魔法少女リリカルなのは!? 「ヴァージン戦争」 作:ヘルカイザー
ではよろしくお願いします。
「童貞どう? どう? どうなの? あはっ! ほら? ほらほらほら! 」
「うっ……ぎゃんっ!? ……はぁ〜…………」
「童貞……どうしたの? 気持ちよくない? 」
「足りない……」
「え…………」
温泉旅行から帰ってきてからというもの、アリサやすずかは童貞の変化に少しながらも気づいていた。今迄、一方的に童貞を責めていたアリサ達だが、童貞が満足しているかしていないかぐらいは見て感じ取れていた。だが最近の童貞は全くと言っていいほど満たされていない。特にアリサの場合だがどんなに強い責めをしても全然気持ち良さそうにしない為、アリサ自身も不安になり始めていた。
実のところ、童貞はアリサの責めによって感じるものにあきてしまっていた。そう、無理矢理覚醒させられた童貞の素質はアリサの責めを完全に超えてしまったのだ。
「ごめん……もう離して? 」
「え、ちょっと待ってよ!? 何が悪かったの? ただ痛かっただけなら謝るから!? 」
「違うよアリサちゃん……僕、もうアリサちゃんじゃダメみたい」
「あ…………」
アリサはこの言葉にショックを受けた。自分じゃダメ。自分では童貞を満足させてあげられない。そんな事を言われ、アリサは絶望感をその心に広げていく。そして童貞を離したアリサは泣きそうになっていた。
「僕帰るね」
「あ……う……待って!? 」
「離して? 」
「嫌だ嫌だ嫌だ! お願い見捨てないで!? 童貞しかいない、童貞しかいないのよ!? お願い……」
「ごめん」
童貞がそう言った瞬間、アリサの手から力が抜けた。そして童貞はアリサの部屋から出て行ってしまう。一人残されたアリサはしくしくと泣き始めた。だがこんな思いをしているのはアリサだけではない。それはすずかも同じなのだ。それはまた今回とは別の日の日曜日の事、童貞はすずかに誘われ、すずかの家に来ていた。すずかとしては童貞といちゃいちゃしたかっただけなのだ。しかし童貞はどこか上の空、すずかの事をまるで見ていない。
「童貞君、どこ見てるの? 童貞君が見ていいのは私だけだよ……んっ……ちゅっ……んちゅっ……ぷはっ……ふふ、童貞……っ!? 」
「はぁ〜……」
「の、童貞君? 」
すずかには理由が分からなかった。いつもならキスをすれば童貞は自分を求めてくれたのだ。にも関わらず、童貞はすずかに興味を持つどころかため息をつき始めたのだ。そしてその目が語る童貞の心中。まるで興味のなくなった、壊れたおもちゃでも見るような目。すずかはアリサと同じくショックを受ける。
「童貞君、私の事嫌いになったの? それとも好きな人でも……教えて? 教えてよ!? 」
「すずかちゃん? 」
「? 」
「僕帰るね」
「え…………」
すずかは動けなかった。童貞から感じる初めての感覚。自分の事がどうでもいいという感覚だ。だからショックという言葉以外は表せない。床に崩れ落ち、大声で泣き叫ぶ。何が起きたのか、童貞にどんな変化があったのか。すずかは知る事が出来ない。
「僕……ただの変態になっちゃったよ……へへ、これも全部すずかちゃん達の所為だ……なのに……すずかちゃん達じゃ……僕は全然物足りない…………」
童貞は1人河原の土手で膝を抱え座っていた。このような形になり、一番訳が分からなくなっているのは童貞なのだ。今迄、なんだかんだ言っても自分をこのような身体にした2人の責めには張本人だけに満足感があった。しかしフェイトとの出会いがその感覚を狂わす。今迄気持ちよかったものが気持ちよくない。どこか物足りない。2人に対して何の感情も抱けなくなってしまったのだ。
「もう……分かんないや」
「何が? 」
「え……」
「ん? 」
童貞の前に現れたのはフェイトだった。童貞は固まり、フェイトを見つめる。実はフェイト、ジュエルシードを探しながら童貞の事も探していたのだ。自分が好きな最高の責め、快楽を教えてあげる為に。それは童貞が同士だと感じたからこその事。
「僕……」
「何も言わなくていいよ? 私が骨抜きにしてあげる。君は私と同じみたいだから……欲しいでしょ? もっと」
「ほ、欲しい……」
「やっぱり……ふふ、可愛い」
「あ……く……」
フェイトは初めて童貞にあった時のように童貞の顎を人差し指でクイっとあげる。そして少し赤くなった顔でフェイトは童貞に求めた。今、童貞自身が何をして欲しいのか、どうなりたいのか。それを童貞自身の口から言わせる。これもりっぱな責め。
「何? はっきり言わなきゃ分からない、言ってごらん? 今貴方はどうなりたいの? 」
「き、き……」
「き? 」
「気持ちよくなりたい……です」
「なら、言う事……あるよね? 」
「く……さぃ……」
「聞こえないよ? 」
「お願いします! 気持ちよくして下さい!? 」
「ふふ、よく出来ました」
「っ!? あがっ!? つっ……うわぁぁぁあああああああああああ!? 」
その瞬間童貞の身体を手加減なしの電流が駆け巡る。フェイトはそれを楽しそうに眺めていたが、童貞は想像以上の痛みに叫び声をあげ苦しんだ。しかしそんな物は最初だけ。何故なら今の童貞にとってはまさに至高のご褒美でしかないのだから。
「あ……へ……ひ…………」
「どうだったかな? 気持ちよかった? 」
「ひ、ひもち……よかっられす…………」
「ふふ、もっと凄いの……欲しくないかな? 」
「これより……しゅごいの? 」
「そう。君ならきっと気にいるとおもうんだ」
「……ほ、欲しい……くらはい。欲しいれす……なんれもしまふから…………」
「本当? それじゃ……今度手伝って欲しい事、あるんだけど」
「しましゅ! なんれも、どんな事れもしまふから!? もっとくらはい!? もっと…………」
フェイトは完全に童貞の心を手に入れた。だがそもそも、フェイトが童貞を探していたのは単に童貞に優しくする為だけではない。彼女の目的は他にあるのだ。そう、高町なのはである。それは童貞が彼女の友達だった為に少し力を貸して貰おうと思ったが為の必然。
「ここじゃ目立つから私の家に行こっか? そしたらたっぷりしてあげる」
「は、はひ……ありがろう……ございましゅ…………」
たった一撃の電流だが童貞は舌が麻痺し、まともにろれつも回らない。そしてフェイトの提案通り、童貞はフェイトの家へと連れて行かれた。だがそこで待っていたのは人にやっていいか疑問になる程強烈な責め。アリサなどまだ可愛いと思える程の拷問紛いの責めだった。童貞は裸にひん剥かれ、下着一切を着ることを許されず。バインドで亀甲縛りにされ、フェイトに魔力の鞭で叩かれながら絶えず電撃を浴び続ける。もはや気持ちいい、気持ちよくない以前に人の精神で耐えられる所業を超えつつある。
「あ゛あ゛っ!? いいっ!? ひぎっ!? つっ!? んあ゛っ!? んあ゛あ゛っ!? う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁあああああ!? 」
「気持ちいいでしょ? 私が今迄受けた事のある中で最高のやつ! 君にも味わって欲しかったんだ! フッ! フンッ!! 」
【サー!? いい加減にして下さい!? その子が死んでしまいます!? 】
「うっ!? あ゛っ……あ゛っあ゛っ!? うあ゛あ゛!? がぁぁぁああああああああああああ!? 」
【サー!? 】
「はぁ……はぁ……うるさいよバルディッシュ? 今いいところなんだ」
喘ぎ声と言うよりはもう断末魔にしか聞こえないこの状況。デバイスであるバルディッシュは童貞を心配しフェイトにやめるよう促すがフェイトはやめない。ただひたすら気持ちいいか尋ねながら責めを繰り返す。
「あへ……ひ…………」
「あ、あれ? 堕ちちゃったの? ああ〜失禁までして……でも気に入ってくれたみたいだね? 」
童貞は意識を飛ばし、ぐったりとバインドに揺られる。フェイトはそんな童貞を見て満足してくれたと喜んだ。だが実際は脳が痛みに耐え切れず落ちたと言わざるおえない。フェイトにしてもこれを受ければ確実に意識を失う。しかしフェイトはそれを気持ちいいとして感じているようで、童貞に同じ行為を行った。
「ふふ、私がこの世界にいる間は可愛がってあげる。だから帰らなくていいよ? 」
【サー!? それはただの誘拐です!? 】
「そろそろ本当に壊すよ? 」
【それはきっとその子も喜びます! 】
「だよね」
こうして童貞は行方不明になった。そしてフェイトに監禁されて一週間、すずか達にピンチが訪れていた。それは童貞が行方不明になった事で生じた必然、天災。すずか達では抗う事のできない暴君。その元凶が動き出したのだ。
「はぁ……はぁ……あっ、きゃっ!? ……ひっ!? こ、来ないで!? 」
「すずかお姉ちゃん……お兄ちゃん知らない? 」
「あ……嫌……知らない、知らないよ!? 私も探してるの!? 」
「そんな嘘……信じると思うんだ……すずかお姉ちゃんいつから下衆になり下がったの? 」
「ひっ、ひゃんっ!? やめ……許して……頂無ちゃん」
すずかを追っていたのは頂無だ。頂無は双子の兄である童貞が行方不明になった事で最初にすずか達を疑った。何故なら頂無はすずか達が童貞に対して普通ではない行為をしていた事を全て知っていた。しかしその上で童貞に危害が及ばないならと黙認していたのだ。だがその童貞が行方不明になったとなれば話は別だ。今頂無はこの世で最も怖い鬼へと姿を変えた。そして頂無は倒れたすずかに馬乗りになるとすずかの小さな胸を鷲掴みにした。
「ダメ……お願い頂無ちゃん!? 信じて!? それされたら私おかしくなっちゃう!? 無理!? それだけは「天国……見てくるといいよ」あんっ!? 嫌っ!? ひゃっ!? いやぁぁぁぁああああああ!? ダメダメダメ!? もう無理!? 無理だよ!! あ、ああ……あひゃぁぁぁああああああああ!? 」
「はぁ……すずかお姉ちゃん知らないみたいだね? ごめんね、信じる。お兄ちゃん見つけたら教えてね? それと……こんな所で◯しっこ漏らしてると誰かに襲われちゃうよ? ふふ」
「あ……あへ……ひ……はぁ…………」
頂無が去った後もすずかは逃げ込んだ空き地でしばらく倒れていた。生涯家には力がある。それは呪いとも言える力だ。だがその力は何もマイナスの恩恵ばかりではない。頂無の場合、名を生涯 頂無。その名前に込められた意味は生涯、頂に達する事が許されないという意味。そして頂無の有する力は触った相手に天国を見せる。つまりは快楽の頂点に触ってる間逝かせるという事だ。そしてその魔の手は他の人間にも及んだ。
「アリサお姉ちゃん? お兄ちゃんどこにいるか知ってるでしょ? どこ? 」
「し、知らないわ! わ、私が探してるの位なのに……知るわけないでしょ!? 」
「本当に? アリサお姉ちゃん……嘘ついてないよね? 」
「つ、ついてるわけないでしょ! 」
「ふふ、そう言えばアリサお姉ちゃんはSなんでしょ? 」
「え? きゃっ!? 」
アリサは頂無に押し倒され、両手を押さえつけられた。そして顔をジッと見つめられる。しかしアリサは何も答えない。無言になったのだ。
「アリサお姉ちゃん? いっぺん……死んでみる? 」
「っ!? うひゃんっ!? え……え……ふきゃぁぁぁあああああああ!? らめらめ!? ああっ!? ゆるひて!? あひゃぁぁぁああああああ!? ダメらめ!? 」
「まだまだ、もっと天国みるといいよ? ふふ」
「あんっ、あんっ!? あひあへ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ……んひゃぁぁぁああああああああ!? 」
「何? まだイキたいの? ふふ、変態だね? 」
「違っ!? らめっ!? おかしくなっちゃう!? 嫌っ!? やらやらやら!? うっ……くぅぅんぁぁぁあああああああああああ!? 」
アリサはここが公園であるという事も忘れ悶え、叫んだ。そしてピクピクと痙攣する。そしてやっと頂無から解放されると、失禁し、その場に倒れ込んだままピクリとも動かない。たまに痙攣はしているがそれだけだ。
「あへ……はひ…………」
「はぁ〜……アリサお姉ちゃんも知らないんだ……それじゃ後は……なのはお姉ちゃんか」
なのはのすぐそこまで迫った天国への片道切符。フェイトにファーストキスを奪われ、身体をいいようにされ、さらには頂無がすぐそこまで迫っていた。だが当の本人はそんな事は知らない。今の頂無には慈悲などない。その場所がどこだろうと確実になのはを堕としにかかる。
「なのはお姉ちゃん! 」
「あれ? 頂無ちゃん? どうしたの? 」
「お兄ちゃん知らない? 」
「え!? あ……いや……知らない……よ? 」
「…………なのはお姉ちゃん? 」
「な、何……かな? 」
「天国……見せてあげるよ…………」
「え? 」
「ふふ、いっぺん……死んでみる? 」
「頂無……っ!? ちょっ!? 何!? んっ!? にゃぁぁぁあああああああああああ!? 」
その後、全身を痙攣させ、地面を何かでビショビショにしたなのはが道の真ん中で発見されたという。
《短編・フェイトちゃん劇場》
第6話《真相》
「童貞……君? 」
「のぶさだ? それがこの子の名前? そうなんだ」
「童貞君に何したの!? と言うか貴方が童貞君を拐ったの!? 」
「拐った? 違う、この子が望んで私といるんだ。だから何の問題もない」
ある晩、ジュエルシードが暴走。そしてそれをかけ、なのはとフェイトは互いに対峙した。だがフェイトの近くには首輪で繋がれ、まるで犬の散歩でもしているような童貞の姿があったのだ。当然、それを見たなのはは驚き、声を荒げる。行方不明だった童貞がフェイトに誘拐されていたと言う事実に。
「返して!? 童貞君を返してよ!? 」
「……この子が望むなら別にいい」
「童貞君、帰ってきて? みんな心配してるんだよ? 」
童貞はなのはの呼びかけに応えるようになのはの方へと近づく。なのはは安堵の表情を浮かべた。だがそれは間違いだった。何故なら童貞は今、フェイトによって完全に虜にされている。つまりはフェイトの犬なのだ。
「捕まえました! 」
「え!? 童貞君何するの!? 離してよ!? ……ひっ!? 」
「ふふ、今日も気持ちよくしてあげるね? んっ……ちゅっ……ちゅっ……あむっ……」
「んっ!? んむっ……あんっ!? いやらっ!? んちゅっ……ちゅっ…………」
戻って来たと思っていたなのはは童貞に羽交い締めにされ、その隙にフェイトに唇を奪われた。いつもと違い2対1。なのはは戦意を削がれ、思考を壊された。骨の髄までしゃぶられ、どうする事も出来ない。
「やめろ!? なのはに……くっ……」
「あんたは私が相手だよ? 」
なのはの味方であるユーノはアルフで抑えられ、助ける事ができない。そして……なのはにもとうとう終わりがやってきた。
「ぷはっ……好き、愛してる。結婚しよう? 」
「あ……はひ……うれひいれしゅ……わたひを……貴方の物にしてくらはい…………」
なのはは屈服した。蹂躙された先に、心を掻き回され、フェイトの虜にされたのだ。そしてこの出来事は頂無が動き出す少し前の事だったと言う…………
to be continued…………
次回もよろしくお願いします。