原作はモンハンですが、基本的には全シリーズから
情報を引っ張り出してます。
いくつか矛盾が発生する可能性がありますが
そのあたりは独自解釈で話を進めていきます。
今回もよろしくお願いします。
2017/3/31修正
フィールドは樹海
その広大さから「未知の樹海」とも呼ばれ、
人が足を踏み入れておらず、モンスターの楽園とも謳われる
いくつかの古代遺跡があるが、そのほとんどは風化しているため、
書士隊としての調査優先度は低い
世界中の腕に自信があるハンター達は
こぞってこの樹海に足を踏み入れる
樹海での狩猟は、基本的に何のモンスターがいつ出るかわからない
そこを「ハンターたちが各々調査」し、モンスターを見つけ次第狩猟するのだ
これは人類とモンスターの共存のための、ひとつの生業である
簡単に説明すると、
「通常のハンター業」は人々の依頼をギルドで管理し、ハンターが狩猟行為を行う
それは人々が「困っている」案件を助けるためなのだ
結果、報酬として「モンスターの素材」と「報酬金」を手に入れるのだが、
ある程度の実力を持ったハンターのほとんどは、金より素材を求める
つまり、ハンターの内心としては、希少な武器、防具がほしい
あのモンスターこのモンスターを「今」狩りたい、とそう考えているのだ
まぁ誰にだって欲望はある
ハンター達も全てが慈善事業ではないのだ
これについてギルドは、人気のない依頼クエストに対して
報酬を値上げして対応することもよくある(もちろん費用はギルドが持つ)
さて、だいぶ脱線した話を戻すが、
この樹海での狩猟は全てがフリーのクエストだ
ハンターたちは自由に行き来することが出来、
思惑通りのモンスターに出会えれば万々歳なのである
つまり、報奨金は出ないが、
好きな素材を得ることが出来るのである
もちろん何の情報も無しに狩猟するハンターはほとんどおらず、
何回も赴いて情報を集めながら攻略していくのだ
それは樹海に生息するモンスターの強靭さに由来するからだ
樹海ももちろん、管理はギルドが行っている
乱獲、不正行為は絶対に見逃さないし
通常フィールドと変わらないルールを設けている
(ただし、途中棄権は任意で可能)
だが、リスクについては別問題だ
樹海では常にイレギュラーが発生する可能性がある(乱入など)
下手すれば死んで骨すら拾ってもらえないこともしばしばだ
一応、異常個体と突然出会うことがあれば書士隊に情報が回るようになっているが
そのような強力な個体の前にはほとんどのハンターは帰らぬ人となってしまうだろう
ギルドはこれについての責任は一切負わないし
ハンターたちもそれを分かっているのだ
それほどに樹海とは、
ハンターにとって魅惑たっぷりの猟場なのである
十分な準備(主に食料)をして、
樹海へ入ることにする
私の装備はもちろん大和【極】
籠手はピカピカの新品である
武器はブレイズブレイドχ
今日も相変わらず、鈍くて赤黒い雷を放出している
リリの防具は「ゴシックメタルシリーズ」
黒地に銀細工の豪華な装飾が入った防具だ
見た目はレイア系統で、大きなスカートが特徴だ
ヘルムは無く、髪はポニーテールでまとめている
ゴシックメタルシリーズは多様な鉱石を混合して鋳造されており
生産コストが非常に高い防具だ
また、防御性能もさほど高くないので
着用しているハンターを見ることは滅多にない
話を聞くと、書士隊技術部の連中に、
試着してデータを取ってほしいと言われたようだ
インナー素材に「全ての属性、状態異常に耐性」がある繊維を使用し
更に軽量化を図っているとのこと
最終的には、書士隊の正式採用防具を目指しているらしい
武器は【煌剣リオレウス】
蒼火竜の素材を用いた火属性の大剣である
数ある火属性武器の中でも、放出できる熱量はトップクラスだ
それゆえ刃の耐久度は低いが、肉を切れば必ず火傷を負わせることが出来るほどの業物だ
今回は大剣2人というパワーコンビである
リリは全ての近接武器を扱うことが出来るが、
こと大剣に関しては飛びぬけて素晴らしいセンスを持っている
経験さえ積めば、かなりの大物ハンターになるだろう
樹海の探索は、各地に作られたキャンプ地に
専用の飛空艇からロープで降りるという方法だ
そのため、あまりたくさんの荷物を運ぶことが出来ないし
爆発物の持ち込みには規制が掛かったりする(空中でモンスターに襲われることがある為)
最小限の荷物をポーチにまとめ、
私からロープを伝って降りる
だが、ここで問題発生だ
着地点にあるテントの中から何かが飛び出してきたのだ
密林の狩人
ドスランポスである
降下中の私を見つけると、けたたましい鳴き声で威嚇してきた
この時、地上からの高さは約25m
リリもドスランポスに気づき、
大声で船の操舵主に上昇を命じる
彼女は危機を感じたのだろう
この状態では私が危ない、と
・・・だがそんなことはない
私はロープから手を放し地面へ落下する
リリはこの時、初めて聞くような悲鳴を上げていたと思う
持っていた荷物を手離し、
背中の大剣に手をかける
爪は射出しないまま、両手で柄を握った
ドスランポスに激突するコンマ数秒前
筋肉が軋むくらい全力で大剣を振り下ろす
ズドン
大砲が着弾したような音が鳴り響く
私の両足は樹海の土にひざ下まで沈んでいて、
ブレイズブレイドχに至っては完全に土の中に埋まっていた
足を引き抜いて前方を確認すると、
見た目の悪い肉のたたきが転がっていた
地面に沈んだ大剣を引き抜いて土を払う
ふぅ、と一息ついて上を見上げると
リリはすでにキャンプへ降りてきていた
着地の補助をしてやると、彼女は涙目で怒りながら
私の心配をしてくれた
大丈夫だと何度も伝えたが、
とにかく無茶はするなと釘を刺された
とりあえず無事に到着できたので、キャンプの準備をする
リリは慣れた手つきで食事の準備をしてくれた
私は設置されているベッドの掃除をする
リリは晩御飯として、シチューを用意してくれた
簡素なもので、根菜と乾燥肉を豆乳で煮込んだものだが
母親の味を思い出せる、優しい味だった
もっとも、母の味なんて知らないが
腹を膨らましたところで、
少々の酒を飲み始めた
狩に酒なんてもってのほかだ、
なんていう輩もいるが、そんなのは知らない
「ショウチュウ」という、芋を醗酵させて作った酒(東方由来)を
持参のカップに入れてちびちびと飲む
ちなみにリリも飲めるようで、晩酌に付き合ってくれた
二人の話題は、大半が武器についてのマニアックな話だ
彼女は膨大な知識はあるが、実際に触ったことのある武器は少ないらしい
私はその点、工房のオヤジのおかげで、
これまでに数百種の武器を触った経験がある
リリにとってはこの上ない情報源らしく、
ほとんど質問されっぱなしだった
そして夜も更け、そろそろ寝るかという頃
風呂のないキャンプでは、体を拭く事で身を清めることになる
私はふんどし一丁になり濡れたタオルで体を拭く
ふと振り返ると、リリが青ざめた顔でこちらを見ていた
理由は分かっている
私の両足(ふくらはぎ)が真っ赤に腫れ上がっていたのだ
まぁ無理もない
25m落下すれば誰でも内出血くらいなるもんだ
リリは私の手を引っ張ってテントの中に連れ込み,
すぐに私をベッドに寝せた
いくつかの箇所では、皮膚が衝撃に耐え切れず出血もしている
回復薬グレートに浸した包帯をぐるぐると巻かれ、
ピリピリと薬効が浸みているのを感じる
リリは呆れ加減で私に怒った
どうしてそんなに体を労わらないのかと
リリは呆れながらも若干涙目になっていたので
流石に気まずくなり謝った
小一時間ほど説教を喰らって
足も回復してきたところで二人とも就寝する
樹海でのキャンプは非常に危険だが、
私の鼻はモンスターが近づくとすぐに気付いて起きられるので
火だけ焚いたまま、眠りについた
今回は雑文になってしまいました
なかなか思うようにかけないのが悔しいです。
次回も見て頂けると嬉しいです。