東方星海録   作:紅いボッチ

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すみませんでした! 何かしら疲れていたのか、投稿する話を間違えてしまいました!
何でもするから許してください!

というわけで、反省を踏まえ、いってみましょう!


十五話「侵入する強者達」

「…ちょっとタフじゃないかしら?あんた」

 

霊夢が息を軽く切らせ、苦笑いをしながら言葉を発する。

 

「…はぁ…はぁ、ふざけんなよ…どんだけ防御堅いんだよ…」

 

魔理沙も同じように、随分疲労していた。

 

その視線の先に居たのは、服を所々焦げ、傷だらけの美鈴であった。

 

「…けほ、そんなものですか?博麗の巫女、そして魔法使い!そんな生ぬるい攻撃じゃ私すら突破できませんよ?折角、攻撃しないというハンデをあげてるんですから……本気で来なさい!」

 

強気に話す美鈴、だが心の中では自分の限界を察していた。

(ああ…次の一撃で突破されてしまう…咲夜さん、宙さん、お嬢様、パチュリー様…時間は稼ぎましたよ…少しだけですけど…勝ってください!)

 

「……霊夢、そろそろ決めるぜ?」

 

魔理沙が、マジックアイテム 八卦炉を懐から取り出す。

 

「…そうね、時間を取りすぎたわ。終わらせる。」

 

『博麗ノ夢想』と書かれた蒼い札を数枚取り出しながら霊夢が静かに呟く。

 

「ッは…やっと本気ですか、待ちくたびれましたよ?」

 

苦笑いしながら、美鈴は防御の構えをとる。

 

「…お前、これから倒されるけど…なんか言い残すことはないか?」

 

魔理沙がニヤリと笑いながら、美鈴に問いかける。

 

「…そうですね、うーん…。紅魔に勝利あれ。ですかね?」

 

にっこりと言い放った美鈴に魔理沙は首を振り、残念そうにつぶやいた。

 

「助けてください…なら、助けてやったのにな、恨むなよ?」

 

異変解決組にとてつもない気が集まっていくのが、美鈴にははっきりと感じられた。だが、逃げない。門番として。

 

「…来い!私を越えてみろ!」

 

「行くぜ!恋符『マスタースパーク』!!」

 

「神霊『夢想封印』!!」

 

霊夢と魔理沙が轟くように叫び、二人のスペルカードがクルクルと回り、魔理沙のカードからは虹色に光る極太のレーザーが。霊夢のカードからは、虹色の輝く七つの珠が飛び出した。

 

「…はああああぁっぁぁぁぁああ!」

 

美鈴も雄たけびに近い叫びをあげ、その二つの攻撃を防ごうと試みた。

だが、力の奔流に呑まれ、レーザーの中に姿を消す。

 

「…ぷっはぁ…疲れたぁ!!ったく、時間かけやがって…あの門番」

 

魔理沙が一気に倒れるようにそこに座り込み、文句を言うように先ほどの敵を称賛する。

 

「…魔理沙。」

 

「そんじゃ、さっきの爆発の煙が消えたら先に進むk…」

「魔理沙!!」

 

魔理沙の言葉は霊夢の警告の声で途切れた。

 

「な、何だよ!もう倒しただろ!」

 

「…油断はしちゃだめってことよ。」

 

煙の向こう側から、ぼろぼろの美鈴がふらふらと霊夢たちに近付いてくる。

 

「…な、何でそこまでするんだよ…?お前…?」

 

魔理沙が恐怖さえ覚えたとき、霊夢がゆっくりと美鈴に近付く。

 

「お、おい。霊夢…」

 

魔理沙の警告の声も聞かず、そのまま美鈴に近付く霊夢。

 

「…こ、の…先、は通す…訳…には…い、かな…い…門、番…と、して…!」

 

そう言った後、美鈴は崩れるように倒れた、が霊夢がそれを支えた。

 

「…あんたを見くびってた。正直ね、けど、あんたは強い。それは誇りなさい」

 

そう美鈴の耳元でささやき、その場に美鈴を寝かせた。

 

「…何はともあれ、次に行こうぜ、霊夢!」

 

帽子をかぶり直しながら、魔理沙は二カッと笑う。

 

「ええ、そうね。」

 

霊夢はフッと微笑みながら、門の先へ進んだ。

 

紅霧異変、主犯たち。残り4人(?)

 




はい、ということでお終いです。

魔理沙が悪役みたい?気にしたら禿ます。
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