戦姫絶唱シンフォギアIF~第三の槍~   作:ヴラド·スカーレット

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第九話~終焉へのカウントダウン<中編>~

ソロside

 

『ウォォォォオオオン!!!』

 

そう吼えると、辺り一体の空気が震え、大地が揺れた

装者たちはそれでもなお…恐怖に立ち向かっていた

 

『…流石に咆哮程度では怯まんか』

 

「この程度の事で怯むと思われるとは…随分なめられたものだな!!」

 

そう言って巨大な斬撃を放ってきたが…

 

『その程度の斬撃が…俺に通ると思ったのか?』

 

斬撃を尻尾の一振りで消し飛ばし…

そのまま尻尾を装者たちに振り下ろした

 

「「「「「ッ!!!」」」」」

 

流石に尻尾の攻撃は避けられたようだ

…そろそろ本気で…倒すか…

 

『スゥ…グォォォオ!!!』

 

「なッ、グァァァアアア!!!」

 

始めにイチイバルをブレスで焼き払い

援護射撃を潰した…

 

「「「「雪音ッ!!(先輩ッ!!)/クリスちゃん!!!」」」」

 

『次は貴様だ!!』

 

「ッ!!調、危ないッ!!」

 

「あ…切…ちゃん?」

 

次にシュルシャガナを拳で潰そうとしたが…

イガリマによって防がれた…そして…

 

「しら…べ…大丈夫…デス…か?」

 

「切…ちゃん…ねぇ、切ちゃん…切ちゃん!!

 目を開けてよ、切ちゃん!!!」

 

そして、イガリマは…他界した…

 

「あ…あぁぁ…アアアアあぁぁぁあぁアアアアあ!!!!!」

 

「調ちゃん!!!」

 

そしてシュルシャガナは敵討ちをするために絶唱をして

こちらに最大火力で向かってきた

 

『…哀れなものだな…安心しろ…ちゃんと奴と同じ所へ送ってやる』

 

「アアあぁぁぁぁアアアアあ!!!!!」

 

「…去らば、ザババの二刃たちよ…」

 

そしてシュルシャガナの最大火力の攻撃を真正面から受け止め…

全速力の拳で…殴り飛ばした

 

「かはっ…」

 

「調ちゃん!!!しっかりして、調ちゃん!!!」

 

シュルシャガナは今にも死んで終いそうな状態でなっていた

立花響が近づいても目が虚ろを見ていた…

 

「ハァァァアアア!!!」

 

「喰らえぇぇぇぇええええ!!!」

 

その様子を見ていた時に巨大な斬撃と多数のミサイルが飛んできたが

それを巨体にしては身軽な動きで全て避けきった

 

「クッ…そうそう当たりはしないか…」

 

「テメェだけは…絶対潰す!!!」

 

「ッ!?ま、待て雪音!!」

 

アメノハバキリの静止を振り切って絶唱を使用した最大火力の攻撃は仕掛けてきた

 

『そんなものが当たるとでも?』

 

「まだまだァァァアアアアア!!!」

 

更に絶唱を重ねた上で…更に多数のミサイルでの数の暴力をしてきた…

全身から血を流しながら…

 

「雪音、もうやめろッ!!!そのままでは、雪音が!!!」

 

「後輩を守れなく…何が先輩だッ!!!せめて、アイツを倒すのが…

 あいつらへの償いだッ!!!」

 

『…だが…この程度では…俺には勝てんよ』

 

そしてミサイルの雨をブレス一息で全て焼き払い…

イチイバルも殴り飛ばした

 

「かはッ!?」

 

『そこまで仲間思いなら…向こうで会って来い…去らば!!!』

 

そして追撃を加えた…しかし、喰らったのはイチイバルでは無かった…

そうい…イチイバルでは無かったのだ…

 

「…えっ…先…輩?」

 

「…かはッ…」

 

「え…先輩…おい…嘘だろ…返事してくれよ!!!なぁ、先輩ッ!!!

 あぁ…ぁああ…ぁァァァアアアアアアアあ!!!!!」

 

そう…喰らったのはイチイバルを助けるために自ら喰らった

アメノハバキリだ…

 

「翼…さん?…なんで…調ちゃんも…切ちゃんも…なんで…なんで…」

 

立花響は崩れ落ちた…しかし、そんな彼女にイチイバルが話しかけてきた

 

「おい、バカ」

 

「…クリス…ちゃん?」

 

「お前は下がってろ…戦えないのなら引っ込んでろ…」

 

「え…クリスちゃん?」

 

「何度も言わせるな!!!さっさと行けって言ったんだ!!!

 テメェだけでも逃げろ、他の奴等も連れてけ!!!」

 

「ッ!?…け、けどクリスちゃんは…」

 

「アタシがこいつを相手にしてる間に行け…

 二度は言わないぞ…さっさと行けッ!!!」

 

「あ…クリスちゃん!!!」

 

そう言ってイチイバルがこっちに向かって来ながら射ってきた

それを拳で叩き落としながら相手にした

 

『貴様一人で倒せるとでも?』

 

「別に倒すつもりはねぇよ…道連れ覚悟で倒すだけだ!!!!」

 

そう言って更に絶唱を歌い…先程までとは比べ物にならない…

巨大なミサイルを射ってきた…いや…イチイバルごと飛んでくた

 

「喰らえぇぇぇえええ!!!」

 

…そして、辺り一帯が…吹き飛んだ…

ソロと立花響を除いて…

 

「あ…あぁぁ…どう…して…どうして…皆…いなくなるの…

 私が…私が…呪われてるから?私が生きてるから?

 私が…私が…」

 

『…もうそれ以上言うな…もういい…』

 

俺は何故か…立花響を慰めていた…ヤツをこんな風にしたのは俺だと言うのに…

他のヤツと違い、立花響だけは…何故か…何故か…ほっては置けないのだ…

 

『…(いったい何故…)』

 

「アハハ…君が壊したのに慰めるって…君はやっぱり…

 優しい人なんだね…」

 

うつ向いていた顔をこちらに向けて涙を浮かべながら言ってきた…

そして思った…"あぁ…どうしてこんな事をしてしまったのだろう…"

しかし、立ち止まりはしない…ただ突き進むしか無いのだ…

 

『俺は…世界を壊す…この腐った世界を…貴様はどうするのだ?』

 

「勿論、止めるよ…皆はもういない…けど…だけどね?

 だからこそ…皆が守ろうとした世界を…守るよ」

 

『…先程まで泣き崩れていた者とは思えないな…

 良いだろう…』

 

そう言って姿を立花響を模した姿に変え…構えた

 

『お前も倒せなければ…世界は獲れんからな…

 さぁ…構えろ立花響…超えれるものなら…超えてみろ』

 

やはり…何故か、こいつには甘いな…こいつの前世はもしかして"アイツ"か?

…まぁ、いいか…どうせ、全てがもうすぐ終わるんだからな…

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