真剣で料理人をやりなさい!?   作:シャト6

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第13話

「夏だ!!」

 

「海だ!!」

 

『スク水だ~!!!!』

 

川神学園の生徒は、海に来ていた。それはここで、水上体育祭を行うからである。全校生徒が水着なのは当然であるが・・・何故にスク水?

 

百代「ジジイの趣味だ」

 

飛翔「素で俺の心を読まないで下さいよ。モモ先・・・」

 

振り返りながら言うと、そこには横綱がいた。

 

飛翔「・・・・・・」

 

俺は何も言えなかった。モモ先輩は、学校指定の水着ではなく、ビキニを着ていた。当然、そのボリュームのある胸に、目がいってしまうのは男の性である。

 

百代「どうした?私の水着姿に見惚れたか?」

 

飛翔「・・・そうですね」

 

ここでしらばっくれるより、正直に言った方がいいと思った。

 

百代「そ、そうか///」

 

飛翔の意外な言葉に、百代も流石に照れていた。すると、燕達もやって来た。

 

燕「やっほ~飛翔君」

 

弓子「こんにちは飛翔君」

 

清楚「その・・・」

 

小雪「ウエーイ♪」

 

由紀江「こ、こんにちは」

 

飛翔「どうもみ・・・」

 

再び言葉を失った。そこには、女神がいた。いや~!全員の水着姿を見れるとは。

 

弓子「ど、どうかな?」

 

燕「アハハ。あんまり見られると恥ずかしいね」

 

飛翔「皆さんよく似合ってますよ」

 

清楚「うぅぅ」

 

清楚先輩に限っては、燕先輩の後ろに隠れて、頭だけを出していた。なにあの可愛い生物。思わず撫でてみたくなるよ。すると、今度は2年S組のメンバーがやって来た。

 

冬馬「どうも皆さん」

 

準「・・・おい飛翔、何でこんな状況になってるんだ?」

 

準の言うことはもっともである。自分達が来たら、モモ先輩達が顔を真っ赤にして照れているのだから。

 

義経「飛翔君、こんにちは!」

 

弁慶「飛翔~」

 

既に酔っている弁慶は、俺に抱き付いてくる。

 

飛翔「ちょっ!?弁慶!」

 

俺は抱き付かれて、テンパってしまう。しかし、横にいる男を見て、落ち着いた。

 

飛翔「えっと・・・彼は?」

 

清楚「名前は那須与一君。私達と同じ武士道プランだよ」

 

飛翔「そうですか。よろしく」

 

俺は挨拶をする。すると、与一は

 

与一「どこの組織か分からない奴と、仲良くするつもりはない!」

 

飛翔「そ、組織?」

 

弁慶「気にしないで飛翔。いつもの中二病だから」

 

百代「昔の大和を思い出すな」

 

燕「大和君って、昔あんな感じだったの?」

 

百代「そうだな。まさしくそっくりだ」

 

大和の知らない間に、黒歴史を暴露されていたのであった。

 

大和「ハックシュン!!」

 

モロ「大丈夫大和?」

 

大和「ああ。誰かが噂してるのかな?」

 

京「私はいつも大和の事を思っているよ」

 

大和「・・・お友達で」

 

『それではただいまより、水上体育祭を開催いたします。まず始めの競技は、ビーチバレーです』

 

そしていよいよ、水上体育祭が開催された。皆一番を取りたいのか、一生懸命やっている。S組も、英雄の妹である《九鬼紋白》に鼓舞されて、英雄がヤル気満々で競技を行っている。しかし・・・そんな中で、F組とS組の間で、再び対決が起こっていたとは、この時飛翔はまだ知らなかった。

 

『それには続いての競技です。次の競技は男子生徒限定の《ナンパ競争》です!』

 

飛翔「あっ。出場する競技だ」

 

百代「頑張ってこいよ~」

 

そして競技に参加する。これは、紙に書かれている人数を連れてゴールするのである。

 

ルー「それでは・・・ヨーイスタート!!」

 

そして、2年の部が始まり一斉に紙に向かって走り出す。

 

飛翔「これでいいか」

 

紙を拾い中を確認する。そこにはこう書かれていた。【自分より年下の女性1人、同じ年2人、年上4人】と書かれている。

 

飛翔「多くないか!?」

 

人数にして7人。どうしたものか・・・年下はまゆっち、同い年はユキと誰か。年上は、モモ先輩、燕先輩、弓子先輩に清楚先輩でいいか。となると、唯一困るのが、同い年後1人。誰かいないものか・・・等と思いながら、まずはまゆっちの所に行く。

 

飛翔「まゆっち、ついてきてくれ」

 

由紀江「は、はい!私でよろしければ!!」

 

次は3年生のとこだ。

 

飛翔「モモ先輩、燕先輩、弓子先輩、清楚先輩、ついてきて下さい!!」

 

燕「およ?私達は4人なの?」

 

飛翔「ええ。後同い年が2人必要なんですけど・・・」

 

百代「いるのか?」

 

飛翔「既にF組のファミリーは、大和やモロ達についていってますね」

 

弓子「どうするで候?」

 

いちいち言い直して、大変だな弓子先輩。俺達だけの前では、素で話してくれるけど。

 

飛翔「取り合えず、まずはユキを連れていきます」

 

そして2年の学年にやって来た。

 

飛翔「ユキ!ついてきてくれ」

 

小雪「分かったよ!」

 

飛翔「後1人だけど・・・」

 

悩んでいると、弁慶が話しかけてきた。

 

弁慶「どうしたの?」

 

飛翔「弁慶がいた!!悪いけど、俺と一緒に来てくれ」

 

弁慶「何だか分からないけど、わかったよ~」

 

こうして、紙に書かれた人数を確保したので、急いでゴールに向かう。

 

飛翔「弓子先輩と清楚先輩は、俺に掴まって下さい!!他の人はすみませんが、走って下さい」

 

燕「しょうがないね」

 

由紀江「お二人は、私達の速度で走るのは厳しいですし」

 

百代「ム~・・・仕方ない」

 

そして俺は、2人を抱き抱えてゴール目指して走った。

 

飛翔「ゴールだ!!」

 

鉄心「ホッホッホ。では確認するぞ。・・・ふむ、年下1人、同い年2人、年上4人となっとるの」

 

飛翔「はい。年下はまゆっち、同い年はユキと弁慶、年上はモモ先輩、燕先輩、弓子先輩、清楚先輩です」

 

鉄心「うむ!合格じゃ!!結果は二位じゃ」

 

燕「やったね飛翔君!」

 

百代「ま~まずまずだな」

 

二位という結果に、皆は満足していた。

 

鉄心「しかしええの~。若い子の水着を見れるとは。長生きはするもんじゃの」

 

百代「何を言ってる。このエロジジイが」

 

鉄心の言葉に、モモ先輩はそう言う。他の人達も、俺の後ろに隠れる弓子先輩に清楚先輩。そして、冷たい目で鉄心を見るユキ、燕先輩、弁慶である。まゆっちだけは、顔を赤くしていたが。

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