2√3です
前回の作品はまぁ、途中なんですが!
今回から新たにこの「赤ずきんは狼に恋をした」を始めさせていただきたいと思います
何なあると思いますがよろしくお願いします
では本編へ
昔々のそのまた昔、人など近寄りもしない深い森に一人の少女がおりましたとさ
彼女は青空のように澄んだ瞳、長く艶のある髪、雪のような白い肌、そして熟した林檎のような紅い頭巾を身にまとっていましたとさ
そして、人々は彼女を
赤ずきん と呼んだ…
赤ずきん「おばあさま、野いちごはこれくらいでいい?
お婆さん「あぁ、そこの机に置いといておくれ
お婆さんは大きな口をゆっくりと開けて言った
お婆さん「それと赤ずきんや、森の中まで行って井戸から水を汲んできてくれないか
赤ずきん「わかったわ、おばあさま
赤ずきんは満面の笑みを浮かべて応えた
赤ずきんは木製のバケツを持つと一人森の奥へと入っていった…
しばらく歩き、赤ずきんは井戸へとたどり着いた
赤ずきん「お水も手に入れたことだし、少し遊んで帰ろうかしら
赤ずきんはバケツを井戸の近くに置くとその大きな紅い頭巾を揺らしながら駆け回った
赤ずきん「わぁぁぁぁ、あはぁぁぁは
赤ずきんは幼い子供のように声をあげながら楽しんでいた
しばらく駆け回っていると、赤ずきんは木がはけた少し広い場所にでた、そしてそこには一人の横になっている人影があった…
赤ずきん「こんな森奥に誰かしら…?
赤ずきんは恐る恐るその人影へと近づく
徐々に距離は近くなる
そして、赤ずきんは気付いた
赤ずきん「だ、大丈夫ですか?
倒れていたのは、赤ずきんと同い年くらいの少年だった
赤ずきん「あのー、、、
少年からは返事はない
赤ずきんは少年を揺さぶり起こそうとした
赤ずきん「お、起きてください、こんなところにいたら風邪ひきますよ
しかし、少年からの返事はない
赤ずきんは半分諦めてその場を去ろうと手に着いた泥を払おうとした時
手は真っ赤に染まっていた…
赤ずきん「ち、血ぃ
赤ずきんの声は震えていた
赤ずきん「こ、この人死んでるの?
赤ずきんは今にもその場を去りたかったが足が上手く動かない
赤ずきん「だ、誰かい、いないの…
こんな森の奥、人なんているはずもなくその声は天へと消えてった
赤ずきんはその場に腰を抜かして座り込んでしまった
目の前には血が出ている少年がいる
本当に死んでいるのかどうかも判断できないくらい赤ずきんは震えていた
赤ずきん「ど、どうしてこんなところで…
その時、微かに少年から声が聞こえた…
少年「た……
小さな声は赤ずきんには届いていない
少年「た……す……
赤ずきん「た…す…?
少年「……け……て
その時やっと赤ずきんはその言葉の意味を理解した
赤ずきん「い、生きてる!?
少年はその言葉のを残し再び気を失った
赤ずきん「い、今助けるからもう少し、あ、あとほんの少し……
赤ずきんは小屋へと駆けた
赤ずきん「お、おばあさま
お婆さん「赤ずきん、おかえり
赤ずきん「おばあさま、も、森で男の子が倒れてて、血まみれで…わ、私何もできないで……
赤ずきんは今にも泣きそうな声でお婆さんに状況を伝えた
お婆さん「赤ずきんや、まず落ち着きなさいな
まずはそれからや、
そして、赤ずきんはお婆さんと共に再び少年の元に戻り手当をして、少年を、小屋まで連れて帰った……
少年「っ、こ、ここは…いったい…?
赤ずきん「あっ、起きた!?おばあさま、目覚ました!
少年「う、うっさい女だなぁ!
赤ずきん「う、うるさいですって!
少年「あぁー、うっさい
赤ずきん「っ!あ、あんたもう一度言ってみなさい、だ、誰があんたを看病してあげたと思ってるのよ
少年「……?
少年は身体に巻かれた包帯を見て言葉を失った
少年「っ、あっ、ご、ごめん
赤ずきん「わかればよろしい、わかれば
赤ずきんは、にやけながら少年をからかうように言った
お婆さん「ほれほれ赤ずきん、病人をあんまいじるんじゃないよ
赤ずきん「……はい、おばあさま
怒られたことに少し納得のいかなそうな赤ずきんだった…
どうでしたか?
何となく書き始めた作品なので今後の展開は保証できませんが、なるべく楽しい作品にしていきたいと思います
もし、よろしかったら今後も作品をよろしくお願いします
では次回に…