「はぁ~‥‥‥鋼さん‥‥‥」
どうも。自分で言うのもなんですが神様です。
今、無事に鋼さんを転生させました。
鋼さんは素晴らしい人間でした。本来なら、あの人には私達を責める資格があります。でも、鋼さんは私達の誰も悪くないと笑顔で許してくれたんです。
その時の鋼さんの笑顔には、ちょっとドキッとしてしまいました。
「‥‥‥‥‥‥惚れたですか?」
いつの間にか居たのは私の部下である天使・ルミアレル。‥‥‥‥‥って、ちょ、ちょっと?!ルミア、今、何て言いましたか!?
「ば、ばばば馬鹿なこと言わないでください!神である私が人間の男性に惚れるなど──」
「でも、人間と契りを交わした神族なんて腐るほど居ますよ?」
「た、確かにそうですが、べ、べべべべ別に私は‥‥‥」
「(うわっ、説得力の欠片もねぇです‥‥)それよりも神様?四ノ宮さんにはちゃんと注意事項を伝えたですか?」
へっ?注意事項?
「仮面ライダーの力を持ち、プリキュアの世界に転生する際、ライダーとしての姿はその世界に合わせたものになるって」
えっと‥‥‥あ、あれ?あ~‥‥‥‥‥‥‥‥あーーーーーー!?!?!言ってなーーーーい!?!?!
ど、どどどうしようっ?!鋼さんに肝心な所を言ってませんでしたーーー!?
そ、そうだ!今すぐ鋼さんを追って「神様、駄目ですよ?」ど、どうして!?
「はぁ~‥‥、『転生者となった魂の新たなる人生に、神はみだりに干渉してはならない』、貴女方、神が作った天界神約に記載されている一つです。それをご自身で破るつもりですか?」
うぐっ‥‥‥そ、それはそうだけど‥‥で、でもこれは緊「神様の『単なる不注意』です」そんなぁ~‥‥‥。
◇ルミアside◇
「そんなぁ~‥‥‥」
ルミアです。神様は今、orz な状態です。
神様、残念ですが諦めてもらうし────その時でした。
「随分とお困りのようだな。何なら、俺が代わりに行ってこようか?」
現れたのは、どこぞの民族的な出で立ちにて口元を隠した一人の男。
本来なら神族と天使と転生させる魂しか入れないこの空間に堂々と立つその男に、私は警戒心を抱きます。
「むっ‥‥‥何故、お前がここに居るですか?『禁断の果実』の管理はどうしたですか?」
「俺は基本、見守る側だ。果実が実れば、後は行く末を見守るだけさ。それにもしものことがあったら、それは『あの二人』に任せてある」
「またそうやって勝手な‥‥」
『あの二人』というのは、元・人間でありながらとある戦いを経て神になった『コウタ』と『マイ』のことです。
マイは優しい娘です。自分達の世界で採れた果物を使って作ったお菓子を持ってきてくれます。
コウタは私より年下なのに、お兄ちゃん的な雰囲気が漂ってます。たまに来て、私の休憩時には人間体の姿に戻って一緒に遊んでくれます。あと、コウタからダンスを教わったことがあります。
(ん~‥‥‥‥)
確かにあの二人なら気にせず引き受けてくれそうですが‥‥。
「あの二人にだって、自分達が管理している世界があるんですからね?余計な仕事を押しつけないでください」
「押しつけてなんかいねぇさ。それで、どうする?」
「だったらお願「私は反対ですけどねぇ~‥‥‥(¬ З ¬) 」ルミア~‥‥!」
「くっくっくっ‥‥‥‥俺もえらく警戒されてるもんだなぁ」
そんなの当たり前ですぅ~。好き勝手に行動するような奴を信用しろだなんて、無理があるですよぉ~だ(≧へ≦)
「まぁ、お前さんがどう思おうとも、決めんのは神だけどな」
ムキ~~(≧ε ≦)この男は~~!
「あの、改めて‥‥。お願いしても良いですか?」
「おうよ。俺もちぃとばかし、あの人間には興味があるんでな」
「それじゃあ、お願いしますね、『サガラさん』」
人に見えども人に在らず。
或いは『蛇』と呼ばれ、
或いは『ヘルヘイム』と呼ばれ、
とある世界では『サガラ』と名乗っていたその男は神様の返答に対し、私の心に不安を煽るような笑みを浮かべるのでした。
(はぁ~‥‥‥)
一応、コウタとマイに連絡しとくですかね‥‥‥。
『仮面ライダー鎧武』より、サガラさんの登場です!
さて、更新のことなんですけど、これから間が空くことがちょくちょくあると思います。それでも温かく見守ってくれると嬉しいッス。では(^-^ゞ