~暮羽side~
HEY!暮羽なんだぜ!
あのあと、なのはの家に来たんだが……
「どうしてこうなったし」
俺を抱き枕にして、なのはが絶賛爆睡中であります
えぇ。俺は普通に用意してもらった布団で寝てたのに、途中、背中に誰か抱き付かれたので、そこを見れば、なのはさんがいたのであります
もう一度言おう
「どうしてこうなったし」
「くぅ……むにゃ…………」
~数時間前~
「ふぅ、いい湯だった」
「あ、暮羽くん。あがったの?」
「ん?なのはか。いい湯だったよ。ありがと」
「どういたしましてなの。じゃあ、私も入るね」
「おう。で、俺は何処にいればいい?」
別に同情で雑魚寝してろって言われても、屋根と床さえあれば寝れる
野宿よかマシだ
寂しいぞ?屋根が無いところで寝るとか、断崖絶壁に奇跡的にはえていた木の上で落ちないように寝るのは
ちなみに、断崖絶壁の木で寝たのは五回位なのだが、最初の二回は落ちた
うん、気が付かなかったら完全にお陀仏だった
もう今は普通に熟睡できるけどな
それどころか、空中で浮きながら眠るってことも出来る
ちなみに、その時はマスパを罠として設置し、敵が侵入気したら、自動的に気絶する程度のマスパを発射する罠だ
うん、これ、魔法使いがやるような事なんだけどね
出来ちゃうのだから仕方ない
「じゃあ、わたしの部屋にいてほしいの。お布団はもう運んであるから」
「おう。わかった」
よし、さっそく行くか
え?風呂、のぞかないのかって?
覗くわけ無かろうが。仮にも神様だ
それに、俺は性欲なんぞ、転生から数日後に川にダイブすると同時に捨てた
実は、強力な理性で押さえ込んでいるだけなのだが
まぁ、現人神になってから、性欲なんて無くなったしな
あれ?現人神が人間か妖怪の子供を産むと、どうなるんだろうか
四分の一が神様で四分の一が妖怪か人間で、残りが人間か妖怪って感じになるのか?
まぁ、実例が無いから分からんが
俺は子供を産む気なんて更々無いけどな
「あがったよ~」
あれ!?もう!?
あ、気が付いたら数十分たってるし
考え事をしてる間にもうそんなに時間がたっていたか
時間の経過ってはえ~
「これから何する?」
「お話がしたいの」
「よし。OKだ」
それから暫く、適当に話をしてから……
「ふわぁ……」
「ん?眠いのか?」
今の時間は俺の体内時計だと、9時少し過ぎた辺りだな
確かに良い子は寝ている時間だな
「よし、じゃあ、寝るか」
「うん……ふぁ…………」
で、電気を消して、布団に入ってから数時間
俺は見た目は子供、中身はジジイのため、9時には寝れる筈はなく、なのはがベッドでたてている寝息を聞きながら、どうやって元の世界に帰ろうかと考えていると……
「ん……」
?背中に誰か…………
「っ!!?」
な、なのはさん!!?
な、何で俺に抱き付いて!!?
ま、まさか、ベッドから降りて!?寝ぼけてた!?
~そして、冒頭に至る~
「……まだ眠くは無いな……全く歩いてないし、疲れてないからか」
しゃあない。蓮樹と話でもするか
念話モードに切り替えて、発信っと
『えっと……こうでいいのかな?』
(あぁ。聞こえるぞ)
『あれ?今はお泊まり中じゃ?』
(中身ジジイの俺が良い子の寝る時間に寝れると?)
『せめておじさんにしておいた方が……』
そういうものなのか?
まぁ、じゃあ、自称ジジイから自称おじさんに変更か
(それに、布団の中でなのはに抱き付かれてるし……)
『爆発した方がいいと思う』
(ファイナルマスタースパークの直撃をくらいたくなければ止めろ)
『まぁ、それは置いておくとして、何の用?』
(いや、暇だったんでな)
『適当になのはを襲っておけば?』
(えっと、通信符の電波はあっちから来てるからそっちに曲射の要領でファイナル……)
『ちょっ!!冗談!!イッツジョーク!!!』
(うん、分かってた)
『あんたそれでも神様か!!?』
(おぉ、こわいこわい)
『おぉ、ウザイウザイ』
ハハハ、最近はフレンドリーな方が信仰を集めやすいんだよ
だって、圧力で従わせるよりもフレンドリーに接していた方がなんか信仰しやすいだろ?
原作の神奈子もフレンドリーだったろ?
『あの金ピカは発狂して喜びそうだけど……』
(ってか、あの金ピカの使ってた剣は何だ?明らかにそこら辺の神器よりも凄い力を持っていたが)
『あれはエクスカリバー。Fate/stay nightとFate/zeroに出てくるアーサー王……セイバーの持つ宝具。そして、あの凄い斬撃は
(なるほど。英雄の剣って事か。どうりで神器に匹敵する力を持っている筈だ)
『その他にも、王の財宝、ゲイボルグ、ロー・アイアス。多分、
(アンリミテッドブレイドワークス?英語が分からんからよく分からんが…まぁ、勝てないことは無いさ)
『そりゃあ、約束された勝利の剣と拮抗できる技を持ってるんだし……』
まぁ、もっと頭が柔らかかったら、少し苦戦してたかもな
それでも負けないがな
たかが二桁生きただけの転生者に五桁位生きているやつが負けてたまるか
(ってか、ハーレムって何だ?前世の知識も大分抜けてるから分からん)
『まぁ、なんというか……複数の女の子に同時に好かれて、そのまま誰も選ばずにずっと複数の女の子とイチャイチャする事……かな?ごめん。詳しく説明できる程口達者じゃないんだ』
(まぁ、大体分かった)
俺も片足突っ込んでもう片方もそっち側に引っ張られている状態だって事がよく分かった
(……目指すもんじゃねぇだろ…………)
『そうだよね。やっぱり男なら一人の女性を……』
(あんなの……いつ襲われるか…………)
『え?』
(義理の娘に縄で縛られて、妖精五人と宵闇の妖怪に腹パンで足止めされて……)
『……うん、あっちで何されてるか大体分かった』
(お陰で貞操を奪われるわ縛られるわ腹パンされるわ……)
『お、おぅ……』
(そんな甘い幻想なんて速効でぶち殺されるのに……)
『……うん、頑張れ』
何度襲われた事か……
『だけど、あの金ピカは多分なのは達に嫌われると思うよ?』
(そーなのかー?)
『うん。僕の感だけどね。じゃ、そろそろ僕も寝るよ。結構遅いし』
(そうか。長話、悪かったな)
『いやいや、こっちも話せて楽しかったよ。じゃ、また今度』
確かに、もう十二時過ぎ位か?
よし、俺も寝るか
ふわぁ……ねむ…………
そして、時は少しだけ過ぎ、四月。水姫、なのは、蓮樹が聖祥大附属小学校に入学する日となった
次回から視点が学校組と
それでは、また次回、お会いしましょう