かなり久しぶりの投稿となりました
活動報告でもすでに言いましたが・・・本日は断裁分離のクライムエッジ最終巻発売日‼われらが祝ちゃんもこれで見納め‼買わねば‼と思いゲーマーズ津田沼店行って買ってきました‼特典欲しさに‼
まぁそれは兎も角…お気に入り44通算UA4500越えお気に入りにしてくれた方 読んで下さった方々 そして評価を入れてくださったlibra073さん
本当に有り難う御座います
私の欲望を満たすためだけに書いていた小説がここまで気に入られるとは正直思っていませんでした長い前書きとなってしまいすみません
それでは本編ですどうぞ
「時に久遠さん」
「何?鋼夜君」
「何故に私は君たちに拘束されているのかな」
「ご想像にお任せするわ」
…まあ大体予想はつくけどね おおかた俺より早くガルドを倒すためにやっているんだろうけど…
「にしてもこれは酷くないかな?」
現在彼は天と地が逆さまに見える…つまり上下逆さの状態で木に括り付けられていたのだ コウモリみたいと言えばそこそこ聞こえはいいが結構つらい
「鋼夜さん」
「なに?ジン君」
「僕たちは ガルドのゲームの勝てると思いますか?」
それは俺に聞くことか?別にいいけど
「正直春日部さんが状況判断を正確に下せば 一人でクリアできると思うが それはまだ無理だろうね そうなると春日部さんという駒をうまく使い ガルドを罠かなんかに誘い出してとどめを刺す…まぁこんな感じにやれば大体勝てるんじゃないの」
すらすらと作戦を立てる鋼夜
「凄いですね鋼夜さん そんなすぐに作戦が思いつくなんて」
「飛鳥さんたちの準備が整ったようなので行きますね」
そうゆうとジンは鋼夜の元を去って行った
「(やっと一人になれたな)出て来いよ元ノーネームの元魔王さん」
「……気付いていたのかね君」
声のした方を見るとそこには金色に輝く髪をもつ美少女_レティシア=ドラクレアがいた
「悪意のない感情で気付きにくかったけどね 取りあえずこの縄ほどいてくれない?」
「ギフトゲームにおいて部外者がプレイヤーを助けるのはご法度なので無理だ」
「舞台作った人が部外者なわけないと思うけど 仕方ない自力で抜けるか」
そう言いつつものの三秒で抜け出す鋼夜
「どうやって抜け出したんだ」
「全身の関節はづしてどうにか まぁそんなことより…このゲームを考えたのはお前か」
言葉に怒気を孕ませながら尋ねる鋼夜
「何か聞きたいことでもあるのかね」
「このゲームに一つ不満があるのでな」
「(やはり聞かれるか…)此度のゲームにおいて君の仲間を危険な「違うそこじゃない」めに・・えっ?」
「別に危険な目にあってそれで死のうが関係ない それはそいつが弱いのが悪い」
「…⁉」
レティシアは驚愕した 必ず聞かれると思った仲間に対する非礼を違うと言いその上「死んでも関係ない」と言い切ったのだ
「俺が聞きたいのは…なぜガルドを強制的に参加させたのかその理由を聞きたい」
「それは…」
予想外の質問にに動揺するレティシア
「元々契約書類には俺達が勝った場合 ガルドは全ての罪を認め箱庭の法の下に正しく裁きを受けると書いてあった つまりガルド本人に更生の意志が有り死のうなんて微塵も思ってなかったはずだ」
確かに鋼夜の言う通りである
「なのに現状はどうだ?鬼化のギフトをかけられ その上本人の意思に関係なく命を懸けたゲームに強制参加させられている これをやったのは他ならぬあんただろ」
一気にまくし立てる鋼夜
「お前とガルドの間に何かしらの怨みや憎しみがあるなら別にいい 俺も似たような事をやったしな しかし特に何の関係もなくやったのであれば…お前はガルドと同じように 自らの都合のために他人の尊厳を踏みにじった悪人だぞ」
レティシアは恐ろしくなった 自分でも気づかない内に犯した罪を指摘したこの男に…過去に魔王として犯した罪を暴かれるのではないかと
「それじゃ俺は可哀想なガルド君を助けに行くんで」
言いたいことを言い終えた鋼夜はガルドの居る屋敷へ向かった
一方そのころ
「いい?これから作戦をもう一度見直すわ」
飛鳥たちは作戦会議を開いていた
「まず屋敷に入るのは耀とジン君の二人 そして私が罠を用意する」
「分かった 屋敷に入ったら何をすればいいの?」
「耀が言うにはガルドは屋敷の二階の一室にいて それ以外の場所に指定武具らしき物は見当たらなかったのよね?」
「うん ジン君も一緒に行ったけど指定武具に当たる様な物は無かった」
「なので指定武具はその部屋にあり それをガルドが守っていると思います」
「分かったわ それなら二人は
「どうして?」
「この作戦では飛鳥さんがガルドにとどめを刺す予定ですが もしそれが失敗したとき主戦力である耀さんがけがをしていると 勝てる可能性が下がるからです」
「ジン君割と
「……僕は今この三人の中で一番役に立てない でも戦略を考えて仲間をサポートすることはできる それを鋼夜さんに分かってもらいたいんです」
ジンは熱のこもった声で語った
「やっぱりジン君も思っているのね」
「「「ガルドを倒して鋼夜(さん)(君)を見返してやろう」」」
~中略~ガルド屋敷前まで移動
「私が部屋に入って指定武具を取って来るからジン君はそれを受け取って飛鳥のもとに急いで」
「耀さんはどうするんですか?」
「ガルドをなるべく疲れさせてからそっちに行く」
「わかりました では行きましょう」
話のまとまった二人が扉を開けると
「GEEEEEEEEEEYAAAAAAAAAAAAaaaaaaa!」
虎の怪物になったガルドが白銀の剣を背にして立ち塞がっていた
「ジン君は部屋の外にいて‼」
ガルドが耀に向って突進するが耀はそれをよけて剣を回収しに行く しかし 最も近づいた時ガルドは体を無理やり捻らせて体当たりをしてきた
「ッ…‼」
「耀さん‼」
予想外の攻撃で避けられなかったが 受け身で衝撃を流し剣を回収した耀
「ジン君はそれをもって飛鳥の所に行って」
「はい‼」
耀は指定武具をジンに任せガルドとの対戦を続けた
「ジン君!耀は?」
「耀さんは後からガルドを連れて来ます そしてこれが指定武具です」
「そう 分かったわありがとう」
「飛鳥 ジン君」
耀が戻ってきた
「ガルドはどうしたの耀」
「屋敷の床を壊して瓦礫に埋もれさせた けどすぐに来る 気をつけて」
「ガルドが来ました 飛鳥さんお願いします」
ガルドが茂みの中から飛び出す
『植物よガルドを拘束しなさい』
辺りの木や鬼化された蔦がガルドに襲いかかる
(((掛かった)))
実はこれが狙いであった もともと蔦は木などの植物に絡みつきその栄養分を吸い取り成長する その特性が鬼化されたことによって触れた物に巻きつき生命力を吸い取る様に進化しており今回それを利用したのである
「飛鳥さん今のうちにトドメを」
飛鳥がガルドに向かい跳躍する
しかし ここで思わぬことが起きる 何とガルドが蔦を力任せに引きちぎったのだ ここでもしガルドが襲った相手が耀なら多少怪我をする程度で済んだだろう だがガルドが襲ったのは跳躍していて避ける事の出来ない飛鳥であった
あたりに血が飛び散り誰もが飛鳥の死を覚悟し己の無力さを後悔した
だがそんな思いはここに居ないはずの者の声によって意味無きこととなった
「駄目だよ久遠さん 女の子がそんな危険な武器を振り回しちゃ」
「…鋼夜君」
「しっかしどうしようかな~ 俺の服これしか無いんだけどな」
飛鳥は信じられなかった目の前の光景が
「あぁ 俺のことなら心配ないよ これぐらいの怪我ならすぐ直るから」
彼は飛鳥の振り下ろした剣を腕に刺すことで受け止め もう片方の腕でガルドの動きを止めていたのだ 無論こんなことをして無傷で済むわけがなく剣による傷も決して浅くはない
「どうして?」
「何が?」
「どうして鋼夜君が身を挺してまで私を助けるのよ」
「別に見捨てても良かったけど…仲間を見殺しにしたらいくら優しいノーネームでも居にくいでしょ流石に」
つまりは飛鳥を助けたいからではなくただの損得勘定で助けたのだ
「そんじゃまずこいつの動きを止めますか」
鋼夜は一冊の本を取り出し
「児童誘拐および殺害 以上の罪により『判決執行のルールブック』」
ガルドの首周りに縄が現れその巨体を引き上げる ルール上ダメージはないがそれでも動きを制限することはできる
「これで少しは時間を稼げるな 今の内に久遠さん達はここから離れて」
「でも‥」
「今ので理解したでしょ殺される側の恐怖と 誰かを殺すことの重みが それに耐えられるならここに残ればいい」
飛鳥は今の一瞬の内に経験した ガルドに襲われた恐怖と 人を殺す感覚を その二つは決して気持ちいものではなく今の飛鳥では到底耐えがたい物だった
「分かりました ここは鋼夜さんに任せましょう」
「ジン君それじゃいくら何でも…」
「耀 もういいわ」
「飛鳥…」
「私には鋼夜君の言う通り実力が足り無い 今は彼に任せては引いた方がいいわ」
「よく分かってるねぇ~ 久遠さんにジン君 春日部さんもそろそろ諦めた方がいいよ 貴方のギフトは生身での戦闘に向いているけど武器を持って戦うのは初めてでしょ」
「…分かった けどいつか絶対に馬鹿にしたことを後悔させてあげる」
最後は耀も渋々同意し飛鳥たちは鋼夜の元から離れて行った
「それじゃまたガルド倒すの再開しますか まぁやる事は二 三個しか無いんだけど」
すると鋼夜はスレジハンマを召喚し ルールブックの能力で出現させた縄を消した
「さぁ掛かって来いよガルド=エスパー」
「GEEEEYAAAAaaa!」
鋼夜に向かって一直線にとびかかるガルド それに対し鋼夜は自らも前方に跳躍してスレジハンマをガルドの体に叩き付けた
「破砕粉壊のスレジハンマ新能力『
「今回のゲームは指定武具以外ではお前の
「…まさか再び人の姿であんたに会うなんて思いもし無かったよ」
鬼化のギフトを破壊され元の姿に戻ったガルドは先ほどでは考えられないほど落ち着いた表情だった
「しかしなぜ俺を殺さない お前なら簡単に殺すことができただろう」
「俺はただあんたと取引がしたかっただけだよ ガルド殿」
「この全てを失った俺と何を取引するんだ」
「そりゃ決まってるだろう」
鋼夜はここにきてまだ誰にも見せたことのない笑顔で
「君に一つだけ残ったそのちっぽけな命をだよ」
命の取引を提案した
皆さん如何だったでしょうか?
久しぶりに書いたので所々おかしい場所もあると思います見つけたら細かい所でも良いので指摘してください
最後まで読んで下さった方々ありがとうございました