俺は実家に帰ってきた。久しぶりの我が家だ。早速俺は家に入った
「お帰りなさい、兄さん」
光実が出迎えた
「ただいま、光実」
「どう、久しぶりの我が家は?」
「改めて思うが、この家は広いな。学園の寮に慣れたせいか、それが今になって実感する」
俺の家ははっきり言ってしまえば豪邸だ。門から玄関までが長い。家も大きい。そして家の中も広々としている。こんなに大きい家だというのに、俺と光実、そして父と母の4人で住んでいるのだから、なんだかもったいない気がする
「やっぱりそう思うんだね。僕も友達の家に行ってから帰ってくると、広すぎるって思うよ」
光実も同じ事を思っていたみたいだ
「そうか。父さんと母さんは?」
「父さんと母さんは、今日は仕事で遅くなるか、帰ってこれないらしいよ」
「そうか。よし、そろそろ昼だな。折角だから食事にでも行くか?」
「いいの?」
「ああ。まあ俺は今ラーメンを食べたい気分なんだがな」
「わかった。じゃあ準備するね」
その後俺たちは普通にラーメン屋に行き普通にラーメンを食べ普通に帰ってきた。そして夜になり、俺は自分の部屋で荷物を整理していた。その時
『PPPPPP』
電話か。谷本からか。予定が決まったのか?
「俺だ」
『もしもし呉島君?時間大丈夫?』
「ああ。予定が決まったのか?」
『うん。今度の金曜日なんだけど大丈夫?』
「ああ、問題ない。で、どこに行くことになったんだ?」
『遊園地に決まったよ』
遊園地か。小学生以来行ってないな
「遊園地か、いいぞ。それで、集合場所と時間はどうなっている?」
『えっと、呉島君はもう帰省したんだよね?』
「ああ」
『駅って近い?』
「駅か、遠くはないな」
『じゃあ10時に駅のステンドグラスがある所でいい?』
「10時に駅のステンドグラスがある所か。わかった」
『うん。じゃあまた金曜日でね』
「ああ。金曜日に会おう」
『呉島君、おやすみなさい』
「ああ、おやすみ」
電話が切れた。さて、光実に今度の金曜日に出掛けることを言っておかなければな。リビングに行ってみるか。リビングに行くと光実がテレビを見ていた
「光実」
「兄さん、どうしたの?」
「今度の金曜日に、クラスの友人達と出掛けることになった。もしその日お前が予定が入っていなければ留守番を頼みたい」
「今度の金曜日?その日僕は学校と塾の夏期講習があるから留守番は無理かな」
「そうか」
「でも兄さんも出掛けるんでしょ?」
「ああ」
「ちゃんと戸締りをしていれば大丈夫だと思うよ。一応防犯システムもあるし」
「それもそうだな」
「所で、兄さんはどこへ行くの?」
「遊園地に行くことになった」
「へえ、遊園地に行くのって久しぶりじゃない?」
「ああ、小学生以来だ」
「それで、クラスの友人って、もしかして買い物に行くって言った時の女の人3人のこと?」
「ああ、IS学園だからな。友人ができるのであれば自然に女になる」
「あの織斑一夏って人は?」
「あいつは違う」
「そ、そうなんだ……。でも兄さんが女の人達と出掛けるなんて、本当に珍しいよね」
「ああ。最近自分でもそう思い始めてきた所だ」
「兄さんはその人達の事をどう思ってるの?」
「そうだな、女尊男卑の風潮に囚われずにしっかりしているいい奴らだ。本当にあいつらは俺の良心だ」
「……そういう意味じゃないんだけど」
「じゃあ、まさかと思うが恋愛対象というんじゃないだろうな?」
「そうだよ。どうなの?」
「ふむ……、友人としてあいつらのことは好きだ。しかし恋愛対象としてか……。考えたことがなかったから難しいな」
「兄さんはそういう事に関しては興味なかったから仕方ないね。金曜日は楽しんでね」
「ああ」
あいつらを恋愛対象か。あいつら自身は俺のことどう思っているんだろうな?