真剣で料理人をやりなさい!?   作:シャト6

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第28話

ミサゴさんを家に招いた翌日、KOSについて話すため俺の家に集まっている。

 

燕「へ~。ここが飛翔君の家なんだ」

 

皆、俺の家をジロジロと見ている。この家は、俺が世界を旅してる間に貯めた資金で建てたのだ。保証人とかは、モモ先輩のお爺さんの鉄心さんが、代わりになってくれている。

 

弓子「この家、物凄く広いね」

 

弁慶「のんびりだらけれるよ~」

 

義経「べ、弁慶!すまない飛翔君」

 

そう言いながら、畳の上で寝転がる弁慶。そしてそれを注意する義経。いつも通りの光景である。

 

由紀江「キッチンも、物凄く広くて使い勝手がありますね」

 

飛翔「家でも料理するからね。やっぱり、広い方がいいと思ったんだ」

 

お互い料理をするので、その事で話が盛り上がる。

 

清楚「冷蔵庫も大きいね」

 

飛翔「ウチの店は狭いから、冷蔵庫も小さいのしか置けないんですよ。だから、余った食材なんかは、家の冷蔵庫に入れてるんです。だから、デカイのをと思いまして」

 

天衣「そうだな。食材は、よくここから持っていっているな」

 

天衣はそう言いながら、慣れた手つきで人数分のお茶をいれていた。そして、皆に配った。

 

天衣「飛翔程上手くはいれれてないが」

 

お茶を飲んで、早速話が始まる。

 

燕「それで、皆は明日のKOSは出るの?」

 

天衣「私は、揚羽から依頼されているので出れない」

 

飛翔「へ~、そうなんですか」

 

天衣「ああ。手当ても出るみたいだし、少しでも飛翔の負担を減らそうと思ってな」

 

天衣の言葉が、飛翔はとても嬉しかった。

 

義経「義経達は出るぞ!」

 

弁慶「って言うか、マープルに出ろって言われたからね」

 

清楚「そうなの。それで、私達は武士道プランで固まっちゃったんだ」

 

どうやら義経達は、既にメンバーも決めてエントリー済みみたいだ。

 

飛翔「ユキは出るのか?」

 

小雪「トーマが、出たいなら出てもいいって♪準も出るみたいだし。ボクは、ベンケー達のチームだよ!」

 

清楚「そうなんだ」

 

燕「そうなんだ。井上君は、風間君達と組んだみたいだよ?」

 

飛翔「それはまた、どっちも強敵ですね」

 

やはり、優勝賞金がデカイだけあって、知り合いも多く出場してるようだ。

 

飛翔「じゃあ、まだチームが決まってないのは、俺と燕先輩、ユミ先輩、まゆっちみたいですね」

 

由紀江「そ、それなんですけど!!」

 

飛翔の言葉に、由紀江は声を上ずらせて喋り出す。それに皆少し驚いていた。

 

飛翔「まゆっち・・・落ち着いて」

 

由紀江「す、すみません」

 

飛翔に言われて、落ち着きを取り戻す由紀江であった。

 

燕「あはは・・・それで、何か言いたいんでしょ?」

 

由紀江「は、はい。実はお友達から参加しないかと誘われているんですが・・・」

 

弓子「そうなの?」

 

由紀江「その人は、最初は別の人と参加する予定でしたが、他の人が参加できなくなりまして・・・」

 

燕「それで、私達に参加してほしいと?」

 

由紀江「はい」

 

由紀江のお願いに、飛翔達は答えた。

 

飛翔「俺は別にいいけど?燕先輩達はどうします?」

 

燕「私もいいよん」

 

弓子「私も別に」

 

由紀江「あ、ありがとうございます!!」

 

由紀江は飛翔達に向かって、お礼を言った。

 

由紀江「そ、それでですね!もし人数がいたら、連絡して河川敷で待っていると言われているんです。ですので、私の友達と会っていただけますか?」

 

飛翔「分かった。なら、その人に何時に行けばいいか確認してくれるかな?」

 

由紀江「分かりました」

 

そして由紀江は、友達に連絡する。

 

由紀江「今から向かうので、16時頃に来てほしいそうです」

 

燕「じゃあ、準備して行こうか。皆、大会では手加減しないよ!!」

 

義経「義経達も、全力で答えるぞ!」

 

弁慶「ま~、ヌルッと頑張るよ」

 

そして解散になり、俺達は河川敷へと向かった。すると、見知った人物がやって来た。

 

「由紀江ちゃんから連絡もらって来てみたら、まさかお前さんだとはな」

 

飛翔「こっちも驚きですよ総理」

 

やって来たのは、総理であった。流石に、燕も弓子も驚いていた。

 

燕「由紀江ちゃんの友達って、そうりだったんだ」

 

弓子「びっくりしたで候」

 

飛翔(また言葉が戻ってる)

 

総理の前だからか、ユミ先輩は口調を戻していた。

 

総理「ま~、由紀江ちゃんが誘った人物だ。期待してるよ。それに、四天王もいるとは驚きだな」

 

燕「ありがとうございます」

 

総理「そんじゃ、俺達もエントリーしに行くか」

 

飛翔「少しいいですか?」

 

俺は、行こうとする総理を止める。

 

総理「なんだ?」

 

飛翔「いえ、総理はテレビで『賞金の500億は、日本の為に使う』と言ってましたが、すみませんがタダで出るほど俺はいい人ではありませんよ?」

 

確かに飛翔の言うことはもっともだ。参加するにしても、当然人間だから賞金はほしい。しかし、前もってああ説明してる総理に、ホイホイ着いていくほど人間は出来ていない。

 

燕「それもそうだね」

 

飛翔の言葉に、燕も同意する。

 

総理「たしかに、おめぇさんの言う通りだ。当然、キチンと人数分分けるつもりでいる」

 

飛翔「ならいいですけど、何であんな言い方を?」

 

総理「あれくらい言わなきゃ、参加を認めてくれねぇからな。ま、金額は減るが、俺の分は当然日本の為に使うさ」

 

その言葉に、俺は納得した。そして、俺達はKOSにエントリーしたのである。いよいよ明日開幕。果たして、何処が優勝するのだろうか。

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