アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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俺たちはVTシステムとやらを倒して変身を解き立ちすくんでいた

 

「いやー、なんとか倒せたな。あれに乗っていた奴も無事みたいだったし」

 

葛葉はそう言って安堵している

 

「そうですね。いくらデータと言っても、なかなか手強かったですからね」

 

光実が言うように、世界最強と言われている織斑千冬のデータは強かった。だが、あれはデータに過ぎないが、実際の強さはどうなのだろうか?

 

「この学園はどうなっている?行事がある度に何か厄介事が起きているぞ」

 

「俺に言われても困るんだが」

 

「まあ今はそんなこといいじゃないか。無事に事がすんだんだ。ゆっくりしようぜ」

 

「そうですよ2人共。休むことも大事ですから」

 

「ああ、そうだな」

 

早くプロフェッサーに報告して部屋に戻って休むとするか。と、思っていたが……

 

『呉島、その3人と一緒に管制室まで来てくれ。これは命令だ」

 

どうやら別の意味で面倒事が起こりそうだ

 

「だそうだが、お前達、どうする?」

 

「呼び出されたんじゃあ、行くしかないんじゃないか?なあミッチ」

 

「そうですね、ここは行ったほうがいいかもしれませんね」

 

「戒斗は?」

 

「あまり気乗りはしないが、仕方がない。行ってやる」

 

全員が了承した。決まりだな

 

「よし、行くぞ」

 

俺たちは管制室へ向かった

 

 

 

 

 

管制室に着いた俺達は中に入ると織斑千冬と山田先生が中で待っていた

 

「来たか呉島」

 

「今度は何の用だ?報告だけなら俺だけでもいいはずだ。3人も一緒に呼ぶなど、一体何を考えている?」

 

「おい貴虎、そんな言い方することないだろ」

 

「葛葉、まずお前は黙ってろ」

 

「はい、すみません……」

 

戒斗が葛葉を黙らせた

 

「礼を言いたい。ラウラを助けてくれた事を感謝する」

 

「いや、俺たちは当然のことをしただけですよ。なあミッチ」

 

「はい」

 

「おい」

 

「「すみません……」」

 

今度は葛葉だけじゃなく光実も黙らせた

 

「言っておくが、俺はあいつを助けたわけじゃない」

 

「何?」

 

「では、どうして……?」

 

「あいつを放っておくと被害が広がる。それを防ぐために戦った。あいつが助かったのはただの偶然だ」

 

「…そうか…。だがしかし、私は避難命令を出したはずだが、なぜ非難しなかった?あの場は教員たちで対処すると言ったが」

 

「ふん、だったら何故もっと早く出てこなかった?貴様らの対応が遅かったから俺たちが出たんだぞ。まさか貴様ら、非常事態を想定していなかったわけではあるまいな?」

 

「「……」」

 

戒斗の問いに2人は答えられない。これじゃあの時の二の舞だ

 

「ふん、もっと迅速に対応できるようにするんだな」

 

「……すみません。またあなたたちを頼ることになるとは……」

 

「別に貴様に頼られる筋合いはない。俺たちは非常事態に対処しただけだ。貴様らこの学園の教員たちが頼りないばかりにな」

 

「おい戒斗、そんな言い方することないだろ。この人だってどうにかしようとしてたんだから」

 

「いいえ、身に染みて実感しました」

 

「それだけなら俺たちはもう行かせてもらうぞ」

 

「待ってくれ呉島、アーマードライダーは一体何なんだ!?」

 

「あの時プロフェッサーが言っていたのを聞いていなかったのか?俺たちの自衛用だ」

 

「そうですよ、僕の場合は貴虎兄さんがいないのをいいことにISが襲撃してきましたからね。これのおかげで追い払うことが出来ましたけど」

 

「兄さんだと?」

 

「はい、僕は貴虎兄さんの弟です」

 

表向きはアーマードライダーはユグドラシルの自衛用だ。表向きは

 

「こんな子供までがアーマードライダーだと……」

 

「アーマードライダーがいると何かまずいことでもあるというのか?」

 

「あなた達は人殺しと言われても平気なのですか!?」

 

「そんなのは勝手に言っているだけだ。気にする必要などない」

 

「俺はあまりいい気分じゃないけどな。ミッチは?」

 

「僕は別に何とも」

 

「これ以上アーマードライダーの詮索はするな。こちらが迷惑だ。もう用はないだろ。行くぞ」

 

俺たちは管制室を後にした

 

 

 

 

 

 

 

後でプロフェッサーから聞いた話だがVTシステムは使用が禁止されているみたいだった。そんな物を積み込むとは、ドイツも馬鹿だな。それに、トーナメントは1回戦はすべて行うとのことだった。俺と布仏は勝った。特に大した勝負ではなかったが。それと大浴場が使えるようになったらしいがどうでもいい

 

 

 

 

 

 

 

「……今日はみなさんに転校生を紹介します。けど紹介は既に済んでいるといいますか……」

 

転校生だと?だがこの言い方だと…、あいつか

 

「シャルロット・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします」

 

やはりデュノアか。しかし、何故いきなり男装を辞めた?

 

「ええと、デュノア君はデュノアさんでした。……はぁぁ……また寮の部屋割りを組み立て直す作業がはじまります」

 

山田先生、お疲れ様です

 

「え?デュノア君って女の子……?」

 

「美少年じゃなくて美少女だったのね」

 

「って、織斑君、同じ部屋だったから知らないってことは」

 

「ちょっと待って!昨日って確か、男子が大浴場使ったわよね!?」

 

「「呉島君⁉︎」」

 

「たかたか〜⁉︎」

 

あの3人が一斉に俺を見てきた

 

「俺は大浴場には行っていない」

 

何とか3人を落ち着かせた

 

「一夏ぁっ‼︎死ね‼︎」

 

何故ここに凰が来る?しかもISを纏っている。また面倒事を起こす気か。仕方が無い。こいつは一度黙らせてやる。と、思っていたが、そこにボーデヴィッヒが現れ織斑を助けた

 

「ラ、ラウラ⁉︎」

 

あいつが織斑を助けるとは、どういう風の吹き回しだ?

 

「助かったぜ、サンキュ――むぐっ!?」

 

……何故キスをした?

 

「お、お前は私の嫁にする!決定事項だ!異論は認めん!」

 

「……嫁?婿じゃなくて?」

 

「日本では気に入った相手を『嫁にする』と言うのが一般的な習わしだと聞いた。故に、お前を私の嫁にする」

 

こいつはもうだめだ。俺は改めてこいつらと関わりたくないと誓った

 

 

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