~暮羽side~
悠夢が帰ってから数日後、四月も少しだけ過ぎ、春休みが終わった
今日から小学三年生の一学期である
まぁ、そんな日の朝だ
「忘れ物は無いか?」
「バッチリ!」
「レヴィ、ハンカチ忘れてます」
「まぁ、ハンカチ位ならいいでしょ」
「レヴィ、筆箱が机の上に置きっぱなしでしたけど……」
「馬鹿者!とっとと取って来ぬか!!」
まぁ、こんな感じでドタバタである
ってか、レヴィとディアーチェは制服着たらフェイトとはやてが髪と目の色変えただけにしか見えん
シュテルはなのはと見分ける方法は幾らかあるから大丈夫だが
あ、レヴィも忘れ物取ってきたか
「じゃ、行くか」
「はい」
『行ってきます』
~少年等移動中~
はい、学校に到着
なのは達は近くに……居ないみたいだな
よし、先にクラス分けの紙でも見に行くか
お、あれだな。えっと……
「うぉっ、見事に分かれたな」
「そうみたいですね」
俺とシュテル、なのは、アリサ、すずか、霊夢、魔理沙が同じクラス。蓮樹と才賀、レヴィ、フェイト、アリシア、早苗が同じクラス。翔一とはやて、ディアーチェ、ユーリ、水姫が同じクラスか
でも、そこまでバラバラじゃないから良しとするか
「私とクレハが同じクラスですね」
「我はユーリと水姫か」
「……僕は?」
「一人だな」
「え~!!」
「不満は作者に言え」
「クレハ、メタ発言は止してください」
だが、そっくりさん同士が見事に同じクラスになってるな
テスタロッサ姉妹とレヴィは姉妹としか見られないだろうな
まぁ、レヴィについてはフェイトが何とかしてくれることを祈ろう
なんとかアホの子を制御してほしいものだ
アリシア?あいつは一緒にアホなことする方だろ
だって、三十路にしては子供っぽい……
「だぁれが三十路だ!!この化石!!!」
「光子力ビーム!!」
この踵落とし……まさか
「アリシアか」
「ったく……」
「姉さん……」
「あ!へいと!」
「フェイト!!」
おぉ、ほんとレヴィとフェイトはそっくりだな
背まで殆ど同じだ
「ってか、化石ってどういう意味だアリシア」
「遥か昔から生きてるくせに」
「お前は三十路ロリだろ」
「よし、ちょっと表出ろ。わたしのスペカが火ぃ吹くぞこの化石」
「ほぉ、上等じゃねぇか。俺のマスタースパークが火を吹くぞこの三十路」
~シュテルside~
クレハとアリシアが何処か行ってしまいましたね……
あの二人、仲が良いのか悪いのか……
確かに喧嘩するほど仲が良いと昔から日本では言われていますが……
まぁ、あの二人はそれでいいと思いますね
それ以前に流石に本気で喧嘩するとは思いませんしね
と、いうか三十路と化石ってどういうことでしょうか
あの二人、まだ小学四年生ですよね?
「やっほ~王様~」
「ん?子鴉か」
あ、ハヤテが来ましたね
車椅子には乗ってませんから……普通に歩いて走れる位には治ってるみたいですね
「なんや途中で暮羽くんとアリシアちゃんが何処か行ってもうたけど、どないしたん?」
「さぁ……」
あの二人、マジで喧嘩しに行きましたね……
まぁ、そんな二人は放っておくことにしておきましょうか
その内帰ってくると思いますし
「ん?桜庭一家に八神か」
「あ、翔一くんや」
「やっほ~翔一~」
「おはよ~ショウ~」
「おはようございます、ショウイチ」
「おはよう。あとレヴィ。ショウってなんだ」
「呼びやすいから」
「成る程ね」
そう言ってショウイチがクラス分けの用紙を見ます
「あ、今回は分かれたな」
「そうみたいやね」
それよりも転校生が皆同じクラスに入ることが……え?そこは触れるな?ですが……はぁ、分かりました
「?シュテル、何一人で頷いてるの?」
「少し電波を……」
「??」
まぁ、あれです。気にしたら負けですよ
作者が馬鹿なだけですから気にしちゃダメです
「やっほ~」
「おはよ~」
「おはようなの」
ナノハが来たみたいですね
その横の人達は……
「あ、シュテル達も今日からなんだ!」
「はい。それで、その横の方達は?」
「アリサ・バニングスよ」
「月村すずか。よろしくね」
「シュテル・ザ……スタークスです。以後お見知り置きを」
誤って通り名の方を言ってしまう所でした
「って、フェイトとはやてにそっくりさんが居る!!?」
あ、レヴィとディアーチェに気が付いたようですね
「フェイトに似ているのがレヴィ・ラッセル。ハヤテに似ているのがディアーチェ・K・クローディアです」
「へぇ……そっくりさんって居るものなのね……」
聞いた話ではこの世には同じ顔の人間が三人はいるらしいですしね
「それよりも、貴女達が出てきた所……入り口があった記憶がないのですが……」
「ちょっとね……」
「アリサちゃんの魔法を使って着たの」
「ちょっ!?言っていいの!?」
「大丈夫です。わたしもナノハと同じ魔導士なので。ちなみに、レヴィとディアーチェ。あと、あそこのユーリもそうですよ」
「へぇ、そうだったのね。私は普通の魔法使いその2よ。魔導士では無いから」
普通の魔法使い……
確かマリサがそう名乗っていましたね
「私は箒無いと飛べないけどね」
「箒ですか?」
「そ。箒と杖使って魔法を使うの」
「ですが、何処にもそんなものは……」
「えっとね……あった。これよ」
と、アリサがポケットの中から何か取り出して見せてきます
これは……ミニチュアの箒と杖?
よく出来ていますね
「これをこうすると……」
と、アリサがミニチュアの杖を上に向かって投げます
すると、杖が大きくなってアリサの手元に収まりました
「おぉ」
「これは私の得意な魔法。物体の大きさを変える魔法よ」
成る程……これは便利ですね
デバイスを使って出来るでしょうか……
「っと、人目につくと不味いから戻すわよ?」
アリサが杖をクルクルと回すと杖がまたミニチュアに変わりました
魔理沙のごり押しの魔法とは違って便利な魔法ですね
もしかしたらわたし達の魔法よりも便利かもしれません……
あ、
「そういえば、スズカも魔法を?」
「私はちょっと違うかな」
「違う?」
「水姫ちゃんと同じ感じだね」
「ミズキと?」
「私、妖怪だから」
妖怪ですか……
まぁ、神様と妖精が住んでる何ともメルヘンな家に住まわせてもらっているので今さらどんな妖怪が来ようと驚けませんね
「なんの妖怪何ですか?」
「えっと……き、吸血鬼……」
吸血鬼……ドラキュラ?
「日の真下ですけど……」
「平気だよ?」
なんと
では、本に書いてあった日の光に弱いという情報は嘘だったのでしょうか……
「では、ニンニクと十字架は……」
「何ともないよ?」
あの本、嘘しか書いてなかったみたいですね
「……えっと、怖くないの?」
「別に神様と妖精とか住んでる家に居候させてもらってるので何とも……」
「え!?暮羽くんの家に住んでるの!?」
ちょっ、近いです!肩をそんな力強く掴まないでくださいがくがく揺らさないでください!!!
「す、すずかちゃん……シュテルが……」
「あ……」
「あばば……」
き、吸血鬼って力強いんですね……
危うく意識が三途の川を越えてしまうところでした……
「まぁ色々とありまして……今はクレハの家に居候という形で……」
『へぇ……』
「羨ましいな~」
ア、アリサとすずかが物凄く怖いです……
すずかに至っては何か赤色のオーラみたいな物が溢れ出ていますし……
あれ?何か羽根みたいなものが……
「すずかちゃん!羽根出てる!!」
「ハッ!!」
あ、消えました
何だったんでしょうか……案外吸血鬼に着いてる羽根かもしれませんね
「ちなみに、王……ディアーチェとレヴィとユーリもですよ?」
「……また何か魔法関係?」
「そうですね。少し前に色々とありまして」
あ、二人が何かやれやれといった顔をしてますね
「あ~……疲れた」
「朝っぱらからやるものじゃないわね……」
あ、クレハとアリシアも戻ってきましたね
……ん?何かボロ雑巾が
『誰がボロ雑巾だよ!!!』
あ、レンキとサイガでした
大方喧嘩に巻き込まれたんでしょう
「ん?もう皆来てるのか」
「私達が最後?」
「みたいですね」
あ、レイムとマリサとサナエも来ました
「あら、ディアーチェにシュテルにレヴィとユーリじゃない。貴女達は今日から?」
「うぬ。そこの子鴉と共にな」
「お久しぶりです。三人とも」
「はい、お久しぶりです。これ、お土産です」
「あ!美味しそう!!」
「よっ、アリサ。魔法の方はどうだ?」
「ボチボチね。最近は杖無しでもナロースパークを撃てるようになったわ」
これで全員揃ったみたいですね
そういえば、守護騎士のヴィータは来ないのでしょうか
外見は完全に小学生ですけど
まぁ、そこは触れないでおきましょう
恐らくエターナルロリータでしょうし、学校行っても行かなくても同じでしょう
「さて、何時までもここに居るわけにもいかないし、教室に行くか」
~少年等移動中~
「そういえば、シュテルってどんな魔法を使うの?」
「主に炎を使った後方支援ですね」
「あ!私も炎の魔法を使うのよ!お揃いね!」
「そうですね」
余った時間は主にアリサと魔法談義をしていました
~蓮樹side~
「見事にテスタロッサ姉妹+そっくりさんで別れたね」
「最早学校の策略としか思えん」
「良いじゃない?楽しかったら」
「それもそうだね」
……しかし……
「プレシアさんが見たら発狂して喜びそうな光景だよね……」
この三人、並んでたら普通に姉妹としか思えない
長女、フェイトちゃん、次女、レヴィちゃん、三女、アリシアちゃんみたいな
え?なんでかって?そりゃあ背とか色々と……
「あ゛ぁ゛?」
「イエナニモ」
この子、本当にフェイトちゃんのお姉さん?
明らかに性格が凶暴なんですが
ってか、ナチュラルに心を読むのは止めてくれませんかねぇ
そんな心の内分かりやすいのかな?僕って
「でも、ほんとわたしとそっくりだよね……」
「そりゃあ、へいとを元にしてるんだし」
「フェイトだってば!フェ!」
「へ?」
「フェ!!」
「へ!」
「ふぁふぃふふぇふぉ!さんはい!」
「ふぁふぃふ……へほ!!」
「何で……」
「気にしたら負けだよ、フェイトちゃん」
「そうだよ、へいと」
「もういいよ……」
レヴィちゃんは舌足らずなのかな
まぁ、その辺はいいとして
「早苗!奇跡で何とかして!」
「いや、流石にそれは……」
「その前にそれは奇跡ってレベルなのか?」
それに、わざわざ奇跡を起こす程の事でもないような気がするんだけど……
レヴィちゃんが名前をちゃんと呼んでくれるまで何年かの辛抱だよ
~翔一side~
「王さま~今年からよろしゅうな~」
「ええい!くっつくな!暑い!!蒸し暑い!!」
「あの二人、端から見たら只の仲良い姉妹だよな」
「む~……羨ましいです」
「は?」
まさか、その歳でそっち方面に目覚めて……?
「そんな訳……あれ?ユーリって何時もディアーチェにくっついてる気が……」
「……百合の花が咲くな」
まぁ……あれだ
原作の高町とテスタロッサ(妹)もこの位からそっちの方に目覚めてたみたいだし
心配ないさ。いちゃいちゃしておけばその内周りから何も言われなくなるさ
「まぁ……ボクたちは」
「恋を応援するか」
「?誰が誰に恋してるんですか?」
取り合えず、ユーリを一度指さす
ユーリが自分に指をさした所でユーリをさしてた指をディアーチェに向ける
「え!?そそそそそんなこと無いですよ!!」
……まぁ、頑張りな
心の底でちゃんと応援してるからさ
「聞いてくださいよ~!!!」
俺のような種族じゃ、誰とも結ばれることなんて出来ないから、同性愛でも、俺は応援するさ
さて、今年一年、このクラスで頑張りますかね!!
夏休み、もう半分位しかありませんね……