「・・・・・以上が部門別の社員構成になります。まだオープン前なのでアルバイト・パートにつきましては随時面接・適性検査を行い追加していきます。それでは解散します。」
5年ぶりに帰郷したアサギは今日はネレウスへの初出勤と今後の社員構成等のオリエンテーリングを受けていた。アクア・ネレウスは3つの部門から構成されるようだ。
一つ目は料飲・宴会部門。ネレウスは結婚式や大人数で使用できる大宴会場が2つそれよりも比較的少人数で行える中小宴会場が3つ。そして庭園を使って屋外で行う宴会場が1つ。合計で6つの宴会場を建設する予定となっており、この部門はそれらの宴会の際の会場の設営と懐中の従業員が配属される部門となる。現段階では料理長と副料理長2名とフロア支配人男女1名ずつの構成となっている。
二つ目は宿泊・客室部門。これはホテルを利用する人たちの対応から客室の清掃・セッティングやそれらの部屋の備品の管理や宿泊客のオーダー等の対応と幅広く行ういわばホテルの要の部門である。またこの部門は更に分かれており、フロント部門、客室部門、予約部門と3つに分かれている。今回アサギはこのうち客室部門に配属されることになり、この客室部門のマネージャー補佐という役職に決まった。主な業務は客室部門お従業員の管理や部屋の最終チェックやほか部門との連携等いわゆる便利屋的な業務である。現段階はフロント、客室、予約の各部門のマネージャー、マネージャー補佐それぞれ1名ずつの計6名となっている。
三つ目は人事総合部門。こちらは主にホテル内の人事や事務・経理やイベントの企画・立案等を担当する。ホテルの支配人もこちらの配属となっている。現在はホテル支配人、副支配人、経理担当、人事担当、企画担当、警備・設備担当という構成になっている。
とオープン前とのことでこのようあ構成となっている。構成員表が配布され、支配人からの挨拶が終わったあとは各部門ごとに分かれて再度、今度は部門ごとのオリエンテーリングが行われるとのことでアサギは客室部門のマネージャーに連れられて客室の事務所へと案内された。
「ふう・・・。さて改めて自己紹介をしようか。私はアンゼリカ・セグナー。ホテルはは初めてでがこのアクア・ネレウスの旅館の女将をやっていた。支配人との縁で引き抜かれたんだが。よろしくたのむ。アンさんとか女将とかでも軽く呼んでくれるとありがたい。」
身長はアサギより少し低めだが黒髪をしっかりと結いており大和撫子を思わせる女性だった。アサギは少しシャンとして挨拶をした。
「こちらこそよろしくお願いします。俺は神無 アサギといいます。生まれはAQUAの浮島ですが、地球からここに5年ぶりに帰郷してきました。土地勘とかにブランクがあると思いますが。よろしくお願いします。アンさん。」
とアサギが言い終えるとアンはふふっと笑った。?となったアサギはアンをみる。
「ふふふっ。アサギ。お前の事は知っているぞ。あの自動化された地球のホテルでロボットに混じって掃除とかしていたんだってな?それでこっぴどく叱られたんだとか?」
「ぶっ。な・・・なんでそれを知ってるんですか~。おかしいな。不問にするっていってたし特に社内電報にも載せないって言ってたのに・・・」
「あそこの支店のアモンは私の同期だ。よく面白しろい部下がいてなとうタレコミでやり取りをしていてな。まさかそのお前と会えるなんてな。」
アサギは顔を真っ赤にして俯きアモンを恨んだ。アモンというのは地球でのアサギの上司に当たり簡単に言えば面白いことと部下をからかうのが大好きなオヤジである。
「あんのクソオヤジが~~。そんあ素振り見せなかったくせに・・・・」
そんなアサギをみてアンは改めていった。
「ふふ。まあいい。アサギ。私もホテルの客室については専門ってわけではないがよろしく頼む。とりあえずお前のやりたいようにしてみてくれないか?従業員の構成や部屋の内装や備品等お前のセンスに任せてみようと思う。私はアドバイザー的な役割でやってみようと思うのだがどうだ?」
アンの言葉にアサギは我に返り直ぐにこう返しす。
「任せてもらえるのならやらせてもらいます。ただしアンさんも意見出してください。俺の持ってきた提案を吟味して最適化を判断してください。そして二人でいいホテルにしていきましょうよ。」
アサギはこの上なく嬉しかった地球ではできなかった事だ。自分で考えて自分で用意して全部自分でできる・・・・この上なくアサギが望んだことだ。そかもそれを上司の方からやってくれと頼んできてくれたのだ。やる気が出ないわけがなかった。
「よし。仕事の話はこれまでだ。今日はもう上がって食事に行こうか。まだ当分は二人なんだから今のうちにお互いの事を知っておこうではないか。さあ。行くぞ。アサギ」
「はい。了解です。」
こうしてアサギの初出勤は終わった。いい上司との出会い。明日からのワクワクに胸をしまいアント事務所を後にした。・・・・・・その後酔いつぶれたアンを介抱することには夢にも思わずにだが・・・・・・・。
というわけで 2話ですー。 仕事の関係で定期的に投稿できるかは不安ですが妄想が膨らんで脳内に物語が浮かぶ限り早めの投稿頑張ります(笑)感想・指摘おまちしてます~。お暇つぶしにでもなれば幸いです。でわでわw