-王立書士隊バルバレ支部-   作:みーきんぐ

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今回は3人の女性が登場します

ちなみにそれぞれモデルがいます

個性を引き出せるよう頑張りたいです

2017/3/21 修正


出会い編 女の子

休暇を終えると、私と荒巻はバルバレの書士隊支部へ呼び出された

支部の中は何やら騒がしい

 

どうせまた局長がロックラック団子でものどに詰まらせたのだろう

支部局長室に入ると、トト・エリザベスが出迎えてくれた

トトは王立書士隊バルバレ支部局長補佐をやっている

 

実際のところ秘書のようなものだ

そして彼女もまたハンターだ

 

さらにこのバルバレ守衛隊の隊長もこなしている

対モンスターでも優秀なのだが、それよりも対人戦闘に長けており

私でも組手なら地面にねじ伏せられるだろう

 

性格は大胆かつ冷静に、オンオフの切り替えがすごい人、と言っておこう

トトは私たちを椅子へ座らせ、温かいコーヒーを出してくれた

荒巻はその豊かな香りに誘われるように、煙草を咥え・・・

 

シュッ

 

鋭い風を切るような音とともに荒巻の煙草は、

咥えていたところから先が消滅していた

 

荒巻は呆然とした表情でゆっくりと顔をあげる、

そこには笑顔で、消えたはずの煙草をつまんでいるトトがいた

「ここは禁煙です♪」

そう言われ荒巻はガクッと肩を落とした

さすがは対人戦闘のエキスパートだ

 

彼女の体の動きを全く認識できなかった

 

 

そんなこんなで一息ついて待っていると、ドアをノックする音が聞こえた

 

トトは来訪者を確認して

待っていたわ、と優しく言って部屋へ通した

 

私たちはドアの方向へ視線を向ける

 

すると、荒巻の顔が明らかに青ざめていく・・・

私もそれを見て悟った、なるほど

彼女たちが例の二人の新人なのだな、と

 

トトは彼女達を私たちの向かい側に座らせる

 

2人とも武具をしっかり装備している

これは新人たちの実力を示す礼儀でもあるのだ

トトは私と荒巻に、彼女達の紹介をしてくれた

 

 

まずは私たちから見て右手に座っている方

 

登録名(HN)はベリル・ラン

 

登録名としては珍しく本名らしい

 

17歳

 

主な装備は片手剣

現在装備中の武具はジンオウシリーズにポイズンタバルジン

 

背は普通で健康的な小麦色の肌に黒い瞳

少しウェーブのかかった黒髪のショートカットが可愛らしく見える

 

出身は南方の国とのことだ

 

両親がハンターでありそれに憧れてハンターになったが、

その頭脳の明晰さを買われ、書士隊にスカウトされたらしい

 

そして向かって左手、

 

 

 

登録名はリリ

 

18歳

 

武器は近接系なら一通り使えるそうだ

現在装備中の武具はレイアシリーズに水剣ガノトトス

 

背は少し低く、透き通るような白い肌に濃いエメラルドグリーンの瞳

そして綺麗なストレートの金髪だ

 

出身は北方の国で、ドンドルマに来たのはつい先日らしい

 

彼女はいわゆる武器マニアというやつで、

こと近接武器にかけての知識は一級品らしい(実力はまだ分からないが)

 

 

 

 

新人中の新人で、ハンターとしての経験もあまりないようだ

 

とはいっても二人とも大型モンスター素材の装備はしているし、

使い込んだ武器を見れば今までどれだけ戦ってきたか分かる

 

ただ、こんな2人の面倒を見ろだなんて・・・

 

 

まぁ自由奔放にやりたい放題やってる

私たち厄介者へのテコ入れだろうあのクソジジイ(大長老)め

 

要件は、先日荒巻が言っていたように彼女たちの教育(主に狩りについて)と

その能力を見極めたうえでの配属先の判断である

ほとんどのハンター兼書士隊は、そのハンターとしての能力ごとに各地へ配属される

 

例えば双剣やボウガンを使う技術に長けているものは、

超大型モンスター(老山龍や砦蟹)の調査専属隊

 

火属性武器に長けるものは雪国での極地専属隊など、

その能力を最大限生かせるところに派遣される

私と荒巻は関してはモンスターとの戦闘・調査において

その腕を高く認めてもらっているため、かなり自由に飛び回らせてもらっている

 

 

 

正直・・・私はあまり部下を持ちたくない

 

それだけパーティに加わる負担とリスクが大きくなるし

守らなければいけない新人はお荷物になってしまうからだ

あと、私の特殊な武器についての説明も面倒だ

 

荒巻は・・・ご愁傷様である

 

 

先ほどから顔に生気が感じられず、よく見ると両手が震えている

よっぽど女性とパーティを組むのが嫌なのだろう

 

そんな彼を心配してか、ベリル・ランが彼の方を覗き込む

 

 

「にいちゃん顔色悪かけど、大丈夫と?」

 

 

と顔を近づけると同時に、

荒巻は、 "気絶した"

 

その場は私が適当に、寝不足とか体調不良でごまかし、

荒巻をベットに寝かせ、簡単にこれからのことを話し合った

 

 

書面的なことがどうあれ、

まずはパーティを組んで狩りに出なければ何もわからない

 

取り合えず明日には依頼(狩猟)を受けられるようトトにお願いをした

依頼の内容は彼女たちには伏せておく

 

素の実力を見ておかなければならないし、

どれだけの状況対応能力があるのか見ておきたい

 

トトは私のリクエストにかなり心配していたが、まぁ何とかなるだろう

 

荒巻のことはトトに任せ、彼女たち新人もいろいろ手続きがある

ということなので、私は帰ることにした

 

にしても荒巻の件は困ったものだ

まさかあそこまで女性が苦手だったとは・・・

 

確かにベリルのジンオウ装備は露出が多い

下半身なんて褌とブーツぐらいしか隠すものがないし、お腹も背中も大きく開いている

 

私でも近くで見ればドキッとするだろう

もっとも荒巻の苦手のベクトルはそっち方面ではないようだが…

まぁ、いろいろと考えてあげないといけないかな?

 

荒巻自身にもきっと深い理由があるのだろう

いつか改善してくれればいいのだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ1

一方荒巻サイドでは・・・

 

トトは荒巻が寝ているベットの端に腰かけている

 

仕事も終わり、もう深夜に差し掛かる時間だったので、

トトも疲れていたらしい

「あぁ、ダメ、もう・・・お休みなさ・・・」

 

ドサッ、と荒巻の腹部に倒れかかりそのまま寝てしまった

 

荒巻はその衝撃で目を覚ましたが、

そこには自分の腹の上で女性が寝ている..のだ

 

女性が、おなかの上で・・寝ている!

 

「オゥフ。」

 

 

と一言だけ残し彼はまた気絶した

(翌朝変な意味で騒ぎになったのは言うまでもない)

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ2

 

事務処理を終えた2人

ベリル「なんかあの二人すごい仲よさようやったね!」

リリ「・・・」

ベリル「リリちゃん?」

リリ「・・・かった」

ベリル「ん?なんち?」

リリ「すごかった!あの人たちの装備!」

ベリル「ほぇ?」

リリ「だってだって!ゾディアスシリーズ(荒巻)に忍【極】シリーズ(king)だよ!?初めて見たあんな高級装備!

   素材だって生半可なハンターじゃ手に入れられない貴重な素材で

   あのゾディアス腰巻の光沢といい忍【極】のインナーのしなやかな生地の流れはもう絶品で(略 30分ほど・・・・

ベリル「zzzzzz・・・」

リリ「あぁ~!早くあの人たちの武器もみたいなぁ!」

ベリル「zzzzzz・・・」

リリ「とにかくすごいいいよね!ベリルさん!」

ベリル「・・・んぁ? うん・・そうやね・・」

 

 




かわいいは正義

次回も見て頂けると嬉しいです

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