アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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何だあれは……?ボーデヴィッヒのISが溶け出したと思ったら、ISがボーデヴィッヒを包みこんでしまった。するとボーデヴィッヒは別の姿になった。だが、あれには見覚えがある。あれは、織斑千冬が現役時代に使っていたIS『暮桜』だ。だが、何故奴は暮桜に……?

 

『非常事態発令!トーナメントの全試合は中止!状況をレベルDと認定、鎮圧のため教師部隊を送り込む!来賓、生徒はすぐに避難する事!繰り返す!』

 

どうやら相当な事態のようだな

 

 

 

 

 

 

アリーナ

 

『非常事態発令!トーナメントの全試合は中止!状況をレベルDと認定、鎮圧のため教師部隊を送り込む!来賓、生徒はすぐに避難する事!繰り返す!』

 

アリーナでも同じく警報が流れた。それを聞いた生徒と来賓は一斉に避難を始めた。だが、そこには避難をしない者たちもいた。それはユグドラシルのメンバーたちだった

 

「何だよあれ?何がどうなってんだよ?」

 

「あれは、ISが暴走したと思っても良いでしょうね」

 

「ISが暴走だと?プロフェッサー、あれは何なんだ?」

 

「今調べてるよ。………ほう、これは」

 

 

 

 

 

 

今、控え室は俺以外全員避難した。布仏に一緒に避難しようと言われたが俺はあえて残った。ここならモニターでアリーナの状況がうかがえるからだ。

 

PPPPPPP

 

俺の携帯が鳴った。プロフェッサーからか。まさかあれが何なのか分かったのか?

 

「プロフェッサーか」

 

『貴虎、あれが何か分かった。あれはVT システムといって、過去のモンドグロッソの優勝者のデータが入っているものだ」

 

「なるほど、だから暮桜の姿をしているのか。つまり今の奴は織斑千冬のデータの塊というわけか」

 

『簡単に言うとそういうことだ。でも今はご覧の有様だけどね。それと、三人を送っておいたから、合流してくれ』

 

「了解した」

 

俺はアリーナへ向かった

 

 

 

 

 

 

 

「あの野郎おおおお‼︎」

 

一夏は怒り狂った様子でVTシステムに向かって行った。だが一夏は簡単に弾き返されてしまった。だがそれをシャルルが救った

 

「離せシャルル!アイツ、ふざけやがって!!」

 

「落ち着いて一夏!」

 

だがそれでも落ち着く様子はない

 

「どけシャルル!邪魔するなお前も」

 

「一夏、いったいどうしたのさ⁉︎」

 

「あれは千冬姉のデータだ。千冬姉の動きだ。あれは千冬姉だけの物なんだよ!」

 

「でも一夏、もうすぐ先生達が来るから一夏がやる必要はないよ!」

 

「俺が『やらなきゃいけない』んじゃない。これは『俺がやりたいからやる』んだ。他の誰かがどうだとか知るか。大体、ここで引いちまったらそれはもう俺じゃねえよ。織斑一夏じゃない」

 

「でも、一夏のSEはもうないよ」

 

「あっ⁉︎」

 

「仕方ないなあ。僕のリヴァイヴのエネルギーを使ってよ」

 

「そんなことができるのか⁉︎」

 

「うん。だから少し待って」

 

シャルルが一夏のISにエネルギーを送る作業を始めた

 

 

ドゴオオン‼︎

 

「「⁉︎」」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はアリーナの前に行くと、そこには既に葛葉、戒斗、光実がいた。俺が合流すると戒斗がいきなりシャッターを蹴った

 

ドゴオオン‼︎

 

こいつ、またやった。今度は蹴り一発でシャッターをぶち破った。俺は一度見ているがやはりこの威力はおかしい。葛葉と光実も空いた口がふさがらないくらい引いている

 

「行くぞ」

 

戒斗の指示で二人が我を取り戻した。本人はこれぐらい普通と思ってるのだろうな。だがこれは普通じゃない

 

俺たち4人はアリーナに入った。デュノアが織斑に何かしているが気にしない

 

「貴虎⁉︎何でお前が⁉︎」

 

「それに、他の3人は……、まさか⁉︎」

 

2人が驚いているが放っておこう。最優先事項がある

 

「行くぞ」

 

俺たちは戦極ドライバーを装着しロックシードを出した

 

『オレンジ!』

 

『バナナ!』

 

『ブドウ』

 

『メロン』

 

空からオレンジ、バナナ、ブドウ、メロンが出現した

 

「「「「変身‼︎」」」」

 

葛葉はロックシードを上に掲げ、戒斗はロックシードを回し、光実はロックシードを突き出し、俺はロックシードを上に投げキャッチした。そしてロックシードは戦極ドライバーにセットしハンガーを閉じた

 

『『『『ロック オン!』』』』

 

俺と葛葉の戦極ドライバーからは法螺貝の音が、戒斗の戦極ドライバーからはファンファーレが、光実の戦極ドライバーからは中華の曲が流れた。そしてカッティングブレードをおろした

 

『『ソイヤッ!』』

 

『カモン!』

 

『ハイ〜!』

 

一斉にフルーツが覆いかぶさった

 

『オレンジアームズ! 花道・オンステージ!』

 

葛葉はアーマードライダー鎧武 オレンジアームズに

 

『バナナアームズ! Knight of Spear!』

 

戒斗はアーマードライダーバロン バナナアームズに

 

『ブドウアームズ! 龍・砲・ハッハッハッ!』

 

光実はアーマードライダー龍玄 ブドウアームズに

 

『メロンアームズ 天・下・御・免!』

 

俺はアーマードライダー斬月 メロンアームズに変身した

 

「なっ⁉︎」

 

「アーマードライダーが、4人も……?」

 

4人で1人を相手にすると集団リンチに見えなくもないが今は非常事態だ。そんなことを気にしている余裕はない

 

「奴の元々のISには相手の動きを止める力がある。もしかしたらこの状態でも使えるかもしれない。気を付けろ」

 

「おお‼︎」

 

「ああ」

 

「わかったよ、兄さん」

 

さて、早いことこいつを倒さなければ

 

「 待て!あいつは俺がやるんだ!」

 

何ふざけたことを言ってるんだ?

 

「何を言っている?こいつは現役時代の織斑千冬のデータの塊だ。貴様ごときが敵う相手ではない」

 

「それがどうした!こいつは千冬姉のデータを勝手に使ってるんだぞ!それを見過ごせるか‼︎」

 

「ふん、貴様の事情など。知ったことではない!は事態を収拾するのが先だ!」

 

「そういう事だから俺たちに任せろ。行くぜ!ミッチ‼︎」

 

「はい!紘汰さん!」

 

俺たちはダンデライナーを展開し乗った

 

 

 

 

 

 

一方、管制室では、千冬と麻耶が教員を出撃させる準備をしていたが、アーマードライダーが登場したことにより手が止まった

 

「新しいアーマードライダーが、2人も……」

 

「一体、アーマードライダーは何人いるんだ……?」

 

 

 

 

 

 

「行くぞ‼︎」

 

まずは鎧武がダンデライナーのバルカンで威嚇射撃をした。だが奴は全て避けた。すると今度は奴が鎧武に雪片で斬りかかってきた

 

「うおっ⁉︎」

 

だが鎧武は無双セイバーと大橙丸を使って防いだ。だが両手を使っているため身動きが取れなくなってしまっていた

 

「紘汰さん!」

 

龍玄がブドウ龍砲で援護射撃をしたことにより鎧武からISを離した

 

「サンキューミッチ!」

 

「行きますよ、紘汰さん!」

 

鎧武と龍玄が敵ISに向かっていった

 

「やあっ‼︎」

 

龍玄はブドウ龍砲を撃った。だが攻撃が全てかわされてしまった

 

「はあァァァ、オラァ‼︎」

 

鎧武は斬りかかろうとしたがこれもかわされてしまった。今度は敵ISが攻撃を仕掛けてきた

 

「なっ⁉︎」

 

「動きが早い⁉︎」

 

確かに早い。その結果2人は奴の接近を許し斬りつけられた

 

「「うわああああ‼︎」」

 

「光実‼︎」

 

2人はダンデライナーから落とされ地面に落ちてしまった。こいつ、強い

 

「ふん、どうやら世界最強のデータは伊達じゃないみたいだな。だが、所詮貴様は力に溺れその力に飲み込まれた弱者だ‼︎」

 

絶対に聞こえてないと思うが

 

 

 

 

 

「一夏、終わったよ!」

 

「よし!うおおおお‼︎」

 

エネルギーの充填が終わった一夏も向かっていった

 

 

 

 

 

「ハアッ‼︎」

 

俺は無双セイバーで斬りかかるが結構避けられている。だが俺も奴の攻撃をメロンディフェンダーで防いでいる

 

「ハッ!」

 

バロンもバナスピアーで攻撃を始めた。相変わらず叩く攻撃をしている。だが最後の攻撃はちゃんと槍らしくついた。だが後ろに避けられてしまった。しかしこれはチャンスだ。後ろ向きで俺に近づいたのだからな

 

「ハアッ‼︎」

 

ようやく攻撃を当てられた。今まで当たらなかったからな

 

「セイッ‼︎」

 

今の俺の攻撃に便乗してバロンも攻撃を当てた。だがそこに

 

「うおおおお!」

 

馬鹿がやってきた。あいつの攻撃はわかりやすすぎる。そのため攻撃が避けられた

 

「くそっ!」

 

「おい、お前がきても無駄だ。大人しく引き下がれ」

 

「黙れ!こいつは俺がやる!」

 

この後に及んでまだそんなことを言うのか

 

「俺たちはこの事態を早く収拾するために戦っている。貴様のような個人の感情で来るやつがいても邪魔なだけだ」

 

「なんだと⁉︎」

 

「そういうことだ。さっさと失せろ!」

 

するとバロンは織斑をバナスピアーを使って叩き落とした

 

「うわああ‼︎」

 

「一夏、大丈夫⁉︎」

 

「あ、ああ…」

 

「おい戒斗!ちょっとやり過ぎなんじゃないか⁉︎」

 

「知るか!」

 

「紘汰さん、今はあれを倒すのが先決です」

 

「そうだな。よし!」

 

鎧武はオレンジロックシードを外し別のロックシードを解錠した

 

『イチゴ!』

 

今度はイチゴが現れた。鎧武はイチゴロックシードを戦極ドライバーにセットしハンガーを閉じた

 

『ロック オン!』

 

再び法螺貝の音が鳴り響いた。そしてカッティングブレードを下ろした

 

『ソイヤッ!』

 

イチゴの先端が開いてから鎧武に覆いかぶさった

 

『イチゴアームズ シュシュッと・スパーク!』

 

鎧武はイチゴアームズにアームズチェンジした

 

「行くぜ!」

 

鎧武は高くジャンプした

 

「オラァ‼︎」

 

鎧武はアームズウェポンの『イチゴクナイ』を敵ISに投げ、ぶつけた。流石に急に目の前に現れて反応出来なかったのだろう。ぶつかったイチゴクナイは爆発した

 

「今だ‼︎」

 

地上に降りた鎧武はイチゴロックシードを無双セイバーにセットした

 

『ロック オン! 一・十・百! イチゴチャージ!』

 

「はあああ、セイハー‼︎」

 

『クナイバースト』が発動し無双セイバーから無数のイチゴクナイを模したエネルギー弾が発射された。エネルギー弾は敵ISの上まで行くと雨のように降り注いだ

 

『ハイ〜ブドウスカッシュ‼︎』

 

「はあああ、ヤアッ‼︎」

 

今度は地上にいる龍玄がドラゴンショットで無数の弾丸を放った。敵ISはクナイバーストとドラゴンショットの攻撃から避けることが出来ずに全てくらっている。これはチャンスだ

 

『カモン バナナスカッシュ!』

 

「はあああ、ハアッ!」

 

バロンはスピアビクトリーを発動し、敵ISの背中を突いた。そして俺の所に飛んできた。俺はすかさずメロンロックシードを無双セイバーにセットした

 

『ロック オン 一・十・百! メロンチャージ!』

 

「はあああ、ハアッ‼︎」

 

俺は無双セイバーで敵ISを斬りつけた。するとISの中からボーデヴィッヒが出てきた。これはVTシステムとやらから解放されたと言うべきか。だがこのままでは地面に落ちてしまう。間に合うか⁉︎

 

「ラウラーー‼︎」

 

まさか織斑が落ちてくるボーデヴィッヒを救うとは。まあ何はともあれ、事態は収束した

 

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