魔法少女リリカルなのは!? 「ヴァージン戦争」   作:ヘルカイザー

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ども〜

ではよろしくお願いします。


第20話《【A】と【AR】は欲望の前に堕ちる》

「童貞……私は絶対にあなたを許さない……あなたは私がこの手で必ず」

 

「ふふ、できるの? ドMのフェイトちゃんなんかに? 」

 

「フェイトちゃん……ぐっ……ダメ、やめて」

「大丈夫だよなのは。私は……みんなのかわりに、童貞をこの世から抹消する。そしてみんなを元に戻す! 」

 

「ちっ、家畜が吠えるなよ? お前には何もできやしない。大人しく僕の物になれ! 絶頂……与えたがりの世界(エクスタシー……ド・Sワールド)! 」

 

「フェイトちゃん!? いやぁぁああああああああ!!! 」

 

これは公園で起こった実際の出来事。だがこの話をする為には時間を少し戻さなければならない。それは今朝の出来事だ。なのは達の学校に編入生が来た。それが誰かなんて言うまでもない。そう童貞だ。しかしなのは達がそれが童貞であると認識した瞬間、なのはたち以外の全ての人間、クラスメイトは男も女も関係なしに童貞の家畜となり下がった。まるで学校を占領にでも来たかのように。

 

「童貞、すずかはどうしたの! すずかを返しなさい!! 」

「のぶちゃん……どうして」

 

「すずか? いるよ? ほら」

 

童貞がそう言うとすずかが教室へと入ってくる。だがそのすずかの格好は制服ではない。黒いボンテージのような服と言えばいいのだろうか。とてもまともな格好ではなかった。

 

「すずかになんて格好させるのよあんたはぁ……。すずか? こっちに来なさい! 帰って来て? すずか!? 私が分からないの? アリサよ! 」

 

「聞こえてるよアリサちゃん。でもどうして戻らないといけないの? ふふ、私は御主人様の物なんだよ? 」

 

「す、すずか……くっ……童貞……すずかに何て事を。許さない……あんたは……もう友達じゃないわ! あんたなんて……あんたなんて……あんたなんてただのクズ野郎よ!!! 」

「アリサ駄目!? 落ち着いて!? 」

 

アリサは童貞に殴りかかる。そしてそれを止めるアリシア。アリシアには分かっていたのだ。自分達がどんな力を持っていようとも、今の童貞には迂闊に近づいてはいけないと。だがアリサには届かない。

 

「まずは一人、堕ちろ……絶頂……与えたがりの世界! 」

「うっ!? あ……ひーー

 

目の前に広がる青い世界。アリサの精神は童貞の力に呑まれた。今ここにいるのは童貞とアリサだけ。ここで体感するのは外の時間とは異なる時間。人の精神を簡単に壊す事の出来る膨大な時間。

 

「ここは……どこ……なの? 」

「ここは僕の欲望の世界。これからアリサをメス豚に変える世界だよ」

 

「……フン、気安く呼ばないで! 大体、私はアリシアに引けをとらないドSよ? そんな私にSの責めが通用すると思ってるの? 逆に責め堕としてやるわ! このクズ野郎!! 」

 

「無駄だよ」

「なっ!? ……身体が……あひっ!? んぁ!? 熱い……あ゛ちゅい……はぁ……はぁ……何を……したのよぉ…………」

 

「この世界では、性質がSであればある程身体にうずきが生じる。そして君はこれからそんなうずきの中で僕に責め続けられるのさ、今から365日ね? 」

 

「さ、365……日? そんな……そんな長い間なんて」

「そう! 人間がそんな長い間、痛めつけられていれば例えドSと言えどMに成り下がる。それが誰であろうと、一切の抵抗を許さずに堕ちていく。ふふ、君はどんな風に鳴くのかな? 」

 

「いや……来ないで……嘘よ……そんなの……信じない……わ。信じない!? 信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じな、っ!? 」

 

「現実だよ? ア・リ・サ・ちゃん? はは、あはは! フン!!! 」

「つっ!? あっ!? きゃっ!? い゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁああああああああ!!! 」

 

突如として襲ったのは頬に走る痛み。そしてそこから止めどなく襲う童貞の往復ビンタ。アリサは経験したことのない感覚に襲われた。痛いはずの頬はだんだんと熱を帯びてくる。しかしその途中痛みが消えた。当然の事ながらアリサは困惑する。

 

「あ!? あ! あ、ああ!? あ゛っ!? んあっ!? や、やめへ……あ!? 」

 

「やっぱりね。君は簡単だ。他人は痛めつけた事があるのに自分は全くない。となれば話は早い。君は人より敏感な筈だ、痛みと言う物に。ほら! 」

「きゃっ!? ……んっ!? 『あんっ!? 』……え? 」

 

責め続けられ3週間が過ぎた頃、アリサは変わり始めてしまった。時には頬を何度も往復ビンタされ、時には乗馬用の鞭で尻を叩かれる。さらには服を着る事も許されなくなり、今アリサは生まれたままの姿になっている。

 

「ふふ、今……感じたよね? 」

「ち、違うわ!? 私は感じてなんぁぁああああああ!? あんっ!? やんっ!? やらっ!? んあっ!? ダメ!? あっ!? もう叩かないで!? ひゃんっ!? 」

 

アリサはだんだんと呑まれていく。痛みのさらに先にある快楽という物に。今まで人を責める事でしか味わっていなかった快楽。それをアリサは感じてきていた。そして童貞に責め続けられ半年が過ぎた頃、もはやプライドの高い彼女はもうどこにもいなかった。

 

「も、もっろ! もっろ叩いへ! 御主人さまぁ〜」

「はは、やっと可愛くなって来たねアリサ? 」

 

半年。半年で彼女の心は折れた。ちなみにすずかは1週間ともたずに堕ちたのだが、それを考えればもった方だろう。そして丁度365になる今、アリサは人間をやめた。

 

「君は何? 」

「私はあなた様の犬です! 」

 

「違うでしょ? 君はペットじゃない」

 

「あ……も、申し訳ありません!? 私は御主人様のメス犬です。奴隷メス犬です」

「そうだよ? いい子だねアリサは」

 

「はぁ〜嬉しいです御主人さまぁ〜」

「よしよし。ふふ、後残るは4人。必ず堕としてあげるよ! はは、おっと!? そろそろタイムリミットだね? ……時が戻り、扉は閉じられる! 」

 

童貞がそう言った瞬間、世界は閉じた。そしてまだ1秒とたっていない元の時間へと戻る。だがそこにはプライドの高いアリサなどどこにもいなかった。そんな彼女の姿を見た親友達は冷静な思考を失う。

 

「ア……リサ? 冗談だよね? お願い……こっちに、こっちを向いてよ!! アリサ!!! ……っ!? ぃや……………」

 

「ごめんアリシア、私はもう御主人様の物なの」

「アリサぁぁ……うっ……うわぁぁぁああああああ、くそぉぉぉぉおおおおおおお!!! 」

 

「次はアリシア? まったく単純で困るね? でもおしまいだよ! 」

 

「うるさい!! お前なんか! お前なんかぁぁぁあああああ!!! っ!? あ゛っ!? ……あーー

 

アリサが童貞に抱きつくのを見たアリシアは友達が穢された悔しさで逆上し、童貞へ襲いかかる。しかし童貞に突っ込んで行くアリシアの中で、世界は静止したように見えた。そして気がつくとそこは青い世界。アリシアはまんまと童貞の欲望に呑まれた。

 

「こ、ここって……」

「ようこそ! 僕の欲望の世界へ!! 」

 

「のぶちゃん……どうしてなの? どうしてこんな事するの! どうして……そんなになっちゃったの…………」

 

「さぁ〜」

 

「くっ……私達がどれだけ悲しんだと思ってるの!? 頂無だって!? 」

「頂無って誰? 」

 

「え……何言ってるの? (頂無を知らない? それってどういう事? )」

 

「ふふ……クックク……さぁ〜始めようか? 君はそうだな? うん、放置しよう」

 

「は? 何言ってる……ひゃうっ!? ……あ……ああ……んあっ!? 何これ何これ何これ!? 熱い!? 熱い!!! はぁぁぁああああああ!? 」

 

アリシアは沈んだ。顔を真っ赤にし、身体を襲う経験し事のない疼きに戸惑いながらも必死に意識を保とうとする。だが一体どうしてこうなったのか、それは簡単な話だ。アリシアのSは、もう右に出る者がいないいないほどの素質。だからそんな彼女がこの空間に呑まれ、それでいて普通でいられるわけがなかった。今、彼女が感じている疼きはアリサの100倍。

 

「はぁ……はぁ……」

「ふふ、素敵な顔だね? ほら? ここをさするだけで? 」

 

「な、何……を!? はひっ!? あんっ!? んあああっ!? いやっ!? やめへ!? はあぁぁんっ!? 」

 

彼女はもはや首元をさすられるだけで果ててしまった。この空間で童貞に逆らえる人間など存在しない。ここでは誰もがMとなる。それがSの極地。SがSとなる。Sの為の世界。そしてアリシアがこの世界に囚われ半年が過ぎた。

 

「あ……う……あ…………」

「やぁ〜? まだ元気そうだね? 」

 

「こ、殺して……もう辛い、この熱いの……やら…………」

 

「それはダメだな? 後半年時間は残ってるんだから。でもそうだな? 助けてあげなくもないよ? 」

「え? 」

 

「君が僕を受け入れ、僕の犬になるんだ。Sを捨てて、僕にいじめられるMになりなよ。そしたら助けてあげる。気持ちよくしてあげるよ? 」

 

「冗談……じゃないよ…………」

 

あまりにも甘い誘い。この半年、アリシアは吊るされながら放置されていた。しかし狂うような疼きは彼女を苦しめ、確実に壊していった。だが彼女のSはまだ死んでいない。童貞の誘いを断り耐える。だがそんな彼女のやせ我慢は、とうとう終わりを迎えた。

 

「はぁ……はぁ……はぁはぁ……う……ひ…………」

「凄いねアリシア? 君が一番この世界の影響を受けるのに未だに堕ちることなく耐えてるなんて。正直感服したよ? でも……ここまでだ。君を僕の物にしてあげるよ」

 

「誰……が……ひっ!? あんっ!? やめへ!? 触らないで!? やら!? んん……ひゃうっ!? ……あふっ……あひ……ん……んあぁぁあああああああああ!!! 」

 

童貞がしているのはアリシアの体を上から下までさすっているだけ。だがそれでもアリシアはとてつもない快楽を感じている。

 

「あーあ、◯ちゃったね? ん? 」

「と…………」

 

「あは。何かな? 聞こえないよアリシア? ほらもっと大きな声で言わなくちゃ? お願いぐらいできるでしょう? 」

「もっと……ください……もっと気持ちよくしてください!? 欲しい!? もう無理!? 我慢できないよ!!! もっと触って!? もっと! もっともっともっともっともっともっと!!! 」

 

「ふふふ、よく出来ました。はい、ご褒美だよ? 」

「んはぁっ!? ううっ……あんっ!? いやぁぁあああああああああああああ!? はぁ……はぁ……凄い……きもひいいよぉ〜。はへ〜御主人さま〜」

 

「我慢強い奴ほど堕ちた時の反動は激しい。はは、タイムリミットだ! 時が戻り、扉は閉じられる! 」

 

全てが閉じられ、扉は閉じられる。だがその場になのは達の知っているアリシアはいない。そこにいるのは童貞に従順になった犬だけだ。

 

「アリシアちゃん!? 」

 

「ご主人しゃまぁ〜もっと気持ちよくしてくらはい〜」

 

「そんな……アリシアお姉ちゃんまで……くっ……なのは! 」

「え!? ちょっ!? フェイトちゃん!? 」

 

「逃げるよ! 今は逃げるんだ! 」

 

フェイトは事の危険性に気づきなのはを連れて学校を出た。そしてとある公園へとたどり着く。しかし彼女達が落ち着く暇もなく、すぐ後ろには童貞の姿があった。

 

「童貞……」

「鬼ごっこは終わり? 」

 

「どうしてなの童貞君!? どうしてみんなを!? こんなのおかしいよ!!! 」

 

「あはは、そんな事どうでもいいでしょう? さて、次はフェイトかな? 」

「っ!? やめて!!! 」

 

「ぐっ!? 離せ! 離せって言ってるだろ!!! 」

「きゃっ!? 」

 

「なのは!? 」

 

童貞を止めようと彼の腰にしがみついたなのは。だが童貞はそれを無理矢理引き剥がすとなのはを突き飛ばす。よってなのははゴロゴロと地面を転がり、所々に切り傷が、さらに服も汚れてしまった。

 

「さぁ〜フェイト? ……っ!? 」

 

「……なのはに傷をつけた……私の大事な人に傷を……傷を……傷を……絶対に許さない!!! 」

 

「は、はは! 怖い顔して可愛い顔が台無しだよ? 」

「うるさい……もう童貞なんかお前なんか……殺してやる!!! 私が好きな童貞は……もうこの世にはいない!!! バルディッシュ!!! 」

 

【イエッサー! 】

 

フェイトはバリアジャケットを展開し、バルディッシュを童貞に向ける。そして冒頭に戻るのだが、彼女達はまだ気づかない。今の童貞の秘密と童貞が頂無を知らなかった理由を。

 

「こ、これって……」

 

「君はこれから365日……僕に責められ続ける! 君も僕の物だ、犬だ、家畜だ! ふふ、はは」

 

「……この空間でみんなを……ぐっ……私は負けない。絶対に耐えてみせる! そしてお前を殺す! なのはを傷つけたお前だけは!!! 例え、大好きだった童貞であっても! 絶対に許さない!!! 」

 

「無駄だよ。ドMである君がこの空間で耐える事などできはしない。覚悟はいい? それじゃ〜君にする調教はこれがいいかな? 燃えろ! 」

 

「え? なっ!? ぐっ!? あつっ!? うっ、あ……ん゛いやぁぁぁあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁ…………」

 

フェイトは青い世界で、真っ赤な炎に包まれた。

 




《短編・ヴィヴィオちゃん劇場》

第2話 《触りたい》

「お、男の子? 何で裸? 何でネギ? どうしてうちのお風呂で浮かんでるの? ていうか誰? 」

ヴィヴィオは呆然と湯船に浮かぶ男の子を見る。もうパニック状態のヴィヴィオだが誰だって見知らぬ人間が自分のうちのお風呂に入っていたのだ、驚かないわけがないだろう。

「はっ!? 取り敢えず引き上げないと!? よっこらせ! ……っ!? ぞ、ゾウさん……男の子ってこんなのついてるんだ……大っきい…………はっ!? 違う違う!? 」

自分にはない男の子のゾウさんに見とれていたヴィヴィオ。しかしふと我にかえると、男の子を揺すりながら大丈夫か確認する。だが目線はゾウさんから目を反らせないでいた。

「あ、あの! 大丈夫ですか? しっかり! ……あ!? さ、さらに大きく……というか動いたよ!? 何何!? 生きて……るの? ち、小さいゾウさん……さ、触りたい」

ドキドキとヴィヴィオは男の子のゾウさんにくぎ付けだ。今、男の子が大丈夫なのかと言うよりはゾウさん触りたい。それだけがヴィヴィオの興味の矛先。そしてヴィヴィオはゆっくり、ゆっくりと男の子のゾウさんに手を伸ばす。

「も、もう少し……「ヴィヴィオ〜お風呂出たらご飯だ……よ? 」あ……その……これは…………」

「…………」

「なのは……ママ? 」

「スゥ〜、フェイトちゃんヴィヴィオが!? ヴィヴィオがお風呂で男の子とS◯Xしてる!? フェイトちゃん!? フェイトちゃぁぁぁぁああああああん!!! 」

「ど、どうしよう……というか……S◯Xって……何? 」



to be continued…………



次回もよろしくお願いします。
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