アーマード・ストラトス   作:ドランザーF

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シグルド、マリカ、デュークの3人はユグドラシルコーポレーションに戻り、貴虎はIS学園に戻った。その際に、貴虎は学園の医務室に立ち寄った。おそらく布仏虚の事が気になっているのだろう。

 

「呉島君!」

 

谷本と鏡が貴虎に寄ってきた。

 

「……どうだ、彼女の様子は……?」

 

「命に別条はないみたいだけど、今は絶対安静だって」

 

「そうか、それは良かった。他に何か変な症状とかは出ていないか?」

 

「他の症状は出てないみたい。今は本音が付き添ってるけど……」

 

本音は姉の虚の事をとても心配そうに見ていた。すぐにでも回復する様に祈っていた。

 

「ねえ、更識さん?」

 

「彼女は……」

 

貴虎は迷っていた。真実を言うべきか、それともこのまま嘘をつくべきか。貴虎はかなり迷っていた。

 

「呉島君……?」

 

そして、貴虎の出した結論は……

 

「2人とも、来てくれ」

 

貴虎は谷本と鏡の2人だけを呼び出した。

 

 

 

その頃、楯無は自分の部屋で寝ていた。そばには、一夏、箒、セシリア、鈴音、シャルロット、ラウラがいる。あれから楯無は目を覚まさなかったが、とても酷くうなされていた。それは、楯無が悪夢を見ているかのようなに……。

 

『……ちゃん……』

 

『簪ちゃん!どこにいるの⁉︎簪ちゃん!』

 

とある暗闇の中、楯無は簪の声が聞こえ簪の声を頼りに探し回っていた。

 

『お姉ちゃん……』

 

『簪ちゃん!」

 

楯無は簪を見つけた。その喜びのあまりすぐに簪の元に駆け寄った。だが……

 

『うっ……』

 

『簪ちゃん、どうしたの⁉︎』

 

簪は急に苦しみだし、楯無は足を止めてしまった。そして……

 

『ウアアアアア‼︎』

 

『かっ、簪ちゃん⁉︎』

 

簪はヘキジャインベスに変貌した。ヘキジャインベスはすぐにでも楯無を襲い掛かろうとする勢いだった。だがそこに……

 

『オラァ‼︎』

 

シグルドが現れヘキジャインベスを攻撃した。そのシグルドの攻撃はとても容赦のないものだった。

 

『やめて‼︎簪ちゃんを殺さないで‼︎』

 

楯無がそう呼び掛けるも、シグルドは聞く耳を持たずヘキジャインベスを痛めつける。そして……

 

『ロック・オン!』

 

チェリーエナジーロックシードがソニックアローにセットされた。ソニックアローにエネルギーがチャージされていく。

 

『やめてええええ‼︎』

 

だが

 

『チェリーエナジー!』

 

ソニックアローの弓が引かれソニックボレーがヘキジャインベスに直撃した。

 

『グアアアア‼︎』

 

ヘキジャインベスは爆発四散した。

 

『簪ちゃあああああん‼︎』

 

シグルドはヘキジャインベスを倒すとすぐに消えてしまった。そこに残されたのは、楯無1人だけだった。楯無が泣き崩れるも、そこに声が響いた。

 

『お姉ちゃん……』

 

『簪ちゃん⁉︎』

 

その声は簪だった。

 

『どうして……、どうして助けてくれなかったの……?おい姉ちゃんなら、きっと助けてくれると思ったのに……』

 

『かっ、簪ちゃん⁉︎』

 

『お姉ちゃんのせいで……私は……』

 

『わ、私のせいで……』

 

『全部……全部お姉ちゃんのせいで……』

 

『やっ、やめて……』

 

『全部……全部お姉ちゃんのせいで……』

 

『やめてええええ‼︎』

 

 

 

「はっ⁉︎」

 

「楯無さん⁉︎」

 

楯無は目を覚ました全身汗だくだった。

 

「大丈夫ですか?随分うなされていましたよ」

 

シャルロットが心配して声をかけた。

 

「無理もありませんわ。妹さんが目の前で……」

 

「皆、心配してくれてありがとう。でもお願い、1人にさせて……」

 

「楯無さん……」

 

「……行くぞ」

 

ラウラがそう言うと全員部屋から出て行った。

 

 

 

 

「そっ、そんな⁉︎」

 

「更識さんが……⁉︎」

 

貴虎は谷本と鏡に話した。ヘキジャインベスとなった簪を自分たちが倒した事を。

 

「人間がああなってしまった以上、ユグドラシルでもどうすることもできない。だから、倒すしかなかった」

 

貴虎がそう言うと谷本と鏡は泣き崩れた。貴虎はそれを黙って見ているしかなかった。

 

 

 

 

翌日。とあるビルの屋上にオータム、スコール、エムの3人がいた。

 

「スコール、どうするつもりだ?」

 

エムが聞くとスコールはヒマワリロックシードを取り出した。

 

「これを使ってアーマードライダーをおびき出すわ」

 

スコールはヒマワリロックシードを解錠した。するとクラックが開き初級インベスが出現した。それも、データ状ではなく実体化している。

 

「 行きなさい」

 

初級インベスはスコールの命令を受け、地上に降りてた。

 

「キャアアア‼︎」

 

地上は急にインベスが出現した事でパニックに陥った。

 

 

 

その頃、街中を初瀬が歩いていた。初瀬はシャルモンでの買い出しの当番になっている。

 

「何だ?騒がしいな」

 

初瀬が騒ぎがしている所へ行くと初級インベスが暴れていた。

 

「インベス⁉︎だったら俺が相手だ!変身‼︎」

 

『マツボックリ! ロック・オン! ソイヤッ! マツボックリアームズ! 一撃!イン・ザ・シャドウ‼︎』

 

初瀬は黒影に変身し初級インベスに向かって行った。

 

 

 

 

「あれは、あの森にいた奴か?」

 

オータムは黒影トルーパーと思ったが

 

「いや、ベルトの色が違う。おそらく、奴が量産型のオリジナルだろう」

 

エムはオータムの言ったことを訂正した。

 

「お手並み拝見ね」

 

 

 

黒影は初級インベスを追い詰めた。そして

 

「とどめだ!」

 

『マツボックリスカッシュ!』

 

「オラァ‼︎」

 

黒影は影纏い突きを決め、初級インベスを撃破した。

 

「楽勝だぜ!」

 

 

 

「あの量産型のオリジナルとはいえ、やるな」

 

エムは黒影を賞賛した。

 

「あたしから行かせろよ、いいよな?スコール」

 

「ええ、いいわよ」

 

するとオータムはISを展開し地上に降りてた。

 

 

 

黒影は変身を解除しようとしたその時

 

「オラァ‼︎」

 

「なっ⁉︎」

 

黒影はオータムの不意打ちに反応出来ずに攻撃を受けてしまった。

 

「よう、初めましてだなあ」

 

「IS⁉︎何者だ⁉︎」

 

「今はISを使わないぜ」

 

オータムはISを解除した。そして

 

「使うのは、これだからな‼︎」

 

そう言うとオータムは戦極ドライバーを取り出した。

 

「戦極ドライバー⁉︎何でお前が‼︎」

 

「ふん!」

 

オータムは戦極ドライバーを装着した。するとフェイスプレートが浮き出た。そしてオータムはロックシードを取り出した。

 

「変身!」

 

『ザクロ!』

 

クラックが開き、ザクロを模したアーマーが現れた。オータムはロックシードを戦極ドライバーにセットした。

 

『ロック・オン!』

 

戦極ドライバーから流れるのは和風の音楽。そして、オータムはカッティングブレードを倒した。

 

『ソイヤッ!』

 

ザクロがオータムに被さった。

 

『ザクロアームズ!』

 

『日・天・照・臨!』

 

アーマーが展開し、アームズウェポンも現れた。オータムはアーマードライダーに変身し。

 

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