東方人形心録   作:ーソエルー

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こんばんは お久しぶりです ソエルです(字余り)


0:プロローグ

【プロローグ】

それは、ある暑い夏の事だった・・・

私は、古明地さとり、普段は旧地獄にある、地霊殿という館で日々穏やか(?)に過ごしている。

しかし私はいま、地上にでむいている。しかも普段用事がなければ行くこともない神社で、コミュ障な私が三人で話しているのです、じゃあ何故私はここにいるのかって...?それは当然・・・

 

暇だったからです、暇だったからここにいるのです。

 

今思えば、私の咄嗟の思い付きでここに来なければ、少し...いや、私の未来は、大きくかわっていたのでしょう...

この話は、私と、この幻想郷の住人、そして、小さく、時には大きい生物達との記録です...

 

 

 

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「・・・で?どういう事・・・?紫・・・?」

 

「れ、れれれれ霊夢、落ち着くのよ!まだあわてるような時間じゃないはずよ...?」

 

「へぇぇ...貴女の自業自得で...っていうか貴女のミスで新たな異変が起きてるのに慌てる時間じゃないわけ・・・?」

 

霊夢さんは紫さんを蛇が蛙を見る様なような目つきで紫に先ほどの言葉を説いていた、だが私はその光景を親が子どもに説教をしているように見え、その光景が面白おかしく、つい笑ってしまった。

 

「...さとり、貴女なに笑ってるのよ...この馬鹿が異変を起こしたのよ...?しかも、突発的な事故で...ねぇ...?紫さん?」

 

「め、めっそうもございませんわ...で、でも、この異変は、貴女や、幻想郷の住人にとらえ方によればいい影響をもたらせるかもしれないのよ...?」

 

「どういうことですか?紫さん。」

 

私は紫さんの発言に興味を持ち、つい口にだしてしまった。

 

「紫、話すならとっとと話しなさい、今も異変は起こってるんでしょう?」

 

「わ、わかったわ、実は、昨晩世界の境界を暇つぶしにいじくってたのよ。」

 

「それ暇つぶしじゃないわよね、軽い宣戦布告よね。」

 

「...で、なんかどっかの世界とどっかの世界を繋げたら面白そうだなーって考えになったの。でも、そのときはまだ、一瞬だけで、すぐに戻せばいいや...って思ってたのよ、でも、いざ繋げると元の戻し方がさっぱりわからなくて...で、いまにいたるわ。」

 

「ごめんね紫、そこの話だけを聞くとすごい殺意が湧いてくるわ。」

 

「おおおお落ち着いて霊夢!おちけつ!おちけつ!...で、霊夢、さっき言ったいい影響の事なんだけど...、実はそのポケットモンスターの世界に私たちが行けるようになったのよ。しかもその世界には、ここにはいないめずらしい生物、ポケットモンスター。略すと「ポケモン」と呼ばれる動物がいるらしいわ。しかもその生物は、人間に感情を抱く、そして海や地中、空、森など様々な所に生息しているらしいわ。私はそのポケモンと、霊夢や貴方達と共存してほしいと思ったのよ。」

 

「ふーん、ポケモンかぁ...かわいいの?それ?」

 

霊夢さんから思わぬ一言が紫さんに放たれた。

 

「まぁ、かわいいポケモンや、かっこいいポケモンまでいるらしいわね...まぁ、これは藍情報だからまだ私は全然知らないんだけどもね。」

 

「そ、そ、そのポケモンって...、私にも飼えるでしょうか!?」

 

私は、ここ一週間の時のなかで、一番の声を出して、言葉を放った。

 

「ええ、ポケモンの世界には、モンスターボールというものがあるらしいわ。そのモンスターボールで、ポケモンを従わせるように出来るらしいわね。モンスターボールで、捕まえたポケモンをどのように育てていくかはそのトレーナー次第...って事ね

。」

 

「な...なんだか面白そうですね、紫さん、私、その世界に行きたいです。」

 

「ちょ、さとり!?たしかに面白そうではあるけど、私と紫、二人あわせても3人だけで行くなんて...」

 

「霊夢、だれが三人だけっていったのかしら?」

 

「...え?」

 

霊夢さんは、驚きを隠せない表情でいました、それもそうでしょう、三人で行くと考えていたところに急に幻想郷の住人がいくことになるのかもしれないのだから。

例えるなら、友達と二人で遊ぶと約束していたのに、「あ、あと13人友達くるからーYO☆RO☆SI☆KU」と言われた時の気持ちと類似するでしょう。そう予想しながら霊夢さんの心を読んでみたら、そんなことはなかった。恥ずかしい、と心の中で思って

いる私を裏腹に、紫さんが口を開いた。

 

「文屋にこの事を前もって伝えておいたわ、もうこの事は幻想郷の皆に知れ渡っているはずよ。」

 

「紫さん...準備いいですね...(笑)」

 

「こいつ、こういうのだけは不気味な程に準備がいいのよねぇ...そういう所がまた一段とうさんくさいのよ。」

 

霊夢さんは苦笑いをしながら紫さんに伝えた。

 

「あらあら?巫女の勘だけで異変を解決できる貴女にうさんくさいと呼ばれる日がくるなんてねぇ...」

 

「そういう貴女はどうなのよ...あんた結界のメンテナンスだって九尾の式神にまかせてたじゃないの...」

 

「霊夢、それはそれ、これはこれよ?それと、さっき行った世界に行きたい方は、明日の十二時、永遠亭の前に来て頂戴、行こうと思っている方は今日中に荷物を整えておくことね。」

 

「...さとり、あんたは行くの?」

 

「はい。行こうかと思っていますが...霊夢さんはいきますか?」

 

「私は行くしかないでしょ...あーあ、せっかくの夏がもったいないわ」

 

霊夢さんはそう言いながら紫さんを睨んだ。

 

「ま、行ったら行ったでそこの世界で一期一会を楽しむことね...じゃ、私は藍に謝ってくるわ...じゃあね、明日を楽しみにしているわよ」

 

そういい残して、紫さんはスキマの中へと消えていった。

 

「あー...やっと五月蠅いのが消えたわ...私もそろそろ準備しようかな...さとり。貴女も行くならもう準備をはじめといたら?」

 

「そうですね、では私も地霊殿に戻って準備をします。では、失礼しました。」

 

そう霊夢さんに伝え、私は神社を後にした。帰りながら私は、遠足は行く前が一番楽しい...と言われているが、そうかもしれない...と感じていた。

 




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