さて、早速本編へいきましょうか。
頑張っていこー。
館の中に煙が舞う。所々に焦げ付いた痕が残る。
「…大したことないのねぇ、あんた。」
霊夢が余裕そうな顔で宙に話す。
「…っち、バケモノ共が…」
宙は傷だらけで地面に跪くように倒れている。
「っへ、その格好の方がお似合いだぜ、堂々といるよりな。」
魔理沙も嘲笑に近い笑顔を宙に向ける。
「…まぁ、ここまでは想定内だ。」
突然、霊夢たちの目の前に居る宙の姿が歪み始める。
「!?な、何!?」
「なんだこりゃ!?」
動揺する二人を他所に消えかかっている宙はニヤリと笑った。
「ようこそ、眩むような光の迷路へ。」
宙が消えた瞬間に、霊夢たちが廊下事態が歪んだ。
「!?な、何だ!?幻術か!?それとも、神経毒か!?」
動揺を隠せない魔理沙をよそに霊夢は頭を働かせていた。
(…取り敢えず、神経毒とかの類ではないわ……、もしかして、アイツの能力は光を操れるのかも…それなら、この廊下は光で作られている…)
「おうおう、やあっとわかったか客人よ。」
どこからともなく、宙の声が響く。
「…あんた、一体…」
「まぁ、俺が何なのかは置いといて、これからあんたらには迷路をクリアしてもらう。正面を見ろ。」
霊夢たちが怪訝そうに正面を向くと歪んでいた廊下は消え、代わりに鏡だけで作られた迷路が出現していた。
「これからルール説明をさせてもらうぜ。この迷路には罠やらなんやらは無い。代わりに、一つだけギミックを三十秒ずつ用意させてもらった。そして、もう一つ。この迷路には二つ出口がある。一つは、正規ルート。もう一つはイレギュラールート。断然、イレギュラールートは近道になっている。ま、運だがな。あ、それとこの声は館内の放送機器で館全体に放送されています。そこんところご了承。」
一本調子で説明を終えた宙。
「…っち、こんなところでめんどくさい事になったな。」
魔理沙が苦虫を噛み潰したような顔をする。
「仕方ないじゃない、これを抜けないと主犯にたどり着けなさそうだし。」
霊夢は冷静にお祓い棒を肩に置きながら、話す。
「ああ、そういや説明し忘れてたわ。正規ルートは俺とメイド長との戦闘が予定されております。イレギュラールートは、魔法使い様と狂気の姫が待ち受けております。ここんところご理解お願いしますねぇ。」
宙がめんどくさそうに付け足した。
「…はぁ、狂気の姫って誰よ…主犯なのか?」
魔理沙がぼやく。
「私は正規ルート目指すけど、あんたはどうする?」
「ああ、そんじゃイレギュラーで。」
「そ、そんじゃご武運を。」
「へぇへぇ、分かりましたよっと。」
単調な会話を交わし、迷路へと進む二人。
ここから、ルナティックな迷路が始まる。
さぁ、疲れてきました。
大分前の鏡の受注の話はここで使いましたよっと。
それじゃ、さいならー。