アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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終業式とSHRも終わり晴れて明日から夏休みだ。しかしこれと言った予定があまりない。ユグドラシルであのテストを行うくらいだろうか。後は実家に帰省するくらいだな。しかし、頻繁にユグドラシルに行っているものだから帰省という実感がわかない。とは言うものの久しぶりの我が家になる。深く考えるのはやめよう

 

「ねえ呉島君」

 

「谷本か。どうした?」

 

「夏休み中何か予定入ってる?」

 

「一応予定は入っているが、本の少しだけだ。休みの大半は何の予定も入ってない」

 

「じゃあ今度4人で何処か遊びに行こうよ」

 

「何処かって、どこだ?」

 

「それはまだ決めてないけど、私達で考えておくよ」

 

ふむ、まあ特に予定が入っていないから大丈夫か

 

「そうか、では予定が決まったら教えてくれ。携帯にでも連絡してくれれば助かる」

 

「うん、じゃあ決まったら教えるね」

 

さて、今度はどこに行くことになるだろうか?最初は臨海学校の買い物。次は俺がシャルモンに連れて行った。まあ、あいつらに期待しよう。先ずは部屋に戻るとしよう

 

 

 

 

 

部屋の前についた。部屋に入ると、そこには先客がいた。あいつは……

 

「お帰りなさい。呉島貴虎君」

 

「貴様は、更識楯無か」

 

「そうよ。よろしくね」

 

そう言って持っている扇子を広げると『よろしく』と書かれていた。そんなことはどうでもいい。何故あいつが俺の部屋にいる?鍵はちゃんと閉めた筈だが、マスターキーを使って部屋に入ったのか?

 

「それで、生徒会長の貴様が人の部屋に勝ってに入るとは、一体俺に何の用だ?」

 

「あなたと少し話がしたいと思ったのよ」

 

「話?」

 

「ええ。アーマードライダーと怪物が戦っていたという噂の話をね」

 

そのことか。噂は完全に消滅したと思っていたが、やはりそういう訳にはいかないらしい

 

「それがどうした?まさか今更その噂のことを言及するのか?」

 

「生徒会長として噂でも見過ごせないのよ。アーマードライダーであるあなたなら真実を知っているはずよね?」

 

……こいつにも誤魔化しは効きそうにない。いや、効く訳がないか

 

「あの噂は本当だ。詳しいことは織斑千冬に話してある。話を聞くのであれば織斑千冬に聞け」

 

「あなたに話してもらうわ。噂が本当なら、あの怪物は何なの?」

 

「織斑千冬にも言ったがそれについては一切話す気はない。暗部の人間であるお前には、尚更な」

 

「そんなに知られたくない事なら、余計に知りたくなっちゃうわね。ユグドラシルは全てを知っているのね?」

 

「ユグドラシルの事を調べようとしても無駄だぞ。篠ノ之束と同等かそれ以上かもしれない天才がいるからな。お前では敵わない」

 

「それを聞くだけで無理な気がするわね……」

 

「なら話はもう終わりだ。早く俺の部屋から出ていけ」

 

「まだ話はあるわ」

 

まだあるのか

 

「……なんだ?」

 

「あなた、この前簪ちゃんと話をしたのよね?」

 

簪、あいつか

 

「ああ」

 

「簪に何かしたら、許さないから!」

 

……………は?

 

「おい、どういう意味だ?」

 

「話は以上よ」

 

そう言って俺の部屋から出て行った。何だったんだ、最後は?

 

その後俺は帰省の準備をした

 

 

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