魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

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ようやく更新です

遅くなった理由は、この長さのせいです

25000文字越えは流石にキツイですね

それでは、どうぞ


第75話

~シュテルside~

 

時間は飛びますが、次の日です

 

朝からレヴィがうるさかったり松阪牛がうるさかったり等々、ありましたが、ようやく出発です

 

どうやら、バスで行くみたいです

 

余談ですが、旅館に行くのに子供だけでも大丈夫なのかと思いましたが、福引きの方達が話を通してくれるらしいです

 

ちなみに、一泊二日です

 

「では、行ってきます」

「おう。行ってこい。そんでもって楽しんでこい」

 

えっと、バス停までは歩きでしたね

 

では、行きましょうか

 

「温泉温泉~♪」

「こら、はしゃくでない。レヴィ」

「でも、楽しみですね~」

「それは同感ですね」

「そうだよね~」

 

レヴィを何とかするための飴も持ってきましたし、大丈夫ですよね?

 

「あ、着きました……あれはレイム達ですね」

「あら、シュテル達じゃない?どうしたの?」

「わたし達も温泉に行くんですよ」

「へぇ、お前らもなのか?もしかして、あの福引きで当てたのか?」

「そうだよ~。ユーリが当ててくれたんだ~」

「えへへ~」

「早苗、お前奇跡を起こしたんじゃないか?」

「私じゃありませんよ!」

 

サナエが奇跡を?

 

……まぁ、この三人には常識を突き付けても意味は無さそうですね

 

仮に、奇跡を起こせると言っても信じてしまいそうな自分もいますし……

 

「では、一緒に行動しませんか?ここで会ったのも何かの縁かもしれませんし」

「そうね。そうしましょうか」

「あ、こいつには何も奢らなくてもいいぜ?どうせ奢れ奢れうるさいから」

「わ、分かった」

 

レイムは貧しいんでしょうか?

 

ですけど、顔色も健康その物、そんなことは無いと思いますが……

 

「だけど、シュテルにレヴィにディアーチェってほんとあの三人と似てるわよね」

「あの三人?」

「なのはにフェイトにはやてだぜ。ほんと、瓜二つだもんな」

「あの子鴉と一緒にするな!!」

王はオリジナルと会ったことあるみたいですが、わたし達は会ったことが無いのでなんとも言えませんね

 

ですけど、この三人が言うには、それなりに似てるのでしょうか

 

「でも、シュテルは似てないよね」

「髪もツインテールじゃないしな」

「そうなんですか?」

「でも、髪の毛が短いなのはって思えばそれなりに似てるわね」

 

わたしのオリジナルとはどうやら髪型が違うみたいです

 

王とレヴィは同じらしいですが

 

「あ、来ましたよ~」

 

~暮羽side~

 

「さて……捌くか」

 

可哀想だが……これ、現実なのよね!!!

 

一気に抜刀して斬りかか……

 

「……」

 

無邪気な目でこっちを見てくる牛

 

や、止めろ……そんな目で俺を見るな!!!!

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

~魔理沙side~

 

一瞬誰かの魂の叫びが聞こえた気がしたぜ

 

あと、福引きの奴等、紫に幽々子に妖夢だよな

 

胡散臭さと雰囲気と扱いで何となく分かった

 

で、バスの中だぜ

 

「zzzz……」

 

霊夢は即熟睡だぜ

 

取り合えず、水性ペンで額に肉って書いておいてっと

 

「にひひ」

「zzzz……」

 

気が付いてないぜ

 

で、シュテル達は

 

「はい、飴です」

「はむっ」

 

……シュテルがレヴィに餌付けしてる

 

しかも、チラッと見えたバッグの中に青色のお菓子が大量に入ってたぜ

 

餌付け用だよな。あれ

 

で、ディアーチェ達は

 

「酔いました~……」

「ほれ、袋を持て。後はなるべく上を向いて寝ておれ」

「はい~……」

 

ユーリが酔ってた

 

ばすってのは酒も飲んでないのに酔うものなのか?

 

私は平気だけどな

 

ちょっと気持ち悪いが

 

で、早苗達は

 

「それで、私達の住む幻想郷ではスペルカードを使った弾幕ごっこが行われてるんですよ」

「あ、暮羽が持ってるの見たことある」

「暮羽さんも持ってたんですか……あと、貴女って妖精ですよね?羽はどうしてるんですか?」

「暮羽に頼んで隠してもらってるの。何時でも出せるけどね」

「じゃあその妖力は?」

「長生きしてると色々とあるんだよね~」

「なるほど……」

 

シュテル達が聞いても意味の分からない会話をしてるぜ

 

ってか、長生きしてるだけで妖力は増える物なのかぜ?

 

あ、なんか気持ち悪い

 

まぁ、平気だろう。朝に食ったキノコでも当たったんだろうし

 

トイレで出せばスッキリ解決だぜ

 

「あ、酔い止め飲みます?」

うん、ありがと」

 

酔い止め?

 

「魔理沙?顔色悪いよ?」

「もしかして、酔いました?」

「いや、少し気持ち悪いだけだぜ?」

「それを酔ったって言うんですよ……寝ててください。さらに悪化しますよ?」

「……まぁ、ここは早苗の言葉に従った方がいいか。じゃ、着いたら起こしてくれよ」

 

と、座席を少しだけ倒して防止を顔に被せて目を閉じる

 

アリスやパチュリーへの土産とかも買わないとな

 

じゃ、おやすみだぜ~……

 

~少女熟睡中~

 

「……さん…………ささん……りささん!魔理沙さん!!」

「ん……ぁ?」

「早く起きてください。着きましたよ?霊夢さんも……ぷっ!!」

「ふぁぁ……何よ。人の寝起きがそんなに可笑しいかしら?」

「こ、これを……」

 

と、早苗が手鏡を渡す

 

あ、やべっ

 

「……ま~り~さ~?」

「三十六計逃げるにしかずだぜ」

 

ここは一旦逃げて体制を……

 

「逃がさないわよ!!くらいなさい!!!」

「ギャース!!!」

 

立て直せませんでした

 

何処から取り出したのか針で私を突き刺してくる

 

普通に痛いので止めてください。出血してしまいます

 

もう手遅れだが

 

「ったく……」

「いてて……」

「何してるの~!?早く行こ~よ~!!」

 

おっと、レヴィの我慢の限界が来たか

 

じゃあ、とっとと行かないとな

 

五月蝿くされても困るぜ

 

「遅いよ~!」

「わりぃ……で、そこで誰も居ないところで四つん這いになってるユーリは?」

「うえぇ……」

「酔った挙げ句に吐いておる」

 

……先に寝ておいて良かったぜ

 

寝てなかったらユーリの横で吐いてたかもしれないしな

 

「……後で飴の補充を……」

 

と、バッグを逆さにしてブンブン振り回すシュテル

 

まさか、そのバッグ一杯のお菓子を全てレヴィは食べ尽くしたのか?

 

幽々子といい勝負になるんじゃないか?

 

「うえぇ…………ふぅ、スッキリです」

「ほれ、口直しに水を飲め」

「ありがとうです。ディアーチェ」

「帰りに酔い止めあげますね。魔理沙さんも」

「おう。助かるぜ」

「お願いします」

 

家に帰ってトイレで吐きまくるなんて流石に御免だぜ

 

おっと、りょかんとやらに行かないとな

 

えっと……

 

「あれよ」

 

と、指を指す霊夢

 

「根拠は?」

「勘」

「なら大丈夫だな。よし、行くぜ~」

 

霊夢の勘は物凄く当たるからな

 

異変の時も大体霊夢が勘で突っ走って解決してくるからな

 

金銭的な物には全く役立たないが

 

「ユーリ、大丈夫か?」

「はい。心配しなくても平気ですよ」

「僕がいっちば~ん!!」

「レヴィ!勝手に行っちゃダメですよ!!」

「にゃー」

「レヴィは元気だね~」

「歳相応というか、ボーイッシュと言うべきか、迷いますね」

「私等が歳相応じゃないだけだぜ」

「中身はもう大人だから、あんな事、恥ずかしくて出来ないわよ」

 

おぉ、何時の日か嗅いだ事のある温泉の匂いだぜ

 

最後に温泉に入ったのは地霊伝の奴等が何かやらかした時だったか?

 

何だか楽しみになってきたぜ

 

あの時は悪霊がどうたらとか核融合がなんたらとかでゆっくり浸かる前に立ち入り禁止になったからな

 

今回はたっぷりと楽しませてもらうぜ

 

あと、シュテル。お前の肩に乗ってる猫は何処から召喚した

 

「あ、ここで合ってますね」

「流石霊夢だぜ。その勘を金銭的な物に生かせないのかぜ?」

「今度余計な事言ったらこの針でその口を縫い合わすわよ?」

「おぉ、こわいこわい」

「文の台詞ほどムカつく物は無いわね」

 

まぁ、あいつの言葉はなんやかんやで使えるからな

 

主にこういう所とか

 

まぁ、沸点が最高潮の奴に言ってはダメだぜ。ボコボコにされるから

 

ボコボコにしかえせる力があるのなら別に良いと思うが

 

「さて、とっとと行きましょう」

 

と、一人で入っていった霊夢の後を追う

 

お、中は和風か

 

紫の話だと和風は結構少ないって聞いてたが、こんなところもあるんだな

 

「早苗、任せた」

「我が行くか」

 

と、早苗を行かせて、ディアーチェは自らかうんたーとやらに行く

 

「すみませ~ん」

「は~い……あら?お父さんとお母さんは?」

 

奥から女将が出てくる

 

やっぱり聞かれたぜ

 

まぁ、当たり前だよな

 

「福引きの券を当てたのだが。話が通っておる筈だが」

「あ~……ちょっと待ってね」

 

と、引き出しみたいな所から一冊の本を出す

 

いや、日記帳か?

 

多分あれに予約した奴の名前とかがあるんだな

 

「えっと……博麗さんとエーベルヴァインさん?」

「はい」

「うむ」

「……うん、ちゃんと話は通ってるわ。じゃあ、案内するわね」

 

と、女将が私達を手招きする

 

「紫さん、ちゃんと話を通してくれたみたいですね」

「なんだ、分かってたのか」

「まぁ……妖力の多さで目星は立ってましたから」

 

そりゃあそうだよな

 

多分霊夢も気付いているだろうな。言ってないだけで

 

「はい、こことここね。鍵はこれね。布団は時間になったら引いておくからね」

「分かりました」

「心得た」

 

さて、ようやく温泉に入れるぜ

 

「では、シュテルさん達はどうしますか?」

「わたしは温泉に行こうかと」

「僕も!」

「我もだ」

「わたしもです」

「霊夢さんと魔理沙さんと水姫さんは?」

「勿論行くわよ。多分魔理沙と水姫もね」

 

と、言われたので一回頷く

 

まぁ、最初は温泉だよな

 

「では、浴場で合流といきましょうか」

「うむ。そうしよう」

 

と、軽い打ち合わせをしたあと、個室の中にはいる

 

おぉ、久々の畳だぜ

 

「あら、お茶があるじゃない。これって自由に飲んでいいのよね?」

「そうですよ。あと、このお茶菓子もです」

 

そうなのか

 

ん?

 

「これはテレビか?……あれ?付かない?」

「あ~……お金を使うタイプですね。ここに百円を入れると一時間位見れるんですよ」

「なんかめんどくさいぜ」

「あ!景色が凄いよ!!」

 

と、水姫がはしゃいでるので、窓の方へと行く

 

「おぉ、こりゃ絶景だな。外の世界にもこんな景色があるんだな」

 

ここでこの景色を見ながら酒を飲むのもいいかもしれないぜ

 

ほうりつってやつさえ無ければ飲んでたのに

 

「まぁ、ノンアルコールで我慢しましょうよ。合法的に飲める唯一のお酒ですから」

「ビールは私苦手なんだぜ。やっぱり酒じゃないとな」

「ボクはお酒全般が駄目かな。すぐに意識が飛んじゃう」

「私は飲めれば何でもいいわね。さ、はやく行くわよ。あっちの子達はもう行ったみたいよ?」

 

おっと、それは不味いな

 

じゃあ、早く行くか

 

「えっと、大抵こういう所には……ありました」

「これは……浴衣か?」

「こういう所の名物の一つですよ。一人一着ずつですね」

 

と、私達に浴衣を渡してくる

 

あ、これなら簡単にすぐ着れるな

 

「さ、早く行くわよ。あの子達を待たせたら悪いし」

「霊夢が人の心配するなんて、以外だな」

「ぶっ潰されたいの?」

「断じて違う」

「まぁいいわ。さっさと行くわよ」

「あいあいさー」

 

と、何時ものふざけあいをしながら浴場へ

 

……なんか変な機械があるな

 

中に瓶積めの液体がたくさん入ったやつとなんか小さな機械

 

何だ?

 

「自販機ですよ。それは。あと、その小さな機械は血圧とかを計るやつですよ」

「後で買って飲もっと」

「これも自販機なのか……それに、血圧を計れるのか」

 

外の世界の機械も進化してるんだな~

 

香霖に見せたら喜ぶ光景なんだろうな

 

あと、香霖堂にあった式神はパソコンっていってどうやら電気が通ってる所でねっとわーくってやつに繋いで情報を得るための機械らしい

 

ちなみに、私が貰ったやつはかなりの旧式だった

 

まぁ、幻想入りしたやつだし、そりゃそうだよな

 

早苗が詳しいらしいから、帰りに早苗に付き合ってもらってなるべく安くていいやつを選んでもらうか

 

「さ、早く入りましょうよ」

「そうだな。早く行くか」

 

と、女湯に入る

 

「えっと、脱いだ物はその篭に入れるんだよ」

「あ、確かにシュテル達の服が入ってるぜ」

 

適当に篭を取って服を脱いで、その中に入れていく

 

で、バスタオルを体に巻いてっと

 

準備完了だぜ

 

「じゃあ、行くか」

「久々の温泉ね~」

「私もです」

「ボクは春に行ったばかりだけどね~」

 

浴場の扉を開けて温泉の中に入る

 

おぉ、湯気が凄いぜ

 

「あ、来ましたね」

「やっほ~」

「遅いですよ~」

「う……ぐ……おぉ……」

「なんだ、もう入ってるのか」

「ちょっと遅かったわね」

「あれ?ディアーチェさん、どうしたんですか?」

 

ディアーチェが上半身を湯船から出してうつ伏せで器用に倒れてるぜ

 

なんか背中をさすってる

 

「ユ……ユーリがな……背中を洗うと言って聞かぬものだから、洗わせたら……」

「戦闘用のあれでがしがしと」

 

成る程

 

あれで背中をやられたのか

 

そりゃあ痛い筈だぜ

 

「じゃあ、私達もちゃっちゃと体と髪を洗いましょうか」

「そうだね」

 

と、鏡の前に座る

 

……どうしたらいいんだ?

 

……これか?

 

「わぷっ!!?」

 

いきなり上からお湯がかかってきた

 

何事だぜ!!?

 

「魔理沙さん、これはシャワーっていって、このボタンを押すとお湯が出てくるんですよ。家のお風呂にもありますけど……」

「使ってなかった。用途が分からなかったからな」

「今まで洗面器でザバーってやってたの?」

「その通りだぜ」

 

だけど、これは便利だな

 

わざわざ洗面器にお湯を溜めなくてもいいんだぜ

 

じゃあ、こっちのボタンで……

 

「お、お湯が溜まったぜ」

 

外の世界の道具はほんと便利だな~

 

さて、髪と体を洗うか

 

ちなみに、霊夢は私を見て気付いたのか、使いこなしてやがる

 

適応能力高いな、おい

 

「あ、シャンプーとボディソープを持ってきたんですけど、使いますか?」

「じゃあ、使わせてもらうわ」

「……ガマ油とかじゃないよな?」

「普通のやつですよ!!!」

 

冗談だぜ

 

あ、流石にボディソープとシャンプーは分かるぜ?

 

「あ、霊夢、背中洗ってやるぜ?」

「遠慮するわ。さらっとユーリを手招きするのは止めなさい」

 

チッ、バレたか

 

ユーリにヘチマで洗ってもらおうと思ったんだが

 

「わしゃわしゃ」

「さてと、私がユーリと一緒に背中を洗ってあげるわ」

「ちょっ、止めろ」

「遠慮しないでいいわよ?」

「マジで止めろって!あ、目にシャンプーが入った。いだだだだ!!」

 

うぉぉぉぉ!

 

洒落にならない位痛い!!!

 

「あはは、私もよくやります」

「うぐぐ……段々収まってきたぜ」

「早く洗い流すのをおすすめしますよ」

 

手探りでボタンを探して、一回押す

 

シャワーからお湯が出たところでシャワーを取って髪の毛の泡を流す

 

ふぅ、さっぱりしたぜ

 

次は体だな

 

わしゃわしゃっと

 

「あ、背中流しましょうか?」

 

と、ユーリのありがたいお言葉(悪魔の囁き)が聞こえる

 

「い、いや、大丈夫だぜ」

「そうですか……」

 

しょぼーんとするな!!

 

私が悪いみたいじゃないか!!

 

とにかく、とっとと泡を流して温泉に浸かる

 

「ふぃ~」

 

いい気持ちだぜ~

 

「あ~……疲れが取れるわ~……」

「お前、こっちに来てから疲れることなんてそんなにしてないだろ」

「あっちの事とこっちであったユーリの異変の疲れよ」

「ジュエルシードとか闇の書よりはまだ楽だよ……」

 

幻想郷とユーリねぇ

 

私は疲れなかったけどな

 

あれくらい、フランの死ぬか生きるかの弾幕ごっこよりはまだマシだぜ

 

毎回コイン一個じゃ割りに合わない気もするぜ

 

「ばしゃばしゃ~」

「レヴィさん、温泉で泳いじゃいけませんよ」

「誰かに見られたら恥ずかしいですよ」

「は~い」

 

まぁ、今は私達が貸しきってるようなもんだから、気にしないけどな

 

「後で露天風呂とサウナに行ってみるか」

「さうな?」

「知らんのか?中々良いらしいぞ?」

「私も後で入ってみるか」

 

どんな風呂なのか、楽しみだぜ

 

あと、露天風呂もあるのか

 

そっちも楽しみだぜ

 

「よし、我は露天風呂に行く」

「あ、わたしも行きます~」

「私も行くぜ」

 

ディアーチェが立ち上がったのに連れて、私とユーリも立ち、露天風呂に行く

 

で、ディアーチェが露天風呂へのドアを開ける

 

「……寒いな」

「早く湯に浸かろうぜ」

「そうですね」

 

流石に外はまだ寒いんだぜ

 

ディアーチェ達と一番近い風呂に入る

 

『ふぃ~……』

「露天風呂も中々良いな」

 

露天風呂も気持ち良いぜ

 

ん?あれは

 

「壺か?」

「湯が入ってるみたいだな」

「入ってきます!」

 

と、ユーリが一目散にザバンと入っていった

 

そんな焦らんでもいいのに

 

……ん?戻ってきた?

 

ユーリはわずかに震えている

 

……あぁ

 

「水風呂だったんだな」

「寒いです~……」

 

ちゃんと確認しないから……

 

レヴィも同じことしそうだぜ

 

「そういえば、お主の魔法は何処で教わったんだ?」

「唐突だな……まぁ、師匠が居たんだよ。その人に教わったんだぜ」

「居た……?……あ…………すまぬ。無神経だった」

「いや、居たってのは、今は何処に居るか分からんって事だ。仮にも悪霊だ。そう簡単にはくたばらないぜ。それに、私の師匠だからな」

 

ほんと、魅魔様、何処に行っちまったんだか

 

たまに目撃証言は聞くんだけどな~……

 

「私はお前らみたいに一々面倒な事しなくても、カード一枚でなんとかなるからな」

「魔法と言っても、様々なのだな」

「そうだな」

 

私は恋色、アリスは七色、パチュリーは七曜だもんな

 

で、ディアーチェ達はプログラムときた

 

しかも、りんかーこあとやらが無いと使えない

 

まぁ、どっちも面倒なのは変わらないんだけどな

 

「本当は、こういう所で酒を飲むんだけどな」

「お酒は二十歳過ぎるまで駄目です!」

「こういうのが居るから、飲めないんだよな」

 

はぁ、こっち来てから一杯も飲んでないもんな

 

でも、やっぱり飲みたいものは飲みたいぜ

 

「まぁ、生真面目過ぎるのもつまらないだけだぜ?」

「でも、法律は守らないと駄目ですよ!」

「はいはい。我慢しますよ~」

 

飲まないと死ぬって訳でも無いしな

 

アル中じゃないんだから

 

「うわ~!広~い!」

 

あ、室内に居たやつらも出てきたな

 

「あ!僕、あれに入ってくる~!」

「あ、レヴィ!それは……」

 

ユーリの制止を聞かずにとある風呂にザバーンと飛び込む

 

あ~あ

 

「あれ、何ですか?」

「いずれ分かる。シュテル、入らないと寒いぞ」

 

あ、出てきた

 

「……寒い」

「水風呂だったんだね」

「うん」

「ちなみに、ユーリも同じことしたぜ」

「何で言うんですか~!!」

 

そんなユーリの抗議の声は取り合えず無視する

 

「露天風呂というものも良いですね」

「まぁ、家の風呂とは違うものがあるな」

 

どうやら、初めて温泉に入る奴等も温泉を満喫してるみたいだな

 

「にゃー」

 

ん?猫?

 

猫が桶に入って流れてきたぜ

 

で、そのままスルーして……

 

「……何だったんだ?」

「さぁ……」

 

……この際無視するぜ

 

「……そろそろ我はサウナに行ってくる」

「じゃあ、私も行くぜ」

 

湯から出たディアーチェについていく

 

何だか、楽しみだぜ

 

「む、ここだな」

「個室か?」

 

この中に温泉があるのか?

 

取り合えず、中に入る

 

……

 

「あつっ!!!」

「お主、知らなかったのか。サウナとはこういうものだぞ」

「何でお前は知ってるんだよ」

「ネットで調べた」

 

ネット……あぁ、インターネットか

 

でも、ほんと暑いぜ

 

地底の時ほどではないけどな

 

「だが、痩せるにはもってこいかも知れぬな」

「それは分かるぜ」

 

ディアーチェの隣に座る

 

早速汗が額に浮かんでくる

 

「暑いと言うか……蒸し暑いというか……」

「蒸し暑いだな。どうだ?我慢比べなどせぬか?」

「ぶっ倒れてもしらないぜ?」

「ならば、倒れる前に出ればいいだけだ」

「まぁ、乗ったぜ」

 

~十分後~

 

「しぶといな」

「この程度で根を上げてたら幻想郷ではやってけないぜ」

 

~さらに十分後~

 

「汗が凄いぜ」

「ギブアップか?」

「まさか」

 

~さらに二十分~

 

「……」

「……」

 

~さらに十分~

 

「そ、そろそろ限界ではないのか?目の焦点があっとらんぞ?」

「お、お前の方が限界じゃないのか?なんか辛そうな顔してるぜ?」

「ま、まだまだ余裕だ。よし、温度を上げるか」

「の、望むところだぜ」

「いい加減にしたら?」

 

と、ドアが開き、水姫が介入してくる

 

「取り合えず、水分補給しないと倒れるよ?」

「ふん、まだまだ余裕だ。何を言っとるのだ」

「そうだぜ。この程度ならまだまだ……」

「自分の汗が水溜まり作ってる時点でアウトだと思うけど」

「これは汗ではない……涙だ」

「涙がそれくらい出てるのも異常だよ。いいからとっとと出た出た」

 

と、無理矢理サウナから追い出される

 

「ふん、命拾いしたな」

「その台詞、そっくりお返しするぜ」

「いいからお風呂入ってサッパリしてきなよ。皆もう出るって言ってるよ?」

 

……まぁ、かなりキツかったんだけどな

 

と、露天風呂の方に行く

 

「あ、遅かったですね……って、何処に行くんですか?」

 

目的は只一つだぜ

 

「ちょっ、そっちは水風呂……」

 

ディアーチェとほぼ同時に躊躇なく入る

 

「……あのまま風呂に入ってたらのぼせておるわ」

「そうだよな……もうあんな馬鹿なことをするのは止めるぜ」

「そうだな……」

 

暫く浸かってから出て、もう一回風呂に入る

 

「では、私は先に出てますね」

「私も。のぼせちゃいそう」

 

早苗と霊夢は出るようだ

 

「ならわたしも出ますね」

「わたしも出ます~」

 

それにつられてシュテルとユーリも出ていった

 

今いるのは、私とディアーチェ、水色コンビだぜ

 

「あ~……汗かいた後の風呂は気持ちいいぜ」

「まず、魔理沙に言っておくよ?アホ」

「まぁ、あれは流石に我も意地を張りすぎだな……」

「うん、それでいい」

「また温泉に行ったら霊夢と……」

「魔理沙は反省しろ!!!」

 

いきなりお湯が大量に顔面にかかってくる

 

「わぷっ!!?」

 

さては……

 

「水姫ぃ……?」

「反省して。今度は本当に水がいい?」

「それは勘弁だぜ」

 

そういやぁ、こいつ、水の妖精だったな

 

水場だと流石にキツいぜ

 

しかも、⑨じゃないから余計達が悪いぜ

 

「これがお主のレアスキルか?」

「初めて見た~」

「そうだよ。水を操る程度の能力。水場だと無敵だよ?」

 

あいつから聞いた話だと、ペットボトルの中の水を操って凄い切れ味の剣を作ったらしいからな……

 

元が水分を操る程度の能力とは思えないぜ

 

「魔理沙も能力はあるよね?」

「おう。私のは魔法を使う程度の能力だぜ。使うのは主に恋の魔法だぜ」

「それは普通ではないのか?」

「私たちの間では、魔法も立派な能力なんだぜ」

 

魔法を使うと言っても、何種類もあるからな

 

ちなみに、使える属性が多ければ多いほど、強いんだぜ

 

私も恋の魔法以外に、基礎の魔法もちゃんと使えるぜ?

 

「でも、程度って付いてるから弱そうだよね」

「そんなことは無いんだぜ?暮羽の能力にも程度は付いてるからな」

「そうなのか。てっきりレアスキルを何個も持ってるのかと思っておった」

「詳しい話は省かせてもらうぜ」

 

まぁ、ほんと、長くなるからな

 

「と、そろそろのぼせそうだぜ。私はもう出るぜ」

「じゃあ、ボクも」

「我も出るか。レヴィ、お前はどうする?」

「王様が出るなら僕も出る~」

 

四人で湯船から上がり、脱衣所に行く過程である程度体を拭いておく

 

で、脱衣所で濡れてないタオルを取り出して、体を拭いて、髪の毛も拭く

 

拭き終わったらキャミとドロワを着て、その上から浴衣を着る

 

何でブラじゃないか?

 

まだ胸が無いんだよ。聞いたやつ、後で来なさい。ファイナルマスタースパークとブレイジングスターとマスターブレードを十回ずつを十セットで許してやるぜ。勿論殺傷設定の

 

生き残れるかはわからんがな

 

で、髪の毛は洗面台にあったドライヤーで乾かして、横髪の片方を三編みにして、リボンで結んでおく

 

これで完璧だぜ

 

流石にこれにいつもの帽子は似合わないぜ

 

「あ、魔理沙、早いね」

「お前もな。レヴィとディアーチェは?」

「浴衣で苦戦してるから、置いてきた」

「分かった。じゃあ、先に行ってるか」

 

水姫と共に女湯から出る

 

ちょっと長風呂しすぎたな

 

「お~い、霊夢~、早苗~、シュテル~、ユーリ~」

「あ、やっと出てきたわね。遅いわよ?」

「まぁまぁ。良いじゃないですか」

「王とレヴィは?」

「浴衣で苦戦してるよ?シュテル達は普通に着れたんだ」

「サナエに教えてもらいました」

 

ちなみに、ユーリは風呂上がりだからなのか、髪をポニテにしてるぜ

 

私もしてみるかな?

 

「……王からヘルプが来ました。ちょっと行ってきますね」

 

何か電波を受信したのか、女湯に入っていくシュテル

 

「電波じゃありませんよ?念話といって、離れた相手と声を出さずに会話出来る魔導士の中でも初歩の魔法……というか、技術ですよ」

「中々便利な魔法だな」

「頭の中に通信機があるような感じ?」

「その解釈で粗方オーケーですよ」

 

成る程、確かに便利だな

 

私たちは某体を介してじゃないと、そんなこと出来ないからな……

 

今度、そんな感じの魔法を作ってみるか

 

「あ、どうせですし、あっちで飲み物を買いませんか?」

「おっ、賛成だぜ」

「早苗の奢りで」

「私たちのお金なので奢りとか無いと思うのですが……」

「まぁ、買いに行こーよ」

「ユーリさんも、行きましょう」

「いいんですか?」

「構いませんよ」

 

五人で自販機の前まで行く

 

何か改めてみると、沢山牛乳があるな……

 

「うわ~、懐かし~♪」

「そういえば、早苗は数年前まで外に居たんだったな」

「はい。もう見ることは無いと思ってたんですが……まさか生きてるうちに見れるとは思いませんでした」

「幻想入りしたら見れるでしょうに」

「スクラップじゃなくてこうやって動いてるやつを、ですよ」

「???」

「ユーリ、あの三人の話は気にしなくていいよ」

「??はい」

 

後ろで?を浮かべているユーリは置いておいて、牛乳を一通り見てみる

 

こーひー牛乳にフルーツ牛乳……普通の牛乳、沢山あるぜ……

 

こーひーって何なんだぜ?

 

「あ、わたしはコーヒー牛乳をお願いします」

「ボクはフルーツ牛乳」

「はい、分かりました。えっと、コーヒー牛乳にフルーツ牛乳っと」

 

がこんがこんという音と共に、二つの牛乳が出てくる

 

茶色の牛乳……なんか考えられないぜ

 

それを躊躇無く飲むユーリ

 

「……美味しいのか?」

「?美味しいですよ?」

 

どうやら、美味いらしい

 

ここは安全に普通の牛乳で行くところなんだろうけど……

 

「私もこーひー牛乳で」

「私は普通の牛乳で良いわ」

「分かりました。えっと……ポチポチポチっと」

 

がこんがこんがこんと三つの牛乳が出てくる

 

一つは早苗のか

 

ちなみに、フルーツ牛乳だぜ

 

……フルーツ(笑)

 

何故かこの単語が頭を過ったぜ

 

「はい、魔理沙さん、霊夢さん」

「サンキュ」

「あんがと」

 

蓋を取って中を覗く

 

……なんか戸惑うぜ……

 

そうだ、これはカレー、これはカレー

 

「南無三!」

 

何処かの僧の口癖を真似して、こーひー牛乳を口に運ぶ

 

…………

 

「あ、美味い」

「不味いわけ無いですよ……それに、コーヒーは何時も私が飲んでるあの黒色の液体ですよ?」

「あぁ、あれか!てっきりこーらだと思ってたぜ……」

「湯気の立つコーラって……」

 

仕方ないだろう。真っ黒な液体なんて、こーら以外知らないんだから

 

でも、こーひー牛乳は結構美味いな

 

これを香霖の手土産にするか?

 

いや、牛乳だし、腐るか?

 

……考えものだぜ

 

「牛乳なんて何年ぶりかしら……」

「分かるぜ……幻想郷だと高いもんな。牛乳」

「ですよね……そうそう飲めませんよね……」

 

でも、こっちだとかなり安いもんな……

 

外は幻想郷だと高い食材が安いぜ

 

だが、幻想郷のほうが安い時や幻想郷にしか無い食材もあるしな

 

キノコも結構少ないし

 

食人キノコとかは無いのか?

 

あれ、焼いたら結構イケるんだけどな

 

あと、食ったらピロリンって変な音のする緑色で目があって追ってくるキノコも無いし

 

あれ、美味いのに

 

次の日の弾幕ごっこで無条件でエクステンドしたのは謎だが

 

「あ、居ました」

 

お、シュテル達も来たか

 

「すまぬな。これに少しばかり苦戦した」

「なに、初めてなら仕方ないわよ」

「あ、何か飲んでる」

「どうですか?ディアーチェさん達も」

「そうだな。我も飲むか」

「……水色は?」

「どうでしょう……全国を探せばあるとは思いますけども……何にしますか?」

「あ、わたし達の分はわたし達で買いますから」

「遠慮しないでください。お金ならそこそこありますので」

「じゃあ、このフルーツ牛乳ってやつ!」

「レヴィ!」

「分かりました」

 

がこんという音と共に、フルーツ牛乳が出てくる

 

「ディアーチェさんにシュテルさんは?」

「まぁ、ここは早苗の言葉に甘えるとしようでは無いか。我は普通の牛乳を頼む」

「……王が言うのでしたら。わたしはコーヒー牛乳をお願いします」

「分かりました。えっと、ピッピッと」

 

がこんがこん

 

以下略だぜ

 

ん?

 

「何旅館の全体図なんて見てるんだ?霊夢」

「何かあるかなと思ってね。……この卓球って何かしら?」

「卓球台があるんですか?それにゲームセンターも小さいながらあるみたいですね」

「卓球……あぁ!香霖の店にあったな!なんかボロボロだったが」

 

香霖の説明だとよくわからなかったから、買うのは止めたんだった

 

外だと普通にあるんだな

 

ちょっと興味が湧いたぜ

 

「どうせなら、皆さんでやりませんか?」

「何人かでやるものなのか?」

「はい。面白いですよ?」

「良いわね。やろうじゃない。あんたらはどうする?」

「僕はやりたい!」

「ボクも久々にやりたいかな」

 

水色コンビは参戦っと

 

水姫は経験者らしいな

 

「どうする?ユーリ、シュテル」

「わたしはやってみたいです」

「王にお任せします」

「我とシュテルだけ別行動なのも、レヴィが心配だからな……我等も参加しよう」

「全員ですね。じゃあ、これを飲み終わったら行きましょうか」

 

~蓮樹side~

 

何故か暮羽に呼ばれた今日この頃

 

昼食は食べるなと言われたけど、何でだろ?

 

あ、

 

「翔一。それに才賀も」

「ん?蓮樹じゃないか」

「お前も呼ばれたのか?」

「ってことは、二人も?」

「あぁ。もう腹減った早く昼食が食べたい」

「何か急ぎの用事かもしれないぞ?」

「まぁ、行ってみれば分かるよ」

「バイク使うか?」

「いや、見付かったら捕まるから却下」

「飛んでいくか?」

「翔一が飛べないから却下」

「じゃあ歩くか」

 

そして、暫く歩いて……

 

「着いたわけだけど……」

「いい匂い……」

「自慢だったら三人でフルボッコ。OK?」

『OK』

『standing by』

 

ちゃっかり変身の準備もしている翔一

 

僕が暮羽の家のチャイムを鳴らす

 

『入ってくれ~』

 

暮羽の許可が出たところで、暮羽の家に転がり込む

 

「待ってた……って、何で三人とも転がり込んでるの?」

「あれ?ユーノ?」

「あ!雷豪寺!お前!!」

「ゲッ!クロノ!!」

「不知火か」

「ザフィーラ?」

 

何故か原作(男性)メンバーが勢揃いしていた

 

で、そこの管理局組はどうした?

 

「お前!仕事ほったらかしてこんなところで油売ってたのか!!」

『えぇ~……』

「今日は有給使ったっての!!」

「お前はレアスキルや魔力等の評価があるからどうにかなってるが、サボりが過ぎると……」

「すみませんでした」

 

どうやら、かなりのサボり魔らしい

 

だって、今日『は』だもん

 

「で、何で僕達を呼んだの?」

「いや、焼き肉をしようと思ってな」

「水姫ちゃん達が居るじゃん」

「温泉行ってる。泊まりで」

 

へぇ~、温泉か~

 

「で、野郎共を誘ってむさ苦しい焼肉パーリィをやろうと」

「正解」

 

<モォー

 

『!!?』

「あ、やべっ」

 

……まさか……

 

「ユーノ、オープン」

「オーケー」

「ま、待て!!」

 

声の聞こえた方の扉をユーノが開ける

 

そこには、立派な牛が……

 

「……解体ショーでもするつもりだったのか?かなり悪趣味だな」

「ち、違う!肉ならここにある!!」

 

と、言って、パック詰めの肉を見せてくる

 

「じゃあ、あの牛は?」

「あれは……」

 

~少年説明中~

 

「シュテルちゃんェ……」

「牛一頭を当てるか……」

「シャッターチャンス」

 

どうやら、シュテルちゃんが牛を連れてきて、捌いてくれと言われたため、捌こうとしたが、最終的に捌けず、当初予定してたむさ苦しい焼肉パーリィを市販の肉で行うって事らしい

 

シュテルちゃんが当ててきた牛に呆れてる僕たちと、市販の肉を焼こうとしている暮羽、真四角の箱で写真を撮ってる翔一

 

あれ?それって555の武器じゃ……

 

「デジカメにもなるんだぜ?」

「うわっ、便利」

「えらく家庭的だな」

「身近な物で変身するって、ロマンじゃね?」

「分からなくも無いけども……」

「あ、ザフィーラ、酒だ」

「すまんな……これは」

「俺が作った酒だ。自信作だぜ?」

「……酒など何ヵ月振りか……」

「え?飲めて無いのか?」

「基本的には狼の姿だからな……主がご所望なのだ。仕方がない」

「……飲め。たっぷりと」

「あぁ……」

 

そういえば、ザッフィーってStrikerSでもずっと狼だったっけ

 

それに、アンソロでも、ドッグフードしか食べてなかった気がする

 

vividでは違ったけど

 

「お肉なんて久しぶりだな~。最近は無限書庫の仕事で忙しかったし」

「そうなのか?」

「司書も大変なんだよ……幽霊退治とか……」

 

ユーノ、君は後十年もすれば、その忙しさが倍になるよ

 

司書長になるんだから

 

「僕も、有給を使って来た甲斐があったよ」

「すまんな。こんなことで」

「いや、有給なんて基本使わないからな。今日はたらふく食べさせてもらうよ」

 

まぁ、クロノって仕事しかしてないようなイメージだし

 

病気にでもならない限り、有給を使わないんじゃ……

 

「よし、今日は無礼講って事で……酒飲むか?」

「ちょっ、僕たちまだ未成年……」

「大丈夫だ。問題ない」

「問題あるだろ!!」

「じゃあ、僕は貰おうかな」

「俺も」

「じゃあ俺も」

 

だって、飲んでみたいじゃん?

 

中身は……あ、まだ二十歳じゃないじゃん

 

まぁいいか

 

「ったく、君達は……」

「だが、こんな時だからこそいいのかもな。暮羽、僕も貰おう」

「クロノ!!?……はぁ、じゃあ僕も」

「じゃあ、アルコールは少な目で良いか」

 

暮羽から酒を貰う

 

「じゃあ、滅茶苦茶遅くなったが、ジュエルシードやら、闇の書やら、色々とお疲れ様でした~って事で、」

『かんぱ~い!』

 

~魔理沙side~

 

「これが卓球か」

「もうラケットもピンポン玉も借りてきたので、早速やりましょうか」

「僕が最初にやる~!!」

「はい、いいですよ。後は……誰がいきますか?」

「ボクが行くよ。ルールもある程度知ってるから」

「なら水姫さんで。頑張ってくださいね」

 

二人が所定の位置に立つ

 

さて、見物だな

 

「よっと!」

 

水姫がピンポン玉を二回弾ませて、相手の場所に入れる

 

成る程、二回弾ませるのか

 

「最初だけですよ。後は一回です」

 

成る程

 

あ、レヴィが動いた

 

「てりゃー!!!!」

 

ピンポン玉を思いっきり打ち……

 

「あぶなぁぁぁぁ!!!!?」

 

ピンポン玉が超スピードで水姫の顔面に向かっていったが、それをマトリックスで回避する

 

ナイス回避

 

「あれ?外しちゃった?」

「まずは本当に基本的なルールを知れ!このアホー!!!」

 

おぉ、水姫がキレた

 

妖精にアホって言われちゃあ、おしまいだな

 

「へ?当てるんじゃないの?」

「……頭痛い」

「レヴィ、卓球というものは……」

 

~少女説明中~

 

「……と、いうものらしいです」

「へぇ~」

「下手すりゃ水姫の顔面が消し飛んでたな」

「妖精で良かったって心から思うよ……」

 

まぁ、妖精ならどれだけ死のうが一回休みだしな

 

人体実験には持ってこい……なんだが、まぁ、私はそんな人外のやりそうな事はやらん

 

「じゃあ、続きといきましょうか」

「今度はちゃんとやってよ?」

「分かってるよ~」

 

……なんか展開が読めたぜ……

 

「えいっ!!!……あっ」

「え?ちょっ……」

 

あぁ、水姫、せめて安らかに眠ってくれ

 

「もう読めてましたよこんちくしょー!!!!」

 

ピチューン

 

妖精が一回休みになる時の独特の音と共に水姫が四散した

 

死因:亜音速のピンポン玉(雷エンチャント)を顔面に貰った

 

これはひどい

 

『え……?』

「あ、だい……」

 

重い空気に耐えかねて、早苗が口出ししそうになったところを霊夢と共に止める

 

「面白そうだから黙っておこうぜ」

「そうよ。どうせ死んでないんだし」

「で、ですが……」

「いいからいいから」

 

無理矢理早苗を黙らせる

 

「……う、嘘でしょ?」

 

にっひっひ

 

取り合えず、周りを確認すると、丁度来た道の角で水姫がスタンバってた

 

「どどどどどどうしよう……」

 

レヴィは顔が真っ青を通り越して土色、他の三人は真っ青

 

これは流石に気の毒だし、水姫にゴーサインを出す

 

「うらめしや~」

『キャァァァァァァァ!!!!!?』

「ば、化けてでたぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

水姫の登場に四人が其々の悲鳴をあげる

 

ディアーチェまでキャって叫ぶとは

 

「いやぁ、まさか残機持っていかれるとは」

「何処にリスポンしたんだ?」

「すぐそこだよ?」

「ゆ、幽霊……はぅ……」

 

ユーリ、気絶

 

「レヴィ?」

「はひっ!!あばばば…………」

「それなりに、O☆HA☆NA☆SHIさせてもらうよ?」

「あばばばばば…………きゅぅ……」

 

レヴィ、白目向いて口から泡吹いて気絶

 

「水姫、そろそろ説明しないとシュテルとディアーチェが気絶するわ」

「じゃあ、かいつまんで」

 

~少女説明中~

 

「よ、妖精……」

「まぁ、残機無限ってやつ?別に死んだ訳じゃないから心配しないで」

「……まぁ、信じるとしよう」

 

取り合えず、水姫の残骸(何故かボムの欠片)は私が回収しておいたぜ

 

「取り合えず、この二人は?」

「ユーリは我が目が覚めるまで見ておる。レヴィは知らん」

「角にポイしておきましょう」

 

と、レヴィを部屋の角に文字通りポイっと投げ捨てるシュテル

 

容赦ないんだな

 

「さて、仕切り直しですね。どうしますか?」

「じゃあ、私とシュテルでやらない?」

 

と、霊夢がシュテルに勝負を申し込んだ

 

「良いですね。本気で行きますよ?」

「望むところよ。博麗の巫女の力、とくとご覧なさい」

 

二人が卓球台に立った所で、私達もベンチに座る

 

ちなみに、ユーリはディアーチェに膝枕されている

 

レヴィ?知らんな

 

「シュテル、あんたから良いわよ」

「では……」

 

ピンポン玉を打ち、一回、自陣で弾ませ、相手の陣地に入れる

 

しかも、スピンがかかってるのか、真逆の方向に玉が移動する

 

「やるわね!」

 

それを難なく打ち返す霊夢

 

「まだまだです!」

 

そして、高速のラリーが始まった

 

「シュテルは中々器用だからな。こういうのは得意なのだ」

「家の霊夢だって、人間とはかけ離れた運動能力を持ってるんだぜ?あれくらい余裕だぜ」

「何を。シュテルは……」

「いや、霊夢は……」

「はいはい。キリがないので止めてくださいね。どっちも凄いですよ」

 

なんか解せない終わりかただぜ……

 

「これで終わりよ!」

「しまっ!!」

 

霊夢のスマッシュが決まり、シュテルが空振る

 

霊夢の勝ちだな

 

「負けてしまいましたか……」

「中々いいバトルだったわ。もう汗だくだくよ……」

「私もです……」

「終わったらもう一回お風呂行きましょうか。じゃあ、次は……」

「よし!私と早苗だ!」

「私ですか!!?」

「ボクは!?」

「水姫はレヴィとだぜ。さっ、とっととやるぜ」

「分かりましたよ……」

 

早苗が渋々卓球台に立った

 

さて、腕がなるぜ……

 

「魔理沙さんからどうぞ」

「おっ、だったら遠慮なく……」

 

ピンポン玉をその場で高く放り投げる

 

行くぜ!!

 

「卓球はパワーだぜ!!!」

 

落ちてきたピンポン玉を勢い良く打ち付け、早苗の陣地に入れる

 

決まったぜ!!!

 

「いいえ……卓球は……」

 

早苗がゆらりと動く

 

「ブレインです」

 

早苗が私の玉をコツンと弾く

 

しかも、低くて威力もない

 

これはネットだな

 

「違いますよ」

「は?」

 

早苗の玉はネットの上に乗り、横にコロコロと移動したあと、私の陣地でコテンと二回弾んだ

 

……へ?

 

「どうです?まだやりますか?」

「当然だぜ!!!こんなのまぐれに決まってる!!!」

 

~少女奮戦中~

 

実力でした

 

「ぜぇ……はぁ……」

「つ、疲れました……」

 

結局全敗……

 

何者なんだよ……早苗って……

 

私のパワーが全く効かなかったぜ……

 

「……ん?……ふぁぁ……」

 

おっ、ユーリが起きたぜ

 

「……あれ?」

「あ、起きた?」

「ひっ!?幽霊!!?えっと……えっと……!!」

「落ち着け。シュテル、説明」

「分かりました」

 

~少女説明中~

 

「???」

「まぁ、無事ってこと」

「なるほど!」

 

二文字で完結だぜ

 

「あれ?誰も卓球やらないんですか?」

「もう私も霊夢も終わったぜ。後は水色コンビとお前らだけだ」

「水色コンビって何!!?」

 

水姫の声はシャットアウトしておく

 

「あ、だったらやりましょうよ!ディアーチェ!!」

「我とか!?……まぁ、断りはせぬが」

 

と、ディアーチェとユーリがやるみたいだな

 

ディアーチェとユーリは卓球台に立ったら、普通にラリーをし始めた

 

多分、ディアーチェもそれなりに出来るんだろうが、ユーリに付き合ってるんだろうな

 

ユーリは笑顔、ディアーチェは微笑みながら、ほんわかとやっている

 

「和みますね」

「最初見たときはディアーチェなんて王様気取ってたのに、最近は丸くなったよな」

「クレハが王に色々と言ってましたから。中二病とか」

「十中八九、それだな」

 

まぁ、それで痛い子に認定されたらたまったもんじゃないしな

 

でも、シュテルとレヴィが王様と呼んでるのは、癖なのか、そう認識しているからなのか

 

「四刀流です!」

「うぉっ!?バカ!仕舞わぬか!!!」

 

……ユーリは天然なんだな

 

~少女等卓球中~

 

「つ、疲れました~」

「結構いい運動にはなったな」

 

と、ベンチに寝転がるユーリと、腕捲りしたディアーチェ

 

「……ふぇ?……いたっ!!?寝違えた!!?」

 

おっ、レヴィが起きたみたいだな

 

それに、寝違えたらしい

 

放り投げたシュテルのせいだな

 

「じゃあ、お風呂に行きましょうか」

「あれ?僕、卓球やってないよ?」

「一昨日やったでしょ?」

「……あれ?」

「ボクは……」

「後でわたしがお相手します」

「そう?」

 

あれだ

 

レヴィは詐欺に引っ掛かる

 

何で一昨日やったでしょ?に引っ掛かるんだよ

 

寝ぼけってレベルじゃないぜ

 

「あ!水姫は!!?」

「一昨日食べたでしょ?」

「……あれ?」

『おい!!!!』

 

よりにもよって食べたでしょ!!?

 

明らかに言葉の選択が可笑しい!!!

 

「シュテル!!」

「おっ、がつんといけ!水姫!!」

 

ちゃんと突っ込め!

 

「そこは一昨日殺ったでしょ?でしょうがぁぁぁぁぁ!!!!!」

「突っ込むとこ、そこぉぉぉぉぉ!!!!!?』

「なるほど」

 

……もうカオスだぜ

 

もう気にするのは止めるぜ

 

「さて、温泉に行きましょうか」

 

~少女等入浴中(二回目なのでカット)~

 

「よし、サッパリしたし、昼食にするか!」

「そういえば、お昼まだでしたね」

「お昼が三時……」

 

もうおやつの時間だってのは重々承知だぜ

 

作者は朝八時にクロワッサン一個食っただけで、東京の町中を夜七時まで飲まず食わずで歩いたらしいが

 

「じゃあ、売店でちょっとだけ買って食べましょうか」

 

~少女等食事中~

 

「足りないぜ……」

「もう少ししたら夜ご飯なので、我慢してください」

 

……まぁ、ここで食い過ぎて夜が食べられなかったら勿体ないもんな

 

旅行に来たのに昼を売店のありきたりな物で済ますのも勿体ない気がするが

 

「じゃあ、ゲーセンにでも行きませんか?」

「そうですね。行ってみましょうか」

 

と、方針も決まり、ぞろぞろとゲーセンまで移動する

 

旅館にはゲーセンはあるものなのか?

 

まぁ、別にいいか

 

で、暫く移動して

 

「あ、ここですね」

「よし、さっさと行こうぜ」

 

少々喧しいが、中に入る

 

うわっ、なんというか……明るすぎだろ!

 

幻想郷にはこんな眩しい場所なんて無かったぜ……

 

「うわ~……懐かしいです~……」

「早苗は来たことあるのか?」

「そりゃあ、幻想郷に行くまでは普通の女子中学生だったんですし……ゲーセン位一回は行きますよ」

 

そんなもんなのか。外の学生は

 

私はこっちに来てから入ったことはないから、新鮮だぜ

 

「早苗、あの食べ物が入ってる箱は何?」

「あ、クレーンゲームですね。百円を入れて、アームを動かして景品を取るんですよ」

 

ぬいぐるみとか、意味わからない機械とか、沢山あるな……

 

「絶対とれるのか?」

「いえ、取れないときもありますよ」

「何よ。取れなかったら詐欺じゃない」

「まぁ……そういうものなので」

 

……だが、百円でそれなりの景品も取れるかも知れないんだよな?

 

もし、千円の物が百円で取れたら九百円の儲けじゃないか

 

……あぁ、これ、ギャンブルだな

 

「お主は得意なのか?」

「まぁ……そこまで得意ではありませんが」

 

いや、得意不得意関係ないだろ。これ

 

ギャンブルなんだし

 

「そうでもないんですよ?取るのにはコツだってありますから」

「そんなもんなのか……」

「取り合えず、あのうんまい棒のバラエティーパックを狙ってみますね」

 

と、クレーンゲームに百円を入れる早苗

 

アームが動き、降りていく

 

……あのアーム、UFOを想像させるな

 

と、思っていたら、終わったらしい

 

取れなかったみたいだ

 

「まぁ、あんなもんですよ」

「……では、わたしが行きましょう」

 

と、今度はシュテルがやるらしい

 

シュテルって多分初めてだよな?

 

取れるのか?

 

「シュテルん頑張って~」

「…………」

 

うわっ、めっちゃ集中してる……

 

……ん?口が動いてる?

 

ちょっと近づいてみるか

 

「アームの強さと物体の重量を……」

 

うん、聞かなかったことにするぜ

 

怖くなってきた

 

「あやつは『理』を司るマテリアルだからな。あの程度は造作も無いだろう」

「レヴィはどうなんだぜ?」

「脳筋」

「ありがとう。その一言で十分だぜ」

 

まぁ、ようするに、シュテルはああいうのには強いんだな

 

お、アームが動き出して……

 

「取れました」

『おぉ~』

 

いとも簡単に取りやがったぜ

 

「レイム、どうぞ」

「いいの?」

「大丈夫です。まだいけます」

「なら、貰うわ。ありがとう」

 

……うん?

 

まだ?

 

そういうと、シュテルはもう一回百円を入れて……

 

「二つ取りました」

『おぉ~!』

 

一気に二つも取りやがったぜ

 

これで三百円で三つ……元は十分に取れてるぜ

 

「じゃあ、ここで止まってるのもあれですし、移動しましょうか」

「わたしはもう少しここにいます」

「私も残るわ」

 

どうやら、シュテルと霊夢はまだ移動しないらしい

 

と、いうわけで、シュテルと霊夢を置いて移動する

 

「なんか色々とあるんだな……」

「そうですね。基盤のゲームもありますし……」

 

……ん?あれは?

 

「なんだ?こりゃ」

「あ、それは弾幕シューティングのゲームですね」

 

……ほう

 

「弾幕と聞いちゃあ、黙っちゃいられないぜ」

「やりますか?難しいですよ?」

「この程度、私にとってはEASYクラスだぜ!」

 

ゲームの前にドカッと座る

 

画面に弾幕が写ってるが、この程度なら楽勝だぜ!

 

「泣きを見なければいいですけれども……」

 

早苗が百円を入れる

 

その前に操作方法は……よし、大体覚えた

 

後は勘でやってやるぜ

 

「長くなりそうだから、お前らは先に行っててくれ」

「じゃあ、ボクは見学してるね」

 

と、水姫が隣に座る

 

「じゃあ、行きましょうか。水姫さん、取り合えず、お金渡して……」

「あ、ボクも持ってきてるから気にしないで」

「ですが……」

「年長者の言うことは聞く!ほら、行ってきて」

「……じゃあ、魔理沙さんを頼みますよ」

 

よし!一発でクリアしてやるぜ!!

 

~早苗side~

 

私も押しに弱いですね~……

 

さて、何処に行きましょうか……

 

あ、あれは……

 

「早苗~、これは~?」

「レーシングゲームですよ。自分がドライバーになって車を動かすんです」

 

あ、ちゃんと四台ありますね

 

「四台ありますし、チームでやりませんか?」

「そうだな。では、我とユーリでチームを組む」

「だったら、私とレヴィさんですね」

「頑張るぞ~!」

「わ、わたしに出来るでしょうか……」

「大丈夫だ。うぬならできる」

 

あ、ギアもあるんですか……中々本格的ですね

 

ディアーチェさん達も座ったのを確認して百円を入れる

 

ギアは自分で変えるかオートか選べるみたいですね……ここは自分で変えるタイプにしましょう

 

「???」

「あ、ちょっと待ってくださいね」

 

レヴィさんのは……オートが良いですね

 

あと、なるべくカーブを曲がりやすいタイプの車にしておきましょう

 

多分、アクセルベタ踏みでしょうし

 

「ここでアクセル、ここでブレーキです」

「よ~し!」

 

あ、やっぱり聞いちゃいねぇですね

 

あっちも選び終わったみたいですし、やっていきましょうか

 

初心者ですし、簡単なコースにしてっと

 

「負けませんよ!」

「ふん、見るも無惨な結果にしてくれる!」

「頑張ります~!」

「負けないぞ~!」

 

レース画面になる

 

あ、一人称視点か三人称視点で選べるみたいですね

 

じゃあ、一人称にしてっと

 

『スタート!!』

 

ゲームの音声と共に、アクセルを踏み込む

 

「行けー!!」

 

あ、レヴィさんはもう戦力外っぽいですね

 

前に車が居ようが関係なく進んでますし

 

えっと、ギアを切り替えて……

 

「あ!!」

 

ギアに気を取られてたら壁にぶつかってしまいました……

 

あぁ、抜かされていく……

 

ですが……

 

「もう慣れました!」

 

徐々にスピードを上げていき、ギアを切り替え、一気に最高スピードになる

 

そして、順位中程で走っていたユーリさんを追い抜かす

 

「あれ?」

 

どうやら、気が付いてないみたいですね

 

そのまま車の合間を縫うように運転し、一気に二位まで追い詰めました

 

途中、レヴィさんも抜かしました

 

「後はディアーチェさんですか……」

「この短時間で追い付いてくるとは流石だな」

 

あ、いいこと考えました

 

一度、ディアーチェさんの真横に張り付く

 

「私には常識は通用しません!!」

 

その場でドリフトし、ハンドルを車体の傾いた方向と同じ方向に勢い良く回しながら、アクセルをベタ踏みする

 

すると、車体がその場でスピンし、ディアーチェさんの車を一気にはね飛ばす

 

成功です!

 

「何だと!!?貴様!!正々堂々と勝負せぬか!!」

「とある偉人は言いました……「勝てばよかろうなのだァー!!!」と!!!」

「屁理屈であろうがぁぁぁぁ!!!」

 

スピンした車体を何とかギアを切り替えながら元に戻す

 

さて、もうレースも終盤、順位も一位……あら?二位?

 

ディアーチェさんは私の後ろですし……あれ?

 

「ゴールです!」

 

画面にユーリさんが一位でゴールしたと書かれる

 

なん……だと?

 

しまった……私としたことが、回りを見れていなかったとは……

 

そういえば、スピンしてる最中、ユーリさんの車が通っていったような通っていかなかったような……

 

順位も中らへんだったので、危険視しなかったのも駄目でしたか……

 

それに、一人称視点も仇になりましたか……

 

「やりましたよ!ディアーチェ!!」

「よくやった。ユーリ」

「くぅ……悔しいです……」

「あれ?僕は六位?」

 

順位は、一位はユーリさん、二位は私、三位はディアーチェさん、四五と飛んで、六位がレヴィさんでした

 

「あ、居ました」

「あら?魔理沙と水姫は?」

 

あ、霊夢さんとシュテルさんが来ました

 

「魔理沙さんはあっちでゲームを……って、これまた大量に取ってきましたね」

 

ぬいぐるみやらお菓子やらなんやらと……

 

お菓子が八割を占めていますが

 

「外には美味しい食べ物が沢山あるのね~♪」

 

と、お菓子を食べながら霊夢さんが言う

 

いや、お菓子よりも美味しいものは沢山ありますよ……

 

「で、マリサは一体何処へ?」

「あっちに居ますよ。向かいますか?」

「そうしましょう」

 

早速魔理沙さん達の所へと向かう

 

えっと、魔理沙さんは……居ました

 

って、まだやってますね

 

「魔理沙~……もう五回もコンティニューしてるよ~?」

「ここで諦めるなんて出来ないんだぜ!!」

 

あぁ、たっぷりと水姫さんに迷惑かけてますね

 

まぁ、予想はしてましたが……

 

「あ~!!!また負けた~!!!」

「魔理沙の下手くそ~……」

 

このままだともう一回やりかねないので、引き取りに行きましょうか

 

「魔理沙さん」

「ん?早苗か?もう少し待ってくれ!あと少しで……」

「はいはい、行きますよ~」

「な、何をするだァー!!」

「水姫さん、すみませんね。迷惑かけて」

「大したことないよ」

 

魔理沙さんの浴衣の襟首を掴んで無理矢理引っ張る

 

じゃないとここを退きそうにありませんし

 

「どうします?もう少し回りますか?」

「わたしはもう大丈夫ですよ?」

「もう目がチカチカしてきたわ」

「じゃあ、行きましょうか」

「離せ~!!」

 

抗議する魔理沙さんは無視して進む

 

さて、取り合えず、部屋に行きましょうか

 

「部屋に行って後は自由にしましょうか」

 

~少女等移動中~

 

「では、夕飯時になったら集合ということにしましょうか」

「そうだな」

 

さて、取り合えずどうしましょうか……

 

「魔理沙、そんなに拗ねないで」

「あとちょっとだったのに……」

「う~ん……早苗、ちょっと魔理沙のご機嫌取りのために売店行ってくるね」

「分かりました。お願いします」

「ほら、行くよ。魔理沙」

 

水姫さんが魔理沙さんの手を取って部屋を出ていく

 

やっぱり年長者はあてになりますね。チルノさんは除きますが

 

「今まで知ってるものしか食べてなかったけど、中々美味しいわね」

「そうですよ。今度色んなお店に行ってみますか?なのはさん達の情報だと、ミッドチルダというところに美味しいお店もあるみたいですよ」

「そうね。行ってみましょうか」

 

と、お茶にてこずりながら返事をしてくれる霊夢さん

 

そういえば、霊夢さんはお茶が好きでしたね

 

「これをこうしてこうするんですよ」

「なんか色々と面倒になったわね……」

「慣れれば簡単ですよ」

 

当たり前と言っちゃあ当たり前ですが、霊夢さんと魔理沙さんは外に関してはほんと無知ですね

 

幻想郷での最強っぷりもここでは全く見られませんし

 

魔理沙さんも借りるという名の盗みもこっちに来てから働いてませんし

 

今度一人で出掛けてみようかな~

 

故郷にでも行って……いや、止めましょう

 

友人を偶然見つけたりしたら泣かない自信なんてありませんし

 

「なによ、しんみりした表情浮かべちゃって」

「いえ、故郷の事を……」

「……まぁ、行きたくなったら行ってきなさい。それに、幻想郷に帰りたくなかったら帰らなくたっていいのよ。誰も攻めたりはしないわ」

「霊夢さん……」

「その分博麗神社のお賽銭が……」

「やっぱりそれですか」

 

……まぁ、行ってみようかな

 

「たっだいま~!」

「戻ったぜ~」

 

あ、二人が戻ってきましたね

 

……あれは

 

「コーラだぜ。香霖は殆ど仕入れてくれないからな」

 

……私、何度か買ってきましたけど……

 

もしかして、飲んでない?

 

人数分……はっ!!?

 

もしやと思い、霊夢さんを見つめる

 

「……」

「…………」

 

目を逸らし続ける霊夢さん

 

やっぱり一人で二本飲んでましたね

 

「し、仕方ないじゃない!美味しそうだったんだもの!!」

「ん?何の話だ?」

「霊夢さんの分も魔理沙さんが飲んでいいっていう話ですよ」

「ちょっ!!?早苗!!?」

「チクりますよ?」

「うぐっ!」

「何だか分からんが、貰えるものは貰っておくぜ」

 

取り合えず、買ってきたコーラは設置してあった冷蔵庫に入れておきましょうか

 

さて、これから何をしましょうか……

 

「麻雀やる?」

 

と、徐に麻雀稗を取り出す水姫さん

 

何であるんですか!!?

 

「そこは普通トランプとかUNOとかですよね!!?」

「常識に囚われてはいけない」

「それは幻想郷での話ですよ!!」

 

……まぁ、せっかく持ってきてくれたんですし、やりましょうか

 

~少女等暇潰し中~

 

「ロンね」

「またかよ~」

 

なんか霊夢さんが異常なまでに強いです

 

金のかかっていないギャンブルは強いみたいですね

 

「……あ、もうこんな時間ですね」

 

時計を見てみたら、もう晩御飯の時間でした

 

「じゃあ、片付けてディアーチェさん達の所に行きましょうか」

「片付け面倒ね……」

「適当に突っ込んでくれればいいよ」

 

取り合えず、稗を片付けて部屋を出て、ディアーチェさん達の部屋をノックする

 

「そろそろご飯にしませんか~?」

『分かった。少し待っておれ』

 

ディアーチェさんの声が聞こえてから数分後、四人が出てきました

 

「じゃあ、行きましょうか」

「うぬ」

 

確か、食事処みたいな物が……

 

あ、ありました

 

適当に座ってっと

 

「ここは我等が金をだそう」

「いえ、私が……」

「うぬにばかり出させるわけにはいかぬからな。出させるまでは退かんぞ」

「……分かりました。じゃあ、ご馳走になりますね」

「ごちになるぜ~」

「ただ飯~」

「暮羽から貰ったお金もあるから、使ってね」

「分かりました」

 

……また押しきられましたか

 

……ここはお言葉に甘えましょうか

 

~少女等食事中~

 

「美味しかった~♪」

 

やっぱり外食は良いですね~

 

あと、ディアーチェさんとシュテルさんが箸を使えていたのは驚きました

 

レヴィさんとユーリさんはまだフォークとスプーンでしたけど

 

「これからどうする?」

「三度目のお風呂に行きませんか?」

「良いわね。行きましょう」

「一日に三度も風呂に入るなんて初めてだぜ」

 

~暮羽side~

 

……昼から夜まで飲みまくったんだが……

 

「勝てばいいんだよ~勝てば~」

「アァ!?オルフェノクが俺に勝てると思ってんのかァ!?」

「せめて休暇を有効活用したい……」

「初恋なんてはかなく散る物だよね……」

 

もう蓮樹、翔一、クロノ、ユーノが完全に酔っ払った

 

ユーノ、お前恋してたのか

 

「カオスだな……」

「才賀、お前は平気なのか?」

「隠れて……な?」

「成る程な」

「桜庭。いい忘れてたが、シグナムが手合わせを願いたいと言っていたぞ」

「マジ?まぁ、時間空いたらお邪魔するって伝えておいてくれ」

「分かった。では、俺は帰るとしよう」

「え?帰るのか?」

「主が心配するのでな。すまない」

「いや、構わないさ。ほれ、土産の酒だ。シグナムやシャマルと飲めばいい」

「感謝する。では、また会おう」

 

と、ザフィーラは帰っていった

 

まぁ、ザフィーラが居たところでこのカオスは覆らないが

 

「で、あのカオスはどうする?」

「知らん」

「あっひゃっひゃっひゃっひゃ」

「ん?なんだ?ファイズフォンが反応しねぇぞ」

「せめて雷豪寺が……」

「なのは~……」

 

蓮樹は意味なく笑いだし、翔一はベニヤ板をファイズフォンと勘違いしてクロノは鬱オーラ纏ってユーノは伏せて泣いている

 

なのはが好きなのか

 

告白したらいいのに

 

「才賀、せめてクロノの苦労は減らしてやれよ……」

「ふっ、入ればわかるさ……管理局がどれだけ忙しくて厳しいか……」

「ビバ学生」

「管理局一時的に止めて学問に専念しようかな……」

「若い内は学問に励んだ方がいいぞ?」

「だよなぁ……」

 

と、余った肉を焼きながら会話をする

 

才賀は根はいいやつだから、ほんと話しやすい

 

前までオリ主がどうとか言ってたのが嘘みたいだ

 

「まぁ、俺が高町達と普通に話せてるのは奇跡だよな……」

「んなこた無い。あいつらは話せば……分かるのか?」

「さぁ、O☆HA☆NA☆SHIがあるからな……」

 

才賀はなのは達に土下座してから名前ではなく名字で呼んでいる

 

別に下の名前でもいいと思うんだが

 

フェイトとアリシアは名字ではなく、さん付けで呼んでいる

 

「まぁ、お前が酒を飲めるやつで良かった。じゃなけりゃ、このカオスに俺一人突っ込まれる所だった」

「酔っ払いの愚痴を聞くのもいいと思うが?」

「愚痴だけならな……それに、普通に酔える奴が少ないんだよ。水姫は無理矢理気絶させて俺を枕にしてくるし……」

「リア充爆発しろ」

「リア充じゃねぇよ」

「るっせぇ。エターナルロリータに好意を抱かれてリア充じゃねぇって何事だよ」

 

エターナルロリータって……

 

ヴィータもそうだろうに

 

アリシアは……どうなんだ?

 

「ってか、神様が法律守らなくてもいいのか?」

「酒は偉大なんだよ」

 

と、こんな感じで飲み会はグダグダと過ぎていった

 

「走れオートバジン!」

「モォー」

「それオートバジンちゃう。牛や」

 

~早苗side~

 

ふぅ、さっぱりですね

 

「じゃあ、後は各自って事で」

「分かった。明日は何時ここを発つ?」

「朝ですね。ギリギリお風呂には入れますよ」

「分かりました。では、おやすみなさい」

「おやすみ~」

 

さて、後は寝るだけですね

 

あ、布団がひいてありますね

 

「布都んね」

「布都さんは関係ありませんよ……」

 

さて、何しましょうか……

 

「TRPGをやろう」

「何でルルブ持ってきてるんですか。時間無いので却下です」

「後はこれしか無いんだけど……反対されるよ?」

「何ですか?」

「UNO」

「最初に出してくださいよ!!!」

 

思わず突っ込んでしまう

 

あるんなら最初から出してくださいよ……

 

「なにいってるんだぜ?ここに来たらやることは1つ……」

 

と、枕を持つ魔理沙さん

 

よく見たら、スペアの枕も出されている

 

読めました

 

取り合えず、水姫さんの腕を掴んでおく

 

「枕投げだぜ!!」

 

予想通り!!

 

「守符「ガードベント」!!!」

「へぶっ!!?」

 

水姫さんで枕をガードする

 

「何よ。面白そう……ね!!!」

 

霊夢さんも投げてくる

 

甘いです!!

 

「守符「ガードベント」!!!」

「ぷぺっ!!?」

 

当たりませんよ!水姫さんがいる限り!!!

 

「良いですよ。枕投げで私に勝てるなんていうのなら……」

 

枕を二つ、片手に持って……

 

「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺します!!!」

 

二人に向けて投げる

 

決まりました!!!

 

「魔理沙「ガードベント」」

「へ?ちょっ!?ぶべらっ!!!」

 

……成る程、あちらもガードベントの使い手でしたか……

 

「いざ……」

「尋常に……」

『勝負!!!』

『離せ~!!』

「魔理沙「ガードベント」!!!」

「守符「まな板シールド」!!!」

『ふざけるな~!!!』

 

~少女等枕投中~

 

「はぁ……はぁ……もうこんな時間ね」

「寝ましょうか」

『…………ガクッ』

 

結局引き分けでした

 

もう寝るとしますか

 

水姫さんと魔理沙さんも寝てしまいましたし

 

「おやすみなさい」

「おやすみ~」

 

明日は帰宅ですね~

 

~少女等就寝中~

 

と、いうわけでおはようございます

 

「あら、起きたの?」

「早いですね、霊夢さん」

「そりゃあね。どうする?お風呂に行く?」

「いいですね。行きましょうか。朝風呂」

 

~少女等入浴中~

 

「朝風呂もいいものね~」

「ですね~」

 

と、もう朝御飯を食べる位しか時間もありませんね

 

部屋に戻って普段着に着替えなくては

 

「また来たいわね」

「ですね」

 

あ、部屋に着きました

 

って、まだ水姫さんと魔理沙さんは寝てますね……

 

先に着替えてっと……

 

「起きてください。出発ですよ」

「……ん、ふぁぁぁ……何だ?もう時間か?」

「ですよ。ほら、着替えてください。水姫さんも」

「あと五十分……」

「起きれ」

「ぐはっ!?」

 

霊夢さんが躊躇なく水姫さんの脇腹を蹴る

 

痛そう……

 

「な、何すんのさ!」

「とっとと着替えなさい。それとももう一発くらいたい?」

「イエスマム!!」

 

霊夢さん、怖いです

 

ですが、後は荷物を纏めるだけですね

 

えっと、使ったタオルとかもしまって……よし、完璧ですね!

 

『準備は出来ておるか~?』

 

あ、ディアーチェさん達は準備できたようですね

 

「すぐ行きま~す。忘れ物は無いですか?」

「無いわよ」

「完璧だぜ」

「問題ないよ~」

「じゃあ、行きましょうか」

 

部屋から出て、鍵をかける

 

「おはようございます」

「おはようです」

「おはよ~」

 

さて、まずはご飯ですね

 

「先に朝御飯を食べましょうか」

 

~暮羽side~

 

あのあと、あいつらは帰したが、片付けが大変だな

 

あいつら、思う存分散らかしやがって……

 

肉も全部食ったし、問題ないな

 

さて、後はあいつらを待つだけか

 

「モォー」

 

……牛はどう説明しようか…………

 

~霊夢side~

 

「じゃあ、チェックアウトを済ませてきますね」

 

細かいことは早苗に任せるのが一番ね

 

先に靴だけを履いておく

 

と、すぐに早苗は来た

 

「終わりました」

「こっちも終わったぞ」

「なら、バス停まで行きましょう」

 

早苗達が来たのを確認して、バス停まで移動する

 

「あ~、楽しかった~」

「楽しんでもらえればなによりです」

「また来たいぜ!」

「今度はなのはさん達も連れて、女の子だけで行きませんか?」

「良いわね。時間が空いたら行きましょうか」

「よし!明日からまた学校ですが、頑張りましょう!」




と、いうわけで、幻想郷メンバーとマテリアル娘達の温泉旅行でした

これ位長いのは暫く書きたくありませんね……

次回は仮面ライダー主体の話になりそうです

それではまた次回お会いしましょう
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