気がつけばUA10000越えていました。ありがとうございます<(_ _)>
いや、最近なかなか書けてなかったんですよね……
まあ大学に行き始めてから、やりたいことやバイトで日々充実してはいたんですけどね……
亀更新の作者ですが、よろしければこれからも応援よろしくお願いします。
今回のお話について
今回は前編後編に分かれていて、今回は前編になります。後編も出来るだけ早いうちに更新しようと思います。
そして、内容はほのにこです。苦手な方はブラバなどよろしくお願いします。
気が付くといつもあの子のことを目で追っていた
ちょっとした仕草にドキッとさせられることもあった
あの子のことを考えると胸の高鳴りがやまない
そして気づいたの
これが恋なんだってことに
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「はい、今日の練習はここまでになります。皆さん、お疲れ様でした。」
オツカレサマデシター
「かよちん、真姫ちゃん、今日もラーメン屋に行くにゃー」
「ええっと・・・今日も?」
「凛は本当に好きよね・・・」
仲良し1年生組は今日も寄り道
「えりち、今日のうちにあの書類の整理しとこか」
「ええ、そうね」
希と絵里は生徒会
ことりは衣装、海未は日舞
これはいつもよくあることで、珍しいことではない
そして、決まって部室に残っているのは部室の戸締りのためにいつも最後まで残っている私と・・・・
「ねぇねぇ、にこちゃん!!」
なぜか、用事もないのにいる穂乃果
私が帰ろうとするまでは帰ろうともしない
そして・・・・
「今度は、このCDを借りていきたいな~」
「へぇ~、あんたなかなか分かってるじゃない。それは、にこも一押しのアイドルグループよ」
穂乃果がアイドルについて興味を持つようになっていた
「そうなんだ!!にこちゃんが言うなら間違いないんだね!穂乃果楽しみだな~」
そして、CDを自分の鞄の中にしまった後、穂乃果は「いつもありがとう! 」なんて言って私に抱き着いてくる
そこまで大きくはないけれども、当たっている胸が気になって仕方がない
落ち着け私 落ち着け私
「ああもう!暑いんだから離れなさいよ!」
本当はうれしいくせに、素直になれない
そう言うと、穂乃果は怒られた子犬のようになっていた
なにこの可愛い生き物
尻尾と耳が付いていても、違和感がなさそうね…
「ごめんね、にこちゃん…迷惑だよね…」
「ったく、しょうがないわね…。後少しだけよ」
言葉を聴くと穂乃果ほすぐにとびついてくるのだった
「今から?」
「そう、今から!にこちゃんのお母さんは今日大丈夫そう?」
「まあ、今日は早番だから大丈夫だけど…」
「穂乃果、いつといつもにこちゃんに迷惑かけたり頼ってばかりで何も出来ていないから……今日はにこちゃんに恩返し?っていうのかな?とにかく!感謝の気持ちを伝えたいの!!……ダメかな…」
何なのよ、この子は。救われたのは、にこの方なのに。感謝の気持ちはむしろ、にこが言うべきなのに……。本当にこの子はいつもいつもにこの心を乱してくる。
「ダメなわけないでしょ。ほら、さっさと行くわよ」
「にこちゃん……うん!!」
なぜか、部室から出た後穂乃果の方から手をつないできた。
やばい やばい
今自分でもわかるくらい顔が真っ赤なはずだ。
「にこちゃん大丈夫?なんだか顔が赤い気がするよ?」
そう言って顔を覗き込んでくる穂乃果。近い近いわよっ!!
なんとか自分自身と戦いながら穂乃果の家までたどり着くことができた。穂乃果のママにあいさつを済ませた後、私は穂乃果の部屋でっせ待っていた。なんでも、準備があるらしい。それにしても…。
「気になってる子の部屋なんて…落ち着いてくつろげるわけないでしょうが…」
変にそわそわとしたまま数分後
「ごめんね、にこちゃん!待たせちゃって…」
「別にいいわよー。ってそれは?」
「これはね、穂乃果がたまに自分で食べるために作るオリジナルの和のパフェだよっ!自分で言うのもあれだけど、なかなかの自信作なんだ~」
「それを私に?」
「うん!でもにこちゃん、これを他の人に食べさせるのはにこちゃんが初めてなんだからね……その……と、特別だよ//」
特別。その言葉を聴くと、恥ずかしさと共に嬉しさが込み上げてきた。
「そ、そうなのね……その……ありがと//」
穂乃果からパフェを受け取りまずは一口…
「!!」
「ど、どうかな…?」
「…これ…すっごくおいしいわよ!」
「本当に!?よかったぁ~」
「まさか、穂乃果にこんな才能があったなんて…」
「ふふん!穂乃果もやるときはやるんだもん♪」
「普段からこの調子だといいのだけれど…」
どんどんスプーンが進み、パフェはみるみるうちになくなっていく。それと同時に、穂乃果の顔つきも変わってくる。どこか残念そうな、でも我慢しているような素顔だ。
「穂乃果、こっちにきなさい」
急に呼び出されてキョトンとしている穂乃果。動き出す気配がなかったから、こっちから動いて穂乃果の前にパフェをすくったスプーンを持っていく。
「どうせあんたのことだから、食べたかったんでしょ。はい、あーん」
「あ、あーん//」パク
「お味は?」
「…うん、おいしいけど…前に穂乃果が作ったときよりもおいしい気がする」
「よかったじゃない、腕前が上達したってことよ」
「それもあるかもしれないけど、たぶんだけどね…その…にこちゃんのことを思いながら作ったし……なによりも、に、にこちゃんがあーんしてくれたから…//」
……にこのせい?
「それに、にこちゃんのスプーンで穂乃果そのまま食べてたよね。だから、その…//」
あ
「か、間接キス//」
「もう、にこちゃん!恥ずかしいから言わないでよー//」
「あんたのせいでしょうが/」
2人が落ち着きを取り戻してから数分後
「しかし、意外だったわね。穂乃果がそういうことを気にするなんて」
「もう、にこちゃん!穂乃果だってこう見えても純情な恋する乙女なんだからね!」
恋するか…
穂乃果は誰か好きな人でもいるのかな?
もちろん、にこ……じゃないわよね……
女の子同士なんて普通おかしいもんね
そう思うと、胸が苦しくなった。
「って、にこちゃん聞いてるの!?」
「え?あぁ、ごめん、ちょっと考えことよ。なんでもないから……」
嘘だ。自分は嘘を付いている。
さすがの穂乃果でも、様子が変なことに気づいたわよね、きっと…
「にこちゃん、こんなにだめだめで頼りない穂乃果かもしれないけど、にこちゃんの役には立ちたいよ!だから……無理はしないで…」
「穂乃果…」
いつもは、凛とふざけあっているような穂乃果がこんなにも真剣に私のことを気にかけてくれるなんて……
「よし、にこちゃん!今日はお泊まりだね!」
「はぁ?ちょっと、なに勝手に」
「お母さ~ん。今日にこちゃん泊まって行くって~」
「待ちなさいよ穂乃果!急にだなんてそんな迷惑なことできないわよ」
「あら?うちは歓迎するわよにこさん」
いつの間にか来ていたのか、穂乃果のお母さんが部屋に入って来ていた。
「ちょうど今晩ご飯を食べていくか聞きに行こうとしていたところだったのよ。にこさん、よろしかったらぜひ」
「よし、決まりだね♪」
「わかりました。今ママ……お母さんに連絡入れます」
「あ、にこさん。よかったら、後で電話かわってもらえるかしら?」
「あ、はい。大丈夫です。……もしもしママ?」
ママに用件を伝え穂乃果のお母さんに電話をかわった。電話で、2人の母親はとても楽しそうに会話を続けていた。
「はぁ~~生き返る~~」
今は穂乃果の家のお風呂で入浴中だ。
「ご飯もおいしかったわね」
なによりも、家族全員が揃う食卓というものはやはりいいものだった。
「はぁ~~」
「にこちゃん!」 ガチャ
「どぅあ!ほ、穂乃果!!」
「えへへ~来ちゃった~。お邪魔しまーす♪」
「ちょ、なに勝手に入ってきてんのよ!」
「……もしかして、にこちゃんは嫌だった?」
「……えっ?」
「穂乃果、にこちゃんと楽しく一緒にお風呂について入りたかったんだ。その、ごめんね。それじゃあにこちゃん、ごゆっくり…」
「……しょうがないわね…」
風呂場から出て行こうとする穂乃果の腕を掴む。
「に、にこちゃん//」
「嫌なわけないでしょ。いきなり入って来られたら誰だってびっくりするでしょうが」
「でもにこちゃん、一緒に入ろうって言ったら穂乃果と入ってなかったでしょ」
「…まあ、確かにそうかもしれないわね…」
「よし、にこちゃん。お風呂お風呂~♪」
「ちょ、いきなり引っ張ったら」
急に手を引かれた私はおもいっきり足を滑らせ手をつないでいた穂乃果を巻き込んで転んでしまった
「痛たた……って//」
「……//」
気がつくと、穂乃果がにこのことを押し倒したかのような体制に。お互い体を隠すような物もないので丸見えだ…
「……」
「……」
この状態で見つめ合っていた2人が穂乃果のお母さんに発見されるのは、それからしばらくしてのことだった。
「今日はごめんね、にこちゃん」
「どうしてあんたが謝るのよ」
「穂乃果、にこちゃんに感謝したかっただけなのに…私のしていること全部空回りで…」
「穂乃果のくせに、そんなこと考えていたのね…」
「だって…」
「あんたは本能で行動するタイプなんだから、あれこれ考えるよりも自分の直感を信じて行動すればいいのよ。にこの手を引いてくれたようにね」
「…そうだよね…よし!」
「穂乃果?」
「にこちゃーん!」
そして、私の寝る布団に飛び込んできて私に抱きつき始める穂乃果。
「にこちゃんあったかーい♪」
子犬のように甘えてくる穂乃果の頭を私はなで始めた。
「にこちゃん怒らないの?」
「どうしてにこが怒らないといけないのよ?」
「だっていきなり抱きついたりしたから」
「あんた、私の言ったこと覚えてないわけ?」
「覚えているよ!穂乃果はにこちゃんに抱きつきたいって思ったもん。でもやっぱり…」
「はいはい、わかったわよ。もう遅いから寝ましょう」
「うん、お休みなさいにこちゃん」
「お休みなさい穂乃果」
私になでられていた穂乃果はすぐさま寝息を立てていた。
「本当に世話のかかる可愛い私の好きな人なんだから」
寝言で穂乃果が「にこちゃん好きだよ」と言ってきた時はドキドキが止まらなくなり、結局その後も寝付くことができなかった。
穂乃果の家に泊まってからは、穂乃果のことばかり考えている。最近では、昼休みも一緒にご飯を食べて2人1組の時のペアも穂乃果、帰宅も同じタイミングだ。休日に遊ぶことも増えていた。この調子で、穂乃果と付き合えたらな。なんて考えていた夏休み前の日。
「最近穂乃果とにこの仲がよすぎるような気がします。」
「仲良しってことはええことやないん?」
「確かに度が過ぎているようなときもあるわね」
「女の子同士だけど、付き合っているとかにゃ?」
「いや、ないでしょ…」
「そうだよ凛ちゃん、みんなも誤解だよ~」
「そうよ、だいたいね~」
「私たちは女の子同士なんだもん」
急に悲しげな顔になってそう言う穂乃果。
「女の子同士が付き合うだなんて世間一般では認められないんだよ…。それは、おかしなことだもんね。あるわけ………ないよ」
そして、私は部室を飛び出していた。
前編これまでとなります!
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