魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

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もう50話です


第50話

~シグナムside~

 

「はぁ……はぁ……撒いたか?」

「何とかな……」

「シャマル、ページは何処まで埋まった?」

「あの子、凄いわ。二十ページは埋まったもの」

 

そうか……

 

思った以上にページは埋まったな

 

「だけど……」

「桜庭の事だな」

「我等三人を相手にあれだけの余裕……我の障壁もあんなに簡単に破られる程の一撃……」

「あたしらもかなり手加減されてるような感じだったしな」

「シュツルムファルケンにギガントシュラークを片手で受け止められる……そして、あの砲撃……」

 

さらに弾を弾く謎の空間、あり得ないほどの弾幕……

 

そして、剣術に関しても、かなりの手練れ……

 

「……あいつ、魔導士じゃねぇよな」

「えぇ。魔力もせいぜいFランク……あったとしてもEランクよ」

「だが、あの弾幕に砲撃は……」

 

あんな無茶苦茶な砲撃に弾幕を繰り出せるのなら、魔力ランクはSS

無いと無理だ

 

一体どうやったら勝てる……

 

「ちくしょう……あいつが出てこなければ、あそこに居た奴等、全員から蒐集が出来たのに……」

 

例え、シャマルが戦闘に加わっても勝てるかすら分からない……

 

「恐らく、桜庭はこれからも私たちの前に立ちはだかるだろう」

「そうすると、蒐集が間に合わないかも……」

「だとしても、我等は蒐集をするしかない」

「えぇ、はやてちゃんのために」

 

~暮羽side~

 

<ピンポーン

 

zzzzz……

 

<ピッピピピッピーピッピンポーン

 

zzzzz……

 

<ィェァァァァァァァ

 

zzz

 

<ィェァァァァァァァィェァァァァァァァィェァァァァァァァィェァァァァァァァ

 

るっせぇ!!!

 

何で呼び出し音が途中からィェァァァァァァァになってんだよ!!

 

あと、二番目は笑点だったよな!!?

 

誰だよ!!こんな朝早くに!!!

 

<ィェァァァァァァァィェァァァァァァァィェァァァァァァァィェァァァァァァァ

 

しつけぇ!!!

 

「誰だ!!安眠妨害……」

「えっと……ごめんね?」

「昨日振りです」

「やっほ~」

「どうだった?呼び出し音の改造」

「あら、おはよう」

「お帰りください」

『ちょっ!!?』

 

開けていたドアを閉め……

 

「ま、待って!!」

「止めるな。フェイトよ」

 

フェイトがドアを閉めるのを阻止してくる

 

「少しだけお話させて!!」

「O☆HA☆NA☆SHIはお断りで」

「発音が違うよ!!?」

「今日は挨拶に来ただけよ?」

 

プレシアが挨拶に来ただけと言う

 

挨拶?

 

「えぇ。ここの近くに引っ越したのよ。家族皆でね」

「ほう」

「で、その挨拶って訳ですよ」

 

別に挨拶なんていらないのに

 

「あと、アリシアとフェイトも聖祥大附属小学校に入学するから」

「……ゑ?母さん、わたし、初耳」

「そりゃあ、フェイトには言ってないもん」

「あぁ、頭に?を沢山浮かべるフェイもも可愛い……」

 

駄目だ、この親

 

早くなんとかしないと

 

「もうプレシアのあれは病気のレベルですよ」

「まぁ、虐待するのよりはマシさ」

 

もう親バカの域を越えてる気がする

 

「あと、リンディ達も引っ越してきたわよ」

「クロノ達もか?」

 

フェイトを抱き締め、頬擦りしながら俺に言う

 

初対面で感じたカリスマは一体何処にすっ飛んでいったんだ?

 

「そういえば、水姫は何処ですか?」

「寝てるよ。あいつ、休みの日は自力で起きるまで寝てるから」

「そういえば、そうでしたね」

 

何かフェイトが全てを諦めたような顔してプレシアに捕まってる

 

その横でにやにやしてるアリシア

 

「最近お母さんが可愛い」

「楽しそうだな。三十……」

「何か言った?」

「イエナニモ」

 

三十路って言おうとしたら霊力で作った刀をいつの間にか突き付けられていた

 

伊達に冥界に居た訳ではないか

 

~程度の能力を持ってないのが不思議だ

 

「さぁ、どうだろうね」

「お前覚の一種だろ」

「元幽霊だよ」

 

心を読まれた

 

古明地姉妹とは知り合いだと思うが……

 

「知り合いだよ?あと、ちっこい閻魔様とか、冥界を片っ端から荒らしまくった巫女とか」

「よく無事だったな……」

「昇天しかけました☆」

 

もし昇天してたら確実に蘇生は成功しなかったな

 

あと、こいつの能力は心を読む程度の能力だろ

 

「幽々子の代わりに妖夢と異変解決に行ったりしたよ」

 

永夜異変か

 

まぁ、それはいいとして

 

「じゃあ、私達はなのはさんの所にご挨拶に行ってきますね。プレシア、行きますよ」

「ぐぇっ!?リ、リニス!襟元を掴んで引きずるのは止めて!!」

「はぁ、あの二人は……」

「あ、あはは……じゃあね、暮羽」

「またね~」

「おう。またな」

 

さて、俺も『作業』に戻るか

 

自分の部屋に入り、結界を張る

 

「こっぴどくやられたな。レイジングハート、バルディッシュ」

 

なのは達がなるべく早く戦線復帰出来るように、リンディさんから渡されたこの二機

 

本局で直すのも考えたらしいが、届けるときに時間がかかるとの事で、デバイスを作った経験のある俺が修理を任された

 

別に時間がかかってもいいから本局で直してやれよ……

 

「どうだ?自己修復出来るか?」

『…………』

 

無理か

 

結構大事な部分までイカれてるみたいだな……

 

バルディッシュはどうにかなりそうだが、レイジングハートはブラックボックスが多い

 

パーツもプレシアから以前に送られてきたストレージデバイスの物と蓮樹から聞いたカートリッジシステムを元にしたCVK792-AR、CVK792-DRBカートリッジシステムがある

 

本当はCVK792-AやCVK792-Rがカートリッジシステムの名称だが、CVK792-AFBにCVK792-DRB、これは装弾数を底上げし、一発のカートリッジに込める魔力を底上げした物だ

 

正式名称はCVK792-automaticfullboost、CVK792-dualrevolverblastだ

 

まぁ、この二つは例えカートリッジシステムに適正があるデバイスでも負担がかなりでかく、インテリジェントに積み込んだら確実に壊れちまうような代物だ

 

こんなものを積み込むわけにもいかないから、部屋の隅でほこり被ってるが

 

さて!修理を始めるか!!

 

ジ……ジジ…………

 

ん?

 

レイジングハートとバルディッシュの目の前にモニターが掠れながらも現れる

 

もしかして、レイジングハートとバルディッシュからか?

 

えっと…………

 

そこには、こう書いてあった

 

『CVK792』

 

カートリッジシステム?

 

続いて、新たにこう書かれた

 

『Please

R.H&B.D』

 

正気か?

 

ベルカ式なら積み込めるかもしれないが、こいつらは純ミッド式のデバイスだし、インテリジェントでもある

 

そんなのに積み込んだら……

 

そして、さらにミッド語でこう書かれた

 

『部屋の隅にあるカートリッジを搭載してください』

 

……くくく、

 

「そうかそうか。お前らはカートリッジシステムが欲しいんだな?」

『マスターを支えるのが、私達デバイスの仕事です。あの程度のシステムで自壊してマスターに迷惑をかけるほど、私達は柔ではありません』

「いいだろう。搭載してやる。レイジングハートにはCVK792-AFB、バルディッシュにはCVK792-DRBをな。だが、自壊してもしらないぞ」

『大丈夫です』

『私達はその程度の機能に振り回される程貧弱じゃありませんよ』

「分かった。付けてやるよ。飛びっきりのじゃじゃ馬をな」

『感謝します』

「が、その前にお前らの修理だ。それから取り付けてやるさ」

 

まぁ、本当は心配なんだけどな

 

だけど、そうでもしないとこいつら、起動すらしてくれなさそうだからな

 

やれやれ、ここまで意地っ張りなのは誰に似たんだかね

 

さて、頑張りますか

 

あ、やべ、パーツ足りねぇ




何時から魔改造が人間だけだと錯覚していた?

はい、レイジングハートとバルディッシュの魔改造が開始されました

スターライトブレイカーにプラズマザンバーブレイカー?さぁ、威力がどうなることやら(暗黒微笑)

それでは、また次回
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