-王立書士隊バルバレ支部-   作:みーきんぐ

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区切りが悪いのは仕様です

申し訳ないです


最近は文字がどんどん湧き出てくるので

上手いこと文章にするのが大変です

でも楽しい。

2017/3/23 修正


出会い編 余韻

集会所の門をくぐると、辺りがざわついていた

 

当然だろう、いつもは一人か荒巻としか仕事(狩り)に出ない私が

少女二人を連れて狩をしてきたことに驚きを隠せないのだろう

 

正直これまで何百何千というお誘いを受けてきたが、すべて断っている

たまにしつこい奴は病院送りにしたくらいだ

 

ざわつく渦中を通り過ぎ、受付嬢へ書類を渡す

 

今回の報酬は2分割で、彼女たちに全額渡るように書いた

もちろん契約金の返還は私持ちだ

 

二人は私の振る舞いに不満そうだったが、

今回は意図的に私が狩に参加しなかったんだから、これでいい

 

そう言って口をふさいでおいた

 

 

 

さて、まずは一杯

 

 

私は東方酒(トウホウシュ)という地元の酒を注文する

アルコール度数は25%で、「オチョコ」という小さな器で飲むのだが

これがすっきりと甘くてうまい

 

ただし器が小さいので周りの連中のようにガッチャンガッチャンと

杯をかち合わせての乾杯はできない

 

そもそも荒巻もあまり飲まないので乾杯することがないのだが

 

 

ベリルは「ドスハイボール」(アルコール65%)の大ジョッキ

集会所でもトップ10に入るほどの強い酒だ

大きなジョッキは重さが2kgあり、ドスビスカスやフルーツが飾られている

 

リリは「タンジア・ビール」(アルコール10%)の中ジョッキ

タンジアの港から仕入れたもので、海水で育てた麦から出来ている

もったりとした泡は、飲むたびにオヒゲができる

 

 

 

三人で乾杯

 

 

席に着くと同時に私は余った席にポーチを置いた

前にも言ったがどこの誰かも知らないやつに話しかけられるのはお断りだ

 

二人はどっと疲れが出ているようだ

 

それ以上に空腹もあり、少女らしからぬワイルドさで

目の前のアプトノスのワンポンド・ガーリックステーキをほおばっている

 

それもそうだろう

 

 

彼女たちは帰りの道中こってり(5時間程)と「狩の指導」について勉強させたからだ

恐らく、脳みその糖分は枯渇しきっているだろう

 

彼女たちは、次回は私に剣を振れと言っていた

 

私の大剣捌きなんて参考にすらならないと思うが、まぁ承諾した

 

 

次の狩は1週間後に予定する

彼女たちはまだ書士隊の雑務と教育が腐るほど残っているのだ

 

その方面の話は私も荒巻も一切関わっていないので

処務はすべて別の隊に一任している

 

(別に私と荒巻が書類仕事から逃げているというわけではない、絶対に・・)

 

 

酒が進むと、2人は、というか

ベリルは笑い上戸で、楽しそうに今回の狩の内容を話している

 

リリは聞くのが上手で、ベリルの話に合わせてうんうんと相槌を打っていた

 

 

私は狩が楽しいなんて思わないが、

ほとんどのハンターが狩りに喜びや幸せを感じているのは理解している

 

適度に話を合わせているが、やはり気に食わない

 

モンスターなんて所詮ただの敵だ。ずっとそう思っている

「理由」がない限り見たくもない

 

そんなことを心の中で思いながら

「楽しい」夜は更けていった

 

 

そして、今週はできるだけ仕事を入れないようにした

また来週彼女たちを率いて狩に出なければならないし、

 

いくつか個人的に受けたいクエストもある

 

 

2時間ほど経ち、宴もたけなわになったので、

良い満腹感と、ほろ酔い加減を味わいながら帰路につく

 

 

彼女たちは、今日から私と荒巻の飛空艇で寝泊まりすることになる

 

 

私は2人を案内した

 

集会所とは目と鼻の先に土地を買っており

10分ほどで家に到着する

 

ちなみに荷物はすでに到着しているとのことで、受取は荒巻とサクマに任せている

ベッドメイキングくらいは、してくれているだろう

 

 

船につくと、船の至る所に大量の荷物が突っ込まれていた

文字通り、本当に「突っ込まれていた」

 

 

もはや出入りすることも叶わないくらいに・・・

 

 

荒巻とサクマはそれはもうぐったりした様子で荷物の下敷きになっていた

片付けようと奮闘してくれたのだろう

 

サクマは私を見るなりフニャフニャの笑顔を作ってくれたが、

 

荒巻は「女性の荷物」に押しつぶされて半分気絶していた

 

 

ゆっくりと後ろを振り返ると

申し訳なさそうに苦笑いを浮かべる少女が2人

 

私は、はぁ、とため息をついて荒巻たちを救出した

 

ちなみに片付けは夜明けまでかかってしまい、

結局、二人の荷物の半分以上は貸倉庫に置くことになった




戦闘シーンを描くが楽しくなってきました。

次回も見て頂けると、うれしいです。
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