アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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その頃、旅館では

 

「遅い」

 

千冬は貴虎が中々戻って来ないことに苛立っていた。そう簡単には来ないとは思っていたがさすがに遅すぎると思った

 

「一体何をしているんだ?幾ら何でも遅すぎる」

 

どうやらラウラも同じ事を考えていたようだ

 

「あの偉そうな奴の事だから愚痴愚痴言ってるんじゃないの?」

 

「でも、それだけじゃない気がする」

 

「いやな予感がしますわ」

 

 

 

 

 

 

「はああああ!」

 

篠ノ之は相変わらず剣2本で攻撃してくるが、俺は避け続ける。一先ず距離を取りたい

 

「このっ!逃げるな!」

 

別に逃げてるわけではないのだがな。よし、この位離れれば充分だ

 

『スイカ!』

 

空から巨大なスイカが現れた

 

「何⁉︎」

 

『ロック・オン! ソイヤッ! スイカアームズ! 大玉・ ビッグバン!』

 

スイカアームズになったわけだが、まずはこのままだ

 

「そんな物に入っただけか!」

 

攻撃しているのはわかる。だが、このスイカが攻撃を弾いている。すごい頑丈だな

 

「箒、あれは気をつけろ!」

 

「えっ⁉︎」

 

やはりあの時見ていたのか

 

『ヨロイモード!』

 

「何っ⁉︎」

 

「ハアッ!」

 

俺はスイカ双刃刀を使い攻撃した

 

「ぐああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

その頃のグリドン、黒影、ブラーボは

 

「今だグリドン!」

 

黒影が福音を羽交い締めにしていた

 

「ドッカン!ドッカン!」

 

グリドンは黒影がおさえている間にドンカチで福音の腹部を殴った

 

「ナイスグリドン!凰蓮さん!」

 

「はあ!タアッ!」

 

続けてブラーボが斬撃を決めた。グリドン、黒影、ブラーボは見事な連携(?)プレーで確実に福音を追い詰めていた

 

「さあ、相手は弱っているわ!決めるわよ!」

 

「はい!」

 

3人は福音を囲んだ

 

「ん?凰蓮さん、ちょっと待ってください!」

 

グリドンは何かに気がついた

 

「ちょっと、どうしたのよ⁉︎」

 

「船がいるんです!」

 

「何言ってんだグリドン⁉︎こんな所に船なんているわけ……何で船がいるんだよ⁉︎」

 

確かにそこには船があった

 

「くっ、困ったわね…」

 

 

 

 

 

 

俺は今ヨロイモードのままでいるがあまり動いていない。スイカが頑丈で篠ノ之の攻撃を全て弾く。それに、あいつは段々イラついているのがわかる。せっかく手に入れた力が使いこなせていない。いや、使いこなせていると思い込んでいるが、それが通じていないと思っているのか。やはりこいつは専用機を手にするべきではなかったな

 

「くそっ、何故だ⁉︎何故こんな奴相手に……」

 

「そんな事もわからんとはな。それでよく専用機を使おうと思えるな」

 

「なんだと……?」

 

「これで終わりだ」

 

最後に一撃を入れよう。ん?凰蓮達、どうした?通信を入れて来るとは

 

「おい、どうした?」

 

『ワテクシ達が戦ってる所に船があるのよ』

 

「船だと?だがその海域はすでに封鎖されているはずだ……まさか、密漁船か?」

 

『おそらくそうね。見るからに怪しい船ですもの』

 

「俺も向かう」

 

『お願いするわ。今誰かと戦っているのであれば放っても構わないわ』

 

「わかった。それまで持ちこたえてくれ」

 

『ジャイロモード!』

 

スイカアームズをジャイロモードに変え、凰蓮達の所へ向かった

 

 

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