~雷豪寺side~
くそっ!何でオリ主の俺があんなモブ共に!!
あの野郎共め……次に会ったらぶっ殺してやる!!!
だが、体が少しボロボロだ……魔力も殆ど無い……
帰って休むのが先決か
「なぁ、そこの君」
「アァ!?俺は虫の居所が悪いんだ!!寄るんじゃ……」
「や ら な い か ?」
やらないか?
「ウホッ、いい男……!!?」
ここまで言って分かった
このつなぎを着たいい男……間違いない!!!
「さぁ……楽しもうぜ?夜は長い」
「や、止めろ……頼む!!止めてくれ!!!俺の傍に近寄るなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
~暮羽side~
ユーリの件で軽い総力戦を行った次の日
休みの日なので、蓮樹はゴロゴロと、翔一は全身筋肉痛で寝たきり(オートバジンが付きっきりで看病)と、言った休日を送るらしい
で、俺は……
「うん、完璧だ」
料理していた
昨日の戦闘程度ならそんなに疲れん
シュテル達は、やはり中身は小学生だからか、帰ってそれぞれの部屋に布団用意したらすぐにこてんと眠りに入った
まぁ、一つだけ問題なのは、ディアーチェだな
家では別に好きにしていいが、学校で王とか言われると、白い目で見られかねん
そこだけは直しておかないとな
「……あ、おはようございます」
「ん?シュテルか。おはよう。よく眠れたか?」
「はい。お陰さまで」
「じゃあ、そこら辺に座って待っててくれ。飯を用意するから」
「あ、手伝います」
「気にするな。まだ昨日の疲れも残ってるだろうし、座っておけ」
「……では、お言葉に甘えて」
納得してくれたようで、ソファに座るシュテル
水姫以外起きてくるまでは朝飯は待つしかないな
水姫?あいつは昼間で爆睡するときがあるから論外
一応作ってはいるが
「王の目覚めぞ!……うん?何だ。貴様ら、起きてたのか」
と、ディアーチェが元気一杯で入ってくる
朝っぱらから元気だな~
「よっ、ディアーチェ。おはようさん」
「ん?何やら美味そうな匂いがするな」
「朝食だよ。あと、ディアーチェ、出来るだけ外では王とか言うなよ?」
「何故だ。我は王だぞ」
「別に、学校とかで王とか叫んで白い目で見られてその年で中二病認定されて後々黒歴史となり過去に戻ってやり直したいとかになってもいいのならいいけどさ」
「うぐっ……」
「残念な美少女とか」
「ぐっ……」
「子狸二号とか」
「ぬぐっ……」
「王様(笑)とか」
「うぐおっ!!」
ここまで言えばいいだろうか
「ま、まぁ考えておく。子鴉と同類に見られるなぞ、屈辱の極みだ!」
「はいはい」
これで何とかなるだろう
口調はどうでもいいか
と、徐に新聞を手に取り、ソファに座って読み始めるディアーチェ
それをチラリと横から覗き見するシュテル
うん、この年から新聞を読み始めるのは良いことだ
「おはようございます~」
お、ユーリが起きてきたか
「おはよう、ユーリ。ちゃんと眠れたか?」
「はい。ディアーチェが一緒に寝てくれたので」
「お、おい!それは秘密だと言ったであろうが!!」
と、顔を真っ赤にして叫ぶディアーチェ
夜中に誰かが部屋を移動したのは分かってたが、ユーリかディアーチェだったのか
「優しいところもあるんだな」
「う、うるさい!!」
おぉ、こわいこわい
まぁ、顔を真っ赤にしてるからそんなに怖くないが
あとはレヴィだけか
そろそろ朝食も出来るな
「おい、暮羽。テレビとやらはどう使えばいいのだ?」
「ちょっと待ってろよ~」
~三十分後~
「……来ないな」
「だな」
~さらに三十分後~
「お腹が空きました~……」
「レヴィ、まだ寝てるのか?」
~三十分後~
「流石に空腹も限界だな……」
「レヴィも遅いですね」
「あぅ~……」
ディアーチェも結構限界か
ユーリなんて垂れてるし
「仕方無い。レヴィは放っておいて先に食べるか。レヴィには水姫と食ってもらう。わ青色同士」
「そうだな」
まぁ、起きない方が悪いってことで
~蓮樹side~
「はい、ご飯出来たよ~」
「すまんな。ありがとう」
現在、僕は翔一のお見舞いに来ている
ちなみに、ゼクスも一緒だよ
どうも、動けないらしいから、僕が代わりに朝食を作ったけどね
まさか、オートバジンが厨房に立って料理しているとは思わなかったよ
『大丈夫ですか?』
「一日休めば歩ける程には回復する。まぁ、強烈な筋肉痛が襲うけどな……」
それは……御愁傷様
「でも、案外仮面ライダーも疲れるものなんだね」
「そりゃあ、普通に剣で斬られたり銃で撃たれれば痛いさ」
「へぇ~」
「あ~……すまんが、食べさせてくれんか?手が動かん」
「はいはい」
と、翔一に朝食を食べさせる
野郎が野郎にあーんって、何処の誰が得するんだよ
あ、腐女子か
「うん、美味いな。蓮樹って料理出来るのか」
「人並みにはね。僕よりも暮羽の方が上手だよ」
「あれと比べちゃいかん。あれは規格外だ」
まぁ、普通に店出せそうな程の料理作れるし
ほんと、文武両道というか……
あ、そういえば、英語が駄目って言ってた気が……
「こういう何も出来ない日は歴代仮面ライダーのDVD一気見に限る」
「……もしかして、僕達と会ってない休日って……」
「見てるが?それどころか、暇な時は何時も見ている」
「それはまた……」
「面白いから良いんだよ」
と、布団の中でごそごそと指を動かし始める翔一
指は動かせるんだ
「よし、付いた」
と、いきなりテレビが付く
「……もしかして、布団の中にリモコン入ってる?」
「そうだが?」
「……やっぱり……じゃあ、僕は皿洗ってくるね」
皿だけを持って翔一の部屋から退場する
『やはり、強すぎる力はそれなりに副作用があるんですね』
「僕達で言うカートリッジかな?あれはデバイスと魔導士がそれなりの腕じゃないと使いこなせないし」
『私達の周りにはポンポン使える人が多いから感覚が麻痺しがちですけどね……』
「なのはちゃんとフェイトちゃんとはやてちゃんは只の才能の塊だから……」
だって、何の教えも無く収束砲を撃てちゃうんだよ?
僕もやってみたけど、制御不能になって自爆したからね?
さらにカートリッジも一緒に使うって、もう可笑しいとしか言いようがないからね?
「あ、オートバジン」
オートバジンをすれ違いざまに見付ける
「翔一は部屋でDVD見てるよ」
と、教えると、オートバジンは翔一の部屋に移動していった
あ~……StrikerSまではあと九年ちょいあるから、ゆっくりと特訓でもしようかな
スカさんファミリーはそう簡単には倒せないからね
次回からは完全な日常編へと変化します
はてさて、阿部さんにヤられた雷豪寺はどうなるのか
あと、やってほしい事などがあったら、感想に書き込んでください
空白編は結構長くなる予定です