俺はスイカアームズをジャイロモードに変え飛行しているが、凰蓮達のダンデライナーの速さを見た後では遅く感じてしまう。だが、これが今の俺が持っている物で一番速い。俺もプロフェッサーにロックシードの改造を頼むことにしよう。それよりも今は凰蓮達の所に早く着かなければ
「箒、大丈夫か⁉︎」
「ああ。一夏、あいつを追うぞ」
「でもお前……」
「私は大丈夫だ。さあ、私に掴まれ。行くぞ」
「あ、ああ」
箒と一夏は貴虎を追った
グリドン、黒影、ブラーボは
「こいつをここから引き離せばいいのに、すばしっこくてできない!」
グリドンはそう言いながら福音を密漁船から遠ざけようとしているがうまくいかない
「随分とイラつかせてくれるぜ!」
黒影はもうイラついている
「落ち着いて!そんなんじゃやられるわよ!」
「そんなことは!」
「わかってますけど!」
グリドンと黒影は密漁船に気を使っているため本気を出せないうえに、福音が速く動くため徐々に荒くなっていった
「白いお方も来るからがんばりなさい!」
「「はい!」」
「あれか」
ようやく見えた。あれが福音か。確かに速い。今の俺の持っているロックシードでは到底追いつけるものではない。やはり俺のロックシードもプロフェッサーに改造してもらう方が良さそうだ。それに、あの船が凰蓮の言っていたやつか。やはり密漁船と見て間違いない。あの船のせいで本気を出せていない。速く援護に回らなければ
「ハアッ!」
俺は福音の下に回りスイカアームズのバルカンで攻撃した
「白いお方が来たわよ!」
「お前達、大丈夫か⁉︎」
「一応大丈夫だけど!」
「見ての通りだ!」
ふむ、どうやら福音は予想以上に速いらしいな
「さっきまでは同じくらいの速さだったんだけどな!」
あの船のせいで迂闊に動けないのか
「ここから遠ざけられないのか?」
「やろうとしてたわよ。でもうまくいかないのよ」
これは厳しいな
「ならここで戦うしかない。下の衝撃は俺が防ぐ」
「わかったわ。坊や達、聞いたわね!」
「はい!」
「わかりました!」
……キュイーン……
何だこの音は?まさか⁉︎
「一夏、見えたぞ」
「ああ!」
あいつら、追って来たのか⁉︎あのまま引き下がると思ったが、くそっ!
「グリドン、何だよあいつら⁉︎」
「俺に聞かれてもわかんないよ!」
「ちょっと、ここはアマチュアが来る場所じゃないわよ!」
「アマチュアだと⁉︎」
「ここは戦場だ!半端な覚悟で来る所ではない!」
「覚悟ならある!」
「ならその覚悟を見せてみろ!」
「一夏、やれ!」
「待て箒、あそこに船がある!そういえばさっき貴虎が密漁船って言ってたっけ、あれのことか!」
「そんな奴らは放っておけ!今は倒すのが先だ!」
こんな時に何を言い合ってるんだあいつらは!今度はあいつらに向けて光弾を放ったか。しかも丁度密漁船がある。早く行かなければ!と思ったら織斑が密漁船を庇った。ほう、やるな
「一夏、そいつらは犯罪者だぞ!何故そんな奴ら庇うんだ⁉︎」
「箒、そんな事言うなよ……。犯罪者でも人間なんだぞ……」
「ぼうっとしている暇はないぞ!」
それと同時に俺は攻撃をしたがやはりスイカではあいつの速さに追いつく事ができない。やはり凰蓮達に任せるしかないのか?
『マツボックリスカッシュ!』
黒影がマツボックリスカッシュを発動した
「うおおおお!」
黒影はダンデライナーからジャンプして福音目掛けて影松で突き刺そうとするが外した。黒影はダンデライナーに救われた
「くそっ!」
黒影の攻撃でもダメか。なら俺の攻撃が当たるわけがない。俺はサポートに徹しよう。だが福音は光弾を乱れ撃ちした。グリドン、黒影、ブラーボは光弾を避けたり弾いたりしている。だがあの密漁船はまだこの戦闘域から出ない。遅すぎるぞ!仕方ない、俺は急いで密漁船の所へ行った
『ヨロイモード!』
空中でヨロイモードになり、俺はスイカ双刃刀で光弾を弾いた。だが
「箒いいい!」
篠ノ之の奴、何故棒っと突っ立っている⁉︎あのままじゃ光弾を全て喰らうぞ!織斑は、まさか⁉︎
「ぐああああ‼︎」
「っ⁉︎一夏⁉︎」
今更気付くな!篠ノ之を庇った織斑は光弾を全て喰らいISが解除された。そしてそのまま落下して行く。仕方ない奴だ!どうにか落下して行く織斑を救ったが、死にかけている。だがこいつは、身を呈して篠ノ之を守った。あの時よりも成長が見られる。だが、守るのはいいが、もっと大事な事がある。それは、自分も生き延びることなんだぞ!