魔法少女リリカルなのは!? 「ヴァージン戦争」 作:ヘルカイザー
半分は煩悩を抑える為に始めたこの作品……逆効果の気がする。
ではよろしくお願いします。
「はぁ……昨日は酷い目にあったよ。と言うかアリサちゃん楽しそうだったなぁ……僕にはまるで理解できないんだけど……ただ熱かっただけだし」
「昨日? 童貞君アリサちゃんと何してたの? 」
「うん……無理矢理アリサちゃんの家にお泊まりさせられて……え? 今のこ……え…………」
「童貞君……アリサちゃんのお家泊まったの…………」
童貞は日曜の昼、やっとアリサに解放された。アリサはこれまでずっと童貞をいじめ、一晩中楽しんだのだ。そしてあまりにもおかしな声がドアの外に聞こえた為、アリサ家の使用人も確認の為にドアをノックした程。
童貞は今、家に帰らず公園のベンチに腰掛け憂鬱になっていた。だが、ふと漏らした言葉をいつの間にか隣にいた女の子に聞かれていたのだ。その女の子とは当然すずかである。少し目をうるうるさせ、今にも泣きそうな顔で童貞の顔を両手で固定すると自分のそれを童貞の唇に押し付けた。童貞は何度されてもこれにはなれず、声をあげて悶える。すずかのキスがあまりにも激しい為だ。一度唇をなぞっては離し、再び童貞の唇に吸い付く。本当にどこで勉強してきたんだと言うくらいすずかはテクニシャンだった。当然、元凶は姉の持っていたエロ本なのだが、それでもそれを再現するすずかは流石である。
「あむっ……んっ、んっ……んむっ……ぱぁっ、むちゅっ……んんっー!? んー! あんん…………」
「んっ……ん……ぷはっ。……はぁ……はぁ……行こ? 」
「はぁ……はぁ……ど、どこに? 」
「私のお家だよ? だってアリサちゃんだけずるいもん!? 」
童貞は顔を引きつらせた。だがすずかは頬を膨らませ、プンプンとしながら強引に童貞の手を引っ張る。最初は抵抗していた童貞だったがその度にすずかに唇を奪われ、抵抗する気力を奪われてしまっていた。よって今はすずかに引きずられ力の抜けた童貞はぐったりしている。そして結局すずかの家に連れ込まれた。さらにはすずかの部屋に2人きり。すずかは容赦なく部屋に鍵をしめる。
「童貞君? 2人だよ? 2人きり……アリサちゃんはいない。それに……ずるい……私にだまって、童貞君と2人で過ごすなんて……ふふ。でも私も今童貞君と2人だね? 嬉しいなぁ〜」
「す、すずかちゃん……お、お願い。僕もうクタクタなんだ……許して? 」
「嫌。童貞君今日は私と過ごすの! 」
「え!? だ、ダメだよ明日学校だし……」
「学校? 明日は祝日だよ? 」
「あ……そうだった……う、お願い許してすずかちゃん!? 」
「嫌だよ、嫌だもん! 今日は童貞君といるの、過ごすの。絶対逃がさない! 童貞君は私だけの物なんだもん」
すずかは駄々っ子のようにそっぽを向いて断固として童貞を解放する気はない。さらに童貞の膝に頭を乗せ甘い声を出しながら童貞に甘える。アリサと違いすずかは童貞と過ごしたいだけのようだ。そう……童貞は思った。だから少し気を抜いてしまい、すずかの真を見抜けなかった。すずかの中ではただ過ごすだけなど考えていない。ベクトルは違えどすずかもアリサとは違った意味で優秀なのだ。
「ふふふ、童貞君? そろそろ行こっか? 」
「へ?……どこに? 」
「お風呂」
「え……ええっ!? な、ななな何言って、あ! そうだよね、勿論別々だよ……ね? 」
「一緒だよ? 2人きり、今日はどこまでも一緒」
「……う」
「う? 」
「うわぁぁああああ!? 嫌だぁぁあああああ、がふっ!? 」
「どこに逃げるの? 逃げ場なんてないよ? ふふ、行こ? 」
童貞はすずかのベットから逃げ出そうとした所を取り押さえられ、首を腕で決められた。だが抵抗など無意味に等しい。何故なら力ですずかに敵うわけはないからだ。そしてそのままお風呂の方へと連れ込まれる。しかしここで童貞は困ってしまった。すずかと一緒にお風呂に入る、勿論それもあるが脱衣の際、すずかが上目遣いで童貞にお願い事を始めたのが理由だ。
「童貞君? 脱がして? 私を裸にして欲しいな? 」
「え!? な、何言ってるの!? 」
両手を広げ、今か今かと童貞が自分を脱がすのを待っているすずか。だが童貞は顔を真っ赤にしてなかなか手を出せない。しかしすずかはいつまでも待っている。そしてとうとう腹を決めた童貞はなるべく見ないようにすずかの服を上着から下着まで全て脱がした。そうされたすずかは満面の笑みで一言、「ありがとう」と言う。だがその瞬間、今度は童貞の服を強引に引っぺがした。勿論ここでも童貞は抵抗を見せる。無意味な抵抗を……でも今の童貞はもう好きにしてと言う感じになってしまった。
「ふふ、身体洗ってあげるね童貞君? 」
「い、いや自分で洗えるから!? お願いこれ以上は!? あ…………」
「ダメだよ童貞君? おとなしくしてて? 洗いづらい」
「ちょっ!? ひゃんっ!? あ、ダメ!? そんな所さわんないでよ!? すずかちゃんちょっと!? 」
「あ! ここ可愛い……ちょん」
「ひゃっ!? 」
すずかは無駄な抵抗をし、暴れる童貞をお風呂場で押し倒し、その両手をいつも通り片手で押さえ込んだ。そしてもう片方の手で自分の好きなように、欲望のままに童貞の身体を洗う。童貞は顔を真っ赤にしながら高い声をだし悶えた。しかしすずかの手は止まらない。すずかの興味は下の方に釘ずけである。
「ちょん」
「いや、ちょ!? 」
「ちょんちょん」
「ひゃん!? 」
「キャー可愛い! ちょんちょんちょん」
「ああっ!? やめ……許して…………」
「はぁ〜このゾウさん可愛いよ〜でもそろそろ風邪引いちゃうから今度は童貞君が私の身体洗って? 」
「え……僕が……洗うの? 」
すずかは童貞のゾウさんで遊んだ後、自分を洗うように童貞にお願いする。童貞に背中を向け、いつでもどうぞと言わんばかりに童貞を見ていた。しかし童貞は緊張と恥ずかしさで固まっている。顔をタコのように赤くし、もうわけが分からないでいた。だがそれも当然の事だろう。いくら童貞が小学生とは言え、女の子とお風呂に入り身体を洗いっこするなど男の子である童貞には耐え難い物がある。
「はやく〜」
「え!? その……勘弁してよ…………」
「もう! 童貞君は黙って私の身体触ればいいんだよ! 」
「ちょっと!? あ……そんな……僕無理だって!? 」
童貞はしびれを切らしたすずかに両手を掴まれるとそのまますずかの胸へと持っていかれた。もう童貞はてんやわんやである。ふわりと柔らかな感覚が童貞を襲い。流石のすずかも少し顔を赤くする。だがそれでやめるすずかではない。胸にあった童貞の手を自分で動かし、童貞に自分がどんな身体をしているか分からそうとしている。しかしここで童貞の頭は限界を超えた。
「童貞君どうかな? 私の身体……ん? 童貞君? ……あ! 」
すずかは童貞に反応がない事を不思議に思うと後ろを振り返る。すると童貞は意識を飛ばし、頭を沸騰させて気絶していたのだ。普通ならばここで人を呼ぶところだがすずかに至ってはそうしない。童貞の身体を拭くのも、服を着せるのも、全て自分でやりたい為だ。そして全てを済ました後、気絶した童貞を抱えたすずかは自分の部屋へと戻る。
「うっ……あれ? ここ……」
「あ! 起きちゃったの? 」
「起きちゃったの? ……え!? ちょっとすずかちゃん僕のズボンは!? パンツは!? 」
「う、う〜と……食べちゃった……よ? 」
「いやないでしょ!? どうしてそんな分かりやすい嘘つくの!? 」
「え? 嘘ってどこらへんが? 」
「なにい……え…………」
すずかの部屋に流れる静寂。童貞は目を丸くして固まり、すずかは頭にはてなマークを浮かべている。いわばカオスだ。すると、童貞はさらにはある事に気づいた。すずかの首に何かが付いているのだ。しかもそれは紐のような物で繋がれその先端をすずかが自分で持っている。
「すずかちゃん? その紐何? 」
「え? あ、これ? へへ、これはね? はい! 」
「え? 何……これどうするの? 」
すずかは童貞にその紐を渡した。童貞はそれを貰ってもどうしたらいいか分からず困っている。するとすずかが突然、「引っ張って」っと言ってきた。しかし童貞は引けなかった。何故ならこの紐、すずかの首に繋がっている。だからもしこのまま引っ張った場合、すずかが痛い思いをする可能性があると童貞はおもったのだ。
「すずかちゃん、意味が分からないよ」
「いいから引っ張って? 」
「え? う、うん……えい! 」
「きゃっ!? 」
「おっと!? …すずかちゃん……大丈夫? 」
すずかは童貞に引っ張られた事で童貞の方へ覆いかぶさるように倒れた。そして童貞をうるうるした目で見ながら童貞の胸に顔を埋めた。さらに童貞を強い力で抱きしめる。
「童貞君? いつも私からキスしてる。だから今日は童貞君からして欲しいな? それで、出来るだけ乱暴にして欲しいな? 」
「え!? で、出来ないよ!? 」
「今日は童貞君のペットになる! だからはやく〜」
童貞に馬乗りになり腰を振らすようにすずかは甘く童貞に催促する。人差し指を童貞の胸板に突き立て円を描くかのごとくさらにアピールする。知る人が見ればかなりとんでもない行為なのだろうが童貞には理解が追いついていない。しかしそれも当然だろう。何故なら童貞はまだ何も知らない小学生3年生なのだ。決しておかしな事ではない……と言うよりはすずかやアリサがおませ過ぎるのだ。
「はぁ……分かった、諦める」
「よかった、やっと解放してくれるんっ!? あむっ……ん……んむっ……ちゅぱっ」
「はぁ……はぁ……童貞君もっと……んちゅっ」
「んんっ!? ちゅっ……もふっ、ゆるひてっ、んっ……んむっ……ん…………」
童貞からしてくれないとなればすずかは容赦なく童貞を襲う。童貞の両手を束ね、童貞の頭の上に固定すると止まる事のないベーゼのダンスを奏でる。息継ぎのない連続した口づけ。童貞はただひたすらすずかに唇を吸われ続けるのみ。動く事もしだいに忘れさせられ、童貞の頭の中はすずかの事でいっぱいにされていく。さらに追い討ちのごとく、目線はキスをしたまま開けてジッと童貞の目を見ているすずかに釘付けにされた。まるで吸い込まれるように怪しい輝きを感じるすずかの瞳。童貞の目はトロンとし始めた。
「んちゅっ……んっ……ぱぁっ……はぁ……はぁ……童貞君、大好き! 私はもっと童貞君とキスしたいな〜? 童貞君? 私とのキス嫌い? 私の唾欲しくない? 私はもっと童貞君に求めて欲しいよ」
「はぁ……はぁ……ほ……ぃ…………」
「ふふ……聞こえないよ童貞君? もっとはっきり言って? 私の何が欲しいのか教えて? 」
「うっ……ひぐっ……すずかちゃんの唾欲しいです!? だからもっとキんっ……あむっ……んちゅっ……んっ……」
「んんっ……ちゅっ……ちゅっ……ぱぁっ……ふふふ、今の童貞君欲しがりの子猫みたい。可愛い……ちゅっ」
制圧。童貞はすずかによって完全に堕とされた。アリサのようなタイプは時間もかかる為、童貞を堕とすにはまだ至ってない。しかしすずかは違う。全てを自分といるという事に意識させ、常に自分の事を童貞に考えさせる。だが何もそれは今日1日の事ではない。毎回の熱いキス。それが童貞をすずかに意識させるトリガーにさせられていたとは童貞自身も気づかなかった。その為、童貞はすずかに精神ごと持っていかれたのだ。抵抗など許されない。全ては水面下で準備されていた事なのだから。
しかし準備されたと言ってもすずか自身にはその計画はない。完全に無意識でやっている事だ。でもだとしたらどうだろうか……何も知らない無知な少女が、好きな男の子を自分に夢中にさせたい一心で見てはいけない本を読み、こうまで容易くその精神を自分の虜にした。それは果たして優秀という一言で済まされるだろうか。いや、済まされない。けどもしかしたらそれは、すずかが人を掌握する才能を持っている、という事かもしれないのだ…………
「ふふふ、私は童貞君だけの物だよ? 童貞君は? 誰の物? ちゅっ……」
「んむっ……ぷはっ……はぁ……はぁ……す、すずか……ちゃんの……物です…………」
「えへへ、嬉しい……ふふ、勝ったよアリサちゃん? ごめんね? 童貞君は私のも〜の! ふふふ、あははは! 」
《短編・フェイトちゃん劇場》
第3話《分からない心》
「フェイト? どうしたんだい? なんだか最近元気ないみたいじゃないか」
「うん……あのね、この間戦った白い魔導師の子……あの子と関わってから、なんかおかしんだ私」
「そいつに何かされたのかい!? 」
「ううん。むしろ私がボコボコにした……それで……気持ちよかったんだ」
「え? 」
フェイトは自分の家で使い魔であるアルフと話をしていた。最近フェイトは少し考え事をする。何かを思い出すように、何かが物足りないかのように、顔を赤くしたりにやけたりしているのだ。だから当然アルフも心配になる。
「あの子の苦しむ顔、すごいゾクゾクした」
「ふぇ、フェイ……ト? 」
「私……あの子と結婚したい! 」
「結婚? へぇ〜結婚か〜……って、ええっ!? 」
to be continued…………
次回もよろしくお願いします!