魔法少女リリカルなのは!? 「ヴァージン戦争」   作:ヘルカイザー

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ども〜ではよろしくお願いします。


第17話《覚醒の【H】と選択されし理》

「また全てが終わってしまう。主……しばしお休みください。貴方のお望み通り、この世の全てのMを駆逐し、全てのア◯ルを貫いてみせます」

 

「あ、あの……僕はどうして捕らえられているんでしょうか? と言うか僕まだ動ける体じゃないんだけど…………」

 

「少年。メインディッシュは……最後の方がいいとは思わないか? 」

「い、いや……言ってる意味がさっぱり分からないのですが」

 

「……まぁ、取り敢えず大人しくしてくれ。全てが終わった後で……君のア◯ルは一生閉じなくなる」

「僕のお尻に何する気なの!? 何それ!?今までで一番嫌なんだけど!? 誰か助けて!? 」

 

「安心していい、痛みを感じる間も無く……広げて見せよう」

「それ結果痛いでしょ!? 広げる瞬間痛くなくてもその後痛いでしょ!? 嫌だぁぁぁああああああ!? 」

 

童貞は自分に迫るピンチを知り、バタバタと抵抗する。今、童貞は銀髪の綺麗な女性に抱えられ、上空を飛んでいた。何故こんな事になっているかと言えば、数分前の事。はやて達の所へ、すずか達がお見舞いに来たのだ。しかしその中になのはとフェイトがいた事でそこにいたヴォルケンリッターと戦闘になってしまった。ただ救いなのはすずかとアリサが帰った後に戦闘を始めたという事である。はやてにもバレないよう屋上で戦闘を開始したなのは達。だがそれは長く続かず、暴走を始めた闇の書の防衛プログラム、ナハトバールによりヴォルケンリッターは吸収。そしてそれにより完成した闇の書ははやてを取りこむと、闇の書の意志ともいうべき存在として変化した。だから近くにいた童貞は運悪く巻き込まれたと言うわけだ。

 

「た、助けうぐっ!? つ……」

 

「無理をしない方がいい。その体では動くのも苦しい筈。だから大人しく穴を差し出すがいい」

「や、やばい……気持ち良くなってきちゃった」

 

「自分の怪我の痛みで快楽を感じているのか……なるほど、ドMとは君のような人間が相応しい」

「童貞!? 」

 

「ふぇ、フェイト……ちゃん? はぁ……はぁ…………」

「くっ……童貞に何をしたんだ!? 」

 

「いや、何もしていない。この子が勝手に気持ち良くなっているだけだ。だが……これからこの子のア◯ルをガバガバにする」

「なっ!? やめろ!? 童貞は関係ない!? 」

 

フェイトは取り乱しているがなのはは首を傾げ、「ア◯ルって何?」と言っているのだ。こうしてみるとやはりなのはは普通。知らないが故の救い。

 

「お前達もまた、私にア◯ルを貫かれる運命だ」

「構わない」

 

「何? 」

「構わない。私のア◯ルなんていくらでもくれてやる! でも……童貞は……童貞は解放して? これ以上童貞を変態にしないで!? 手がつけられなくなったらどうするんだ!? 」

 

「男ならア◯ルだけだが……いいのか? 相手が女なら……穴は二つ。お前の大事な物も一緒に貫く事になるのだが」

 

「……わ、私の……ヴァージンを? くっ……卑怯者…………」

「案ずるな、時期に全てのヴァージンは闇に包まれる。全ての穴は私が貫くのだから! この世の全てのヴァージンに永遠の闇を!! 」

 

「二人とも一体何の話をしてるの!? 意味分かんないんだけど!? 日本語で喋ってよ! 深刻そうな顔してても私全然深刻な空気が伝わってこないよ!? 」

 

これは一体何の話なのか。もはや、穴を貫く貫かないと言う訳のわからない話になり始めた。なのはは話の内容が理解できずに目を丸くしながらオドオドし始める。だがフェイトと闇の書は真剣な顔をし、ア◯ルトークを連発し続ける。

 

「あ、あふふふ……気持ち……いい。この微妙な揺れが……へへ」

 

「……少年……これ以上は体に響きそうだ。私の中でいい夢でも見て待つがいい」

「へ? っ!? 体が……うわぁぁああああああああ!? フェイトちゃん!? なのはちゃーー

 

「「童貞(君)!? 」」

 

童貞は光となり闇の書の中に吸い込まれた。そしてなのはは童貞が消えショックを受け、フェイトは明らかな怒りを闇の書に向ける。しかしタイムリミットは近い。早くなんとかしなければ世界は……世界の穴は全て闇の書に貫かれるのだから。

 

「うっ……うわぁぁ……童貞を……童貞を返せぇぇええええええ!」

「フェイトちゃん落ちついて!? 」

 

「愚かな……我を忘れた者の動きなど……手に取るように分かる!」

「んああっ!? あ……ああ……んおっ? ああっ…………」

 

「ふぇ……フェイト……ちゃん? フェイトちゃん!? 」

 

動きを読まれ、簡単に後ろへと回り込まれたフェイトは闇の書により、後ろの穴は貫かれた。そしてその衝撃でフェイトは奇声を上げ、ピクピクと震える。フェイトは今、下から串刺しにされているのだ、闇の書の右腕に。しかもそれは事もあろうに拳を丸々呑み込んでおり、もはやMのフェイトでもまともな悲鳴すら難しい状態だった。

 

「よくも……よくもフェイトちゃんを! レイジングハート!! ……え…………」

「な、何!? 馬鹿な!? 」

 

「の、のぶ……さだを……返……せ! うっ……ぐっ……バルディッシュ、パンティモード! 」

【え!? いつの間にそんな機能プラスしたんですか!? 私は知りませんよ!? ……って!? 何自分で被ってるんですか!? 何ですか、まるで私の所為みたいにしないで下さい!? 」

 

「何……ぐっ……力尽くで抜け出す気か……うぐっ」

「でぇぇぇえええええりゃぁぁああああああああ!!! 」

 

「ぬ、抜けたの!? ひっ!? ……あ! レ、レイジング……ハート? 」

【…………ぎゃぁぁあああああ!? 汚物が!? マスター!? 早くなんとかしてください!? 汚物が、汚物が私の上に!? 】

 

「そ、そんな事言われても!? ど、どうすれば!? と言うかこんなの触りたくないの…………」

【マスター!? 】

 

フェイトが何故かパンツを被り始め、その直後フェイトは闇の書の手から脱出。だがフェイトが上空に上がった勢いで、茶色の聖遺物がレイジングハートの上に降り注いだ。今、茶色い雪が降り注いでいる。するとフェイト、何やらヒーロー的なポーズを取り始め、羞恥心を感じないのか構わず言い放った。

 

「悲劇の魔法少女! パンティ・フェイト!!! 」

【やめて下さいサー!? 痛すぎます!? 】

 

「ま、また……私のパンツを…………」

【マスター早く洗って下さい!? 早く洗って!!! 】

 

「パンツを被った……だと…………」

 

「これで貴方は私には勝てない! 」

「フェイトちゃん、それ色々負けてるから!? 色んな意味でアウトだから!? 」

 

「くっ……スキがない」

「って何でさもパワーアップしたみたいな流れになってるの!? あれパンツ被っただけだから!? 一緒に汚名まで被ってるから!? 」

 

痛さに痛さを被ったフェイト。だが闇の書も闇の書でさもフェイトが凄いように反応し、大声をあげているなのはが逆に浮いてしまっていた。この場の雰囲気は完全にカオスである。

 

「これからが本当の戦い」

「くっ……ならば、私はこれだ! 」

 

「「えっ!? 」」

 

「穴狩りの魔法少女! トランクス・ダーク! 」

 

「……その……トランクスは…………」

「ちょっと!? 二人ともふざけてるの? ふざけてるよね!? 何これ!? 二人ともいい加減にして欲しいんだけど!? って言うかそのトランクス童貞君のだよね!? そこに名前書いてあるの!!! ……はぁ……はぁ……はぁ…………」

 

なのはは叫び過ぎて息を切らせ始めた。だが二人ともいたって真剣。決してふざけてなどいないのだ。こうして下着戦士の戦いが始まった。

一方シャマルに監禁された狙命は、まだ縛られていた。しかしシャマルは一旦はやての所に戻っていた為、闇の書に吸収。よって狙命は放置されていた。

 

「何だよ……散々人をメチャクチャにしといて音沙汰なしか? まったく……勝手だよな? しかも最後の通信みたいなのなんだよ……さようならだなんてよ。なら解いてけってんだ。フフ……まぁ……あいつ以外で初めてかな。俺を殺す目的以外で近づいてきたのは。はぁ〜面倒くせぇ〜なぁ〜? なぁ〜愛子……一回だけ……許してくれるか? 俺の最初で最後の浮気……うっ……ぐっぬおぉぉぉおおおぁぁぁああああああああああああああああああああ!!! 」

 

鎖は断ち切られた。狙命を縛り付けていた鎖は狙命が力を込める事で簡単に砕け散る。今、鬼神が動き出した。

その頃、童貞は闇の中にいた。そして闇の書の言う通り夢を見ていた。幸せである筈の夢を。

父親がいて、母親がいて、妹がいて。家族みんなでテーブルを囲う食事。幸せ。幸せである筈の童貞はどこか物足りなさを感じていた。そう。ここは普通すぎるのだ。だからこれまで過激な事ばかりを経験してきた童貞は普通などと言う空間では満足などできない。それが幸せではない。

 

「何で……誰も僕をいじめてくれないの? 」

「何言ってるのお兄ちゃん? ここにはお兄ちゃんが大好きな家族しかいないんだよ? 誰もお兄ちゃんをいじめるわけないよ」

 

「フフ……なんて……なんてつまらない世界なんだ」

「え…………」

 

「これが幸せ? 違う。今の僕の幸せは……友達にいじめて貰う事だ!!! 」

 

その瞬間世界にひびが入り、その空間は弾ける。そして代わりに現れたのは黒い空間。そこには車椅子で眠ったはやてとあの銀髪の女性。童貞はゆっくりと近づくと闇の書の目を見つめる。闇の書は少し驚いた顔をし、固まっていた。

 

「あの空間から抜け出したのか」

 

「あんな絵に描いたような幸せは僕の幸せじゃない」

 

「なるほど……君は想像以上のドMのようだ。しかし君をここから出しはしない。この世からMを消し去るまでは」

 

「どうしてそこまでMを憎むの? 」

 

「Mなど……あんな求めるだけの連中にどんな存在価値があると言うのだ。この世に存在するのはSだけでいい」

 

「Mがいなくなったら世界は成り立たないよ? SがMを責める。それは自然の摂理なんだ。もしどっちかが欠けたら……SもMも成り立たない。それこそ、この世の終わりだ。だから僕は……Mとして……Mを守る」

【なんじ選択する】

 

「君には無理だ。一体どうやって私を止める? 」

「僕は選択する」

 

「何? 」

 

童貞は目を閉じ、言葉を続ける。すると童貞の体の周りを赤いオーラのような物がもやもやと立ち込め始め、その直後、童貞の後ろに巨大な扉が出現した。

 

「なっ!? これは…………」

 

「貴方はまるで今やってる事がはやてちゃんの望みみたいな事言っていたけど、違うよね? それは貴方の押し付けだ。自分の欲を他人に押し付ける。典型的なS」

 

「私はSだ。それは否定しない。だがMなど、1人では何もできない。Sがいなければ存在を否定される存在だ。そう、君のような」

「悲しいね」

 

「悲しい……だと? 」

 

「貴方は確かにSかもしれない。でも……三流だ」

「何!? 」

 

「それと勘違いしないでよ。Mがいじめて貰っていると思っているならそれは大きな間違い。逆だよ」

「逆? 」

 

「Mがいじめて貰ってるんじゃない。Mにいじめさせて貰ってるんだ。Mの前では誰もがSになる。逆もまたしかり。僕は……自分の中でその真理を見つけた。それがこの扉。貴方に見せてあげるよ。僕の選択を。僕が開いた究極の扉……その世界を! 」

 

「な、何を言って……っ!? ぐっ……なんだ!? 」

 

突然童貞の後ろの扉が開き始めた。そしてそこから光が溢れ出す。

 

「絶頂……欲しがりの世界(エクスタシー……ド・Mワールド)」

 

「これは……なん……だ……まさか!? れ、レアスキル…………」

 

その瞬間、暗闇の世界は真っ赤な世界へと変わった。




《短編・フェイトちゃん劇場》

第17話《フェイトの幸せ》

「はぁぁぁああああ!! 」
「ぐっ!? ……パンツをつけてスピードが上がったか。だが、迂闊な真似をしたな。お前ももう闇に帰れ」

「っ!? あ……かっ……なのーー
「フェイトちゃん!? 」

パンツをつけて何故かスピードとパワーが上がったフェイト。しかしトランクスを被ったままの闇の書に斬りかかった事で、フェイトは童貞と同じように闇の書に取り込まれてしまった。
そしてその闇の書の中。フェイトが見ていた幸せな夢は…………

「フェイトちゃん? いいよ? 私の事……好きにしても」
「本当!? いいのなのは!? 」

「フェイトちゃん? 僕も……フェイトちゃんの好きにしていいんだよ? 」
「え!? の、童貞……そんな……私はどっちを選べば」

「「フェイトちゃん」」
「あふぅぅ!? ……し、幸せ……もう死んでもいい」

フェイトは目を覚ます気がないようだ。


to be continued…………



次回もよろしくお願いします!
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