アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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夏休みも終わり二学期が始まった。今回の夏休みが人生で一番充実していたといっても過言ではない。まさかIS学園の夏休みが一番充実するなど自分でも思わなかった。そして今日、今の時間は全校集会だ。内容は学園祭のことらしい。学園祭の概要くらい担任を通じてHRの時にでも伝えればいいと思うのだが、全校集会を行うくらいということは規模が大きいということなのだろう。だが、どれくらい規模が大きいのだろうか?IS学園の学園祭だから結構大きいのだろうな

 

「それでは、生徒会長から説明をさせていただきます」

 

生徒会長から?こういう行事は実行委員が説明をするのではないのか?まさか全て生徒会が受け持つことになってるのか。しかし、生徒会長というと、更識楯無か

 

「やあみんな、おはよう」

 

あいつを見るのも2度目だ。やはり他とは違う雰囲気がある

 

「さてさて、今年はいろいろと立て込んでいてちゃんとした挨拶がまだだったね。私の名前は更識楯無。君たち生徒の長よ。以後、よろしく」

 

よくよく考えればあいつは2年だ。IS学園の生徒会長は学園最強の称号と言ってもいい。3年を飛び越して2年が生徒会長。暗部の当主は伊達じゃないということか

 

「では、今月の一大イベント学園祭だけど、今回に限り特別ルールを導入するわ。その内容というのは」

 

特別ルールだと?そんなことを言うためにわざわざ全校集会を開いたのか?しかし、特別ルールとは、いったい何を考えてるんだ?空間投影ディスプレイが表示されたか。…………何?

 

「名付けて、『各部対抗織斑一夏・呉島貴虎争奪戦』!」

 

それと同時に俺と織斑の写真がデカデカと映し出された。これは何の冗談だ?

 

「え……」

 

『ええええええええええええええ~~~~~~~~~~~~~~~っ!?』

 

これにより女子どもの叫び声がホール中に響き渡った。どうしてそんな叫び声をあげられるんだ?織斑はいい。だが、何故俺まで?

 

「静かに。学園祭では毎年各部活動ごとの催し物を出し、それに対して投票を行って、上位組は部費に特別助成金が出る仕組みでした。しかし、今回はそれではつまらないと思い、織斑一夏並びに呉島貴虎を一位の部活動に強制入部させましょう!」

 

は?何を言ってるんだこいつは?強制入部だと?俺は授業以外はユグドラシル優先ということくらい奴も把握しているはずだ。それに、最初にあった時は俺を敵視していたが、どういうことだ?

 

「うおおおおおおおおおっ!」

 

「素晴らしい、素晴らしいわ会長!」

 

「こうなったら、やってやる……やぁぁぁってやるわ!

 

「今日からすぐに準備を始めるわよ!秋季大会?ほっとけ、あんなん!」

 

……俺はここまで人を殴りたいと思ったことはない

 

『メロン!』

 

『っ!?』

 

はっ!?しまった。どうやら俺は無意識のうちに変身しようとしていたらしい。しかもメロンが俺の上空に浮いている。やってしまった。全員が俺に視線を向けている。早く戻そう。というわけで俺はロックシードを閉じ、メロンを戻した。それにしても、俺が入部したところで喜ぶやつがいるのか?ほとんどの奴らが俺を嫌っている気がするが。

 

 

 

 

 

全校集会は終わったが、どうやら俺はこの争奪戦とやらからは逃れられそうにない

 

 

 

 

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