真剣で料理人をやりなさい!?   作:シャト6

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第26話

闘いが終わり、浜辺に戻ってきた飛翔達。皆は彼らの無事を喜んだ。

 

大和「皆無事だったんだな!」

 

冬馬「よくご無事で」

 

大和と冬馬が、飛翔達に話し掛ける。

 

大和「って、なんで飛翔は姉さんに背負われてるんだ?」

 

百代の背中にいる飛翔に、大和が質問する。

 

飛翔「気を使いすぎてな。恥ずかしい事に、自分の足で立てないんだよ」

 

冬馬「そうだったのですか。飛翔君がそうなるとは、余程強い敵がいたのですね」

 

冬馬はそう答える。李からは、物凄い敵がいると聞いていた。まさか、化け物と戦っていたとは誰も思うまい。

 

義経「大丈夫なのか飛翔君!」

 

飛翔「すっかりと休めば回復するよ。KOSにも参加できると思うよ」

 

天衣「そうか」

 

飛翔の言葉を聞いて、天衣達は安心した表情になる。

 

英雄「ご苦労であった!あずみ、李、お前達もよくやってくれた!」

 

あずみ「ありがとうございます英雄様☆」

 

英雄に褒められて、嬉しいあずみであった。

 

李「英雄様、それに皆様もホテルへ戻りましょう」

 

英雄「そうであるな!飛翔や他の奴等も休ませねばなるまい!ステイシーよ!ホテルに至急医者の手配をせよ!!」

 

ステイシー「かしこまりました」

 

そしてステイシーは、ホテルへと先に戻るのであった。

 

飛翔「取り合えず、俺達も戻りましょう」

 

飛翔の言葉に、全員が頷きホテルへと戻った。 ホテルに戻ると、ステイシーが用意していた医療スタッフがいた。そして、百代に背負われてた飛翔を始めとする、戦っていた人達は治療されていた。因みに百代は、瞬間回復で回復しているので、治療をする必要はない。

 

弓子「大丈夫飛翔君?」

 

弓子も、怪我をした人を手伝っている。今は飛翔に包帯を巻いている。

 

飛翔「ええ、九鬼の医療スタッフの方達が、治療してくれましたし。ユミ先輩も包帯を巻いてくれてますしね。ありがとうございます」

 

お礼を言う飛翔。

 

弓子「ううん。お礼を言うのは私達の方だよ。飛翔君達がいなかったら、無事じゃなかったと思うし」

 

包帯を巻き終えた弓子は、飛翔の手をジッと見ている。

 

弓子「この手が、私達を救ってくれたんだね。これで、2回目だね」

 

以前助けられた事を思い出す弓子。すると、飛翔の所に弁慶達が集まってきた。

 

弁慶「お疲れ飛翔~。川神水飲む?」

 

小雪「飛翔~!」

 

流石に、怪我をしてる飛翔には抱き付かず、弓子の後ろに立っている。

 

飛翔「川神水は後で貰うよ」

 

燕「お疲れ飛翔君」

 

燕もやって来た。飛翔程ではないが、彼女も足に包帯を巻いていた。

 

飛翔「お疲れ様です燕先輩」

 

燕「思ったより元気そうでよかったよん♪」

 

あずみ「全く無茶しやがって」

 

すると、あずみと李もやって来た。

 

飛翔「あれ?英雄の側にいなくていいんですか?」

 

あずみ「ああ。今はハゲやステイシー達がいるからな」

 

李「大丈夫ですか?」

 

飛翔「ええ」

 

李の言葉に、笑顔で答える。李は、顔を赤くしていた。それを見た飛翔の周りにいた連中は、飛翔を睨んでいた。

 

飛翔「えっと・・・皆さんどうしたんですか?」

 

冷や汗をかきながら、飛翔は皆に言う。

 

燕「別に~」

 

弓子「なんでもないで候」

 

小雪「ウエーイ!飛翔は、たわしだよ~!」

 

弁慶「違うよ小雪。タラシって言うんだよ」

 

何やら酷い事を言われている。

 

由紀江「・・・飛翔先輩」

 

松風『まゆっち!今こそまゆっちの力を見せるときだぜ!!』

 

辰子「ぶ~!」

 

清楚「・・・・・・」

 

特に清楚が、一番機嫌が悪かった。それを見た飛翔は、ビビっていた。

 

飛翔(清楚先輩、メッチャ怖いんですけど!!)

 

清楚から顔を反らしたが、何故か李やあずみも俺の事を睨んでいた。

 

飛翔(何故!?)

 

原因を作ってる、当の本人は知るよしもなかったのであった。そして、全員の治療が終わり、それぞれ自由に過ごしている。ただ、ホテルからは出ないように言われたので、それぞれ温泉にいったり、ゲーセンで遊んだり、部屋で休んだり、デザートを食べに行ったりしていた。当然、飛翔もどうするか考えている。

 

飛翔「疲れたし、部屋で休むかな」

 

帰るのは明日の昼。今日は部屋でのんびりと過ごす事にし、自分の部屋に戻るのであった。

 

飛翔「ふ~・・・」

 

ベッドにダイブし、息をはいた。

 

飛翔「明日には、気も大分回復してるだろうし、夕食までノンビリとするか」

 

そのまま、飛翔は眠りについた。暫く寝ていると、部屋の扉のノックで目が覚める。

 

飛翔「ん・・・」

 

飛翔は目を覚ますと、眼鏡を掛けて扉を開けた。するとそこには、李が立っていた。

 

飛翔「あれ?李さん。どうしたんですか?」

 

李「お食事のご用意が出来ましたので。飛翔様だけいませんでしたので」

 

飛翔「もうそんな時間ですか。ありがとうございます」

 

俺は李さんにお礼を言う。

 

李「い、いえ///」

 

飛翔「じゃあ、俺達も行きましょうか」

 

李「はい」

 

そして俺達はレストランに向かった。そして食事をすませて、温泉に入る。

 

飛翔「は~・・・温まった」

 

浴衣姿でウロウロしていると、李さんとあずみさんがいた。

 

飛翔「こんばんは」

 

あずみ「ん?飛翔か」

 

李「こんばんは飛翔様」

 

2人は俺に挨拶する。

 

飛翔「李さん。俺とかしかいないなら、気軽に呼び捨てでいいですよ」

 

李「で、ですが」

 

どうやら、李さんには抵抗があるようだ。すると、あずみさんが話す。

 

あずみ「んな気にすんなよ李。こいつが、そう呼べって言ってんだ」

 

飛翔「そうですよ。あずみさんなんか、英雄がいないとこんな話し方ですよ?」

 

あずみ「悪かったな」

 

そう言いながら、酒を飲むあずみ。なるほど、今は休みだから私服で酒を飲んでいるのか。

 

李「い、いいのですか?」

 

飛翔「ええ。気軽に名前で呼んでください」

 

李「・・・分かりました飛翔」

 

ようやく李さんは、俺の事を気軽に呼んでくれた。

 

飛翔「よろしくお願いします」

 

あずみ「ったく、李がこれほどまでしつこいとは思わなかったぜ」

 

飛翔「あずみさんは、そんな事ないですもんね」

 

あずみ「ほっとけ!」

 

そして俺達3人は、李さんが仕事に行くまで話をするのであった。

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