アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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さて、俺は今第二グラウンドにいる。デュノアは織斑に勝手に押し付けた。それで俺は1人でさっさと更衣室に向かおうとしたのだが、デュノアのことを聞きつけたのか教室の前に女子が群がっていた。俺が教室から出ると群がっていた女子共は一斉に道を開けた。俺は帝王か。まあそのおかげで更衣室にスムーズに行けたが。織斑には犠牲になってもらった。さて、実習が始まるか

 

「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」

 

ISの実戦か。入試の時は動いて無かったからな。だが、ISにはあまり乗りたくないな。アーマードライダーで十分何だがこれは授業だ。授業は真面目に受けなければならん

 

「今日は戦闘を実演してもらおう。ちょうど活力が溢れんばかりの十代女子もいることだしな。凰!オルコット!」

 

「何であたしが」

 

「な、なぜ私まで⁉︎」

 

「専用機持ちはすぐにはじめられるからだ。いいから前に出ろ」

 

まあ、それはそうだ

 

「だからってどうして私が……」

 

「お前らすこしはやる気を出せ。――アイツにいいところを見せられるぞ?」

 

最後何て言った?何故小声で言う必要ある?

 

「やはりここはイギリス代表候補生、わたくしセシリア・オルコットの出番ですわね!」

 

「まあ、実力の違いを見せるいい機会よね!専用機持ちの!」

 

急にやる気になったが本当に最後何て言ったんだ?

 

「それで、相手はどちらに?私は鈴さんとの勝負でも構いませんが」

 

「ふふん。こっちの台詞。返り討ちよ」

 

「慌てるなバカども。対戦相手は」

 

 キィィィィン……

 

何だこの音?空からか?何か俺のところに猛スピードで向かってくるが………

 

「ああああーっ‼︎ど、どいてください~っ‼︎」

 

何故山田先生が⁉︎だがこのままでは俺が危ない。仕方ない

 

『メロン ロック・オン! ソイヤッ! メロンアームズ 天・下・御・免!』

 

即座に変身した俺はメロンディフェンダーを構え今にも迫ってくる山田先生を待ち構えた

 

「ハアッ!」

 

「キャアアア‼︎」

 

 ドカーンッ!

 

俺は山田先生をメロンディフェンダーを使い別の方向へ弾いた。これで俺の身は守られたが、山田先生は大丈夫だろうか?あと、弾いた方向に誰かいなければいいが。そもそも、何故こんなくだらないことで変身しているんだ俺は?まあ、持ち込んで損は無かった。取り敢えず変身解除しよう。山田先生の安否を確認しなければ。砂煙が凄いな

 

「山田先生、大丈夫ですか?手荒なことをしてすみません」

 

「わ、私は大丈夫で〜す。でも織斑君が……」

 

織斑?あいつはどうでもいいか。取り敢えず、山田先生が無事で良かった

 

「あ、あのう、織斑君……ひゃんっ!」

 

ここに犯罪者がいる。早く警察に連絡をしなければ

 

「そ、その、ですね。困ります……こんな場所で……。いえ!場所だけじゃなくてですね!私と織斑君は仮にも教師と生徒でですね!……ああでも、このまま行けば織斑先生が義姉ねえさんってことで、それはとても魅力的な」

 

駄目だこの人。どうしてそんなことが考えられるんだ?これは放置しよう。それが一番だ。うん。それが良い。それにしても、一瞬変身しただけで睨み付けられるか。随分と嫌われたものだ。だが、ボーデヴィッヒだけは別の視線を向けてくる。何だあいつは?ん?オルコットは何故武器を構えている?って、撃っただと⁉︎何を考えてるんだあいつは⁉︎

 

「ホホホホホ……。外してしまいましたわ……」

 

あいつ、本気で当てる気だったのか。あそこに山田先生もいただろう。まさか、自分の感情でやったのか?って、今度は凰が何かしている。武器を連結させた?何をする気だ?まさか、投げた⁉︎さすがにあれは不味いぞ‼︎

 

 

 

心配は無用だった。山田先生が銃で撃ち落としたからだ。あの変な体勢で直撃させた。山田先生、見直しました

 

「山田先生はああ見えて元代表候補生だからな。今くらいの射撃は造作もない」

 

「む、昔のことですよ。それに候補生止まりでしたし」

 

そう言えばそうだった。完全に忘れていた。俺の入試の時は緊張していただけだったのか?まさか織斑先生はこうなることをわかっていて手出しをしなかったのか?

 

「さて小娘どもいつまで惚けている。さっさとはじめるぞ」

 

その前に処罰をくだせ。いきなり攻撃したんだぞ

 

「え? あの、二対一で……?」

 

「いや、さすがにそれは……」

 

「安心しろ、今のお前たちならすぐ負ける」

 

ほう、いきなり負ける宣言か。これは随分と山田先生を信頼しているな。だが、それだけなのか?

 

「では、はじめ!」

 

「手加減はしませんわ!」

 

「さっきのは本気じゃなかったしね!」

 

「い、行きます!」

 

始まったか。織斑先生の言葉は現実になるか?

 

「さて、今の間に……そうだな。ちょうどいい。デュノア、山田先生が使っているISの解説をしてみせろ」

 

「あっ、はい」

 

デュノアが説明をするのか

 

「山田先生の使用されているISは」

 

デュノアが説明を始めた。だがその間にも勝負は進む。あの2人、追い詰められているな

 

「ああデュノア、いったんそこまででいい」

 

結果だけ言うと山田先生が勝った。まさかこれが罰なのか?2対1にもかかわらず無様に負ける様子を見せることが?だとすればかなりエグい

 

「くっ、うう……。まさかこの私が……」

 

「あ、アンタねえ……何面白いように回避先読まれてんのよ……」

 

「り、鈴さんこそ!無駄にばかすかと衝撃砲を撃つからいけないのですわ!」

 

「こっちの台詞よ!なんですぐにビットを出すのよ!しかもエネルギー切れるの早いし!」

 

どっちもどっちだと思うが

 

「さて、これで諸君にもIS学園教員の実力は理解できただろう。以後は敬意を持って接するように」

 

ああ、大いに理解できた。本気を出せば相手を倒すことが容易いということがな

 

「専用機持ちは織斑、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰だな。では九人グループになって実習を行う。各グループリーダーは専用機持ちがやること。いいな? では分かれろ」

 

先生が教えるのではないのか。専用機持ちに教わるとなると、あまり教えてもらいたい奴がいない。そう思っていたら女子共が織斑とデュノアのところに集まった。九人グループはどうした。完全無視か

 

「この馬鹿者どもが……。出席番号順に一人ずつ各グループに入れ‼︎順番はさっき言った通り。次にもたつくようなら今日はISを背負ってグラウンド百周させるからな‼︎」

 

織斑先生の発言により即座にグループができた。よりによってデュノアのグループか。まあいい。さて、他に誰がいるか?

 

「あ、たかたかだ~」

 

「呉島君と一緒の班なんだ」

 

「偶然だね」

 

布仏、鏡、谷本が一緒か。これはまた偶然だな。しかし、布仏のたかたかというのは固定なのか?

 

「お前たちか、本当に偶然だな」

 

「呉島君も教わる立場なんだ」

 

「ああ。ISに関しては俺も初心者だからな」

 

「でも呉島君って入試の時教官を倒したって言わなかった?」

 

「あの時は向かってくるところにカウンターを決めただけだ。実際は一歩も動いていない」

 

「でも~、たかたかってアーマードライダーだからISの操縦も上手なんじゃない~?」

 

「アーマードライダーとISでは大分使い勝手が違う。だからこうして教わるんだ」

 

「へ~」

 

「でも呉島君からも教えてもらいたいな〜」

 

「俺が上手く操縦できるようになったらお前達に教えてやってもいいぞ」

 

「本当に⁉︎やったあ‼︎」

 

何故だろう?この三人にはどうも他の奴より優しくしてしまう。まあ気にすることでもないか

 

「ええと、いいですかーみなさん。これから訓練機を一斑一体取りに来てください。数は『打鉄』が三機、『リヴァイヴ』が二機です。好きな方を班で決めてくださいね。あ、速い者勝ちですよー」

 

こちらの班は打鉄となった。まあ、入試の時使っているから使い慣れているほうがいい。さて、デュノアの指示で始まった。俺の順番は最後だ。まずは装着、起動、歩行か。みんな上手いものだな。デュノアの教え方もあるか

 

「じゃあ最後に呉島君だね」

 

俺まで来たか。まずは問題無く装着と起動は出来た。だが、やはりISは慣れないな。アーマードライダーが使い慣れているというのもあるか

 

「噂には聞いていたけど、呉島君って本当にアーマードライダーだったんだね」

 

いきなり何を言い出すかと思えば、そんなことか

 

「そういう貴様は、何故男の操縦者でありながら今になってここに来た?同じ境遇と言っていたなら俺はおろか織斑よりも前に動かしたことになるが?」

 

「⁉︎え、えっと、それは……」

 

「もしそうだったら、お前が世界初の男性操縦者で世界が黙ってるわけないだろ」

 

「そ、それはね、僕の父の会社が報道規制させたからだよ!」

 

「会社だと?」

 

「う、うん。デュノア社っていう会社なんだ」

 

「デュノア社か。ならなぜ報道規制させた?」

 

「そ、それはわかんないなあ」

 

この慌てよう、やはり女と見て間違いないな。プロフェッサーに確認してみるか

 

「ま、今はこんな話はどうでもいい。授業中だからな」

 

「そ、そうだね。じゃあ呉島君、歩いてみて」

 

取り敢えずISで歩行してみたが普通に上手くいった

 

 

 

 

午前の授業は終わった。午後の授業は整備のことだったが、難なく終えた。俺の初IS実習が終わった

 

 

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