ソードアート・オンライン~深緑の剣士と絶剣~   作:アレックスΩ

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どうも、アレックスΩです!

やっとここまで来れた…、ここが一番書きたかったところですw

それでは、どうぞ!


第七話「ビーター誕生と、ユウキの気持ち」

「倒した…んだよね…?」

 

「ああ…倒した…」

 

僕たちは疲れ果ててその場にしゃがみ込んだ。

 

「や…やったぞ…!」

 

「そ…そうだ…やったんだ…!」

 

「「「おぉぉぉぉぉ!!!」」」

 

周りのプレイヤーはとても喜んでいた。

 

「お疲れ様」

 

「リーフ、お疲れ!」

 

「ユウキもアスナもお疲れ様」

 

ユウキたちの言葉に僕が返していると、エギルが近寄ってきた。

 

「見事な剣技だった、Congratulations。この勝利はあんたらのものだ」

 

「いや、そんな…」

 

「そういえばリーフ、LAってどうなった?」

 

「僕の方に入ったみたい」

 

「いや、それがな…なぜか俺の方にも入っているんだよ」

 

僕はそれを聞いてびっくりした。まさかLAが二人とも出るなんて思わなかった。

 

「もしかして、とどめが同時だったから…とか?バグかな」

 

「その可能性もあるかもな」

 

僕とキリトがそう話していると、キバオウが大声をあげて叫んだ。

 

「なんでや!!」

 

この声に僕とキリトはキバオウがいる方向に顔を向けた。

 

「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!」

 

「見殺し…?」

 

僕がそういうと、キバオウは怒りの表情で言ってきた。

 

「そうやろが!お前はボスの使う技知っとったやないかい。最初からあの情報伝えとったら、ディアベルはんは死なずにすんだんや!」

 

その言葉を聞いたプレイヤーたちはざわざわとし始めた。その時、一人のプレイヤーがぼく

 

「きっとあいつ、元βテスターだ!だからボスの攻撃パターンも全部知ってたんだ、知ってて隠してたんだ!」

 

「ほかにもいるんだろう。βテスターども、出て来いよ!」

 

この状況はやばい、このままじゃ僕だけじゃなくキリトやほかの元βテスターにも被害が及ぶ…。いま考え付いたこと、これしか方法はないのか…。

 

「ちょっと、あなたねぇ」

 

「お…お前なぁ」

 

アスナたちが止めようとしている。キリトの方を見ると、僕と同じ考えが出ているのか、どうするか悩んでいた。

 

「…キリト」

 

僕は小声でキリトに話しかけた。

 

「…何だ、リーフ」

 

「…ここは僕がやるから」

 

僕がそういうと、きりとは…

 

「まさか…お前も…!?」

 

「ユウキのこと…頼んだよ」

 

僕はそういって立ち上がった。

 

「元βテスター、だって?」

 

僕がそう言ったので、ここにいる全プレイヤーは僕の方を見た。

 

「僕をあんな素人さんたちと一緒にしないでよ」

 

「な…なんやと!」

 

キバオウが言うがそのまま続ける。

 

「SAOのβテストに当選した1000人のうちのほとんどは、レベリングのやり方も知らない初心者だった…。今の君たちの方がまだマシだよ。でも僕はあんな人たちとは違う…。僕はβテスト中に他の誰も到達できなかった層まで上った。ボスの刀スキルを知っていたのは、ずっと上の層で刀を使うモンスターと散々戦ったからだよ。ほかにもいろいろ知っているよ…。情報屋たちなんて、問題にならないくらいね」

 

「な…なんやそれ…。そんなん、βテスターどころやないやんか…。もうチートやチーターやろそんなん!」

 

「そうだそうだ!」

 

「チーターだ!」

 

「ベータにチーター…、だから”ビーター”だ!」

 

「ビーター…、いい呼び名だね、それ。…そう、僕はビーター。これからは元テスターさんと一緒にしないでね」

 

僕はそう言いながら、LAボーナスで入手した装備、”コート・オブ・ヴェルデネーロ”を装備した。

 

まず僕は、キリトのもとに行き、言葉を発した。

 

「これで新規プレイヤーの怒りは僕に向くはず。だからキリトたちが今後元テスターだってばれても、あまり敵意を向けられないはずだよ」

 

「リーフ…お前…」

 

「僕はパーティーから抜ける。さっきも言ったけど、ユウキのこと…頼むよ」

 

僕はキリトにこういうとメニューを開き、パーティーから抜けた。

 

「じゃあ、またね。キリト」

 

僕はこういって第二層へと続く階段があるところまで歩き始めた。

 

「あ…」

 

僕が歩いていた先に、ユウキがうつむいて立っていた。

 

「…ごめんね」

 

僕は、ユウキとすれ違う時にこう言葉を発して、第二層に向かった。

 

~キリトside~

 

くそ…どうすればいいんだ…。このままじゃ、ユウキが…。

 

俺がユウキのいる方に顔を向けると、ユウキはうつむいたまま佇んでいた。

 

「ユウキ…」

 

ユウキに声をかけると、ユウキが顔を上げた。

 

「キリト…ボクは…これからどうすればいいの…」

 

「ユウキ…。ユウキは、どうしたいんだ」

 

「ボクは…」

 

俺がそう聞くとユウキは、

 

「ボクは、リーフについていきたい。だって…ボクは、リーフが好きだから…」

 

「なら、行ってやれ。リーフにはお前を頼むって言われたけど、ユウキが一緒についていきたければ、その気持ちをちゃんとリーフに伝えてやれ」

 

「キリト…ありがとう」

 

ユウキはそういって、リーフを追っていった。

 

「これでよかったの?」

 

アスナが聞いてきた。

 

「ああ。ユウキなら、リーフの光になるだろう」

 

「それなら、大丈夫かもね…」

 

俺がそういうと、アスナも納得してくれたようだ。

 

「とりあえず、パーティーは解散するけどいいよな?」

 

「ええ、別に問題はないわ」

 

アスナもこういうので、俺はパーティーを解散させた。

 

「とりあえず、いったん街に戻るか」

 

「そうね」

 

俺とアスナは、トールバーナの街に戻って行った。

 

~ユウキside~

 

ボクは、リーフを追うために第二層へ続く階段を上っていた。

 

「…見つけた!」

 

第二層のフィールドに抜けたあたりでリーフを見つけた。

 

「リーフ!!」

 

~sideout~

 

僕は急に名前を呼ばれたので振り返ってみると、そこにいたのは…ユウキだった。

 

「ユウキ、なんで来たの…?」

 

「ボクは…、リーフと一緒に行きたい!」

 

なぜビーターになった僕と行きたいのか、僕はそれを聞いた。

 

「なんで…。なんでビーターになった僕と行きたいの?」

 

それに対してユウキから帰ってきた返事は…

 

「それは…。ボクは…リーフのことが、好きだから」

 

「……え?」

 

どういうこと、ユウキが僕のことを好き?

 

「う…うそ」

 

「嘘じゃない、ボクはリーフのことが好き!…だから、一緒に連れて行ってよ…。ボクをおいて行かないでよ…」

 

ユウキは泣きそうになりながら僕に抱き付いてきた。僕は…

 

「僕も…ユウキのことが、好き…だ」

 

僕がそういうと、ユウキが顔を上げた。顔を赤くしながら。

 

「そっか、ボクたち…両想いだったんだね…」

 

「そうだね…。でも、いいの?本当に僕についてきても」

 

「いいの、ボクはリーフと一緒にいたい。これから、どんなことがあっても」

 

「…分かった。一緒に、行こう」

 

僕はそう言い、ユウキを抱き返した。

 

「これからもよろしくね、ユウキ」

 

「リーフもよろしくね」

 

「じゃあ、第二層のアクティベートをしに行こうか」

 

「うん!」

 

そうして僕たちは歩き出した、大切な人とともに…。

 

 




どうでしたか?

ユウキの気持ちがリーフに届きましたw

リーフが装備したコート・オブ・ヴェルデネーロは、

イタリア語でヴェルデ=緑 ネーロ=黒ですw

黒っぽい緑を表現しようとした結果、こうなりましたw

もしここがな…なんていうところがありましたらご指摘をお願いします!

ちなみにリーフは、キバオウとの会話の時、嫌味っぽく言っています。

では、また次回にお会いしましょう!

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