「たかたか〜、こっちこっち〜」
「おい布仏、一体どこに連れていく気だ?」
俺は今布仏に何処かに連れて行かれている。何でもかんちゃんとやらに会わせたいそうだ。確かにこの間紹介するとは言っていたが、更識の人間であるのならば警戒しなければならない
「着いたよ〜」
ここは
「整備室?」
どうやら整備室に連れて来られていたみたいだ。しかし、何故こんな所に?まさか、ここにいるのか?
「かんちゃ〜ん、入るよ〜」
おい、許可はもらっていないがいいのか?布仏はそんなこと気にせず勝手に整備室に入ってしまった
「本音……?どうしてその人が?」
俺も整備室に入ると、そこには何やら作業をしている1人の女子生徒がいた。一体何をしているんだ?
「布仏、あいつがお前の言っていた……」
「そうだよ〜、この子がかんちゃんだよ〜」
「フルネームを聞きたいのだが……」
「……更識、簪……」
随分と落ち着いている奴だな。布仏、谷本、鏡に次いでまともな部類かもしれん
「俺は呉島貴虎だ。いきなりで悪いが聞きたいことがある」
「……何?」
「お前の苗字は更識と言ったな。ということは暗部の人間なのか?」
「その事は言わないで!」
この反応は暗部の家系の人間と見て間違いないだろう。だが、何故そこまで過剰な反応をしたんだ?これは気にすることではないか
「では、お前は今ここで何をしているんだ?ISの整備か?」
「……違う……」
「では、何を?」
「……あなたには関係ない……」
これはあまり人と関わりたくないタイプの人間だな。だが、こいつの気持ちはよくわかる。ならあまり深く突っ込まない方がいい
「かんちゃんは専用機を作ってるんだよ〜」
「本音⁉︎」
「専用機を?」
こいつ、専用機を作ろうとしてるのか?
一方その頃、一夏、箒、セシリア、鈴音、シャルロット、ラウラが何故か一緒に行動しており、寮に行こうとしていた。ちなみに周りには他の生徒は誰もいない。すると
「何だよあれ?」
一夏が何かを見つけた
「一夏、どうしたんだ?」
「あれ見ろよ」
一夏が指を指した方向には謎の裂け目があった。その裂け目の奥には森が続いている
「何なんですの…あれは?」
「何で森が見えんのよ⁉︎」
「でもこれって、何かに似てない?」
「ああ。アーマードライダーが変身する時に出てくるのと似ている」
「……とにかく行ってみようぜ。もしかしたら何かわかるかもしれない」
すると一夏は裂け目の奥にある森に向かって行った
「待て一夏!」
他の5人も釣られて行ってしまった。そして6人は裂け目の中に入ってしまった。