アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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俺が教室に行こうとするとすでに昨日のことが学園全体に広まってしまった。他の奴にも見られていたか。これは不覚だった。もしここの生徒がクラックを見つけ入ってしまったら……。そんな事態にならない為にも俺がやらなければならない。しかし、気まぐれに現れるクラックを俺1人で対処するとなると難しいだろう。だが、やるしかない

 

教室に入って席に着いたはいいものの、他の連中が俺を見ている。やはり『アーマードライダーが怪物と戦っている』という話は聞いているものだな。それにこの学園にいるアーマードライダーは俺だけ。こうなるのは当然か。そして案の定教室にいた織斑達が寄ってきた。やはり凰もいる

 

「おい貴虎、昨日のあれは何だよ⁉︎」

 

やはりそのことか。こんな所で大声で言うな。ここは、仕方が無い

 

「昨日のあれ?何のことだ?」

 

「なっ⁉︎お前!」

 

「ふざけるな!私達の前で変な化け物と戦っていただろう!」

 

「言っていることがよくわからないんだが?」

 

この誤魔化し方には無理がある。だがこうするしかない

 

「とぼけないでください!噂はもう広まっているのですよ!」

 

「そうよ!あたし達襲われそうになったんだから!」

 

「夢でも見ていたんじゃないのか?」

 

やはり無理がある。いや、無理しかない

 

「どうしてそういうことを言うの⁉︎それに、忘れろって言ったのは君だよね!」

 

「そうだ!あの裂け目と森、化け物は何なのだ⁉︎」

 

「壮絶な寝ぼけ方だな。夢と現実がごちゃごちゃになっているのか?だったら就寝時間を早くすることをお勧めするぞ」

 

だんだんこの言い方も面倒臭くなったな

 

「貴虎!お前いい加減に!」

 

ガシッ!

 

『⁉︎』

 

俺は今織斑の胸ぐらを掴んだが、これが手っ取り早いな

 

「いい加減にするのはお前達だ。こんな教室でペラペラと。あれには二度と関わるな。そして忘れろ。それでも関わると言うのなら、容赦しないぞ」

 

最初から脅せば良かった。結構威圧させたつもりだが、織斑だけでなく教室にいる奴ら全員が無言になっている。悪い事したな

 

キーン コーン カーン コーン

 

丁度チャイムが鳴った。もうこんな時間になっていたのか。それと同時に織斑達がそれぞれ自分の席に座り、凰が2組に戻った。すると谷本、鏡、布仏が来た

 

「呉島君、どうしたの?」

 

「いつもより雰囲気違ってたし」

 

「たかたか怖かったよ〜」

 

「すまないな。だが、お前達を心配させるわけにはいかない。あの話のことは忘れてくれ。噂のこともな。頼む。それより、先生が来るぞ。お前達も席に着け」

 

「う、うん……」

 

お前達にも知られるわけにはいかない。それがお前達のためであるんだ。先生達が来たか

 

「みなさん、おはようございます。何やら噂が広まっているようですが、みなさんは気にせずいつも通り過ごしてください」

 

山田先生の言うとおり、気にしないでほしい。その噂が広がりすぎると、動き辛くなる

 

その後色々話してSHRは終わった。が

 

「呉島、話がある。来い」

 

案の定織斑千冬に呼び出された

 

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