海未にヒントを出した翌日。穂乃果と海未が生徒会室にやって来た。海未の様子からして、穂乃果が思い付いたみたい。二人は絢瀬さんに用事があるみたいだから私は様子を見つつ、手元の書類を処理していく。
どうやら二人は絢瀬さんにダンスコーチを頼みに来たみたいで、頼まれた絢瀬さんは少し悩むと頷く。
今までの事を考えると断ると思ったのに意外だな。
「そんなに驚いたん? えりちが頷いた事」
二人が絢瀬さんを連れて私と東條さんだけになった生徒会室。三人が離れた事を確認した東條さんが楽しそうに笑って聞いて来る。なにがそんなに楽しいんだろう?
「ええ。今までの事を考えると、誰でも驚くと思いますよ?」
「そうやね。でも友実っち、こうも考えられるんやない? 悪い所がある。上手い人がみたらそこがもどかしいって」
「つまり絢瀬さんは本人が気付かない内に「μ's」に協力している、という事ですか?」
「それか、それ以上に「μ's」、特に高坂さんに惹かれてるんやないかな」
穂乃果に惹かれてる、ねぇ。まぁ穂乃果は天然でストレートにものを言うしね。分からなくはないよ。
「さて、じゃあウチらも始めよっか」
「そうですね。絢瀬さんが抜けた分もカバーしなければいけませんしね」
いっその事臨時で遥さんを呼ぶか? 何で釣れば協力してくれるかな……いや、頼めば来てくれそうだな。
「ちゃうちゃう。ウチらもあの子らが躍る振り付けの練習をしよって事」
「……は?」
おっといかんいかん。東條さんの予想外の発言に素の、しかも低い声を出して聞き返してしまった。いやそんな事より
「あの、東條さん。今聞き間違いでなければ「私“達”も振り付けの練習をする」と言いました?」
「せやで。何もおかしくはないと思うんやけど?」
いやいや、おかしいって。東條さんが練習する意味も分からなければ、そこに私も入ってる事も分からない。
「あの、なんで私まで?」
「え? だって友実っち振り付け知ってるやろ?」
「いえ知りませんけど」
突如訪れる沈黙。え、これ私が悪いのかな?
「で、でも昨日だって練習見てたんやろ?」
「なんでその事を知っているのか問い質したいのですが、昨日行った時は既に終わりかけていましたので練習は見てないですよ?」
しかもなぜか柔軟とかさせられたしね。本当になんでやらされたのか今でも分からないし。
「で、でも朝の練習内容とかは聞いてたりしてるんちゃう?」
「いえ全く。それに私は朝の練習に行った事がないので、練習内容なら偶に顔を出していると聞いている東條さんの方が知ってると思いますよ?」
「……友実っちって本当に高坂さん達と幼馴染みなん?」
「はい」
失敬な。別に幼馴染みだからって全部知ってるって事にならないでしょうに。それに私は朝はノンビリと登校するから、登校ついでに練習場所に行ってもその時には既に練習が終わってたり、最悪入れ違いになるんじゃないかな?
「取り敢えず体力は付けな」
「体力付けるのも良いですけど、仕事もして下さいね」
「そこは大丈夫や。さすがにこっちを疎かにしたりせえへんよ。もちろんえりちもね」
だと良いんだけど。このまま二人が仕事に来なくなったら、本格的に遥さんの召喚を考えよう。まぁないと思うけど。
「じゃあ早く終わらせて、練習を見に行こっか」
「そうですね。では私は先に行ってますね」
「え!? いつの間に終わらせたん!?」
「東條さんが高坂さん達の会話を楽しそうに聞いてる時と、今話している間に終わりました」
まぁまだ絢瀬さんの分は終わってないけど、急を要するものは無いでしょ。あったら絢瀬さんもそれを終わらせてからコーチに行ったハズだし。
「それではお先に失礼します」
「うわーん。友実っちのいけずー!」
いけずって。泣きそうな声を出しながらも、しっかりと仕事を片付け始める東條さん。まぁアレだ。頑張れ。私は先に行って様子を見てるよ。
急いで仕事を終わらせている東條さんを背に、自分の荷物を持って屋上に向かう。
私が屋上へ続く扉の前に着いた時、ちょうど屋上で穂乃果達が一通りダンスを踊っていた所だった。あ、星空さんが転んだ。
「まったく、基礎が出来てないからムラが出るのよ。ちょっと足を開いて」
「こう?」
絢瀬さんの指示に従い、座った状態で足を星空さん。絢瀬さんは足を開いた事を確認すると、そのまま背中を押す。まぁ昨日私に柔らかくなる方法を聞いて来たくらいだから、星空さんが固いのは予想できてたよね。あと他に言う事があるとすれば、星空さんが女子が出したらいけない声を出した事くらいかな。
それから絢瀬さんが固いと怪我しやすい事を穂乃果達に伝え、片足バランスを取らせる。あれって難しいのかな。家に帰ったら友香も誘ってやってみよっと。
「きゃっ!」
「かよちん!」
あ、小泉さんがバランス崩して倒れた。今の倒れ方って、下手したら挫いたりとかしてるんじゃない?お、絢瀬さんが怪我の有無を確認してる。あの様子からして怪我はないみたい。良かった。ってあれ? 絢瀬さん、練習を終わらせようとしてないか? てヤバ! このままじゃ間違いなくここで鉢合わせる! いや別にやましい事はしてないから良いんだけど、見付かったら面倒だし……逃げるか。
そうと決めたら急がないと。絢瀬さんが扉に着くまでの間に階段を二、三段降りて手摺を飛び越える。この時軽くスカートが捲れるけど、ここは女子高だから気にしない。それから膝を使ってトン、と静かに着地し、あたかも「今階段上って来ましたよ~」的な感じを装って階段を上り、絢瀬さんと会う。
「東野さん?」
「あ、絢瀬さん。もう練習は終わりました?」
まぁ終わってない事はさっき覗いてたから知ってるけど、ここで聞いておかないと何をしに来たのか問われ兼ねないからね。
「……東野さん、今日一緒に帰らない?」
「良いですよ」
別に断る理由もない。それにちょっと今日の練習の感想とかも聞きたいしね~。
「でもどうしたんですか? 急に」
「いえ、偶には一緒にどうかと思っただけよ」
あ、さいですか。まぁ何はともあれ並んで帰り道を歩くことになった。
「ねぇ東野さん。今日あの子達から聞いたのだけれど、あなたって体が柔らかいの?」
「ええ。昨日練習を覗いた時にお願いされたので、披露しました」
「そう」
絢瀬さんはそれだけ言うと黙ってしまう。え、まさかそれ聞く為だけに誘ったの?
「……あの絢瀬さん」
「なにかしら?」
「あの子達、どうでした? 今までと違って遠くから見るのではなく、近く、それも目の前で彼女達の練習風景を見てどう感じましたか?」
私の質問に絢瀬さんは少し考え込む。多分今日の練習風景を思い出してるのかな?
「何とか形になってるとは思う。けどこのままじゃライブが成功するとは思えないわね」
「今のままじゃ」ね。なるほど、つまり
「「これから本番までの毎日練習を見る事が出来れば、上手くなる見込みはある」って事ですよね?」
「そんな事言ってないわ」
「でも心どこかではそう思ってるんじゃないですか?」
今私がやったのは読心術などという高尚なものではなく、よく心理学で使われる「バーナム効果」ってやつ。またの名を「ファアラー効果」。簡単に言うと誰にでも当てはまる事象を言うだけで相手は勝手に自分に当てはまってる事だと思う事。
今回、絢瀬さんは近くで穂乃果達の練習を見てた。素人の私でも穂乃果達の動きが講堂でのライブの時に比べて上手になってるのは分かる。絢瀬さんは今日、それをすぐ近くでそれを見ていたって事は、心のどこかではそう思ってても不思議じゃない。
どうやら私の考えは当たらずとも遠からずだったみたいで、眉間に皺を寄せてこっちを見てる。
「では私はこちらなので」
そして一言も話さないで分かれ道に到着。私は左の道に足を向ける。
あ、一つ言い忘れてた。
「絢瀬さん。穂乃果達は本気だよ」
「東野さん……?」
思わず素の口調で話してしまった事に気付いたのは、家で友香と片足バランスを取ってる時で、思わずバランスを崩して尻餅をついたよ。うん痛かった。
翌日の放課後。私は生徒会室ではなく図書室にいた。だってねぇ? 行きにくいじゃん? 昨日の別れ際に思わず素の口調で話しちゃったし。
「友実。生徒会の方は良いの?」
「あー……良くはない気もしますが、私が来ないと遥さんが仕事しないので」
「失礼な。私をサボり魔みたくいうなぁ~」
言ってるそばから机に伏せる遥さん。これをサボり魔と言わずなんと言うか。まぁこの光景は茶飯事だからもう慣れたよね。ていうか慣れなきゃやってられないよ。
「あ、そうだ友実。ちょっとお出かけしてみない?」
「しません。遥さん一人で行って来て下さい。あ、やっぱりそんな時間があるなら働いて……いないし」
遥さんめ、音もなくいなくなって……そんなに働きたくないのか。
「では夏帆さん。後は頼みました。私は遥さんを捕獲してきます」
「は、はい」
司書室を出てカウンターにいる夏帆さんに図書室をお願いしてから、遥さんを探しに出る。さてどこから探すか。
「えりちが頑張るのはいつも誰かの為ばかり。だから偶にはえりちの心に素直になって、我儘をいってもええんやで」
東條さんと絢瀬さん? こんな所で何してんだろ? 取り敢えず隠れて様子でも見るか。
「学校を存続させようっていうのも生徒会長としての義務感やろ! だから理事長はえりちの事を認めなかったんと違う?」
東條さんの言葉に何も言い返さない絢瀬さん。図星って所か。さすが一年からの付き合い。考えてる事はお見通しってわけか。それとも東條さんだからかな?
「えりち。えりちの本当にやりたい事は?」
「……何よ。何とかしなきゃいけないんだから、しょうがないじゃない! 私だってなんとかしたいわよ! 私だって好きな事して、それだけで何とかなるならそうしたいわよ! 自分が不器用なのは分かってる。でも今更アイドルを始めようなんて、私が言えると思う?」
それだけ言うと絢瀬さんは走り去ってしまう。東條さんはどうして良いのか分からないって感じで立ち尽くしてるな。……仕方ない。
「絢瀬さん。見つけましたよ」
「東野さん」
結局、遥さんを探すのは諦めて絢瀬さんのいる場所、私達の教室に来ていた。私が教室に入りながら声をかけると、窓の外から扉の所にいる私に視線を移す。
「遥さんを探していたのですが、どこに行ったのか知りませんか?」
「あなた、今「見つけた」って言ってたじゃない。私を探してたんでしょ?」
「あはは。バレましたか」
まぁ思いっきり口に出してたからね。バレない方がおかしいか。
「ではなぜ私が絢瀬さんを探していたのか、分かりますか?」
「大方、生徒会の事で分からない事があった、とかでしょ?」
「ハズレです。実は先程の東條さんとの口論を聞いてしまいまして」
私がそこで言葉を切ると絢瀬さんはこちらを睨んでくる。おおう、睨まないでよ。不可抗力なんだから。
「それで絢瀬さんとちょっとお話をね」
「あなたも今更アイドルとかおかしいって言いに来たの?」
もって、誰もおかしいなんて言ってないと思うけどな……まぁ良いか。
「別に私はおかしくないと思いますけど」
「でも虫が良すぎるって思うわ」
なんだろう、凄くめんどい。これ帰っちゃダメかな? あ、遥さんを探してたんだった。これじゃあ帰れないじゃん。まぁ帰らないけど。
「では絢瀬さんはやりたい事を我慢するんですね」
「それが学校の為になるならそうするかもね」
「では絢瀬さんのやりたい事が学校の為になるかもしれなかったら?」
たとえば穂乃果達に協力する、とか。
「それは私にアイドル研究部に力を貸せって言ってるのかしら?」
「あら、そう聞こえませんでしたか?」
笑顔で絢瀬さんに聞き返す。まぁそう聞こえるように言ったからね。
「でも私がアイドルって」
「はぁー。絢瀬さんはさ、今までの自分と違うとおかしいって言うけど、じゃあ今の私はあなたにどう映ってる?」
もう面倒だから強硬手段と行こう。いきなり仮面を外し、素の口調になった私に驚きの表情を浮かべる絢瀬さん。まぁいきなり話し方が変わると驚くよね。でも今はこのまま走るよ。
「今までの私の話し方は全部演技。ひどい話でしょ? これまでの私はいつも仮面を被って接してきてたの。まぁこの私を知ってるのは校内に何人かいるけど、片手で収まる程度。さて、絢瀬さん。話は戻るけど今の私はあなたにどう映ってる? おかしい? それとも変わらず東野友実?」
「それは……」
自分で言ってても暴論だと思う。多分今回の件と今の私の話は、関係してるようでそんなに関係あるとは思えない。でも正直な自分を晒せるかどうか、ここが一番大事な所なのだ。
「おかしくは、無いと思うわ」
「どうして?」
「だって普段他人には見せない側面を持っていても不思議じゃないでしょ?」
「そう。人は普段とは違う側面を持っていても不思議じゃない。だからこうして私が普段学校で話しているのとは違う口調で話しても、絢瀬さんはそれを受け入れる事が出来た。たとえ半年近く違う側面で接していたとしても。てことは、だ。絢瀬さんが今からアイドルをやりたい、その為にアイドル研究部に入りたいって言っても、何もおかしい事は無いんじゃないかな?」
私の言いたい事はそれだけ。私はそろそろ退場するとしますかね。廊下から誰かが来る音が聞こえる。多分穂乃果達だろう。
「それじゃあ私はこれで失礼するわね」
「ちょ、東野さん!?」
後ろから絢瀬さんが呼ぶも、私は無視して教室から出て行く。ま、周りが何と言おうと決めるのは穂乃果達と絢瀬さんだろう。穂乃果の事だからそのまま絢瀬さんをμ'sに誘ったりしそうだな。
「ゲッ友実」
「……遥さん? 今日はもう鬼ごっこはお終いですよ?」
取り敢えずは私に見つかって苦い顔をしている遥さんを図書室に連れ戻すとしますか。
結果絢瀬さんと東條さんの二人がμ'sに入り本当の
そしてオーキャン当日。私は遥さんに無理言って、μ'sのライブの時間に図書委員の仕事を抜け、友香達の案内を担当する。
「お姉ちゃん今日は私達の案内してて良いの?」
「良いの。その為に無理言って変わって貰ったんだから」
遥さんにお願いしたら即答でOK貰ったけど。まぁその代わりに夏帆さんが遥さんに押し付けられたから、後でお詫びしなきゃだけど。ほんとゴメンね、夏帆さん。
「さて、じゃあグラウンドに行こうか。そこで穂乃果達のライブやるし」
今は仮面は被ってない。人が多いから被ってなくても案外バレないんだよね。
さて、そんな事はどうでもいいとして、友香、雪穂、亜里沙ちゃんの三人を連れてグラウンドに向かう。その間、なぜかオーキャンに来てた中学生から偶に見られたりしてるけど、多分
「さ、着いたよ。ちょっとここで待っててね」
友香達をグラウンドに設置されているステージ前まで案内すると、そこで待っててもらい、穂乃果達がいるハズの控室に行く。
「失礼します」
ノックしてから扉を開けると、ちょうど皆が衣装に着替え終わったタイミングだったみたいで、鏡を見ながら細部のチェックをしたりしてる。
「あ、友実お姉ちゃん!」
「高坂さん。調子はどうですか?」
「うん! バッチリだよ!」
取り敢えず駆け寄って来た穂乃果の頭を撫でて、他のメンバーを見やる。緊張してる人はいないみたい。
「では私はもう行きますね。今日のライブ、楽しみにしてますね」
絢瀬さんをチラリと見ながら言うと、絢瀬さんは笑顔で頷く。うん、大丈夫みたい。さてと、じゃあ友香達の所に戻るかな。
「お姉ちゃんどこ行ってたの?」
「ん? あぁ穂乃果達の所だよ」
「え! 海未さん達の所に行ったんですか!?」
「え、う、うん」
なんか亜里沙ちゃんにめっちゃ迫られたんだけど……なんで?
「亜里沙はね、熱狂な海未さん推しなんだって」
「へ、へぇーそうなんだ」
友香が小声で教えてくれる。海未のどこに魅かれたんだろ? あれかな。海未の大和撫子っぽい所がクォーターの亜里沙ちゃんのツボなのかな。
「ほら亜里沙。友実姉も困ってるから落ち着きなって」
「あ、ご、ごめんなさい!」
「良いの良いの。ちょっとビックリしたけどね」
シュンとした亜里沙ちゃんの頭を優しく撫でて微笑みかける。はいそこ中学生二人。羨ましそうにこっちを見るな。あと、関係ない後輩達。写メって拡散しないの。後々困るの
「さ、もう時間だからライブを見よっか」
「はい」
私達は見えやすい場所に立つと、ライブが始まるのを待つ。そしてライブが始まろうとしてた。
「私達はここ、音ノ木坂学院で活動しているスクールアイドル「μ's」です。これからやる曲は私達が九人になって初めてやる曲です。私達の、スタートの曲です! それでは聞いて下さい!」
穂乃果が言うと音楽が流れ始める。曲の名前は昨日海未から聞いたから知ってる。
ライブ中さり気なくライブ中の観客達を見ると、盛り上がっていたから成功かな。
【妹ラジオ】
友「いや~今回はオープンキャンパス楽しかったね!」
亜「友香は友実さんがいるからなおさら楽しかったんじゃない?」
雪「友香は友実姉の事好きだもんね」
亜「そうそう。だから前回のオープンキャンパスで友実さんが案内出来なかった時、少しご機嫌斜めだったもんね」
友「そ、そんな事ないって」
雪「でも今回の友実姉、思い切った事したよね」
亜「うん。まさか自分からお姉ちゃんに仮面を外して話しかけるなんてね」
友「あ、一応言っておきますけど、このあとがきに存在してる私達。過去であり、今であり、未来を生きてる感じなので、本編では知らない事を知ってたりするからね!」
雪「友香はいきなり何を言ってるの」
亜「そうだよ。そんなの今までのを読んでくれてる人なら大体予想はついてるよ?」
友「そう? なら良いんだけど。ツッコまれない為の予防線、みたいな?」
雪「そこは私達が心配しても仕方ないでしょ」
亜「そう言えば二人はオープンキャンパスのアンケート答えた?」
友「ううん。彩さんに「あなた達は前にも来たでしょ」って紙を没収されちゃった。雪穂は?」
雪「私は友実姉に取られた。なんでも「彩さんに頼まれちゃったからね」って」
亜「う~。私達だったらぜ~ったいに「とても良かった」に入れるのに」
雪「逆にそれが分かってたから、答えさせてもらえなかったりして……」
友「そ、それよりさ。今度「キュアメイドカフェ」って所行ってみない?」
亜「それってどんな店なの?」
友「ん? メイドカフェ」
雪「メッ!?」
亜「オー! メイドカフェ!」
友「何でも今週末に今噂の伝説のメイドに会えるらしいよ」
亜「伝説!? ハラショー!」
友「てな訳で。お姉ちゃんも誘って四人で行こう?」
雪「別に良いけど……友実姉来てくれるの?」
友「そこは何とかする!」
雪「じゃあお願いするね。と、いう訳で今回はここまで」
亜「皆! 誤字・脱字、感想、アドバイスなど、お待ちしております! それじゃあ」
『バイバーイ!』