-王立書士隊バルバレ支部-   作:みーきんぐ

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はじめまして

「みーきんぐ」と申します

つたない文章ですが、たくさんの方に見てもらえるとうれしいです

モンスターハンターが大好きで

あの世界観にどっぷりつかれるような

面白いものを目指したいです

また、オリキャラ・架空設定が含まれますので

苦手な方はお戻りください


それでは、ゆっくりしていってください

2017/3/6 修正版を配信


出会い編 king

王立書士隊、彼らは記録する者である

 

何10世紀も前に栄えた超古代文明が衰退し、さらに何世紀か経った今

この世界の頂点に立つ絶対強者はモンスターだ

 

モンスターは凶暴な牙を持ち、あるものは大きな翼で空を飛び、

あるものは口から火球を放ち、さらには気候すら操るものもいる

 

 

それに比べ人類は弱い

 

小さな体(モンスターに比べれば)は力もなく、

ましてや口から火なんてとんでもない

 

そんなモンスターと我々人類が渡り合えているのは、知恵があったからだ

人類はまた、何世紀もかけて親から子へ、さらにまた孫へと知恵を伝えてきた

 

その知恵を身に纏い、ハンターと呼ばれる者たちはモンスターと対峙する

 

ハンターたちは巨大な武器をふるい、

それまで絶対強者だったモンスターたちを退けた

 

 

しかしそれもほんの一部であり、

人類すべてがモンスターの上に立ったわけではない

 

モンスターたちも環境に合わせた進化を遂げたり、

同じ種族でも個体値が全く異なるものもいる

 

近年我々の知る限りには、亜種や希少種なんてのもいたりする

こいつらは規格外だ

 

経験を持ったハンターですら翻弄してしまうモンスターは、

まだまだ分からないことが多いのだ

 

 

また、人間もいろいろな種類がいる

 

【ハンター】たちはモンスターと戦う

【武器屋】はハンターが土産にした皮や牙などの素材を武器に作り変える

【ハンターズギルド】はハンターたちを統治する

【政治家】は人を治める

【商人】【農民】【漁師】etc...はいわずもがな

 

 

 

では、モンスターたちの動きを管理し、適切な情報をまとめギルドに提出して

人間を危険から守り未開の地や、未発見のモンスターの研究は誰がやるのか

 

それが我々、【王立書士隊】なのである

 

その親元をドンドルマに置き、

各地に支部局をもつ王立書士隊は、大長老(竜人)を筆頭に

日々モンスターの研究やまだ見ぬ未開の地の開拓

さらには古代文明の研究などもやっている

 

その中でもモンスター研究機関は特に規模が大きく

何百人もの書士隊が日々汗を流しながらペンを持ち記録を残していくのである

 

 

私の名前はking

 

 

たいそうな名前だがこれはHN(ハンターネーム)であって本名ではない

 

本来書士隊は本名で名乗って活動するが、

それは記録すること「だけ」が仕事の書士隊だ

 

では私は何が違うのか

 

そう、ハンターとして武器を持ちながら現地に赴き

武器を片手にモンスターたちの情報を記録するのである

 

多くの書士隊はギルドナイツのような締まった細見の体をしているが

私のようにハンターを兼任している者はハンターと何ら変わりはない

 

一肌脱げば筋骨隆々なのである(脳筋と一緒にされちゃあ困るけどね)

 

そしてもう一つわたしについて特筆すべき点がある

今私が拠点としているのは砂漠の商業都市バルバレだが、出身は東方である

 

東方とはその名のとおり東の辺境、小さな島国である。

面積で言えばドンドルマの10分の1にも満たないだろう

 

ちょうど100年ほど前まで鎖国をしており

西の大陸とはほとんど交流がなかった

 

しかし先の黒龍大戦を経て西側諸国が世界中へ転々と使者を派遣し

世界統一のハンター ズギルドを作っていった

 

最初は渋っていた祖国の政治家たちも、

モンスターを狩るための共同機関(あくまで政治的なものは関与しない)として

しぶしぶ承諾した

 

 

その数年後には

世界中をハンターや書士隊が行きかう時代になった

 

私も最近バルバレへ派遣された1人なのだ

 

 

何故私がバルバレの書士隊に選ばれたのか

私についてはまたいずれ話すこともあるだろうが今は割愛する

 

 

さて、私にはパートナーがいる

HNは「荒巻」という男だ

 

彼も書士隊でありハンターも兼任している

彼とはそこそこの付き合いでそれなりに気心の知れる仲だ

 

書士隊(バルバレ支部)には同期で入っている

今日は彼との久しぶりの狩猟だ

 

最近は2か月ほど、互いに別の依頼を受けていて

なかなかタイミングが合わなかったのだ

 

一応仕事はひと段落ついているので、プライベートな狩猟となる

 

まぁしかし、何が起こるかわからないのがこの世界である

 

私はいつものように鎧とインナーシャツの中に

ノートとペンを忍ばせる、これも職業病だろうか?

 

 

集会所に早めについたので、先に飯を食べておくことにする

 

ここの食堂で食べられる飯は、食材を自分で選んで好きな調理方法で

仕上げてくれるという独創的なものである

 

選ぶ食材や調理方法によって体のコンディションも変わってくるので、

なかなかハンターにとっては重要なものだ

 

中には食べると運気が上がるなんていう眉唾な食材もあるらしいが

わたしはそんなものは頼まない

 

今日は魚とパンのコンビにする

出身が島国なので魚が大好きなのだ

 

 

で、それなら合せるべきはごはん(コメという穀物を炊いたもの)じゃないのかと

よくギルドの受付嬢に言われるのだが、そんなことはない

 

 

西の異国に来て感動したのだ、そう、パンの味に

 

表面はこんがり甘い香りが漂い、温かくて湯気のよく似合う小麦色

中はふわっとしててもっちもちの生地が食欲を掻き立てる

それになんといってもパンの汎用性の高さは他の追随を許さない

ジャムをつければ3時のおやつに

 

サシミウオ、オニオントマト、バターと胡椒をパンにはさむと最高のランチになる

狩の時にも持ち運びが容易で、アプトノスのカルビ肉を薄く切って胡椒と塩で味付け、

それをパンにはさむ・・・嗚呼、想像しただけで唾を飲んでしまう

 

いかんいかん、食べ物のこととなるとつい言葉が走ってしまう

そんなことを考えながら、ウエイターに自作のサシミウオと

パン屋で買ったライ麦パンを渡し、調理を依頼する

 

料理を待っていると後ろに気配を感じた

振り向けばそこにはいつもの相棒がいた




ここまで見てくださってありがとうございました

次回はkingの相棒荒巻とのお話です
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