「……はぁ、なんつー惨劇を産み出してんのさ」
「悠夢の全力すげぇ……」
結果、悠夢の博麗斬は化け物を『消滅』させた
周りの建物を含めて
結界の維持をしていたシャマルとザフィーラは魔力不足でぶっ倒れた
よくやってくれたよ。割りとマジで
いやぁ、ジュッって音したと思ったら化け物が居ねぇんだもん
消滅だもんなぁ……俺等じゃアルカンシェルでもないと無理なんじゃね?
「もうわたしたち、要らないんじゃないかな?」
「それ、言えてるの」
「ってか、悠夢一人で良いと思う」
「言えてるわ~」
ほんと、自信なくすぜ
悠夢side
あの化け物も消滅させた。実は、あれは放っておいたらこの地球が消滅しちまう程の物だった
だから、博麗斬で結界内の一部の空間ごと削り取って異空間の中に時間を止めて突っ込んでおいた
でなければ、幾ら砲撃を撃とうが、倒せなかっただろう。結界はそれに比例せず、壊れやすかったが
さて、後は……
「てめぇを殺す」
「くそが!離しやがれ!!」
今、結界で動きを封じている、そんな事態を招いた天我。こいつは殺しておく
世界だとかは正直どうでもいい。幻想郷以外はな
俺が許せないのはあいつらを命の危険に晒したことだ
アリシアやなのは、フェイトにはやて。それに、暮羽に蓮樹に翔一に才賀。あいつらを命の危険に晒した
だから、この場で首を切り落とす。せめて閻魔様の前で自分の罪を後悔するんだな
「慈悲は無い。死ね」
龍紋刀を引き抜いてそのまま首を切り落とすために真横に振るう
が、キンッ!!と言う音と共に、それは阻まれた
「どうして邪魔をする……暮羽!」
「んな事してどうする!!!」
「こいつは俺の友を命の危険に晒した!だから殺す!」
「……だから殺すのか」
「当たり前だ。ほんの短い間だけだがアリシアやなのは、フェイトにはやて、……蓮樹に翔一や才賀も大事な友人だ。永い時を生きるとたくさんの友人を失う……だけど、いやだからこそ友人の死は絶対に避けたい。……お前は分かるだろう。同じ永い時を生きる身としては……だから。退け、暮羽」
「確かに俺にも分かる。何人もの俺の神社の巫女が死んでいくのを見た身としては。だが、嫌だね。俺は決めたんだよ。神である時……俺が生きている時は例えどんな状況だろうが、人も妖怪も殺さない」
「前に襲われたときアリシアをも巻き込もうとしていたんだぞ。……俺が反応するのが遅れたら俺はともかくアリシアはやられていたとしてもか?」
「……そうだ」
「ッ!……この……甘ちゃんが!!」
刀を振り払い、バックステップで距離を取る
こいつが甘いのはわかってる。自分が殺されかけても許すのは別にいい。だが友人が危険に曝され殺されかけたん じゃあ次元が違う。友人というものは……なにより大事に すべきで……守るべきものだ。友人が危険に脅かされるならその危険の根底を摘み取るべきだ。
「友人が殺されてもいいって言うのか、お前は。――――もう一度言うぞ。そこを退け、桜庭暮羽」
霊力や神力を出し威圧する。しかし暮羽はそれに怯まず反論する。
「けれど、人の命を奪うことは許されない!!」
「その情けでアリシア達が殺されることになってもか!」
「だが、俺は殺させない!!」
「ふざけんな!」
赤色の霊力と神力を纏わせて暮羽に時を止めて接近、そのまま時間をすすませて刀を振るう。
「ッ!!!」
キンッ!!と言う音と共に斬撃は阻まれる。
「友の為なら、俺は人間が友人を殺そうとしたならそいつを斬る!妖怪が狙ってるんだったらそいつを潰す!神が罰を下そうとしているならそいつを倒す!何処かの馬鹿が短い間だけしか会えない友を殺そうとしても俺はそいつを殺す!だからそこをどけ!桜庭暮羽!」
「どんな理由が有ろうとも、それが人を殺して良いという理由にはならない!!命は独断で奪って良いものじゃないんだ!!」
「俺は生前、とるにたらない有象無象の人間だったと思う。だけど、だからこそ偶然手に入った力だけどその力で友人を守らなきゃいけないんだ!綺麗事だけじゃそこらの力の無い存在と変わらない!何のための力だ!友を守るための力だろうが!」
「だったら、俺はその綺麗言で守って見せる!!今までだってそうしてきた!!」
刀は何時の間にか移動し、唾競り合いの状態になる
「それに、あいつが改心するかもしれないだろうが!!」
「同時にアリシア達を殺す可能性もある!」
「才賀は改心した!!だからこいつも……うん?才賀?」
「どうした!言い訳が尽きたのか!?」
「いや、提案がある。ちょっと耳を」
唾競り合いを止めて渋々と耳を貸すふむふむ……ほほう
「面白いじゃねぇか」
「けっへっへ、賛成だろ?」
「だな。これならあいつもこんなこと二度とやらないだろう」
男二人で向かい合ってにやにや。端から見れば気持ち悪い 奴等だろうが、これだけはにやにやがやめられない止まらないいやぁ、こりゃあ、死ぬより辛いな。男からすれば、何時 死にたいと思うか……
「お主も悪よのう」
「悠夢殿こそ」
『ゲラゲラゲラゲラゲラ!!!!』
さて、早速やりますか。では、今回も始まりました三分クッキング
用意しますは、俺の友を殺そうとした馬鹿。そして
「カモン阿○さん!」
青いつなぎの良い男、○部さん!!!
さて、準備は完了です。では、最後の工程に入りましょう。まず、二人をトイレの個室に詰め込みます。封時結界はちゃんと張りましょう。でないと、酷いことになります
続いて、扉を閉めて空間凍結で出られないようにします
最後に、封時結界ごと何次元か分からないところに次元幽閉して完了です
「反省したら出してやるよ~(笑)」
「早く反省するんだな~(笑)」
『多分出られないでしょうけども(暗黒微笑)』
黒い笑いで皆の元に戻りました
あと、なんやかんやで元主人に酷いこというデバイスさんであった。ちゃんちゃん
悠夢side out
「あ!暮羽くん!それに悠夢くんも!何処に行ってたの?」
「ちょいと馬鹿の後片付けを」
『?』
いやぁ、愉快痛快だった
『ほんと、愉快痛快でしたね』
「お前、ほんとに元天我のデバイス?」
『不名誉ながら』
うわぁ、こりゃあ、完全に道具としてしか扱われなかったな
ほんと、今までデバイスの事とか気にせずぶっ潰してすみませんでした
「あれ?デバイス?」
「でも、暮羽くんは前にもっとったやん。新しいやつ?」
「いや、これは天我の……」
『はい。昨日から暮羽のデバイスをさせて貰っております、セイバーと申します。以後、お見知りおきを』
……昨日までの事を黒歴史にしようとしてやがる
まぁ、分かるけどさ。あんなんに扱われてたんじゃさ
『……確かあなたは……』
『デバイス違いです』
『ですけ……』
『デバイス違いです』
『……All right』
押し通しやがった
すまんな、レイジングハート。バルディッシュにも言っておいてやってくれ。と、手を合わせると、チカチカと点滅した
多分、引き受けてくれたんだろう
これからはマシな生活送らせてやろう
「う~ん、俺は明日には帰るか」
「は?悠夢、帰るのか?」
「神力も戻った。戻る手段も得た。ここに居る意味はないからな」
と、手をみせてくる
手の中には毛玉がすっぽりと収まっていた
何処から採ってきたんだ?その毛玉は。まぁ、帰るんだったら止めはしないが
「へ?何処か行っちゃうの?」
「ちょっと遠いところにな。明日から」
「そうやったんか……学校で会えるの楽しみにしとったのに……」
「うん……ちょっと寂しいの」
「遊びに来れるときは遊びに来るからさ」
「……せやな」
「……そうだね」
……次、会えるのは何時なんだろうな
あ~……寂しくなるな
「まぁ、そりゃあ、龍神だし、何時までもここに居るわけにはいかないしな」
「そうだね、龍神みたいだし……へ?」
「り、龍神?」
「そ。こいつと同じ現人神。世間では龍神で通している」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?』
「まぁ、ある程度の予想は出来ていたな」
「桜庭の知り合いだからな」
「あの反則級の一撃を見たらな」
シグナムとザフィーラとリインフォースはちょっと驚いた程度、他の皆(マテ娘と水姫以外)はかなり驚いていた
「なんかそう言われると頭下げへんといかん気が……」
「頼むから止めろ」
と、制止する悠夢
「そうすると、博麗は何か出来るのか?」
「時と空間を司っている。文字通りだな」
「時と空間……って、もしかして……」
「未来と過去を行ったり来たり出来るし、時も止めれる」
「そんな事出来るの!?」
「まぁ、戦いの中で時を止めて暗殺してから時を動かして気付いたら死んでるって事も出来る」
「その例えはちょっと……」
まぁ、例えで暗殺はちょっとな
それに、俺の次元を司る程度の能力とは比べ物にならないくらい強い
それに、応用も効く
出来るなら戦いたくない相手だな
咲夜さんを魔強化して神にして霊力と神力が極限まで高まっているような感じだし……あれ?勝ち目なくね?
「じゃ、俺は身支度してくるから。じゃあな」
と、短く言い残して悠夢は帰っていった
「……疲れただろ。俺達も帰ろうぜ」
「……うん」
「……そうしよか」
~少年等帰宅中~
『ただいま~』
あ~……疲れた
想像以上に今日は疲れた
ちなみに、水姫には悠夢の事は全部話した
「さて、飯作るか」
「なら、わたしはホットケーキを……」
「また爆発するからやめい!」
台所に走ろうとするユーリを服の襟を付かんで猫のように持ってなんとか止める
爆発したら掃除が大変だからな
「はい……」
「ディアーチェ達も寛いでおいてくれ」
「我も手伝うぞ。流石に一人だと大変だろう」
「わたしもです。居候の身ですし」
「……じゃ、頼むぞ」
「なんでディアーチェとシュテルは良いんですか!!?」
「うるさい爆発魔」
「爆発魔!!?」
「よし、さっそく作るか」
と、思ったら懐の携帯が鳴り出す
えっと……はやてからか
「はいもしもし。虹村です」
『あ、虹村くんですか?ちょっと頼み事があるんやけど』
「せめてツッコミを入れてくれ」
『わたし、どっちかと言ったらボケやから』
「はいはい。で、何のようだ?」
『ちょっとシグナムがな。悠夢くんと模擬戦したいって言っとるんよ……わたし、悠夢くんの連絡先知らんし、ちょいと悠夢くんに言っといてくれへんか?』
「分かった。話をつけておく。結果はメールで知らせるから」
『了解や。ほな、またな』
「へいへい」
通話終了ボタンを押したあと、すぐに翔一に連絡する
出るかな~っと
『もしもし、乾だ』
「あ、翔一か?悠夢いるか?」
『はぁ?翔一?誰だそりゃ。俺の名前は巧だ。ってかお前誰だ』
「あ、すみません、間違えました」
どうやら、電話番号を間違えていたらしい
あれ?電話帳から電話かけた筈だが……もう一回
『うっす。何だ?暮羽』
あ、今度はちゃんと繋がったらしい
さっきの乾巧って人は誰だったんだ?
「悠夢居るか?」
『ちょっと待ってろ』
暫くの間があって
『よっ、なんか用か?』
「明日、シグナムとの模擬戦、引き受けてくれねぇか?」
『シグナムの?分かった。引き受けよう』
「すまんな」
その後は何時から模擬戦をするか決めてから、はやてにメールを送った
で、その後はマテ娘達と夕飯食って寝ただけだ
だが、大体八時頃。俺が部屋で漫画読んでたとき
「なんか、甘いもの食べたくない?」
「あ~……僕も~……」
「そうですね。何か買ってきますか?」
「そうだな。適当に……」
「ならホットケーキ作ります!!」
『止めて!!』
「任せてください!!」
と、言って俺の居ないところでユーリがホットケーキを作り始めたらしい
まぁ、結果は勿論……
「また爆発しました~!!!」
「言わんこっちゃないです!!」
「とっとと片付けるぞ!!貴様等も手伝わぬか!!」
『イエッサー!!!』
まぁ、その爆音で何事かと駆けつけた俺が色々と片付けたあと、ユーリに説教したんだけどな
「まぁ……今度教えてやるから。泣くな」
「泣いてませんよ!!」
と、半泣きのユーリを慰めていた
今度、ホットケーキ以外の物を作らせてみるか
流石に焼き魚とかは爆発しないだろう
乾巧って人は調べたら出てくると思います
555知ってる人は知ってると思いますが