魔法少女リリカルなのは~次元を司る現人神~   作:黄金馬鹿

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今回は蛇足、とある仮面ライダーとのクロスオーバーです

この話を見なくても、本編には影響はありません


第EX話

~翔一side~

 

春も近い休みの日

 

俺は、春らしい陽気に当たりながら、俺は公園でウトウトしていた

 

どうやら、精神が体に引っ張られているらしく、夜更かしもそこまで出来ないし、転生前とは違い、昼寝もするようになった

 

「このまま何にもなく天寿を全うしてぇな~」

 

まぁ、十九歳の時の事件に巻き込まれなきゃ良いらしいし、ミッドチルダに行かなきゃいい話だ

 

このまま555に変身することもあんまりなく、平和に暮らしたいな~

 

なんて思ってると、事件が起こるんだろうな~

 

と、思ってると、公園の外を歩いている三人組を発見した

 

「何処かで見たことあるような……」

 

と、必死に記憶の中をガサ入れする

 

……あ、思い出した

 

そうそう。仮面ライダーディケイドの主人公、門矢士(かどやつかさ)と平行世界の仮面ライダークウガ、小野寺ユウスケ、仮面ライダーキバーラ、光夏海だ

 

何だ、仮面ライダーディケイド一行か

 

思い出すまでも………………うん?仮面ライダーディケイド?

 

「ふぁ!!!?」

 

へ!?ちょっ!?ディケイド!!?

 

本物!!?マジで!!?本物のディケイドとクウガ!!?

 

こうしちゃおれん!!サイン貰わなくては!!!

 

本能のままに走り出す

 

俺は!今までに無いくらい興奮している!!!

 

何でかって!?本物なんだぜ!?本物のディケイドなんだぜ!!?

 

そのまま公園を飛び出し……

 

『いたっ!!』

 

誰かとぶつかる

 

「いてて……すまん!……って、暮羽?」

「いつつ……何だ、翔一か。どうしたんだ?そんなに興奮して」

 

……あ、見失った…………

 

「そうだ!!男二人と女一人の三人組を見なかったか!?」

「おいおい、どうしたんだ?」

「いいから!!」

「見てないが……」

「あ……そう…………」

 

あぁ……我が生涯最大の好機がこうもあっさりと……

 

オ・ノーレ!!!

 

「まぁ知らんが……ドンマイ」

「あぁ……」

 

……昼寝するか

 

いや、帰ってバジンたんに癒しをもらおう……

 

「じゃ、俺帰るわ……」

「お、おぅ……俺も用事があるから……」

 

世界が回るよ~あはは~あはは~

 

オーイ、ここから出してくださいよ~

 

<キャァァァァ!!!!

 

……悲鳴?

 

こういうときは暮羽に……って居ないし

 

幸いベルトは持ってきてるから行ってみるか

 

小走りで悲鳴のした方に走っていく

 

暫く走ると、尻餅をついた女性が居た

 

「大丈夫……ッ!!!?」

 

女性の真ん前に居たのは、灰色の怪人……

 

オルフェノクだった

 

「オルフェノク!!?何でここに!!!?」

 

って、狼狽えてる場合じゃない!!!

 

ファイズフォンを取りだし、103と入力する

 

『single mode』

 

横に折り曲げ、赤色のフォトンブラッドのビームを撃ち出す

 

「ぐぉぉ!!?」

「そこの人!!早く逃げて!!!」

『burst mode』

 

今度はバーストモードに変え、乱射しながらオルフェノクに突っ込む

 

「でぇい!!!」

 

そのまま飛び膝蹴りをオルフェノクの顔面にお見舞いし、距離をとる

 

女の人は……居ないな

 

直ぐ様バッグに入れていたベルトを取りだし、腰に装着する

 

ファイズフォンを元に戻し、555と入力する

 

『standing by』

「変身!!!」

『complete』

 

ファイズフォンをベルトに叩き込み、仮面ライダー555へと変身する

 

右手を軽くスナップさせ、オルフェノクに突っ込む

 

敵は……見たこたがないオルフェノクだ

 

だが、勝つしかない!!

 

「ハッ!!ヤァ!!!」

「ぐはっ!!」

 

懐に潜り込み、腹パンを入れたあとに顔面に蹴り飛ばす

 

怯んでる間に、ベルトにセットしてある四角のデジカメ……ファイズショットにミッションメモリーをセットする

 

『ready』

 

音声と共に、グリップが現れる

 

右手にはめ、再び突進する

 

見たところ、相手は武器は持っていない

 

素手で戦うタイプだろう

 

なら、勝機はある!!

 

「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

ただひたすら殴る殴る殴る殴る!!!!

 

ディケイドにサイン貰えなかった八つ当たりだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

 

「どっせい!!!」

「ぐぁぁ!!!」

 

オルフェノクが吹っ飛んでいく

 

よし!止めを刺す!!!

 

ベルトのファイズフォンを開き、ENTERを一回押す

 

『Exceed charge』

 

拳を引き、一気に突撃する

 

「グランインパクト!!!!」

 

そして、拳を一気に突きだ……

 

「ハァ!!!」

「なっ!?ぐぁぁ!!!」

 

グランインパクトが、横からの剣による攻撃で妨害される

 

「おい、しっかりしろ」

「うるせぇ」

 

まさか……最初から二人居たのか……

 

これは不味い……

 

「まぁいい。あれを倒すぞ」

 

来るか!!!

 

「何だ?変な打撃音が聞こえてきたと思えば」

 

と、後ろから誰かがやってくる

 

ば、馬鹿!!!

 

後ろの人物を逃がすために振り向く

 

そこに居たのは……

 

「何だ?貴様は」

「俺か?俺は……」

 

そういって、その人物は腰にベルトのような物を巻き付け、カードを一枚取り出す

 

「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

 

そして、ベルトにカードを差し込む

 

「変身!」

『カメンライド・ディケイド!』

 

全身の色はマゼンタ、頭部にはバーコードのような装飾があるライダー

 

仮面ライダーディケイドがそこに居た

 

「ディ……ディケイド……」

「何だ?知っているのか?」

「どうでもいい!死ねぇぇぇぇぇ!!!」

「ふん、血気盛んな奴等だ」

 

ディケイドが俺の前に出て、二人のオルフェノクを相手にする

 

その動きは、全く無駄がなく、余裕そうだった

 

「士!何でいきなり……って、オルフェノク!!?」

 

また来た……

 

「それにファイズ!?」

「イエス、アイアムファイズ」

「えっと……取り合えず、加勢するよ!」

 

と、その人は、腰に手を当て、アークルと呼ばれるベルトを出現させる

 

そして、

 

「超変身!!!」

 

仮面ライダークウガ、マイティフォームへと変身した

 

おぉう、憧れライダー勢揃い

 

「ハァァァァ!!!」

 

あぁ、行っちゃった……

 

戦闘に参加したクウガも、動きに無駄はなく、攻撃を的確に捌き、攻撃を当てていく

 

だが、剣を持つオルフェノクと相手してるため、少し苦戦している

 

……そうだ!

 

「オートバジン!」

 

オートバジンを呼び出し、ハンドルを抜き取り、ファイズエッジを取り出す

 

それを……

 

「クウガさん!!!」

「へ?うわっ!!?」

 

クウガに向けて投げ渡した

 

「ファ、ファイズエッジ!?でも、これなら!」

 

と、一度オルフェノクを吹き飛ばす

 

そして、

 

「超変身!!!」

 

もう一度変身し、紫色のタイタンフォームとなった

 

ファイズエッジはクウガタイタンの専用武器、タイタンソードになっている

 

「フッ!ハァ!!」

 

タイタンソードでオルフェノクと戦うクウガ

 

強ぇ……

 

「さて、そろそろ決めるか」

 

どうやら、ディケイドの方も終わりかけてるらしい

 

腰にあるライドブッカーから一枚のカードを取り出す

 

それを、ベルトに差し込む

 

『ファイナルアタックライド・ディ・ディ・ディ・ディケイド!』

「ハァァ!!」

 

ディケイドが飛び上がると、計10枚のカードのようなものが現れる

 

それを通り抜け、強烈な蹴り……ディメンションキックがオルフェノクに炸裂する

 

「ハァ!!!」

 

クウガの方も、タイタンソードをオルフェノクに突き刺し、抜いた

 

『ぐぁぁぁ!!!!』

 

クウガの方は、クウガの紋章が浮かび上がり、二人のオルフェノクは青い炎と共に灰になった

 

これが……ディケイドとクウガの力……

 

「ま、こんなものか」

「そうだね」

 

二人は変身を解除する

 

「で、ここもファイズの世界なのか?」

「……俺に聞いてます?」

「お前しか居ないだろう」

「いえ、厳密には違うんですけど……」

「えっと、先に変身を解いたら?」

「あ、そうですね」

 

すっかり忘れてた

 

ファイズフォンを抜き取り、通話終了ボタンを押し、変身を解除する

 

「って、子供!?」

「学生ライダーは流行ってるのか?」

「あはは……」

 

流石に驚かれるよなぁ……

 

「あ、居た居た!」

「ん?何だ、お前か」

「いきなりどうしたの……ん?その子は?」

「えっと……取り合えず、落ち着けるところに行きませんか?」

「じゃあ、光写真館に行こうか!」

 

えっと、ファイズショットの容量は……十分だな

 

生光写真館……ヤバイ、興奮してきた

 

~青年等移動中~

 

「コーヒーです」

「ありがとうございます。栄次郎さん」

 

コーヒーを持ってきてくれた光栄次郎さんにお礼を言う

 

あぁ、美味しい……感動ものだよ……

 

「えっと、まずは自己紹介から。俺は小野寺ユウスケ」

「私は光夏海。で、この無愛想が門矢士」

「無愛想は余計だ」

「俺達は世界を旅してる途中なんだ」

「俺は不知火翔一です。聖祥大附属小学校三年生で555やってます」

「三年生……」

 

やっぱり驚くよね……あ、二度目か

 

「で、ここはまたファイズの世界なのか?」

「いえ。違います。ここは『魔法少女リリカルなのは』の世界です」

「ま、魔法少女?」

「えっと……こうキラキラして魔法をバーンってやる?」

「いえ、555の装甲一撃で持っていかれる魔砲が飛び交う世界です」

『は、はぁ……』

 

ですよねー

 

まぁ、ユーリの一撃で装甲持ってかれるだろうし、間違いではない

 

「じゃあ、何でファイズが居るんだ?」

「まぁ、色々とありまして。オルフェノクが人を襲ったのを見たのも初めてでしたし」

「そうだったんだ……」

 

オルフェノクの存在は八神が証明してくれた

 

だが、何でいきなり人を襲い出したんだ……

 

「士が来たからじゃない?」

『海東さん!』

 

うん。もう驚かない

 

声をかけてきたのは海東大樹さんそのものだった

 

「またこそ泥か?」

「いや、お宝は今から買いに行くのさ」

「……うん?買う?」

 

買うのか?取るんじゃなくて?

 

「翠屋という名の喫茶店のケーキさ」

「だぁぁ!!!?」

 

思わぬ名前に椅子の上で器用にずっこける

 

そりゃあ高町の所のお菓子は美味しいけれども!!!

 

あ、でも宝って言えるかもな

 

「ど、どうしたの!?」

「い、いえ、知り合いの店の名前が出たからつい……」

「それじゃあ、早速買ってくるよ」

 

あ、行っちゃった……

 

まさかの翠屋かいな……

 

「そうそう。オルフェノクが暴れだした理由だけど」

 

と、顔だけだして話しかけてくる

 

「士が来たからだよ。じゃ」

 

今度こそ言ったか……

 

「まぁ、いつもの事だ。俺が来たから世界が壊れた。それだけだ」

「そんな!」

 

まぁ、ディケイドが来た時点で予想はしてたが……

 

「あの、暫くはここに居るんですよね?」

「そうだが?」

「だったら、協力してくれませんか?オルフェノクがおとなしくなるまで」

「……世界を破壊した張本人だぞ?」

「まぁまぁ。起きちゃったものは仕方ないですし」

 

出来れば写真をとりたいな~とか

 

「うん!協力するよ!」

「おい」

「ありがとうございます。俺は明日から学校なので、何かあったらこの番号に」

「じゃあ、こっちからも渡しておくよ」

 

よっしゃぁぁぁぁ!!!!

 

ユウスケさんの連絡先ゲット!!!!

 

おっと、失礼

 

「じゃあ、俺は暫く町をパトロールしてますね」

「待て」

 

と、士さんに引き留められる

 

こ、興奮してたのバレた?

 

「お前、ファイズに変身できるって事は……」

 

……あぁ、その事か

 

やっぱり詳しい人にはすぐ分かっちゃうよな

 

「俺は戦います。人間として。555として」

「……そうかい」




基本的に暮羽達は空気です

次回も仮面ライダーディケイドとのクロスをお送りします

ファイズの知識がある人には翔一の正体、完全にバレてますよね
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