アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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「変身」

 

『メロンエナジー』

 

『ロック・オン』

 

『ソーダ!』

 

『メロンエナジーアームズ!』

 

俺は斬月・真に変身した。奴はオータムといったな。亡国機業の一人であるあいつは一体どれくらいの強さなのか、それは戦えばわかるか

 

「貴虎、それは……?」

 

「何だ?聞いてたのと少し違うじゃねえか?」

 

やはりデータはあるようだな。だが、所詮データはデータだ。過去のデータなど、戦いにおいては意味がない。それに、奴が言ってるのは戦極ドライバーの斬月のことだろう。ゲネシスドライバーを見せるのは、これが最初だ。そして今奴は頭の整理が追い付いていないだろう。そのデータと少し違う姿をしているのだからな。だが、戦闘中に隙を見せるのは、死を意味する

 

「ハアッ!!」

 

「何ッ!?」

 

俺はソニックアローで斬撃をした。だが奴は咄嗟にかわした。さすが亡国機業といったところか

 

「てめえ、不意打ちかよ……、だったら食らいやがれ!」

 

「ぐっ!」

 

奴は俺にマシンガンを撃ってきた。それによって周りに煙が発生した

 

「貴虎!」

 

「ハハハ!何だよ、アーマードライダーも大したことねえじゃねーか!」

 

あれで俺を倒したと思ってるのか?確かにこの煙のせいで見えないが。丁度いい、この煙を利用する。俺はソニックアローの矢を発射した

 

「なっ!?ぐああっ!!」

 

当たったか。煙で見えなかったから外すかと思ったが当たった。そしてようやく煙が晴れた

 

「貴虎!」

 

「マシンガン程度で倒せると思うな」

 

「てめぇ、調子に乗りやがって…」

 

こいつは早めに倒し拘束した方がいいだろう

 

「待ちなさい!」

 

ん?この声は……

 

「楯無さん!」

 

「更識楯無……」

 

更識楯無がそこにいた。まさかあいつが直々に来るとは。織斑はもうあいつと接触したのか?

 

「何だてめぇは?まあいい。見られたからには殺す!!」

 

するとオータムは更識に襲い掛かった。今のあいつは無防備だ。どうする気だ?

 

「私はこの学園の生徒たち、その長。ゆえに、そのように振る舞うのよ」

 

「はぁ?何言ってやがんだてめぇ!」

 

オータムの装甲脚が更識の全身を貫いた

 

「楯無さん!!楯無さんを……よくも、てめぇ!」

 

いや、あれは……

 

「………………」

 

アラクネの脚が貫いている箇所からは一滴の血も流れていない。やはりあれはフェイクか

 

「なんだ、お前……?手応えがないだと……?」

 

「うふふ」

 

すると更識のフェイクが崩壊した

 

「!?こいつは……水か?」

 

「ご名答。水で作った偽物よ」

 

更識はオータムの後ろにいた。オータムが振り向くと更識はランスで薙ぎ払った

 

「くっ……!」

 

「あら、浅かったわ。そのIS、中々の機動性を持っているのね」

 

「なんなんだよ、てめえはよぉ!」

 

「更識楯無。そして、IS『ミステリアス・レイディ』よ。覚えておいてね」

 

そして更識がオータムと戦闘を始めた。今のうちに織斑の拘束をといてやるか

 

「織斑」

 

俺は織斑の拘束を解いた

 

「よし、俺も!」

 

「待て」

 

「何だよ!?」

 

「今は更識に任せておけ。学園最強と言われているあいつがそう簡単に負けるとは思えないからな」

 

「でも!」

 

「見てわからないのか。ずっと更識が優勢だ」

 

「……あぁ」

 

本音は更識の実力を見るためだがな。しかし、更識が優勢なのは変わりはない。暗部当主、学園最強は伊達じゃないということか

 

「ねぇ、この部屋暑くない?」

 

「あぁ?」

 

いきなり何を言い出すんだ?

 

「温度ってわけじゃなくてね、人間の体感温度が」

 

「何言ってやがる……?」

 

「不快指数っていうのは、湿度に依存するのよ。ねぇ、この部屋って湿度が高くない?」

 

「!?」

 

オータムが何かに気付いたのか、周りには霧が漂っていた

 

「そう、その顔が見たかったの。己の失策を知った、その顔をね」

 

あいつ、只者ではないと思っていたが、まるで悪魔だ

 

「ミステリアス・レイディ……『霧纏の淑女』を意味するこの機体はね、水を自在に操るのよ。さっきも言ったように、エネルギーを伝達するナノマシンによって、ね」

 

「し、しまっ」

 

「遅いわ」

 

更識が指を鳴らすとオータムの体は爆発に飲み込まれた。あれが奴のISの能力か

 

「ぐっ……がはっ……。まだ……まだだ!」

 

「いいえ、もう終わりよ。一夏君!」

 

「はっ、はい!」

 

ここで織斑に任せるだと?いけるか?

 

「食らえ!」

 

「ぐぅぅぅ‼︎」

 

オータムは防御するが織斑は力押しで切り裂いた

 

「な……」

 

すると今度は織斑はオータムを蹴り飛ばした

 

「!一夏君、その女を拘束して!」

 

「は、はい!」

 

「く、くそ……ここまでか……!」

 

オータムのISが本体から離れた。まさか⁉︎

 

「何⁉︎」

 

「織斑、離れろ‼︎」

 

そしてそれは大爆発を起こした。俺は織斑が巻き込まれる直前にそこから引き離した。間に合ったか

 

「貴虎、助かった。でも、どうして?」

 

「理由はない」

 

それより、奴は逃げたか。とりあえず変身を解いた

 

「貴虎君」

 

「何だ?」

 

「ユグドラシルと亡国機業はどういう関係なの?」

 

「早い話、敵だ」

 

「じゃあ、私達は?」

 

「何もしないのなら何でもない。ただ、ユグドラシルの邪魔になるような事をすれば、お前も敵だ」

 

これ以上ここにいると面倒になりそうだ。俺はここから離れた。後でプロフェッサーに報告しよう

 

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