仮面ライダーマッハ!‥‥‥じゃないの?!   作:帆金 焔

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気づいたら、2ヶ月以上も空きました。‥‥‥‥‥‥‥‥‥待たせてスンマセンっしたーーーーー!!!!!!(>_<)
あと。サブタイ通り、主人公、まだ変身しません。‥‥‥それもスンマセン!!


前編・アニメ本編なら第一話!あっ。でも、まだ変身はしないよ?

 さて。

 突然ではあるが、全国の男子諸君に問いたい。

 君達は憧れを抱かないだろうか。『朝、可愛い幼馴染みに起こしてもらう』というシチュエーションに。

 前世では俺の幼馴染みといえば男である左門だけであり、可愛い幼馴染みによる起床など夢のまた夢であった。

 

 

「‥‥は・が・ね・くん‥‥‥///朝だよぉ、お・き・て~‥‥///」

 

 

 だが、現世においてその夢は叶った。

 朝、俺を起こしてくれる可愛い幼馴染みが居る。‥‥‥‥‥うん、そこは良いんだよ、そこは。

 

 

「起きてくれないとぉ~‥‥」

 

 

 シチュエーションに問題はない。

 

 

 タッ、タッ、タッ

 

 

 問題なのは『起こし方』だ。

 

 

「とぉっ!」

 

 

 朝ってのは決して──

 

 

「久々のぉ~~、『マナちゃんボンバー!!』」

 

 

 ドサッッ!!

 

 

「──ぐぇっ!?!」

 

 

 決して、フライングボディープレスなどで起こされるもんじゃないと思うんだぁ‥‥──

 

「───って‥‥‥」

 

 な~~に~~を~~‥‥

 

「してくれとんじゃ、おのれは~~!?!」

「ひゃぅ!?」

 

 

○○○

 

 

「ったく‥‥。危うく、三途の川を見るとこだったぞ。あっ、醤油取ってくれ」

「だから、ごめんってば。あと、三途の川は大袈裟だよ。はい、お醤油」

 

 俺の家では朝、食卓に相田が一緒に居ることがある。そんな時は大体、俺の親が家に居ない時だ。

 俺の両親は仕事で家を空けがちなことが多い。それで、自分達が居ない間のことを相田家に頼んでいる。

 俺としちゃあ、一人暮らしな方が気が楽なんだけど‥‥。

 

「‥‥‥むむっ?鋼くん。今、一人暮らしの方が気が楽で良い、とか考えなかった?」

 

 何故にピンポイントで心が読める?というか読むな。

 

「鋼くん、私かりんなさんが来ないと全部適当にしちゃうでしょ?私はおばさん達から鋼くんのこと、任されてるんだからね」

(はぁ~‥‥)

 

 過去に一度、俺の一人暮らしを提案したことがある。あの時は──

 

 

 

『『却下です!!』』

 

 

 

 母さんだけじゃなく何故か、相田の母親であるあゆみさんにまで反対されたっけ。

 二人に理由を訊いてみたら、二人から同じ答えが返ってきた。

 

 

 

『『マナちゃん(マナ)が居ることに意味があるの!』』

 

 

 

 ──だ、そうだ。‥‥何のこっちゃ?

 

「‥‥‥‥‥‥」ジ~~

「‥‥ん?どしたの?」

「‥‥‥いや。世話好きなお前は将来、良い嫁さんになりそうだなと思ってさ」

「ふぇっ!?!お、お嫁さん?!‥‥‥そ、それって‥‥あ、相手は誰になる‥‥のかな‥‥?」

「はっ?そんなの‥‥誰かだろ?まぁ、頑張れや。お前を嫁さんに貰える奴は間違いなく幸福者だろうからな」

「‥‥///うん!私、頑張るよ!!」

 

 

○○○

 

 

「で?今日は何なんだ?朝飯終わってもまだ7時前だぞ?」

「何言ってるの。私生徒会長、君副会長。OK?」

 

 いや‥‥‥だから何なんだっつーの。

 

「今日は社会科見学でクローバータワーに行く日だよ?模範となるべき私達が遅刻したら、示しがつかないでしょ?」

 

 あ~‥‥‥そう言えば今日だっけか?

 

「‥‥悪ぃ。先、外行っててくれ。ちょい忘れ物した」

「分かった」

 

 洗い物を済ませた相田が出ていくのを確認してから、俺は急いで自分の部屋に戻った。

 

「おぉ~‥‥ヤバいヤバい‥‥。危うく、持たずに行く所だった」

 

 俺は机の引き出し、足元にある鍵付きの大きな引き出しを開ける。

 

「多分‥‥、そろそろ出番だぜ‥‥‥」

 

 

 

『マッハドライバー炎』‥‥。

 

 

 

○○○

 

 

「悪い、遅くなった」

 

 俺が出ると、そこには既に菱川の姿までがあった。

 

「遅いっ!」シュッ!

 

 ちょっ!?いきなり蹴りはないだろ、蹴りは!?

 しかも、菱川。お前、今スカートなんだから上段蹴りとかすりゃあ──

 

「‥‥おい、菱川」

「な、何よ?」

「んん‥‥!‥‥‥今日は縞パンなのな」

 

 ──パンツが見えるのは当たり前だろうが。

 

「っ/////死ぃぃぃぃぃねぇぇぇぇぇーーーー!?!?!」

 

 え、えぇっ!?お、俺が悪いのか?!

 

(‥‥‥‥)

 

 女の子のパンツを見て(一応、不可抗力な)柄を言う。‥‥‥‥‥うん、完全にセクハラだな。

 

 

○○○

 

 

「‥‥ん?あっ。相田さん、菱川さん、四ノ宮君、おはよう」

「「呉島先生、おはようございます」」

「う~っす‥‥‥」

 

 俺達が学校に着いた時にはバスも来ており、生徒数名・呉島先生や城戸先生を含めた引率の先生達も来ていた。

 

「って‥‥し、四ノ宮君‥‥?朝からどうしたの?その頬」

「あ~‥‥‥これは大し「先生、気にしないでください!朝からこの馬鹿《鋼》が馬鹿だったってだけですから!」‥‥‥おい」

「え、えっと‥‥?」

「呉島先生も、この馬鹿が何か仕出かしたら容赦しなくて良いですからね!?」

「あ、あはははっ‥‥」

 

 

○○○

 

 

 バスでの移動中、隣に座ってた相田の様子が変なことに気づく。具体的には、さっきから大人しい。

 

「相田‥‥?」

「‥‥‥‥」

「おい、相田‥‥!」

「ふぇっ!?な、何?」

 

 こいつ、もしかして‥‥‥‥っつーか多分、間違いないな。

 

「お前、酔い止め飲んできてないだろ?」

「うっ‥‥‥だ、大丈夫だよぉ」

 

 前髪を弄りながらってことは‥‥‥あまり大丈夫じゃないってことか。

 ったく‥‥我慢してるんだったら言えばいいものを‥‥。

 

「呉島先生。水、持ってないッスか?」

「水?ちょっと待ってよ‥‥‥‥はい」

 

 呉島先生から貰った水と一緒に、俺は取り出した酔い止めを相田に渡す。

 

「もしものことを考えて、持ってきておいて良かったわ。今からでも飲んどけ」

「もう‥‥!私は大丈夫だって言ってるのにぃ‥‥」

「あのなぁ‥‥‥俺はお前のことが心配なんだ」

「えっ‥‥!?///そ、そうなの‥‥?///」

 

 お前を心配するなんざぁ、当たり前だ。だってよお前‥‥前科あるじゃん。

 

「ああ、心配だ。昔、自分は大丈夫だとか言ってバスん中ではしゃいで結局ゲロってそれが俺にかかってしばらく俺のアダ名が『ゲロ宮 鋼』になったことなんて気にしてるわけじゃないけどな」

「うぐっ‥‥‥(ー_ーⅢ)‥‥‥その節は大変申し訳ごぜぇやせんでした‥‥‥」

 

 うん、分かればよろしい。

 

 

○○○

 

 

「皆様、ご覧ください。あれが昨年完成したばかりの東京クローバータワー。全高は999m、世界一の高さを誇る電波塔です」

 

 俺達はクローバータワーに着いた。

 今はバスガイドさんによる説明を聞いてんだけど、いや、本当に‥‥‥間近で見ると凄いわ、これ。首痛っ。

 前世では生きてる内にスカイツリーに登ったことなんて全くなかったから‥‥ヤベッ。ちょっとテンション上がってる。

 

「はい、注目ー」

 

 呉島先生からの号令だ。

 

「皆、それじゃあ午後二時までは自由行動。集合時間には遅れないようにね。あと、ここには僕達だけじゃなく、他校の人達や観光で来てる人達なんかも居る。そこの所も考えて行動するように。では解散!」

 

 

 

 

 

○○○

 

 

 ???side

 

 

 鋼少年達が東京クローバータワーについてから、遅れること数分。

 タワーから上空1kmの地点にて。

 

「ふ~ん‥‥?あれがクローバータワー‥‥」

 

 頭にはロシア帽、右半分がダウンジャケット・左半分がノースリーブという上着の女性がつまらなそうに呟く。

 

「それにしてもよぉ‥‥‥今更だけど、『新入り』の言葉なんて当てになるのか?」

 

 紫色のジャンパーにハーフパンツの少年はほんの僅かな苛立ちを含ませた声で問いかける。しかし、既に女性の姿は無く、当然ながら返事は返ってこなかった。

 

「なっ‥‥!?‥‥‥チッ!まぁ、いいさ。本当なら本当でも良いし、新入りが嘘吐いてた時は仕返しでも考えれば」

 

 そう言い残し、少年はその場から姿を消した。

 

 

 

 

 

 




さて。おひさです、帆金 焔です。
改めて。本当、待たせて申し訳ないです。
待っててくれた人、大感謝!!
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