今回はさくっとうみえりです。短めですがふと書きたくなったので投稿しました。
それではどうぞ( ^-^)_旦~
「…ん…」
ここは…部室でしょうか?いつの間にか寝てしまっていたようです。
今日はμ'sの練習もなく、弓道部の練習もない日。日舞の方も、最近発表する機会があったのでしばらくはお休みをいただきました。
たまにはゆっくりするのもよいですねと思い、部室で読書をしていたはずだったのですが……
よっぽど疲れがたまっていたのかもしれませんね。
「あら?海未、起きたのね」
「……え?」
「おはよう」ニコ
「お、おはようございます//」
「大丈夫?少し顔が赤いわよ」
それはあなたのせいですよ!
起きてすぐに、あのような笑顔を見せてくるなんて…
「大丈夫ですよ……絵里は本当にズルいです…」ボソッ
「ん?なにか言ったかしら?」
「いえ、なんでもありませんよ」
「もう!教えなさいよ~」
そう言って、ほおをぷく~と膨らませる絵里。当初の絵里からは考えられませんね。
「ふふ、秘密ですよ」
そして、仕返しとばかりに絵里に向かってウインク。見る見るうちに絵里の顔も赤くなっていきます。
「はぁ~…、海未も変わったわよね。前までは、ポーズ一つで恥ずかしいとか言ってたのに」
「いや、今でも恥ずかしいですよ。でも、それ以上に今がとても充実して楽しいので」
確かに絵里の言うとおりかもしれませんね。
私は変わったのかもしれません。
ですが、私を変えてくれたのは絵里なのですよ。
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「そういえば、絵里はどうしてここに?今日は確か生徒会があると言っていましたが」
「それがね、生徒会長にもたまには休みが必要だってほかの役員の子が言ってきかなかったのよ」
そういう絵里の顔は、どこか嬉しそうな感じがします。
「あの子たち、前はこんなこと一度もなかったのにね。今となったらみんなして会長会長って」
「絵里も変わりましたからね。前はあんな笑顔なんて見たことがありませんでしたし」
「ふふ、私も変わったのかしらね。でもね、きっと私を変えてくれたのは海未……あなたなのよ」
…え?私ですか?
ふと考えてみましたが、私には思い当たる節がありませんでした。
「ちょっとー海未、聞いてるのー?」
「え、あぁ、すみません」
「もしかして、私のこと考えたりしてた?」
最近はどこか抜けていて天然なはずの絵里がどうしてこんな時に限って…
「そ、そんなわけないです!」
「あらあら、一体何を考えていたのかしらね~」
そして、意地悪そうな笑みを浮かべる絵里。そして、私のほうはますます余裕がなくなるばかりで
「絵里の髪です!」
気づいたときにはすでに遅かったようですね。絵里が驚いた様子で見ています。
「えと、わ、私の髪?」
「は、はい。そうです」
「前々から、絵里の髪は美しくて綺麗だと思っていたので…」
「そう……ありがと//」
勢いに任せてしまいましたが、私のこの言葉は偽りない心からの本心です。
「合宿の時の髪を下ろしている姿もまたいいものでしたよ」
「もう!さっきからなに言ってるのよ//」
「普段はからかわれてばかりですので」ふふ
「もーう…」
「でも、本当にそう思っていますからね」
「海未…」
それから、沈黙が少し続きましたが私にとっては心地の良いものでした。
そして、この沈黙を破ったのは…
「ねぇ、海未。髪型交換してみない?」
「髪型交換…ですか?」
「私が髪を下ろして、海未がポニーテールにするのよ♪」
「無理です!」
「ちょっと、早いわよー!」
「だって…恥ずかしいです…」
今まで、髪型なんて気にはしていなかったのですよ。普段と違う髪型の自分を想像しただけでもう…
「ポーズとかはできるようになったのに?」
「それは…その…慣れです!」
「じゃあ髪型にも慣れてしまいましょ。それに、部室には私たちしかいないんだから…ねぇ…お願い♪」
「もう…仕方ありませんね…ですがリボンはどうします?」
私はもちろん、普段から使わないので持ってはいません。
「私の今付けているのを貸すわ」
絵里の手により、結ばれている白いリボンがほどかれ髪が下ろされます。その髪は絹のように滑らかでサラサラと流れ落ちてゆく。私は絵里の髪にすっかり魅了されていました。
「そんなにじっと見つめちゃって、もしかして見とれてたの?」
「はい」
「…え」
「あ……い、今のはなしです//」
「もう、海未ったら~」
「うぅ~」
「ほらほら、恥ずかしがらないで。はい、これ」
「あの~絵里、私ポニーのやり方がよくわからないのですが…」
「そういえばそうよね…よし、任せて!」
絵里が私の後ろに行き私の髪を触り始めます。なんだかくすぐったいですね。
「海未の髪…とてもサラサラで触り心地がいいわね…。お手入れとか大変でしょ?」
「いえ、普段からこれといった特別なことはしていませんよ」
「ハラショー…。生まれ持ったものなのね」
「親譲りのものでしょうか」
そうだとしたら、母には感謝しなければいけませんね。
絵里は相変わらず、私の髪を一本一本丁寧に扱うようにしながら私の髪を触り続けています。…もしかすると当初の目的を忘れているのかもしれませんね。
「あの…絵里」
「うん、なぁに?」
この反応、もしかしないでも忘れていますよね。
「いつまで髪を触り続けているんですか?」
「…えーと…」
「絵里………」
「いえ、違うのよ…その…つい夢中になっちゃって…私自身やめるタイミングがわからなかったの…」
と言いつつも、今だに私の髪を触るのをやめません。夢中になるほどのものなのでしょうか?私にしてみれば、絵里の金髪の方こそ夢中になりそうですが……
「………」
「わ、わかっているわよ」
そして、慣れた手つきで私の髪を結び始めていきます。私の髪型に変化が訪れたのはすぐのことでした。
「できたわよ…どう?」
手鏡を渡され、いざ私の髪を見ます。
…これは…なんというか…
「無理ですー!!!」
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夕日が沈みかかり、オレンジ色の光に照らされる帰り道。私の横にはその光を浴びてさらに美しく、キラキラと輝いている髪を持つ彼女がいます。ただ、いつもと違うのは彼女の髪は真っすぐに下ろされています。
一方の私は、ポニーのままなのですが//
「ふふ、海未と二人きりで下校なんて初めてよね」
「そ、そうですね//」
「もう、いつまで恥ずかしがっているのよ~」
「ですが~」
「海未は美人でとても可愛いんだから、もっと自信を持ってもいいのよ」
「…//」
絵里に美人だなんて…その言葉は絵里にこそふさわしいですのに。
「照れちゃって、可愛い♪」
「もう//やめて下さい!」
私の顔は、あの夕日にも負けないくらい真っ赤になっているでしょう。ですが、絵里に可愛いと言われどこか嬉しく思う私がいるのも事実です。
そして、気がつくと私と絵里の別れ道まできていました。
「それじゃあ海未。また明日」
「はい、また明日です」
またいつか絵里とこうして
続きを書くかは考え中です^_^;
次回更新はもう片方の長編小説のほうになりますのでもうしばらくお待ちください<(_ _)>
それでは
PS寝そべり可愛すぎ