IS【繰り返される世界から】   作:駄菓子

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第16話

「...............むぅ」

 

 

いつものように俺と箒、そして愛娘のラウラと毎朝の日課をこなした後、朝飯を食べていると、とっくに食べ終わったらしいラウラは何故かタブレットPCとにらめっこをしていてどこか険しい表情をしていた。

 

「どうした。なんかあったのか?」

 

「 ん?あぁ、いや。本国からデータを送ってくれとの連絡があってな。それが今日までだったのを忘れてしまっていたんだ」

 

「ラウラがそんなミスをするとは珍しいな」

 

箒にそう言われたラウラは何故か下を向いてもじもじしはじめた。

顔は見るからに赤く、耳まで真っ赤だった。

よく、耳を傾けてみれば何かボソボソと言いたそうにしているようだ。

小さすぎて聞き取ることはできなかったけど。

 

「父様と母様との毎日が楽しすぎてな、つい.............」

 

「「ラウラ〜ッ!!」」

 

「わきゃっ!?」

 

ちょっとだけ恥ずかしそうに言うその姿はもはや反則だった。

溢れ出す愛に身を任せラウラを抱きしめ頬ずり。あぁ、ラウラの肌はスベスベで触りごごちがいいなぁ。

気がつけば反対側で箒も同じことを。

スッゲェしまりのない顔だけど、き

っと俺も同じに違いない。

 

「大好きだぞラウラ〜!」

 

「ラウラを娘に持てて私は幸せだぁ!」

 

「...............あぁ、また親バカが発動か」

 

「あはは。最初はちょっと、なんて言ってたのに今じゃこんな感じだもんね」

 

「全くよ。周りが見えていないのかしらね?見てるこっちとしては恥ずかしいったらありゃいないわ」

 

「わたくしブラックコーヒーもらってきますわ」

 

「あれ?セシリアってコーヒー飲めたっけ?」

 

「...............いえ、この甘い雰囲気にやられてしまいまして」

 

「葵さんとイチャコラしてるくせによく言うわよ」

 

なんか外野がーーそう言ったら失礼かもしれないけどーー何かやっているようだけど、あいにく俺たちの頭の中に入ることはなかった。

もちろんラウラを愛でるのが何よりも優先すべきことだからである。

 

「え、えと。私も父様と母様のこと、大好き、だぞ...............?」

 

「「〜〜ッ!ラウラ愛してるぞ〜ッ!!」」

 

「ちょ、ちょっとくすぐったいっ!?」

 

「...............ごめんセシリア。アタシにもブラック良い?それもとびっきり濃いの」

 

「...............僕はいっそのことゴーヤで」

 

「わかりましたわ」

 

「よしっ!今日の放課後にデータを取るのを手伝おうぞ。いいか?」

 

「すぐ終わるようなことじゃないと思うが...............」

 

「もちろんだ。娘の最初のお願いくらいきちんと聞いてやらんと母親失格という者だからな。なぁ、十夏?」

 

「当たり前だ!なんなら今からドイツに言ってラウラの食べたい物でも買ってきてやるか?そうだな、1時間くれれば大丈夫だけど」

 

「えっと、十夏?流石に1時間でドイツに行って帰ってくるのは無謀だと思うんだけど...............」

 

「え?愛があればいけるっしょ?」

 

「十夏に同じく。愛さえあればなんでもできるだろうに」

 

「なにこの2人。真顔で言ってるせいで僕が間違っているように思えてしまうのはなぜだろう?」

 

「てか、アンタたち放課後に山田先生の補修じゃなかった?それどうするの?」

 

「「ふん。ラウラのお願いを聞くことが何よりも最優先だ。そんなものサボるに決まってる」」

 

「...............言うと思った」

 

「...............どこからどう見ても完全に親子だよね」

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけで今は放課後。

去年出来たばかりという、超長距離射撃訓練用アリーナにいる。

全長12キロ近くあるここでなら大体の射撃武器の射程を超えているから、狙撃訓練などにはぴったりだろう。

俺もここで何度かお世話になっているし、そのありがたみは身にしみてわかる。

 

「ラウラー、こっちは準備オッケー。指定された通り標的の設置完了だ」

 

“ありがとう父様。私も丁度ラウラちゃん砲の最終チェックが終わった。今から展開する”

 

「おっけー」

 

オープンチャンネル越しにラウラに通信を入れる。

ハイパーセンサーで距離を測ってみれば大体10キロ程離れていた。

 

「それにしても技術の進歩ってすげーのな。俺らが子供の頃はこんなものあり得なかったっていうのに」

 

「確かにな。ISの技術開発とともに豊かになったものだ」

 

俺の手に握られているのはプロペラのついた懐中電灯ほどの大きさのマーカー。

擬似バウンド素材展開装置とか言ったもので、設定さえ出来れば大抵の物質は展開可能になる代物だ。

もちろん環境や人体に影響を及ぼすような物質はプロテクトされて展開出来ないけど、こうしてラウラ砲の的に使う特殊合金ぐらいなら展開出来る。

欠点を挙げるとすれば人力で設置しないといけないことと、バッテリーが続く10分ほどしか展開できない事だろうか。

まぁ、それさえ気にならなければ、割と万能な道具だ。プロペラのおかげで空中設置だってできるし。

ちなみに今回展開したのは1×1メートルの対IS用特殊合金複合装甲で厚さは大体10センチ程。

IS兵器の中で単純な威力が一番高いと言われているシールドピアスを1発だけ貫通する事なく耐えたというからその硬さは折り紙付きだが、いかんせん2発目で破られた。

でも、まぁ射撃武器の的としては十分だし問題はないだろうと思う。

やばいなと思ったら交換すればいいだけだし。

 

“展開完了だ。これから射撃に入るから的から離れていてくれ。誤射の可能性がある”

 

「分かった」

 

「了解」

 

特に断る理由もないので俺たちは20メートルほど離れた。

560㎜とかいうぶっ飛んだ砲弾に誤射されるとか考えたくもないし。

なんせ戦艦大和の460㎜でさえ1.5トン近くーー大体乗用車一台分くらいだったと思うーーが射撃角度によっては音速に近い速度で飛んでくる。

そんなもん食らったら絶対防御発動なのは目に見えてるし、1発だけ食らっただけでもやばいというのに二連装砲ときた。

本家は三連装砲だけど、ぶっちゃけてしまうと、大戦時とは技術レベルが月とすっぽん並みに発展してるし、ラウラのはIS。威力は桁違いに向上しているに違いない。

...............直撃したら確実に落ちるよなぁ、流石に。しかも全身打撲とかシャレにならないくらいになりそうだ。

 

「そういやラウ...............」

 

そこまで言いかけてどよむ俺。

本当、ちょっとした好奇心でラウラの方へ目を向けなければよかったと思う。

 

「な、なんだあれは。見間違えではなければISではなく、戦艦になっていないか...............?」

 

「...............俺も同じような事をかんがえてた」

ハイパーセンサー越しに見えるラウラのIS、シュヴァルツェア・レーゲンはそのすらっとしたフォルムの面影はどこにもなかった。

6メートルはあろうかという両肩に展開された巨大な主砲。

背部にあるもう一機ISがあるんじゃなかろうかというの発射機構及び装填機構のボックスと、バイポッドらしきものが主砲を支える為か二脚が2つ。

そして反動制御の為なのか地面に突きつけられているアンカー2本と、姿勢制御のための追加脚部が6本。

それだけでは飽き足らずなのか、左右にCIWSと思わしきガトリングと贔屓目に見ても16連装以上はありそうなミサイルポットみたいなものが。

どっからどう見ても戦艦にしか見えないし、最早固定砲台。

動けないためか物理シールドが2枚追加されているけど、そんな事を差し置いても明らかに火力過剰な気がしなくもない。

 

“射角調整及び弾道計算完了、ロックオンを確認。姿勢制御、反動相殺アンカー固定確認。560㎜徹甲砲弾装填完了”

 

 

多分発射のための手順とかなんだろうけどいかんせんど素人の、数ヶ月前まではただ一般人だった俺には到底理解できそうにもなかった。

だけど一つだけ確実に言える事のは、ラウラが真剣に望んでいるという事だろう。

普段以上に引き締められたその表情は、はっきりと軍出身なんだなと改めて実感する。

 

“発射!!”

 

「うーむ。真剣な表情のラウラはまた格別だな。写真を撮らなければ」

 

そういう箒はいつの間にやらISのカメラモードで激写していた。

6億画素とかいうとんでもないレベルの解像度を誇るものである。

 

「箒。それ後でおれに頂戴」

 

「当たり前だろう?」

 

あっはっはーと笑いあいながら俺も同じように写真を撮っていく。

娘との思い出話をするためには写真だったりビデオだったりが必要だから、俺たちのやっていることはごく当たり前のことなのだ。

批難される筋合いなんて当然あるわけもない、ハズ。

そんな事をしながら20秒程経った頃、俺たちの度肝を抜く出来事が起きた。

ズドンッ!!と10キロ近く離れているハズなのに、空気が震えているのすらわかるほどの砲撃音が響き、それでいてズガンッ!!と展開していた的に着弾する音が聞こえた。

 

“着弾確認。誤差±0.5センチ未満。問題なし、だな”

 

「...............な、なぁ箒さんや」

 

「...............な、なんだ十夏さんよ」

 

「俺の見間違いか、シールドピアスすら耐えた特殊合金複合装甲板に穴が空いてる気がするんだけど」

 

「安心してくれ。どこからどう見ても穴が空いてる」

 

「...............絶対喰らいたくない」

 

「...............激しく同意だ」

 

穴が空いてるとはいうものの、ぶっちゃけてしまえば貫通していた。

46センチ三連装砲とかいう戦艦大和の世界最大と言われていた主砲は最大40センチの表面硬化装甲を貫通するのがやっとだと言われている。とはいえ当時の戦艦でそれ以上の装甲を持った戦艦がなかったから云々は置いておいても、いくら10センチも口径が大きくなったとはいえ、表面硬化装甲など屁でもない硬度を誇る特殊合金複合装甲板をぶち破るのは流石に度肝を抜かれた。

まさしく口が開いたまま閉じれない。

驚きに言葉が出ないってものだ。

...............いやほんとまじでISがこれ食らったら一撃で落とされるだろ。

動きに支障がでるとか、色々な制約があったとしてもお釣りがくるレベルだと思う。

 

“榴弾、次弾装填完了。父様と母様。その位置では確実に巻き込まれるから、もっと離れていてくれ”

 

「「...............(こくこくこくこく)」」

 

いやラウラの次の的からは30メートルも離れてるじゃん?と普段なら言うのだろうけど、生憎目の前でとんでもないのを見せられた身としては、聞こえないとしてもただうなづくことしかできなかった。

 

“ロックオン完了。発射!”

 

さっきと同じように20秒程後に飛来する榴弾。

規格外のキチガイ(褒め言葉)砲のことだから榴弾もぶっ飛んでんだろうなと思っていたが、やっぱりというかいろんな意味で予想を裏切られる。

その爆発音を文字で表すなら、ちゅどーん、だ。

それくらいギャグにしか思えないほどの物だったというわけだ。

 

「「...............」」

 

半径40メートル。

そう、直径にして80メートルをも爆炎で薙ぎ払い、等間隔で設置していた的が跡形もなく消し飛んでいた。

そのあまりの爆発力ゆえにアリーナが揺れる。

ただ、とにかく思うことは一つだった。

しつこいようかもしれないけど、絶対喰らいたくない、だった。

 

“日本ではこんな時こう言うのだったな”

 

少しだけ楽しそうな、俺たちからすれば場違いなラウラの声。

 

“きたねぇ花火だ、と”

 

「...............本当の意味は違うからな?」

 

こんな時でも注意を忘れなかった俺はたぶん大物だろう。

 

 

 

 

 

「ねぇ、箒。聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」

 

「ん?シャルロットか。別に構わないぞ」

 

色々な意味で度肝を抜かれたラウラとのデータ取りがあったのも数時間前の出来事。

部屋で和んでいるラウラと十夏ーーラウラを膝の上に乗せて愛でているのはいうまでもないーーに飲み物を買った帰りに呼び止められた箒は、言われるままについていけば寮にある休憩スペースに案内された。

消灯時間が近いというのもあってか、他の利用している生徒はいない。

 

「それで話とはなんだ?」

 

 

「専用機のことでちょっとね」

 

「ふむ。とは言え私は正規の手段で専用機をもらったわけではないからな。満足のいく返答を出せる自信はないぞ?」

 

そういう箒は呆れともなんとも言えない複雑な表情を浮かべる。

色々な事情があったと言え、外したら爆発すると脅され半ば無理やり受け取らされた身としては思うところがあったのだろう。

 

「満足とかじゃなくてだだ聞きたいだけ。箒は怖くない?専用機持ちになったの」

 

「別に専用機持ちになったから、特別怖いとは思ったことはないがな。あえて言うなら外したら爆発するというのは多少、な」

 

「そうなんだ。すごいね箒は」

 

「そんなことないさ。ただ私はこの紅椿を精一杯使うだけだよ。それが一番の手向だからな」

 

「手向?」

 

「上手くは言えないんだがな。嫌だ、無理やり渡されたから、使わない理由はいくらでもあげられる。だが、私の性分でな、自分のものを粗末に扱えなくてな。まだまだ未熟だが、私が精一杯できる限り使ってやることが紅椿に対する礼儀だと思うんだ」

 

日本古来より物には意思が宿ると言われている。

それが大切に使われていた物であれば尚更であり、こういったところが日本人は物を大切に扱うという精神を持っているということに少なからず繋がる。

大量生産、大量消費時代の今ではそのような心得を得ている者は少なくなってしまったが、いないわけではない。

その1人が篠ノ之箒という少女だった。

幼い頃から続けている剣道の防具や竹刀の手入れを欠かしたことはなく、サイズなどが合わなくない買い換えた時も、それまで使っていた防具などは捨てずに保管している。

捨てちまえなどからかわれたことも少なくはなかったが、父と母からの教えは正しいと信じていたのもあるが、使わなくなったからすぐ捨てるということに疑念を抱いていたのも大きい。

殺害命令の出されている決して好きではない姉から受け取った物だとしても、幼い頃から物を大切に扱ってきた箒に使わないという考えも選択もなかった。

簡潔に言ってしまえば気持ちの問題だった。

「強いね、箒は。僕とは大違いだよ」

 

「大袈裟だ。当たり前のことをしているだけに過ぎない」

 

「そういうけど、なかなかできるようなことじゃないよ?それに比べたら僕は全然だよ」

 

「...............」

 

「僕はさ、すごく怖いんだ。ずっとデュノア社のテストパイロットをしてきて、たまたまシンクロ率が高かったから専用機持ちになったんだけど、あまり言いたくないけど僕は結構複雑な産まれで」

 

「よくあるいじめなどか?」

 

「うん、その通り。ずっとデュノア社にいる間は続いてた。どこに逃げてもどこにいても攻撃されたんだ。ぽっと出のくせに専用機をもらって。実力もないくせに、って。こんな思いをするなら専用機はいらないって思ったけど、お母さんが病気で倒れちゃってね。たくさんお金が必要だから止めるに止められなくて」

 

「だが、耐えられなくなったから、中途半端な時期だとはいえIS学園に転入したという訳か?」

 

「...............」

 

「シャルロット?どうかしたのか?」

 

「え?あ、いやなんでもないよ!ちょっとぼーっとしちゃってた。ごめんね、お母さんのこと考えたら心配で」

 

「...............そうか。まぁ、解決できるか分からないが、悩み相談であれば葵を訪ねるといい。生憎私は悩み相談は専門外だ。葵であれば少しは気が楽になるかもしれないぞ?」

 

「うん、そうするよ。ごめんね、引き止めちゃって。そしてさ、ありがとう。それじゃお休み」

 

「あぁ、お休み」

 

箒は本当の理由が別にあることを見抜いていた。が、その理由まで推測できた訳ではないが、確かに嘘であるのは確かだ。

明らかに視線が泳いでいたのと、返事が遅いのは明らか。

だが、それをあえて言わなかった。

口にした理由が嘘であったとしても、本心からではないのはわかっていたから。

自分自身でいったようにこういったことは専門外。成人した大人に聞くのが一番という気遣いだった。

だから、それ以上箒は何も言わずに立ち去った。

泣き出しそうな表情のシャルロットに気づくことはなく。

 

「全く、部屋の電気も消さないで」

 

部屋についてみればいつの間にかラウラと十夏はとっくに夢の中だった。

時計を見てみればすでに11時を回っている。

十夏の遅くまで起きていられない体質は理解しているものの、テレビも部屋の電気もつけっぱなしとなれば流石にあきれるほか無い。

これでは寮長である千冬が見回りに来た時に怒られてしまうだろう。

 

「...............憎いくらいに気持ち良さそうに寝ているな」

 

まだ寝ないとはいえ流石にテレビの電源を消してみれば、2人揃って仲良く寝ている姿が視界に入る。

ラウラは十夏の腕を枕にして、十夏もあどけない寝顔をさらしていた。どんな夢を見ているのだろうなと、思うほど幸せそうだ。

寄り添いあいながら寝ているその姿は仲の良い父親と娘というというよりは、兄妹というのがしっくりくる。

ここで言うのもアレだが、十夏に最低限の性知識、つまるところのコウノトリ云々だったり一緒に寝ただけで子供ができる云々といった部分だけ正しく教えた結果、それ以来毎日こうして同じベットで寝ている。無論エロ方面は箒もあまり知識がないので教えていない。

何も知らない者がみれば恋人や、同室者がいるのに女を連れ込むクソ男と見るのかもしれないが、生憎2人は義理の親子という以上の絆で結ばれているため不埒な関係ではない。

2人とも寝巻きに着替えているために、制服にシワがつくぞと言って起こす必要はない、というか絶対起きないのだが。

 

「たまには私と一緒に寝てほしいものだな」

 

風邪を引かないようにと毛布をかけながらそう呟く。

まさしく父親になついているせいであまり自分に構ってくれない娘を見るような、母親のような表情だった。

十夏に懐いているのは微笑ましいのだが、母様と呼んでくれているために甘えてほしいなんて思ってしまう。

だがラウラのきめ細かい頬を起こさないほどに堪能していると別にいいかなと、そんな考えはどうでもよくなってしまう。

どうせ時間はたっぷりある。

今焦る必要はないと思えたから。

 

「お休み」

 

生憎箒に所謂川の字で寝るという考えも勇気もない。

人の温もりのない冷たいベットに寂しさを覚えながらも、部屋の電気を落とした。

 

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