よろしければどうぞ!
「あーっと、横須賀?悪いことは言わない。やめとけ」
比企谷は頭を搔きながら言う。
「頼む!頼みます!俺を入部させてください!俺はー変わりたいんだ!」
またしても土下座。マジで俺の土下座って軽いのな。まぁいまは何振り構ってられないからいいか
「あなたのような腐れ外道はお断りしたいところなのだけど…困ってる人を助けるのが奉仕部なのよね…」
あれ?なんか雪ノ下さん好感触じゃね?いや、多分俺のことはすごく嫌いという気持ちと、部の理念を通さないといけないっていう気持ちが交錯してる感じかな… ちょっぴり複雑だよ…
「ま、まぁさ、海斗君も反省してるみたいだし、入りたいみたいだしいいんじゃない?ねーゆきのん、ヒッキー」
結衣が助け舟を出してくれる。よかった…ほんとこいついい奴や…
「でもね海斗くん。次ヒッキーのこと悪く言ったら…あたしにとって海斗くんは…いい人じゃなくなるよ?そして、絶対許さないから…」
こわい、こわいよ結衣!っていうかそれって某駆逐系漫画のセリフでは…ゴフッゴフッ、なんでもない
「あぁ、わかってる。2度とそんなことしないよ」
僕はキメ顔でそう言った。
「なんでキメ顔なのかわからねぇが…まぁいいや。俺に決める権利ねぇし。雪ノ下、お前が決めてくれ」
比企谷が面倒くさそうに雪ノ下さんに振る。その気だるい感じ、やっぱり、きずつくよ(泣)
「そうね…まぁ、いるだけなら無害だろうし…いいわ。入部を許可します」
「あ、ありがとうございます!比企谷、雪ノ下さん、結衣!」
「良かったね!海斗くん!」
結衣がその豊満な何かを揺らしながら喜んでくれる。ありがとう!人類の神秘、ありがとう!
「では私と横須賀くんはこのことを平塚先生に報告しに行ってくるわ。由比ヶ浜さん、この男に変なことをされたらすぐに呼びに来なさい。一個師団連れてこの男を排除しにくるわ」
「俺が犯罪者なの前提?ってばっかお前、一個師団連れてきたら俺どころか由比ヶ浜も無事じゃねーだろ…」
「あら、もちろん標的はあなただけよ。師団のみなさんも、ゴミ掃除は大変そうね」
なんか楽しそうだなぁ〜 これが、いつもの奉仕部の風景なのか。いいなぁ。よく考えたら、こんな軽口が叩けるような友達、いたかな…やっぱりわかったてけど俺って、世間で言うキョロ充なんだろうな…だっさいなぁ〜
「ゆきのん大丈夫!ヒッキーはそんなことする度胸ないから!」
満面の笑みで言う結衣。ちょっと、比企谷かわいそうだな
ー職員室ー
その御仁は、いつもと変わらず優雅にスモーキングタイムだった。っていうかさ、職員室でガッツリタバコ吸っていいの?最近、結構そういうのうるさいんじゃないの?
「何か言いたげだなぁ〜横須賀」
「いっいえっ、なんでもありません!」
っぶねー…この先生怒らせたらまた”あれ”飛んでくるわ…
「ふむ。まぁいい。用件はなんだね?雪ノ下」
「はい。この腐れ外道、いえ横須賀くんが奉仕部への入部を希望してきたので、私たちは許可を出しました。あとは先生の許可を頂ければいいのですが」
あれ?今さらっと腐れ外道っていったよこの美少女。こわいよ〜助けて〜あぁそうだ!こんな時に助けてくれる友達なんていないんだった…
「横須賀…少し、君は変わったようだな。前よりもいい顔をしているぞ。よかろう!入部を認める!」
「あっ、ありがとうございます!先生。先生ってなんかお母さんみたいな包容力ありますよね!」
空気が…震えている?なんで雪ノ下さん離れていくの?おっとぉーそこの数学教師もなんで離れていくんだい?
「横須賀ぁ〜いい度胸をしているなぁ〜こんな若くてスタイルのいい美人を捕まえて、おかあさん、とはなぁ…覚悟はできたか!この糞ガキ! 抹殺の〜ラストブリットおおおおお!」
「ぐへぇえええ」
なにはともあれ、横須賀海斗は入部した。彼の入部により、彼と彼女らは変革の時を迎える
ー奉仕部の運命を変える修学旅行まで、あと少しー
いかがでしたか?
次回はついに、修学旅行編です。
まだどうなるかわかりませんが、感想やご批判など頂けると幸いです。