メリーゴーランドを乗り終えた俺たちは次はどうするかと考えた時に昼食にしようという結論に至った。という訳で俺たちはフードコートに向かっている
「すまない、少しトイレに行ってくる。お前たちは先に行っていて構わんぞ」
「じゃあ先行ってるね」
あいつらは先に行った。俺は早くトイレを済ませよう
トイレを済ませ俺はフードコートに向かった。あいつらはどこにいるかな?いた。もう並んでいる。俺も早く並ぼう
俺が並ぼうとした時、3人に数人の男共が近づいた。見るからにガラが悪い。まさかあいつらをナンパする気じゃないだろうな
「ねえ、俺たちと一緒に食事どう?」
「えっ?」
「わ、私達は他の人と一緒に……」
「いいじゃん別に。俺たちと食事しようぜ」
典型的なナンパだ。本当に見かけるとは思わなかった。しかし、この世の中でよくナンパをしようと思ったんだ?今の世の中では牢獄にぶち込まれる可能性だってあるぞ。ある意味尊敬に値する。しかし、これとそれとは話は別だ。あいつらが困ってるのが見てわからないのか
「おい」
「あ?何だてめえ?」
「こいつらは俺の連れだ。ここは引いてもらう」
「ガキが、舐めたこと言ってんじゃねーぞ!」
殴りかかって来たが俺は普通に受け止めた。そしてその手を強く握った
「痛てててて!」
痛がっているが気にしない。こいつらをナンパしようとした貴様達が悪いんだ
「聞こえなかったか?こいつらは俺の連れだ」
「てめー!」
別の奴が殴って来たが俺はもう片方の手で受け止め握った
「痛ってー!」
こいつも痛がっているが気にしない
「ここで騒ぎを起こしたくない。さっさと失せろ」
「チッ、行くぞ!」
やっと離れてくれた。何でああいう奴らが出てくるのだろうか?
「お前たち、大丈夫か?」
「あ、ありがとう呉島君」
谷本が礼を言った
「うん。大丈夫だよ」
鏡は大丈夫と言ってくれた
「たかたかかっこよかった〜」
布仏がかっこよかったと言った
「気にするな。お前たちが困っているのを見過ごせなかっただけだ。大した事ではない」
「「「///」」」
急に3人共頬を赤らめた。ちょっと待て。ここでそういう事はやめろ
「お、お前たち、後ろが詰まるぞ。前に進むぞ」
そう言っても動いてはくれたが無言だ。頼む。いつものお前たちに戻ってくれ
どうにか昼食を食べ終えた。次は何に乗るかの話になり、食後だからと観覧車に乗る事になった。それがいいだろう。という訳で俺たちは観覧車に乗った。ちなみに俺の隣は谷本、目の前に鏡、その隣が布仏だ。しかし、今更だが4人中3人が女。こんな密室に男1人と女3人。なんだか不思議な感覚だ。それに少し気まずい。いや、ここは耐えろ。耐えるんだ
観覧車が上がって来た。景色も見えてきた。その中にユグドラシルタワーが見える
「呉島君ってたまにあそこに行くんだよね」
谷本が聞いてきた
「ああ」
「ユグドラシルタワーって中はどんな感じなの?」
今度は鏡が聞いてきた
「基本は普通のオフィスと一緒だ。他にも、研究室や、工場などもある」
「行ってみたいな〜」
布仏がそう言った。ユグドラシルタワーは基本は中には入れないものの、特徴的な形状から人気の観光スポットだったりする
「私も行ってみたい!」
「私も!」
まさかこの2人も行ってみたいと言うとは。ふむ、どうするか?機密事項の溜まり場と言っても過言ではない場所だからな。しかし、こいつらの頼みだ
「そうだな、一応確認をとってみる。OKがもらえたら連れて行こう」
「「「本当⁉︎」」」
「ああ。後で聞いてみる。もしかしたら、許可がもらえない可能性もあるから、そこは許してくれ」
「うん。いいよ」
どうやらわかってくれたみたいだ
どうやら観覧車が1周したみたいだ。俺たちは観覧車を降りた
その後俺たちは色々なアトラクションに行った。絶叫系では布仏の隣に俺がいるということが定着した。それに谷本と鏡は何だか不貞腐れている感じだったが許してくれ。そしてゆったり系にも乗りそれなりに楽しめた
そして日が暮れて俺たちは遊園地を出た
「楽しかったね!」
「うん!今日は楽しかった、」
「また遊びに行こう〜」
3人が各々の感想を言った
「ああ、今日は楽しかった。こんな楽しい日は実に久しぶりだ。皆、ありがとう」
「「「///」」」
……そんな大した事を言ってないのに何故赤らめる?
「じゃあ帰ろう!」
俺たちは駅に戻り解散した。あいつらも今日は実に楽しそうだった。この幸せを守るために俺は、戦う