えた人と猫耳の幼女が回転しながら突っ込んできた」
『な、何を言ってるのか(ry』
分かった。八雲家の式神の皆さんが突っ込んできたんだ
回転しながら
あのやろう、スキマで見てやがるな
「八雲紫ッ!貴様、見ているなッ!?」
…………………………
いや、隠れても無駄だって。妖力で分かるから
「誰も居ないじゃん」
「いや、俺には分かる。居る。スキマに隠れてる」
「スキマ?」
「もういい。後で無理矢理スキマを抉じ開けてトワイライトスパークをぶちこむから」
<ビクッ!!?
ほら、居る
まぁ、今は無視しておこう
『じゃあ、私はそろそろお暇するわ』
「あぁ。またな」
「フェイトちゃんによろしく」
『えぇ。じゃあ、また連絡するわ』
そういって、連絡は終わった
「さて、俺達も解散するか」
「そうだね。じゃあ、また今度」
「そろそろ傷も治せよ~」
では、また次回、お会いしましょう